2019年01月19日
2018年越しキャンプ〜最終日【四国三郎の郷】
2019/01/05(土)08:00【四国三郎の郷】(徳島県)
7泊8日の2018年越しキャンプもとうとう最終日。毎年正月休みはギリギリまでキャンプ場にいたけれど、今年は1日早い土曜日撤収。帰路はのんびり休憩しながら翌日の朝に自宅到着すればいいやの計画はいよいよ「歳のせい」なのか。

※奥に見えるのが我が家の新幕
キャンプ場のキャンパー数は大晦日の夜をピークに1日経つごとに減っていき、昨夜(4日)は10組程度。私のサイトの並びは私を含めて3組だけだったが、偶然にも「ピルツ」「ツインピルツフォーク」「ロッジシェルター」とみんな同じ色のオガワT/C幕3兄弟が適度な間隔で並び、なんだか嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。

ずっと好天が続いてきた年末年始の徳島県だったが撤収時には狙っていたかのように小雨も降って、知らないモノ同士みんなでT/C幕の洗礼を受けるコトができた。(苦笑)
いつものすばやい撤収はムリ。片付け方法と積載の順を考えながらチェックアウト11:00ギリギリまで時間をかけて撤収。今年1年で慣れていこう。

お世話になったA31サイト。管理棟やトイレには若干距離があるが大型タープも問題なさそうな広くていいサイトだった。(約120平米)

いいキャンプ場だったな。管理もしっかりしていて滞在していたキャンパー達のマナーも良く、外出の多い私達も安心してサイトを離れる事ができた。
ゴミ捨場がサニタリー棟とかではなく場内入り口の駐車場脇で車の停めやすい場所に設置してあるところもGOOD。出かける際に車に載せて気軽にポイッと捨てていけるので滞在中は幕内にゴミを置かずに過ごせた。

まるで四国版【出会いの森総合公園AC】(栃木県)との印象が最後まで拭えなかったけど、さいたま市から車にキャンプ道具満載にして狭い車内で仮眠して食事して雪降られて大渋滞に苦しめられながら遥々やってきた価値は大きい。
数ヵ月前から計画をして持っていく道具を選んで大晦日に年越し蕎麦食べながら紅白歌合戦を見て「ゆく年くる年」で新年を迎える。

場所は変われどやるコトはいつも同じ。でも毎年少しづつ快適に過ごせるように計画して頑張って仕事して実現させてきた。

今年も旅とキャンプを楽しんで行こう。
良い年にするもしないも自分次第だけど、今年の年末も同じようなキャンプが出来ていればそれは幸せな1年だったというコトなのだろう。
さあ、今年も頑張って行くゼ!ありがとう徳島・高知。またいつの日か来るから!

帰路は淡路島を通るなら寄らなきゃならない【道の駅うずしお】(兵庫県南あわじ市)。

全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位になったハンバーガーが1度に食べられる店【淡路島オニオンキッチン】がある。同店は少し離れたところに「絶景レストランうずの丘」もあるがこちらはハンバーガーのみの店。
http://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html

もう何度も来ていて普段は食事で並ぶコトなど絶対しない私が20分近く待ってオニオンビーフとオニオングラタンを購入。淡路島の玉ねぎの甘さを実感したいならばてっとり早く味わえるが、この道の駅は併設のレストランもスゴい。ここも十分「絶景」でメニューはどれも地産地消のこだわりを感じられる。

※淡路島側から見る鳴門大橋と徳島。橋の下は「うず潮」だらけ。
最後に淡路島で風呂入ってくか~と島北端の入浴施設へ。

※明石海峡大橋・世界最長の吊り橋
たいした風呂ではなかったが瀬戸内海と橋を眺めながらの露天はなかなかの非日常気分。

風呂を出たらもう陽は落ちていて神戸の夜景はキレイだったけど、徳島から出て久しぶりに見た光の集合体からは「これで今年の年越しキャンプはおしまい!」と告げられたようで現実に戻される寂しさを感じた。
さて、今年も頑張ろう。
2018年越しキャンプ・終了。

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7泊8日の2018年越しキャンプもとうとう最終日。毎年正月休みはギリギリまでキャンプ場にいたけれど、今年は1日早い土曜日撤収。帰路はのんびり休憩しながら翌日の朝に自宅到着すればいいやの計画はいよいよ「歳のせい」なのか。
※奥に見えるのが我が家の新幕
キャンプ場のキャンパー数は大晦日の夜をピークに1日経つごとに減っていき、昨夜(4日)は10組程度。私のサイトの並びは私を含めて3組だけだったが、偶然にも「ピルツ」「ツインピルツフォーク」「ロッジシェルター」とみんな同じ色のオガワT/C幕3兄弟が適度な間隔で並び、なんだか嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。
ずっと好天が続いてきた年末年始の徳島県だったが撤収時には狙っていたかのように小雨も降って、知らないモノ同士みんなでT/C幕の洗礼を受けるコトができた。(苦笑)
いつものすばやい撤収はムリ。片付け方法と積載の順を考えながらチェックアウト11:00ギリギリまで時間をかけて撤収。今年1年で慣れていこう。
お世話になったA31サイト。管理棟やトイレには若干距離があるが大型タープも問題なさそうな広くていいサイトだった。(約120平米)
いいキャンプ場だったな。管理もしっかりしていて滞在していたキャンパー達のマナーも良く、外出の多い私達も安心してサイトを離れる事ができた。
ゴミ捨場がサニタリー棟とかではなく場内入り口の駐車場脇で車の停めやすい場所に設置してあるところもGOOD。出かける際に車に載せて気軽にポイッと捨てていけるので滞在中は幕内にゴミを置かずに過ごせた。
まるで四国版【出会いの森総合公園AC】(栃木県)との印象が最後まで拭えなかったけど、さいたま市から車にキャンプ道具満載にして狭い車内で仮眠して食事して雪降られて大渋滞に苦しめられながら遥々やってきた価値は大きい。
数ヵ月前から計画をして持っていく道具を選んで大晦日に年越し蕎麦食べながら紅白歌合戦を見て「ゆく年くる年」で新年を迎える。
場所は変われどやるコトはいつも同じ。でも毎年少しづつ快適に過ごせるように計画して頑張って仕事して実現させてきた。
それが我が家の「年越しキャンプ」
今年も旅とキャンプを楽しんで行こう。
良い年にするもしないも自分次第だけど、今年の年末も同じようなキャンプが出来ていればそれは幸せな1年だったというコトなのだろう。
さあ、今年も頑張って行くゼ!ありがとう徳島・高知。またいつの日か来るから!
帰路は淡路島を通るなら寄らなきゃならない【道の駅うずしお】(兵庫県南あわじ市)。
全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位になったハンバーガーが1度に食べられる店【淡路島オニオンキッチン】がある。同店は少し離れたところに「絶景レストランうずの丘」もあるがこちらはハンバーガーのみの店。
http://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html
もう何度も来ていて普段は食事で並ぶコトなど絶対しない私が20分近く待ってオニオンビーフとオニオングラタンを購入。淡路島の玉ねぎの甘さを実感したいならばてっとり早く味わえるが、この道の駅は併設のレストランもスゴい。ここも十分「絶景」でメニューはどれも地産地消のこだわりを感じられる。
※淡路島側から見る鳴門大橋と徳島。橋の下は「うず潮」だらけ。
最後に淡路島で風呂入ってくか~と島北端の入浴施設へ。
※明石海峡大橋・世界最長の吊り橋
たいした風呂ではなかったが瀬戸内海と橋を眺めながらの露天はなかなかの非日常気分。
風呂を出たらもう陽は落ちていて神戸の夜景はキレイだったけど、徳島から出て久しぶりに見た光の集合体からは「これで今年の年越しキャンプはおしまい!」と告げられたようで現実に戻される寂しさを感じた。
さて、今年も頑張ろう。
2018年越しキャンプ・終了。
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2019年01月18日
2018年越しキャンプ〜冬の四万十川・沈下橋
2019/01/03(木)

冬の四万十川を見たくて【四国三郎の郷】を08:00に出発。キャンプ場からは片道約200Kmの距離のあるドライブだ。
古いカーナビなので高知道が四万十町中央ICまで延伸されていることを知らずだいぶ手前の「中土佐IC」で降りてしまったが、どうせ下道で向かうなら以前近くまで来たのに行けなかった土佐湾の「久礼(くれ)港」に立寄った。

藁焼きカツオの塩タタキで有名な高知だが、中土佐・久礼は本家本元カツオ一本釣り漁師の町。

1月3日だと言うのに食べ歩きができる【久礼大正市場】は大盛況。この先の道の駅で行かねばならぬ店があるのでここは堪えたが、朝採れの新鮮な刺身が食べたければおすすめ。買ってすぐに食べられるスペースも用意されている。店舗は10軒ぐらいで規模は小さいがほっこりできる場所だ。

※近隣に無料駐車場有り

※太平洋(黒潮町)
久礼港から四万十川下流域に向かって車で小1時間。3年前になるが、出来たばかりのキレイな道の駅を見つけて何気なく寄ってみたら、なんとカツオ漁獲高日本一の「明神丸」がこんな田舎の道の駅に店舗を構えているコトを発見!即座に「No.1道の駅」認定。

【ひろめ市場】みたいに席取りに苦労するコトもなく注文で並ぶコトも無い。


よっきゃあ!うまいちゃ!
【道の駅・なぶら土佐佐賀】高知県幡多郡黒潮町
明神丸09:00〜14:00(土日祝は18:00迄)
我が家は四万十方面に向かうときは必ず寄らなければならない道の駅。以前は客もまばらだったけど今回はかなり賑わっていた。ビールを頼めなかったのは残念だったが、お口直しはミレーのビスケットとアイスクリンでOKだ。
四万十川は全長200Km近くあり四国では最長の一級河川。台風や大雨時に沈下する橋が本流に22本、支流を含めると47本もある。

1番下流になる四万十市河口から国道441号線を上流に向かって走る。最初は広く快適な道だけど、しばらく進むと対向車とすれちがう事ができない幅員の川岸道を何度も通るので、運転に自信の無い人は要注意だ。

※最下流の佐田沈下橋
いやぁビックリした。水はもちろん底まで見えるが、夏に来た時と水量が全然違う。


少し上流に移動。やはり水量はめちゃくちゃ少ないが少し幅が狭くなったのでようやく四万十川らしくなった。

※勝間沈下橋

渡るときの目線。欄干が無いので脱輪したら死ぬ。歩行者を追抜くときは案外怖い。

渡っている最中にりんが跳び乗ってくるともっと怖い。ハンドルの持つ手を10時10分にして狭路走行時の基本スタイルで対処する。

沈下橋は「観光用」ではなくフツーの「生活道路」。郵便配達の車はありえないスピードで走る。渡る時は対岸に車が来ないことを真剣に確認しよう。

※岩間沈下橋
えっ!?折れてるやん・・・。急いでネットで調べたら一昨年の11月に陥没したらしく昨年の4月に陥没部分を撤去、現在はふるさと納税や寄付金などで本復旧の計画を進めているとの事。

岩間沈下橋の目の前の河川敷は水道・トイレ・ゴミ捨場もある無料のキャンプ場。夏はテントで賑わっていた。沈下橋では1番人気のある場所だけに少しショックだったけど、今度来る時には復旧されていてまた素晴らしい四万十原風景の眺めを見せてくれることを願う。

でも見に来てよかったな。冬の四万十川・沈下橋。昨年JR東日本が「大人の休日倶楽部」で青森の「鶴の舞橋」を紹介した時の宣伝文句を思い出した。
「知らなかったのに、ずっと見ていたい景色」
ずっと見ていたいしなんだか「懐かしさ」までこみ上げてきた。こんな手付かずの自然溢れる場所なんて私の幼少期の思い出には出てこない。ならば今見ている景色を無理矢理なにかの思い出に結び付けようとするがそれは「願望」なのだと気づく。
「俺もこんな場所での思い出が欲しかったな・・・。」
それは小さい頃からこんな素晴らしい場所を知っていたかったという今となってはどうしようも無いコトなんだけど、そんな想いにさせてくれる場所ってそうは無い。

この場にいられたコトに感謝。また来るよ。
2018年越しキャンプ〜最終日につづく
続きを読む
冬の四万十川を見たくて【四国三郎の郷】を08:00に出発。キャンプ場からは片道約200Kmの距離のあるドライブだ。
古いカーナビなので高知道が四万十町中央ICまで延伸されていることを知らずだいぶ手前の「中土佐IC」で降りてしまったが、どうせ下道で向かうなら以前近くまで来たのに行けなかった土佐湾の「久礼(くれ)港」に立寄った。
藁焼きカツオの塩タタキで有名な高知だが、中土佐・久礼は本家本元カツオ一本釣り漁師の町。
1月3日だと言うのに食べ歩きができる【久礼大正市場】は大盛況。この先の道の駅で行かねばならぬ店があるのでここは堪えたが、朝採れの新鮮な刺身が食べたければおすすめ。買ってすぐに食べられるスペースも用意されている。店舗は10軒ぐらいで規模は小さいがほっこりできる場所だ。
※近隣に無料駐車場有り
※太平洋(黒潮町)
久礼港から四万十川下流域に向かって車で小1時間。3年前になるが、出来たばかりのキレイな道の駅を見つけて何気なく寄ってみたら、なんとカツオ漁獲高日本一の「明神丸」がこんな田舎の道の駅に店舗を構えているコトを発見!即座に「No.1道の駅」認定。
【ひろめ市場】みたいに席取りに苦労するコトもなく注文で並ぶコトも無い。
ゴオオオオオ
よっきゃあ!うまいちゃ!
【道の駅・なぶら土佐佐賀】高知県幡多郡黒潮町
明神丸09:00〜14:00(土日祝は18:00迄)
我が家は四万十方面に向かうときは必ず寄らなければならない道の駅。以前は客もまばらだったけど今回はかなり賑わっていた。ビールを頼めなかったのは残念だったが、お口直しはミレーのビスケットとアイスクリンでOKだ。
四万十川は全長200Km近くあり四国では最長の一級河川。台風や大雨時に沈下する橋が本流に22本、支流を含めると47本もある。
1番下流になる四万十市河口から国道441号線を上流に向かって走る。最初は広く快適な道だけど、しばらく進むと対向車とすれちがう事ができない幅員の川岸道を何度も通るので、運転に自信の無い人は要注意だ。
※最下流の佐田沈下橋
いやぁビックリした。水はもちろん底まで見えるが、夏に来た時と水量が全然違う。
少し上流に移動。やはり水量はめちゃくちゃ少ないが少し幅が狭くなったのでようやく四万十川らしくなった。
※勝間沈下橋
渡るときの目線。欄干が無いので脱輪したら死ぬ。歩行者を追抜くときは案外怖い。
渡っている最中にりんが跳び乗ってくるともっと怖い。ハンドルの持つ手を10時10分にして狭路走行時の基本スタイルで対処する。
沈下橋は「観光用」ではなくフツーの「生活道路」。郵便配達の車はありえないスピードで走る。渡る時は対岸に車が来ないことを真剣に確認しよう。
※岩間沈下橋
えっ!?折れてるやん・・・。急いでネットで調べたら一昨年の11月に陥没したらしく昨年の4月に陥没部分を撤去、現在はふるさと納税や寄付金などで本復旧の計画を進めているとの事。
岩間沈下橋の目の前の河川敷は水道・トイレ・ゴミ捨場もある無料のキャンプ場。夏はテントで賑わっていた。沈下橋では1番人気のある場所だけに少しショックだったけど、今度来る時には復旧されていてまた素晴らしい四万十原風景の眺めを見せてくれることを願う。
でも見に来てよかったな。冬の四万十川・沈下橋。昨年JR東日本が「大人の休日倶楽部」で青森の「鶴の舞橋」を紹介した時の宣伝文句を思い出した。
「知らなかったのに、ずっと見ていたい景色」
ずっと見ていたいしなんだか「懐かしさ」までこみ上げてきた。こんな手付かずの自然溢れる場所なんて私の幼少期の思い出には出てこない。ならば今見ている景色を無理矢理なにかの思い出に結び付けようとするがそれは「願望」なのだと気づく。
「俺もこんな場所での思い出が欲しかったな・・・。」
それは小さい頃からこんな素晴らしい場所を知っていたかったという今となってはどうしようも無いコトなんだけど、そんな想いにさせてくれる場所ってそうは無い。
この場にいられたコトに感謝。また来るよ。
2018年越しキャンプ〜最終日につづく
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2019年01月16日
2018年越しキャンプ〜キャンプ場「周辺」紹介【四国三郎の郷】
ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html
価値ある外気温プラス16℃!これがT/C幕の実力【ロッジシェルター】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3182052.html
2019/01/01(火)

詳しい数はわからないが全体的に50サイトぐらいだろうか。元旦の朝はほぼ満サイトだった。
徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】
目の前には吉野川が流れ、川の向こう側にはJR徳島線の線路があり1〜2時間おきに電車が走り警笛を鳴らす。滞在中何回聞いたのだろう。周囲は山間だが徳島道美馬ICから近くGS・スーパー・コンビニ・コメリなども車で5分。滞在中の買い出しには全く不便さは感じない。近くには【道の駅】も多くあり鳴門金時や和三盆を使ったお菓子や徳島ラーメン・すだち・地元半田そうめんを始めとする数多くの土産品が並ぶ。

※うだつの街並み・道の駅隣接
午前中はせっかく来たのだからとキャンプ場から1番近くて有名だけどとても地味な場所の「うだつの街並み」や「寺町」などに行ってみたり、1つ山を越えて香川県に入り通年営業のキャンプ場を有する【国立讃岐まんのう公園】などを見学、予想はしていたが金比羅宮周辺は大渋滞だし好きな【山越うどん】は三が日で閉店しているので昼過ぎにはキャンプ場に戻りのんびり過ごした。

※讃岐富士(丸亀市)

外気温12℃幕内20℃。雪も風も無い場内中央の遊具で子供達が元気に遊んでいるここはまるで関東屈指の高規格キャンプ場【出会いの森総合公園AC】をパワーアップしたようなスーパーウルトラ高規格キャンプ場。
なんか「緊張感」ねぇな・・・。w
夕方には妻とネコ2匹と共に全員で昼寝。腹が減ったと妻が起きたのが19:00。大晦日に急な年越し蕎麦の差し入れにより食べられなくなってしまったゴマ豆乳鍋をテキトーに用意。


ところが高知産の豚肉と刻んだ生姜をたっぷり入れたらコレがまーとんでもない美味さ!ミツカンの「ゴマ豆乳鍋スープ」も最高。

元日の夜に妻とロッジシェルターでアツアツの鍋。野営の緊張感は皆無だったけどキャンパーとしてはこれ以上ない最高の年明けとなった。
2019/01/02(水)
キャンプ場のある美馬市の隣町は「つるぎ町」。標高1.955M四国第2位の高さを誇る「剣山」へ向かう国道438号線のある町だ。3年、いや4年ぶりになるのか、冬の剣山も見てみたくなり14:00頃町から峠に入るが、もうこの時点で緊張感に欠けたアホキャンパーの思考は鈍っていた。

※酷道438号線
小一時間ほど狭い峠道を走り標高800Mにさしかかった頃、道路には雪が見え出し坂の傾斜もキツくなってきた。
なんかヤバそうだな・・・と思い始めたトコには進めなくなった車が方向転換をしている。パトカーも停まっていて引き返しを促される。

しかし履き替えたばかりのスタッドレスタイヤに荷台にはチェーンも積んでいる。剣山を見たい一心の私は「もう引き返した方が・・・」と隣でつぶやく妻も無視して車を進めたが、完全に真っ白になった急坂で車はストップ。進まなくなった。汗
前方から下ってきた地元ナンバーの軽四駆に乗った白髪のおっちゃんが大宮ナンバーの私の車を見て窓越しに話しかけてきた。
「冬タイヤか?どこまで行く?」
「剣山見にきたけど、もう引き返そうかなって・・・」
「ああ、そのほうがええな。」
50M先には進めなくなって方向転換さえ難しそうな車もいたし、地元のおっちゃんにそう言われたら素直に従うしか無い。私はギアをバックに入れ坂道の傾斜を利用して方向転換。あのまま進んで動けなくなって日が暮れたら「遭難」してたかもな・・・と帰りの道で妻と話していた。

やはり四国とはいえ標高あるところをナメてはいけない。

戻ってからの「生姜讃岐うどん」が美味かった。近隣スーパーでなんと1玉30円!

※高知AEONフルーツ盛合せ
つづく
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html
価値ある外気温プラス16℃!これがT/C幕の実力【ロッジシェルター】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3182052.html
2019/01/01(火)
詳しい数はわからないが全体的に50サイトぐらいだろうか。元旦の朝はほぼ満サイトだった。
徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】
目の前には吉野川が流れ、川の向こう側にはJR徳島線の線路があり1〜2時間おきに電車が走り警笛を鳴らす。滞在中何回聞いたのだろう。周囲は山間だが徳島道美馬ICから近くGS・スーパー・コンビニ・コメリなども車で5分。滞在中の買い出しには全く不便さは感じない。近くには【道の駅】も多くあり鳴門金時や和三盆を使ったお菓子や徳島ラーメン・すだち・地元半田そうめんを始めとする数多くの土産品が並ぶ。
※うだつの街並み・道の駅隣接
午前中はせっかく来たのだからとキャンプ場から1番近くて有名だけどとても地味な場所の「うだつの街並み」や「寺町」などに行ってみたり、1つ山を越えて香川県に入り通年営業のキャンプ場を有する【国立讃岐まんのう公園】などを見学、予想はしていたが金比羅宮周辺は大渋滞だし好きな【山越うどん】は三が日で閉店しているので昼過ぎにはキャンプ場に戻りのんびり過ごした。
※讃岐富士(丸亀市)
外気温12℃幕内20℃。雪も風も無い場内中央の遊具で子供達が元気に遊んでいるここはまるで関東屈指の高規格キャンプ場【出会いの森総合公園AC】をパワーアップしたようなスーパーウルトラ高規格キャンプ場。
なんか「緊張感」ねぇな・・・。w
夕方には妻とネコ2匹と共に全員で昼寝。腹が減ったと妻が起きたのが19:00。大晦日に急な年越し蕎麦の差し入れにより食べられなくなってしまったゴマ豆乳鍋をテキトーに用意。
ところが高知産の豚肉と刻んだ生姜をたっぷり入れたらコレがまーとんでもない美味さ!ミツカンの「ゴマ豆乳鍋スープ」も最高。
元日の夜に妻とロッジシェルターでアツアツの鍋。野営の緊張感は皆無だったけどキャンパーとしてはこれ以上ない最高の年明けとなった。
2019/01/02(水)
キャンプ場のある美馬市の隣町は「つるぎ町」。標高1.955M四国第2位の高さを誇る「剣山」へ向かう国道438号線のある町だ。3年、いや4年ぶりになるのか、冬の剣山も見てみたくなり14:00頃町から峠に入るが、もうこの時点で緊張感に欠けたアホキャンパーの思考は鈍っていた。
※酷道438号線
小一時間ほど狭い峠道を走り標高800Mにさしかかった頃、道路には雪が見え出し坂の傾斜もキツくなってきた。
なんかヤバそうだな・・・と思い始めたトコには進めなくなった車が方向転換をしている。パトカーも停まっていて引き返しを促される。
しかし履き替えたばかりのスタッドレスタイヤに荷台にはチェーンも積んでいる。剣山を見たい一心の私は「もう引き返した方が・・・」と隣でつぶやく妻も無視して車を進めたが、完全に真っ白になった急坂で車はストップ。進まなくなった。汗
前方から下ってきた地元ナンバーの軽四駆に乗った白髪のおっちゃんが大宮ナンバーの私の車を見て窓越しに話しかけてきた。
「冬タイヤか?どこまで行く?」
「剣山見にきたけど、もう引き返そうかなって・・・」
「ああ、そのほうがええな。」
50M先には進めなくなって方向転換さえ難しそうな車もいたし、地元のおっちゃんにそう言われたら素直に従うしか無い。私はギアをバックに入れ坂道の傾斜を利用して方向転換。あのまま進んで動けなくなって日が暮れたら「遭難」してたかもな・・・と帰りの道で妻と話していた。
やはり四国とはいえ標高あるところをナメてはいけない。
戻ってからの「生姜讃岐うどん」が美味かった。近隣スーパーでなんと1玉30円!
※高知AEONフルーツ盛合せ
つづく
2019年01月10日
2018年越しキャンプ〜価値ある外気温プラス16℃!これがT/C幕の実力【ロッジシェルター】
ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html
2018/12/31(月)22:00 NHK紅白歌合戦視聴中
滞在中の四国三郎の郷(徳島県)はとても温暖だった。平均して日中は10〜12℃、夜は1番冷えた日にマイナス4℃をマークしたがその他は0℃前後で、毎年過ごしてきた【フォレストパークあだたら(福島県)】とは5℃くらい違う印象。元旦の夜に少し雨が降ったが雪になることはなかった。

今年の代表曲は「U.S.A.」になるのかねぇなんて会話をしながら温度計を見ると外気温2℃で幕内は18℃を表示していた。

※まるで計ってきたかのようにぴったり収まったインナー
熱源はトヨトミRS-H29WとUNIFLAMEワーム2、インナー内には日立製小型ヒーター(布団乾燥機)とパナソニック3帖用のホットカーペット。毎度同じ冬装備だったが、驚いたのはPU幕のトリオドームと同じ温度をキープできていたコト。
ロッジシェルターの全長460cmに300cmのインナーを入れているので前室となる部分は約150cmとなり、これはトリオドームと同じか少し広いくらいなのだが高さと幅が全然違う。体感的にはトリオドームの前室より3倍以上広いくらいだ。それでいて同じ温度(外気温+16℃)を保てているのは、いくら初張りでスカートをきっちりペグダウンしたとは言え、これは「T/Cの恩恵だな」としか説明ができない。
出撃前に妻へ「もう1台トヨトミストーブ買っとこうか?」と案じていたのだが、その話しも杞憂に終わり私は温度計を眺めてはニヤニヤと顔をほころばせていた。

ちなみにトヨトミストーブだけだと外気温+12〜14℃。あだたらのマイナス5℃単独使用で屁の役にも立たず蹴飛ばしてくれようかと思っていた7年前に安売りで買った我が家ではずっと唯一の熱源だった「ワーム2」は、ストーブの反対側に置いて使用すると全体的に暖まる様な感じがして初めてコイツに感謝するコトができた。w
さらに参考記録だが、シングルバーナーで飯を炊いたり湯を沸かそうと火を付けると幕内20℃をマーク!寒くて当たり前が真冬のキャンプ、「御の字」だ。

徳島は「四国八十八箇所霊場巡り(お遍路)」のスタート地・第1番霊山寺をはじめとして数々のお寺があり、気が付けばキャンプ場にはさまざまな音色の除夜の鐘が聞こえてくる。

「いい年だったなぁ・・・。」
2018キャンプ50泊目の夜。生きているコトに感謝しながら静かに新年を迎えた。
2019/01/01(火) 07:00

元旦は雑煮で始まるのが我が家のしきたり。今回の年越しキャンプは日程が厳しくてなんのおせちも作れなかったけど、大晦日に鶏ガラ出汁だけはとっておいた。

※徳島の餅は基本「丸もち」
一昨年は親父が亡くなり2018年は出撃も自粛してきたが、ようやく「喪」も明けてこれで北海道でも九州でも堂々と行けるようになった。w
2019年は何回キャンプへけるだろう。

楽しみで仕方ない。

毎年、妻は3社の伊達巻を買ってきて食べ比べをする。(写真は一部)
私はそんなに好きではない。汗
つづく
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html
2018/12/31(月)22:00 NHK紅白歌合戦視聴中
滞在中の四国三郎の郷(徳島県)はとても温暖だった。平均して日中は10〜12℃、夜は1番冷えた日にマイナス4℃をマークしたがその他は0℃前後で、毎年過ごしてきた【フォレストパークあだたら(福島県)】とは5℃くらい違う印象。元旦の夜に少し雨が降ったが雪になることはなかった。
今年の代表曲は「U.S.A.」になるのかねぇなんて会話をしながら温度計を見ると外気温2℃で幕内は18℃を表示していた。
※まるで計ってきたかのようにぴったり収まったインナー
熱源はトヨトミRS-H29WとUNIFLAMEワーム2、インナー内には日立製小型ヒーター(布団乾燥機)とパナソニック3帖用のホットカーペット。毎度同じ冬装備だったが、驚いたのはPU幕のトリオドームと同じ温度をキープできていたコト。
ロッジシェルターの全長460cmに300cmのインナーを入れているので前室となる部分は約150cmとなり、これはトリオドームと同じか少し広いくらいなのだが高さと幅が全然違う。体感的にはトリオドームの前室より3倍以上広いくらいだ。それでいて同じ温度(外気温+16℃)を保てているのは、いくら初張りでスカートをきっちりペグダウンしたとは言え、これは「T/Cの恩恵だな」としか説明ができない。
出撃前に妻へ「もう1台トヨトミストーブ買っとこうか?」と案じていたのだが、その話しも杞憂に終わり私は温度計を眺めてはニヤニヤと顔をほころばせていた。
ちなみにトヨトミストーブだけだと外気温+12〜14℃。あだたらのマイナス5℃単独使用で屁の役にも立たず蹴飛ばしてくれようかと思っていた7年前に安売りで買った我が家ではずっと唯一の熱源だった「ワーム2」は、ストーブの反対側に置いて使用すると全体的に暖まる様な感じがして初めてコイツに感謝するコトができた。w
さらに参考記録だが、シングルバーナーで飯を炊いたり湯を沸かそうと火を付けると幕内20℃をマーク!寒くて当たり前が真冬のキャンプ、「御の字」だ。
徳島は「四国八十八箇所霊場巡り(お遍路)」のスタート地・第1番霊山寺をはじめとして数々のお寺があり、気が付けばキャンプ場にはさまざまな音色の除夜の鐘が聞こえてくる。
「いい年だったなぁ・・・。」
2018キャンプ50泊目の夜。生きているコトに感謝しながら静かに新年を迎えた。
2019/01/01(火) 07:00
元旦は雑煮で始まるのが我が家のしきたり。今回の年越しキャンプは日程が厳しくてなんのおせちも作れなかったけど、大晦日に鶏ガラ出汁だけはとっておいた。
※徳島の餅は基本「丸もち」
一昨年は親父が亡くなり2018年は出撃も自粛してきたが、ようやく「喪」も明けてこれで北海道でも九州でも堂々と行けるようになった。w
2019年は何回キャンプへけるだろう。
楽しみで仕方ない。
毎年、妻は3社の伊達巻を買ってきて食べ比べをする。(写真は一部)
私はそんなに好きではない。汗
つづく
2019年01月09日
2018年越しキャンプ〜コレが我が家のニューフェイス!part2【四国三郎の郷】
2018年越しキャンプ〜ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
2018/12/30(日)

この徳島県西部にある【四国三郎の郷】は四国の中央寄りに位置しており徳島道美馬ICからも車で10分かからないので、高知の四万十川や足摺岬、愛媛の宇和島方面以外ならどこにでも比較的楽に行ける好立地にある。
今回年越しに四国を選んだのは、夏の眩しいくらい魅力溢れる緑と青だった山・川・海と里山の冬景色も1度見てみたかったから。四国は剣山(1,955m)登山や讃岐うどん屋巡りなどで若い頃から何度も訪ねて来たが、今回の目的は日本三大秘境のひとつ「奥祖谷(おくいや)」と、少し距離はあるが日本最後の清流と呼ばれる「四万十川」の冬景色を見ることだ。
昨日のキャンプ場到着遅れにより風呂に行けなかったのでこの日は朝イチで温泉に向かった。
【2017夏キャンact.4 日本三大秘境・孤高の源泉かけ流し祖谷温泉】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e2957381.html
↑昨年の記事にも記述したが、四国で私が納得できる温泉は今のところアルカリ性単純硫黄泉の「祖谷温泉」しか無い。四国全体の火山活動が弱く他の温泉はほとんどが冷鉱泉で源泉の湧出量も少ないらしいからだ。

祖谷地方は確かに秘境だが道路はしっかり整備されているので(とは言っても結構な山道だが)、雪さえ降っていなければキャンプ場(四国三郎の郷)から車で約1時間(約40Km)で行ける。

昔、祖谷地方の子供達が200mの絶壁から度胸試しをする姿の像のすぐ近くにある一軒家の温泉宿。

【ホテル祖谷温泉】
日帰り入浴利用時間:07:30〜18:00(受付17:00迄)
露天風呂と内湯:大人1,700円子供900円
展望大浴場(内湯)のみ:大人600円子供300円


※2017/07撮影
今回は1,700円のケーブルカーで谷底まで降りていく露天風呂はパス。夏に入った時はちょうど良い湯加減、今だと湯冷めしそうだったから風情にはチト欠けるが内湯のみで済ませた。

秘境温泉は誰もいないのがいいねぇ。

底まで澄みわたる祖谷川の流れに癒されて、温泉入ってさっぱりして

少しだけ雪化粧の里山集落にまた来るよ〜!と別れを告げたら

さあ、藁焼きカツオの待つ高知までひとっ走りぜよっ!w


まだ生カツオが食べられなかった3年前が懐かしい。今は高知に来たらまず向かうのは出来立てのスノーピーク【おち仁淀川キャンプフィールド】でも桂浜でも無く・・・

【ひろめ市場】やき〜!そうそう「たっすいがは、いかん!」やね。(ビールはキレ味ないとダメ!の意味・土佐弁)

年末だから盛り上がってるちや〜(←正しいかは不明)

相変わらず「明神丸」は大人気ですね〜(標準語)

俺、藁焼きカツオ(塩)!


もっさりしたカツオを口に入れると藁焼きの香りと爽やかなゆずの風味、新鮮なカツオの旨味がいっぱいに広がってそこにビールを一気に流し込む!
高知に仕事があるなら本気で移住してもいいかもな・・・と考えつつ、はりまや橋を後にした。

2018/12/31(月)

大晦日は午前中に徳島市内の病院で透析を済ませ、病院のすぐ近くにあった徳島ラーメンの代表格「いのたに」で昼食。店内は14:00なのに満席。とんこつは好みでは無いが見た目よりあっさりしていた。中央に落とした卵はトッピング。雑誌やテレビで見た徳島ラーメンには必ず乗っているのでこれもあまり好みでは無かったが「郷に入れば郷に従え」で頼んだ。

※妻はタマゴ無し
徳島ラーメンには「赤」と「白」があってここ徳島市内は主に「赤」、少し南下した地域は「白」と住み分けされているらしい。「白」はまたいつか。
夕方キャンプ場に戻ると管理人さんが「年越しそば」を持ってきてくれた。私たちは朝イチから出かけてしまうので年越しそばの振る舞いは遠慮させていただくコトは伝えていたのだが、ちゃんと七味まで添えて届けてくれた。

ラーメン食べてきたばかりからの年越しそば。せっかくいただいたのだからと夕食に予定していた「ごま豆乳鍋」をキャンセル。「蕎麦」なら遅い時間になれば夕食とれるかなと期待していたが紅白が後半戦に入っても私達2人の腹は全く減らず、結果的にこの蕎麦が2018年最後の食事となった。


夜は広いインナーテントでのんびり紅白歌合戦。
前記事のコメントにも書いた通りロッジシェルターの純正インナーを買おうと思っていたがグランドロッジ柏の葉店員さんから3月にT/Cインナーが発売されると聞かされた。ま、インナーはT/Cじゃなくても良かったのだが現在販売されているインナーがちょっと疲れたような「黄色」でT/C版はフライシートと同じ白。これは待つしか他に選択肢は無かった。
ではインナーはどうするか。我が家はネコの「めろ&りん」が主役。「お座敷スタイル」とか「コット寝」は出来ない。何処かへ行ってしまわないようにインナーテントなどで完全に囲わないとならないから。ウェザーマスター・トリオドームのインナーは吊り下げ式だから、やろうと思えばロッジシェルターのフレームに引っ掛けて使えるのかもしれないが四国まで来てぶっつけ本番でやってみたら「使えませんでした」ではシャレにならない。
夏にフライシート破損で引退したウェザーマスター・ブリーズドーム240のT/Cインナーは使えるが、夏ならまだしも完全冬装備で240×240cmはかなり狭い。
実は半年間、冬幕(ロッジシェルター)を探していたが、夏にブリーズドームの引退が決まってからは3シーズン用のテントの方に重点を置いて探していた。条件は3つ。
★前室のあるドームテントであること。ロッジシェルターではカンガルースタイルにするのでインナーテントが「自立」すること。
これはインナーにいる「めろ&りん」が焚火や料理をしていてもいつでも外から見える状態でいられるテントであることを意味する。
★インナー入り口が「D型」であること。
最近のウェザーマスターはみんな入り口のファスナーが2方向に開くようになっていてファスナーの持つ所が1番下に来るようになっている。2017年クリスマスの「めろ&りん大脱走劇」もこの形状をしたトリオドームで 起きた。チャックが手が届く位置にあると開けてしまうのだ。それ以降トリオドームで寝る時は首輪にリードを着けてランタンぶらさげるフックにカラピナとめしているのだが、それでも私達は就寝時には不安だし、リードを付けられてる「めろ&りん」も鬱陶しいだろう。実は昨年からできればトリオドームは使いたくないなぁなんて思うようになっていた。
ちなみにブリーズドーム240はD型。入り口のファスナー2つを任意の位置、つまりネコ達の届かない位置に持っていくコトができる。これだけの理由でもう1度旧型のブリーズドームを買い直そうと思っていたくらいだ。
★仔猫の時は240×240cmのインナーでなんとか過ごせたけど、できれば今より大きいインナーテントが欲しい。
ネコのトイレやごはん置場は寝る時に顔の真横にくるし、私達がシュラフに入るとめろ&りんは歩くスペースも無いくらいになっていた。キャンプ中はほとんどインナーテントの中にしかいられないのだから、のびのびできるスペースを作ってあげたい。

しかしロッジシェルターやイスを購入して残された予算も乏しい。すべてを充たすテントなんてもう無いよ・・・となかばあきらめかけてネット検索していたところにそのテントは突如として現れた!


ねだん:29,799ギル(他にTポイント18倍)
うりば:SuperSports XEBIO Yahoo!店
そうび:Lv.3以上のキャンパー
つづく
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
2018/12/30(日)
この徳島県西部にある【四国三郎の郷】は四国の中央寄りに位置しており徳島道美馬ICからも車で10分かからないので、高知の四万十川や足摺岬、愛媛の宇和島方面以外ならどこにでも比較的楽に行ける好立地にある。
今回年越しに四国を選んだのは、夏の眩しいくらい魅力溢れる緑と青だった山・川・海と里山の冬景色も1度見てみたかったから。四国は剣山(1,955m)登山や讃岐うどん屋巡りなどで若い頃から何度も訪ねて来たが、今回の目的は日本三大秘境のひとつ「奥祖谷(おくいや)」と、少し距離はあるが日本最後の清流と呼ばれる「四万十川」の冬景色を見ることだ。
昨日のキャンプ場到着遅れにより風呂に行けなかったのでこの日は朝イチで温泉に向かった。
【2017夏キャンact.4 日本三大秘境・孤高の源泉かけ流し祖谷温泉】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e2957381.html
↑昨年の記事にも記述したが、四国で私が納得できる温泉は今のところアルカリ性単純硫黄泉の「祖谷温泉」しか無い。四国全体の火山活動が弱く他の温泉はほとんどが冷鉱泉で源泉の湧出量も少ないらしいからだ。
祖谷地方は確かに秘境だが道路はしっかり整備されているので(とは言っても結構な山道だが)、雪さえ降っていなければキャンプ場(四国三郎の郷)から車で約1時間(約40Km)で行ける。
昔、祖谷地方の子供達が200mの絶壁から度胸試しをする姿の像のすぐ近くにある一軒家の温泉宿。
【ホテル祖谷温泉】
日帰り入浴利用時間:07:30〜18:00(受付17:00迄)
露天風呂と内湯:大人1,700円子供900円
展望大浴場(内湯)のみ:大人600円子供300円

※2017/07撮影
今回は1,700円のケーブルカーで谷底まで降りていく露天風呂はパス。夏に入った時はちょうど良い湯加減、今だと湯冷めしそうだったから風情にはチト欠けるが内湯のみで済ませた。
秘境温泉は誰もいないのがいいねぇ。
底まで澄みわたる祖谷川の流れに癒されて、温泉入ってさっぱりして
少しだけ雪化粧の里山集落にまた来るよ〜!と別れを告げたら
さあ、藁焼きカツオの待つ高知までひとっ走りぜよっ!w
まだ生カツオが食べられなかった3年前が懐かしい。今は高知に来たらまず向かうのは出来立てのスノーピーク【おち仁淀川キャンプフィールド】でも桂浜でも無く・・・
【ひろめ市場】やき〜!そうそう「たっすいがは、いかん!」やね。(ビールはキレ味ないとダメ!の意味・土佐弁)
年末だから盛り上がってるちや〜(←正しいかは不明)
相変わらず「明神丸」は大人気ですね〜(標準語)
俺、藁焼きカツオ(塩)!
ゴオオオオオ!
もっさりしたカツオを口に入れると藁焼きの香りと爽やかなゆずの風味、新鮮なカツオの旨味がいっぱいに広がってそこにビールを一気に流し込む!
た、たまらんぜよっ!w
高知に仕事があるなら本気で移住してもいいかもな・・・と考えつつ、はりまや橋を後にした。
2018/12/31(月)
大晦日は午前中に徳島市内の病院で透析を済ませ、病院のすぐ近くにあった徳島ラーメンの代表格「いのたに」で昼食。店内は14:00なのに満席。とんこつは好みでは無いが見た目よりあっさりしていた。中央に落とした卵はトッピング。雑誌やテレビで見た徳島ラーメンには必ず乗っているのでこれもあまり好みでは無かったが「郷に入れば郷に従え」で頼んだ。
※妻はタマゴ無し
徳島ラーメンには「赤」と「白」があってここ徳島市内は主に「赤」、少し南下した地域は「白」と住み分けされているらしい。「白」はまたいつか。
夕方キャンプ場に戻ると管理人さんが「年越しそば」を持ってきてくれた。私たちは朝イチから出かけてしまうので年越しそばの振る舞いは遠慮させていただくコトは伝えていたのだが、ちゃんと七味まで添えて届けてくれた。
ラーメン食べてきたばかりからの年越しそば。せっかくいただいたのだからと夕食に予定していた「ごま豆乳鍋」をキャンセル。「蕎麦」なら遅い時間になれば夕食とれるかなと期待していたが紅白が後半戦に入っても私達2人の腹は全く減らず、結果的にこの蕎麦が2018年最後の食事となった。
夜は広いインナーテントでのんびり紅白歌合戦。
前記事のコメントにも書いた通りロッジシェルターの純正インナーを買おうと思っていたがグランドロッジ柏の葉店員さんから3月にT/Cインナーが発売されると聞かされた。ま、インナーはT/Cじゃなくても良かったのだが現在販売されているインナーがちょっと疲れたような「黄色」でT/C版はフライシートと同じ白。これは待つしか他に選択肢は無かった。
ではインナーはどうするか。我が家はネコの「めろ&りん」が主役。「お座敷スタイル」とか「コット寝」は出来ない。何処かへ行ってしまわないようにインナーテントなどで完全に囲わないとならないから。ウェザーマスター・トリオドームのインナーは吊り下げ式だから、やろうと思えばロッジシェルターのフレームに引っ掛けて使えるのかもしれないが四国まで来てぶっつけ本番でやってみたら「使えませんでした」ではシャレにならない。
夏にフライシート破損で引退したウェザーマスター・ブリーズドーム240のT/Cインナーは使えるが、夏ならまだしも完全冬装備で240×240cmはかなり狭い。
実は半年間、冬幕(ロッジシェルター)を探していたが、夏にブリーズドームの引退が決まってからは3シーズン用のテントの方に重点を置いて探していた。条件は3つ。
★前室のあるドームテントであること。ロッジシェルターではカンガルースタイルにするのでインナーテントが「自立」すること。
これはインナーにいる「めろ&りん」が焚火や料理をしていてもいつでも外から見える状態でいられるテントであることを意味する。
★インナー入り口が「D型」であること。
最近のウェザーマスターはみんな入り口のファスナーが2方向に開くようになっていてファスナーの持つ所が1番下に来るようになっている。2017年クリスマスの「めろ&りん大脱走劇」もこの形状をしたトリオドームで 起きた。チャックが手が届く位置にあると開けてしまうのだ。それ以降トリオドームで寝る時は首輪にリードを着けてランタンぶらさげるフックにカラピナとめしているのだが、それでも私達は就寝時には不安だし、リードを付けられてる「めろ&りん」も鬱陶しいだろう。実は昨年からできればトリオドームは使いたくないなぁなんて思うようになっていた。
ちなみにブリーズドーム240はD型。入り口のファスナー2つを任意の位置、つまりネコ達の届かない位置に持っていくコトができる。これだけの理由でもう1度旧型のブリーズドームを買い直そうと思っていたくらいだ。
★仔猫の時は240×240cmのインナーでなんとか過ごせたけど、できれば今より大きいインナーテントが欲しい。
ネコのトイレやごはん置場は寝る時に顔の真横にくるし、私達がシュラフに入るとめろ&りんは歩くスペースも無いくらいになっていた。キャンプ中はほとんどインナーテントの中にしかいられないのだから、のびのびできるスペースを作ってあげたい。
しかしロッジシェルターやイスを購入して残された予算も乏しい。すべてを充たすテントなんてもう無いよ・・・となかばあきらめかけてネット検索していたところにそのテントは突如として現れた!
ゴゴゴゴゴゴ・・・
EARTH DOME 300-2/Whole Earth
ねだん:29,799ギル(他にTポイント18倍)
うりば:SuperSports XEBIO Yahoo!店
そうび:Lv.3以上のキャンパー
つづく
2019年01月07日
2018年越しキャンプ〜ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
2018/12/29(土)

坂東太郎(利根川)、筑紫二郎(筑後川)に並び「日本三大暴れ川」のひとつである吉野川の目の前にある徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】に12月29日から1月5日迄の7泊8日でお世話になった。
前日(28日)の夜にさいたま市を出発したので、まぁ翌日(29日)昼前には着くだろうと思っていたが、朝方の道路情報で早くも東名阪道(第2名神方面)渋滞中の表示。急いで伊勢湾岸道から名古屋高速に乗り名神高速に移るも予報通りの寒波到来で関ヶ原にドカ雪が降りあっという間に一宮JCTから関ヶ原ICまでまったく動かない大渋滞。

渋滞のアタマは関ヶ原。次の岐阜羽島ICからは大した距離でもないから下道で行けばなんとかなるさとインターを降りたがこれが大失敗。

長良川や揖斐川の橋で大渋滞、市街地を抜けて渋滞をクリアしても山に近づけば雪も増えてきて結局ノロノロ。

このロスでキャンプ場に着いたのは日も暮れ始めた16:30。年間50泊のテント泊をしてきた夫婦だが、この時間からの設営は大きな問題だ。

なぜならまだ封も開けておらず説明書すら見ていないピッカピカ新幕をぶっつけ本番だから。(汗)

ねだん:170,640ギル
うりば:かしわのは
そうび:Lv.21以上のキャンパー
思えば2018/04に宮ケ瀬湖にテント展示会を見に行った時に初めて出会ったロッジシェルター。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3063377.html
Kさんには「各社が気合い入れて夏幕展示してるのにひとり冬幕探してアホじゃない?」とまで言われたが、私の耳に残っていたのはロッジシェルターを眺めている時にオガワのスタッフが投げかけてきた一撃必殺の殺し文句。
「このテントは・・・」
「このテントは・・・」
それからというものの、スノーピークやコールマンのカタログを見ていても、メシを食べていても、仕事中でも、半年以上に渡りその時の声が脳裏に響き続けた。そりゃそうだ、ワンタッチテント買うのとはワケが違う。これから10年、いやもしかしたら一生使うかもしれない楽しい楽しい年越しを過ごす我が家の「冬幕」。そんなモン簡単に決められるかっ!とちゃぶ台をひっくり返そうとした時、妻からの言葉は「1年間仕事大変だったけどロッジシェルター買えたら頑張ってよかったねって思えると思う・・・。」
私は妻を抱きしめて決意した。

クリスマスの日に僕は走り閉店間際、君の欲しがったイスも買った。
そして真っ暗な四国三郎の郷でランタンの灯りを頼りになんとかロッジシェルターを立ち上げた。
それはまるで産まれたての小鹿のように弱々しい張り姿だったが、妻と2人で何度も何度も触れては眺め触れては眺め・・・。

初めて撮った写真がコレ。まだシワの取り方もわからずヨレヨレだけど、ずっと使っていくつもりなのでどうぞよろしくお願いします。
つづく
坂東太郎(利根川)、筑紫二郎(筑後川)に並び「日本三大暴れ川」のひとつである吉野川の目の前にある徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】に12月29日から1月5日迄の7泊8日でお世話になった。
前日(28日)の夜にさいたま市を出発したので、まぁ翌日(29日)昼前には着くだろうと思っていたが、朝方の道路情報で早くも東名阪道(第2名神方面)渋滞中の表示。急いで伊勢湾岸道から名古屋高速に乗り名神高速に移るも予報通りの寒波到来で関ヶ原にドカ雪が降りあっという間に一宮JCTから関ヶ原ICまでまったく動かない大渋滞。
渋滞のアタマは関ヶ原。次の岐阜羽島ICからは大した距離でもないから下道で行けばなんとかなるさとインターを降りたがこれが大失敗。
長良川や揖斐川の橋で大渋滞、市街地を抜けて渋滞をクリアしても山に近づけば雪も増えてきて結局ノロノロ。
このロスでキャンプ場に着いたのは日も暮れ始めた16:30。年間50泊のテント泊をしてきた夫婦だが、この時間からの設営は大きな問題だ。
なぜならまだ封も開けておらず説明書すら見ていないピッカピカ新幕をぶっつけ本番だから。(汗)
Lodge Shelter T/C
ねだん:170,640ギル
うりば:かしわのは
そうび:Lv.21以上のキャンパー
思えば2018/04に宮ケ瀬湖にテント展示会を見に行った時に初めて出会ったロッジシェルター。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3063377.html
Kさんには「各社が気合い入れて夏幕展示してるのにひとり冬幕探してアホじゃない?」とまで言われたが、私の耳に残っていたのはロッジシェルターを眺めている時にオガワのスタッフが投げかけてきた一撃必殺の殺し文句。
「このテントは弊社50年の集大成です!」
「このテントは・・・」
「このテントは・・・」
それからというものの、スノーピークやコールマンのカタログを見ていても、メシを食べていても、仕事中でも、半年以上に渡りその時の声が脳裏に響き続けた。そりゃそうだ、ワンタッチテント買うのとはワケが違う。これから10年、いやもしかしたら一生使うかもしれない楽しい楽しい年越しを過ごす我が家の「冬幕」。そんなモン簡単に決められるかっ!とちゃぶ台をひっくり返そうとした時、妻からの言葉は「1年間仕事大変だったけどロッジシェルター買えたら頑張ってよかったねって思えると思う・・・。」
私は妻を抱きしめて決意した。
よし、これが我が家のニューフェイスだ!
クリスマスの日に僕は走り閉店間際、君の欲しがったイスも買った。
そして真っ暗な四国三郎の郷でランタンの灯りを頼りになんとかロッジシェルターを立ち上げた。
それはまるで産まれたての小鹿のように弱々しい張り姿だったが、妻と2人で何度も何度も触れては眺め触れては眺め・・・。
初めて撮った写真がコレ。まだシワの取り方もわからずヨレヨレだけど、ずっと使っていくつもりなのでどうぞよろしくお願いします。
つづく
2017年08月08日
2017夏キャンact.5 風とあそぶ♪ゆとりすとパークおおとよ最終回・藁焼きカツオ挑戦編
香美市の鮮魚店で本カツオを仕入れてキャンプ場に向かうが
何やら雲行きが怪しい。
昨日の安田川キャンプ場も夕方から雨。
まぁ夏と言えば夏らしくてこれもアリかなと国道を走っていた。
美しい海岸線を南国市方面に走る。
途中で産地直売所に寄るがその安さに驚いた。
完熟メロン(高知産)1玉250円。
「どうせ・・・」なんて思っていたが翌日には4個入ケースで買わなかったことを激しく悔やんだ。
他の野菜もさいたま市の半値以下だ。
朝とれ野菜はすべて高知産。キャンプやっててよかったなと思える瞬間だ。
キャンプ場ではタープ設営後にポツポツ降りだしてきて

あたり一面はガスに包まれた。
仕方なく翌日に延期。カツオを入れてある箱に大量の氷を補充しておく。
夜は簡単カレーで済ませた。

29日(土)は幻想的な朝。空は明るくなってきているがキャンプ場は雲の中。

またもや朝食は卵かけ。だって美味いから。

カツオハランボの塩焼き。カツオの中トロ。これは贅沢な一品だ。

朝食を摂り終えた頃から天候回復。一気に夏の空へ。

コールマン焚き火台が本日は調理台。
あれれ。カメラレンズが汚れていたみたいだ。
藁がどのくらいの勢いで燃え上がるかわからなかったので新品タープの外で挑戦。笑
全体的に炭の火がまわるまで安田川の天然アユが前座をつとめた。

おおお晴れた!暑い、背中も熱いぞ!
スイカ冷やしとけ!

炭も出来上がったところで焚き火台に藁を投げ入れてみる。

5秒後に煙があがってきてさらに10秒後に火が燃え上がり10秒前後で鎮火する。
つまり煙で香りづけするのが10秒、皮に焼き目を入れてパリッとさせる時間が10秒だ。
よし火は任せろ。
カツオの炙り加減は任せたぜ!
妻の目は真剣だ。
かつてこれほどキャンプアクトに情熱をもって取り組んだコトなどなかっただろう。
それも「土佐のカツオ」のなせるワザ。
私は網の上にのせてトングで扱おうと思っていたのだが
妻はいつのまにか金串を用意していた。やるじゃないか。
さあ行け!半身5,000円の今が「旬」一本釣り本カツオ!
マズいワケないぞ!!

煙り来るよ!

お、お、なんかいい感じ?

皮は焼けたか!?

妻:「OKです!」
よし、急いで氷にブチ込め!!!

粗塩ふってタタいて・・・

「土佐カツオのタタキ」
キター!!!

この鼻に抜ける藁を燻した香り・・・。
新鮮なカツオに海洋深層水からとれた粗塩・・・。
モッサリした食感の後にカツオの旨みが口いっぱいに広がる。
喉にスーパードライを流し込んだら
次はニンニクスライスに馬路村のゆずポンをつけてカツオと一緒に口に運ぶ。
スライスされた玉ねぎは南淡路の道の駅で買ってきた。
こんな美味いカツオのタタキがあるのかっ!
高知の郷土料理「皿鉢料理」とはいかなかったが
いやいやこれだってスーパープレミアム!まさに絶品だった。
2本目、妻は何気に上手くなっていた。笑

完璧な作業ぶり。楽しそうだ。

炎天下の中で食べた冷え冷えの高知産小玉スイカ。
夏の1番のご馳走。
スイカの次はメロンを冷やす。セレブ?笑

午後は祖谷方面に温泉へ行き、キャンプ場に戻ってきた頃には日も沈みかけていた。

ランタンに火が入り高知キャンプ最後の夜。
暑さも落ち着いて気持ちいい風が吹き出したらまわりの虫達も鳴き出した。

夕食も「カツオ祭り」!
まだたくさんあったので、妻の提案で「食べるオリーブオイル」をかけてカルパッチョに。

彩り豊かなピーマン類、味付けはクレイジーソルトと胡椒だけ。全部で220円。
スキレットでカツオステーキにしてみたり

もちろんタタキのままで食べたり。
カツオとビール!やっぱ高知はこれに限るぜよ!!!

最後は写真でもおわかりいただけるだろうこの瑞々しい高知産250円メロン。

真夏のキャンプでも真夏なりの楽しさがあるし
やっぱり頑張ればそれだけ喜びも返ってくる。
それがキャンプ。
昨年までのホテル泊とは違った楽しみを見つけることができた高知の旅&キャンプだった。
また来よう。

楽しい思い出ができた。ゆとりすとパークおおとよにもありがとう。

さあ約800Kmの帰り道。

丸亀の「讃岐富士」が見送ってくれた。

鳴門海峡大橋を渡って四国とお別れ。
また来るから!

2017夏キャン高知編
07/26-07/30
ご高覧いただきましてありがとうございました。
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何やら雲行きが怪しい。
昨日の安田川キャンプ場も夕方から雨。
まぁ夏と言えば夏らしくてこれもアリかなと国道を走っていた。
美しい海岸線を南国市方面に走る。
途中で産地直売所に寄るがその安さに驚いた。
完熟メロン(高知産)1玉250円。
「どうせ・・・」なんて思っていたが翌日には4個入ケースで買わなかったことを激しく悔やんだ。
他の野菜もさいたま市の半値以下だ。
朝とれ野菜はすべて高知産。キャンプやっててよかったなと思える瞬間だ。
キャンプ場ではタープ設営後にポツポツ降りだしてきて

あたり一面はガスに包まれた。
仕方なく翌日に延期。カツオを入れてある箱に大量の氷を補充しておく。
夜は簡単カレーで済ませた。

29日(土)は幻想的な朝。空は明るくなってきているがキャンプ場は雲の中。

またもや朝食は卵かけ。だって美味いから。

カツオハランボの塩焼き。カツオの中トロ。これは贅沢な一品だ。

朝食を摂り終えた頃から天候回復。一気に夏の空へ。

コールマン焚き火台が本日は調理台。
あれれ。カメラレンズが汚れていたみたいだ。
藁がどのくらいの勢いで燃え上がるかわからなかったので新品タープの外で挑戦。笑
全体的に炭の火がまわるまで安田川の天然アユが前座をつとめた。

おおお晴れた!暑い、背中も熱いぞ!
スイカ冷やしとけ!

炭も出来上がったところで焚き火台に藁を投げ入れてみる。

5秒後に煙があがってきてさらに10秒後に火が燃え上がり10秒前後で鎮火する。
つまり煙で香りづけするのが10秒、皮に焼き目を入れてパリッとさせる時間が10秒だ。
よし火は任せろ。
カツオの炙り加減は任せたぜ!
妻の目は真剣だ。
かつてこれほどキャンプアクトに情熱をもって取り組んだコトなどなかっただろう。
それも「土佐のカツオ」のなせるワザ。
私は網の上にのせてトングで扱おうと思っていたのだが
妻はいつのまにか金串を用意していた。やるじゃないか。
さあ行け!半身5,000円の今が「旬」一本釣り本カツオ!
マズいワケないぞ!!

煙り来るよ!

お、お、なんかいい感じ?

皮は焼けたか!?

妻:「OKです!」
よし、急いで氷にブチ込め!!!

粗塩ふってタタいて・・・

「土佐カツオのタタキ」
キター!!!

この鼻に抜ける藁を燻した香り・・・。
新鮮なカツオに海洋深層水からとれた粗塩・・・。
モッサリした食感の後にカツオの旨みが口いっぱいに広がる。
喉にスーパードライを流し込んだら
次はニンニクスライスに馬路村のゆずポンをつけてカツオと一緒に口に運ぶ。
スライスされた玉ねぎは南淡路の道の駅で買ってきた。
こんな美味いカツオのタタキがあるのかっ!
高知の郷土料理「皿鉢料理」とはいかなかったが
いやいやこれだってスーパープレミアム!まさに絶品だった。
2本目、妻は何気に上手くなっていた。笑

完璧な作業ぶり。楽しそうだ。

炎天下の中で食べた冷え冷えの高知産小玉スイカ。
夏の1番のご馳走。
スイカの次はメロンを冷やす。セレブ?笑

午後は祖谷方面に温泉へ行き、キャンプ場に戻ってきた頃には日も沈みかけていた。

ランタンに火が入り高知キャンプ最後の夜。
暑さも落ち着いて気持ちいい風が吹き出したらまわりの虫達も鳴き出した。

夕食も「カツオ祭り」!
まだたくさんあったので、妻の提案で「食べるオリーブオイル」をかけてカルパッチョに。

彩り豊かなピーマン類、味付けはクレイジーソルトと胡椒だけ。全部で220円。
スキレットでカツオステーキにしてみたり

もちろんタタキのままで食べたり。
カツオとビール!やっぱ高知はこれに限るぜよ!!!

最後は写真でもおわかりいただけるだろうこの瑞々しい高知産250円メロン。

真夏のキャンプでも真夏なりの楽しさがあるし
やっぱり頑張ればそれだけ喜びも返ってくる。
それがキャンプ。
昨年までのホテル泊とは違った楽しみを見つけることができた高知の旅&キャンプだった。
また来よう。

楽しい思い出ができた。ゆとりすとパークおおとよにもありがとう。

さあ約800Kmの帰り道。

丸亀の「讃岐富士」が見送ってくれた。

鳴門海峡大橋を渡って四国とお別れ。
また来るから!

2017夏キャン高知編
07/26-07/30
ご高覧いただきましてありがとうございました。
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2017年08月04日
2017夏キャンact.5 風とあそぶ♪ゆとりすとパークおおとよ(真夏の新幕編)

そこは山の上だった。

【風とあそぶ♪ゆとりすとパークおおとよ】(高知県長岡郡大豊町)
標高750M・素晴らしい眺望のフラワーパーク。

園内の1番高いところに区画サイト・バンガローがある。
全区画に水道・竈が設置されていてサニタリー棟などもすぐ近くに配置されている。管理人24時間常駐。
まぁ「高規格」。
サイトは棚田状になっているので混雑してもプライベート感は保たれる。
今回はA-8。眺望良いが狭い。特に横幅。タープはあまり広げられなかった。

テントサイト。28日(金)はガラガラだったけど29日(土)は結構な組数だった。
ペット可だが焚き火は禁止。夏ならまぁいいかな。
管理棟の他にゆとりすとパークの施設に売店・レストラン等があり、山奥だがとりあえず安心できる。
ただ山を降りても周辺にスーパー・コンビニは無く近くの「道の駅大杉」も品揃えは少しさびしいので、食料等の買い忘れには注意したいところだ。
レストランで氷が3Kg300円で販売されていたのは今回本当に助かった。

1サイト2,000円+大人1名500円。今回電源の利用無し。
まぁ施設紹介はこんなモンにして早速本題。笑
7月の梅雨時に「つがスポーツ公園(栃木市)」に1泊で行った時
撤収時は晴れていたがタープは湿り気味だったので翌日自宅の駐車場で乾かしたのだが
その大きさと重さは楽なものではなかった。
「小さなタープが欲しいなぁ」
誰もがそう思うだろう。
しかし僅かひと月前にタープデビューを果たしたばかりの私が2つ目のタープ?汗
師匠をさしおいて2つ目タープ・・・???大汗
激しく葛藤していたが夏キャンプ準備のためガス缶や炭を買いにWILD-1へ行った時
運命的な出会いが訪れた。

【tent-Mark DESIGNS 13ft.Cotton“焚き火”version】長いな。
山積みされたウィングタープ。
「黙って俺を買え。」と言っているに違いない。

問題は妻へどう説明するかだったが
幸いにして私の誕生日が近づいていた。

結局、キャンプ場に着いて「さあ設営するよ!」の時まで打ち明けられずにいたのだが
無理矢理感は歪めないが晴れて四国高知の空の下、妻の前で堂々のデビューを果たすことができた。

今回のように幅の無いサイトでテンマクヘキサは無理だが
このタープなら張れる。
もちろん我が家のデュオキャンプにはピッタリのサイズ。
なにより設営・撤収が早い。
大きさも重さもヘキサの半分以下に感じられ1人でも楽に扱える。
妻も設営後タープ下で四国の山に吹く風を楽しんでくれた。
ロープ類は暑くて面倒だったのでヘキサのものを使ったが

どうやら長さが違うみたいだった。これ以上テンションかけられない。

いやぁしかしいいね、小型タープ。
この張り方だとヘキサにしか見えないけど。

影もしっかりできている。
もうオープンタープの無いキャンプは考えられないなぁ。

今回のどさくさに紛れてひっそりとデビューしたパイルドライバー。
妻は気づいていただろうか。
しかしこれでようやくカッコついた。
1泊や雨設営など悪天候時には tent-Mark DESIGNS ムササビウィング。

連泊や冬の防寒には tent-Mark DESIGNS ヘキサ。

テントは年越しや幕内が主なキャンプ時には Weather Master トリオドーム。

そして我が家のエーステント、Weather Master ブリーズドーム240だ。

私の思い描いていたスタイルに限りなく近づくことができるラインナップだ。
みんな末長くよろしく頼むぜ!
>劇団にひき 様
以上をもちましてご報告とさせていただきます。
奇しくも同じ週に新幕デビューできた事は非常に光栄です。
早く冬来ないかな。笑
act.5 ついに最終回(藁焼きカツオ編)へ続きます。
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2017年08月03日
2017夏キャンact.4 日本三大秘境・孤高の源泉かけ流し祖谷温泉
四国で温泉は数多くあると思うが「かけ流し」ができる温泉は少ないと聞く。有名どころでは愛媛の道後温泉だが、源泉を引き込む宿の数が多く最近は「かけ流し」ができなくなったという定かではない話を聞いたが実際にあの歴史的建造物の温泉も満足いくものではなかった。
「かけ流し」と謳うからには湧出した源泉をどれだけ浴槽に流しているかが1番重要だ。
大きな湯船にチョロチョロだけでは循環の方がよっぽど衛生的。温泉ガイドにはその温泉の「湧出量/毎分」がよく書かれているが、自分が浸かっている湯船にどれだけの量が注がれているのかはわからない。結局、いつも自分の目で湯殿の大きさと注がれている湯のバランスで「あ〜これはいい湯だな」と判断している。
ま、そんなにこだわっているワケではないのだが今回、私が知っている「かけ流し」の温泉で「流し込まれている量/風呂容量」の値が最大の温泉に出会った。(見た目。あくまで見た目。笑)

徳島県の観光地・吉野川の「大歩危(おおぼけ)」から祖谷渓(いやけい)に向かって倒木・落石の多い道をしばらく進んでいく。
深い谷合は建造物などは無く秘境ムードはいやがおうにも高まってくる。すると道路沿いに古い一軒宿。

【ホテル祖谷温泉】
結論から言うとこれはまいった。こんな辺境の地まで来た甲斐あった!キャンプ場から約1時間半。
あ、同じ祖谷温泉でもあの有名なケーブルカーで登るホテルは「源泉かけ流し」ではないらしい。
宿に温泉は2つ。ケーブルカーで降りて行く川沿いの温泉は洗い場無し。館内の温泉は通常の大浴場になっている。
フロントでどちらも入浴できる券(1,700円)を購入。ケーブルカーはありえない角度で降りて行く。

5分ほどかけて祖谷川の脇に降り立つ。

秘境の中の秘境。祖谷川の脇にその温泉はあった。

アルカリ性単純硫黄温泉。ぬるめの湯でこの時期でも長く入っていられる。

祖谷川の音に負けないほどの音で流れ込む源泉。まぁ普通、源泉はなにかをつたって湯船に流されているが、この温泉は吹き出し口から勢い良く飛び出してくる。
それは「惜しみ無く注がれて・・・」なんてモノでは無く、写真では伝わりにくいがこれは「放水」と言っても過言ではないレベル。湯船からは下の川に向けて滝のように湯が流れている。

直接浴びるところに座って源泉の打たせ湯。ああなんという贅沢!開放感抜群の秘境温泉を存分に味わうことができた。

またケーブルカーで戻り館内へ。

館内の大浴場は熱めの湯。こんな季節なので入らずに体を洗うだけで済ませた。
旅館は古い建物だが格調ある雰囲気。日帰り温泉+地物の食事などの多彩なプランもあるみたいで半日ゆっくりしてもいい温泉だ。車でめろん達が待っているからできないけど。

帰りの玄関先でコレを見つけてフとくだらない駄洒落を思い出した。

「秘湯を守る会」
雰囲気・旅情を伴う最高の源泉かけ流しだったが
「これを秘湯と呼ばず何と言おう(硫黄)」
この先この行灯を見かける度に思い出してしまいそうな気がする・・・。やはりこれは「名ダジャレ」だったのだろうかと葛藤しながら四国一の名湯を後にした。
act.5に続きます。
▼追記
※2年前に祖谷温泉から近くの吉野川でラフティングをした時のコトを備忘録として記しておきます。
日本三大暴れ川の1つ四国三郎・吉野川(徳島県)。日本一の急流ラフティングを体験してみたくて2年前の夏に訪ねてみた。現地にラフティング主催会社は数多くあるが私達はMOC(Mont-bell Outdoor Challenge)を選んだ。
予約申込は全国のmont-bellで出来て(前払い)あとは現地に行くだけだ。大歩危(吉野川)ラフティングはmont-bellの聖地・大歩危店に集まるのではなく

同じ国道32号線沿いにあるラフティング専用の施設に行く。(大歩危店から車10分)

他のラフティング主催会社とは比べられないほど立派な施設。入口にはコース説明のボードなどが掲示されている。

すぐ下を吉野川が流れていて大歩危コースのゴール地点となっているため上から見学もできる。

他に建物内にはキレイな休憩室・更衣(シャワー)室・倉庫(ライフジャケット等)がある。高規格!

事前に注意点と爪切りを促されmont-bellの車に乗って約20分ほどの河原(スタート地点)へ。

ヘルメット・ライフジャケット着用でラフトボートに乗り込み急流で落ちた時の説明など。他社もここからスタートするらしく大勢集まっていた。
幸か不幸かその日(7月28日)MOC組は私達2人だけだった。(通常は6〜8人)
MOCからスタッフが2人付く。1人はラフトボートに乗り舵をとり1人はカヤックでついてくる。真っ黒に日焼けしたガッチリと頼り甲斐ありそうなイケメンスタッフ、普段は大歩危店の店員さんだ。カヤックの人も相当な実力者で水面をトビウオみたいに飛びながら進む。
初心者の私達は最初は緊張しまくりだったが、これはとても贅沢でラッキーなコトだと途中で気づく。私が防水のOLYMPUSカメラを持っていたコトに気づいたカヤックのスタッフがなんと専属カメラマンになってくれた。急流地点に近づくと先回りしてくれて私と妻の激しいファイトを写真におさめてくれるのだ。
同乗のイケメンスタッフとも終始盛り上がりっぱなし。途中の休憩ポイントで妻はカヤックに乗せてもらったり、岩から吉野川へダイブしたり
本当に楽しい2時間半だった。大歩危半日コースの料金は当時5,500円/1人。私が調べた中では1番安い。
MOC(モンベル・アウトドアチャレンジ)超オススメです。

吉野川・大歩危コースの急流ポイントはだいたい5〜6ヶ所。最初はおっかなびっくりだったけど2つ3つ越えたあたりからは身をのり出してオールを漕げるようになっていた。経験された方はご存知の通り足をボートにしっかりかけておけば振り落とされるようなコトはない。万一急流に落ちたら下流側に足を向けてラッコの姿勢をとる。
大歩危には川の流れが大きな岩の下に向かっている危険なポイントもあるが、そのような場所ではカヤックが先回りして待機してくれているのが安心できる。
当日の川はかなり水量が多い日でポイントでは川面の白波に少々ビビるが、突っ込んでしまえば初心者の私でもそれはそれは楽しめた。スタッフの話しによれば小歩危コースは急流の長さは大差ないが落差があるとの事。経験者や中級以上の人向けらしい。他のラフティングをしたことが無いので比較はできないけど
いいですよ!吉野川。アクセスは悪いですが。笑

ラフティングが終わったら車で10分の「West-West River Station」へ。ラフティング世界選手権の会場。30分のちょっとした体験コース(1,800円)もある。
徳島ラーメンや祖谷そば、貴重なセブンイレブンが併設されていて

mont-bell大歩危店では限定「激流Tシャツ」とステッカー買って帰ろう。

1年後の同日、ラフティングはしませんでしたが見学場所に行ったらその時のスタッフさんが覚えていてくれました。今年は会えなかったけど次回はFさん指名で行きたいと思っています。
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「かけ流し」と謳うからには湧出した源泉をどれだけ浴槽に流しているかが1番重要だ。
大きな湯船にチョロチョロだけでは循環の方がよっぽど衛生的。温泉ガイドにはその温泉の「湧出量/毎分」がよく書かれているが、自分が浸かっている湯船にどれだけの量が注がれているのかはわからない。結局、いつも自分の目で湯殿の大きさと注がれている湯のバランスで「あ〜これはいい湯だな」と判断している。
ま、そんなにこだわっているワケではないのだが今回、私が知っている「かけ流し」の温泉で「流し込まれている量/風呂容量」の値が最大の温泉に出会った。(見た目。あくまで見た目。笑)

徳島県の観光地・吉野川の「大歩危(おおぼけ)」から祖谷渓(いやけい)に向かって倒木・落石の多い道をしばらく進んでいく。
深い谷合は建造物などは無く秘境ムードはいやがおうにも高まってくる。すると道路沿いに古い一軒宿。

【ホテル祖谷温泉】
結論から言うとこれはまいった。こんな辺境の地まで来た甲斐あった!キャンプ場から約1時間半。
あ、同じ祖谷温泉でもあの有名なケーブルカーで登るホテルは「源泉かけ流し」ではないらしい。
宿に温泉は2つ。ケーブルカーで降りて行く川沿いの温泉は洗い場無し。館内の温泉は通常の大浴場になっている。
フロントでどちらも入浴できる券(1,700円)を購入。ケーブルカーはありえない角度で降りて行く。

5分ほどかけて祖谷川の脇に降り立つ。

秘境の中の秘境。祖谷川の脇にその温泉はあった。

アルカリ性単純硫黄温泉。ぬるめの湯でこの時期でも長く入っていられる。

祖谷川の音に負けないほどの音で流れ込む源泉。まぁ普通、源泉はなにかをつたって湯船に流されているが、この温泉は吹き出し口から勢い良く飛び出してくる。
それは「惜しみ無く注がれて・・・」なんてモノでは無く、写真では伝わりにくいがこれは「放水」と言っても過言ではないレベル。湯船からは下の川に向けて滝のように湯が流れている。

直接浴びるところに座って源泉の打たせ湯。ああなんという贅沢!開放感抜群の秘境温泉を存分に味わうことができた。

またケーブルカーで戻り館内へ。

館内の大浴場は熱めの湯。こんな季節なので入らずに体を洗うだけで済ませた。
旅館は古い建物だが格調ある雰囲気。日帰り温泉+地物の食事などの多彩なプランもあるみたいで半日ゆっくりしてもいい温泉だ。車でめろん達が待っているからできないけど。

帰りの玄関先でコレを見つけてフとくだらない駄洒落を思い出した。

「秘湯を守る会」
雰囲気・旅情を伴う最高の源泉かけ流しだったが
「これを秘湯と呼ばず何と言おう(硫黄)」
この先この行灯を見かける度に思い出してしまいそうな気がする・・・。やはりこれは「名ダジャレ」だったのだろうかと葛藤しながら四国一の名湯を後にした。
act.5に続きます。
▼追記
※2年前に祖谷温泉から近くの吉野川でラフティングをした時のコトを備忘録として記しておきます。
日本三大暴れ川の1つ四国三郎・吉野川(徳島県)。日本一の急流ラフティングを体験してみたくて2年前の夏に訪ねてみた。現地にラフティング主催会社は数多くあるが私達はMOC(Mont-bell Outdoor Challenge)を選んだ。
予約申込は全国のmont-bellで出来て(前払い)あとは現地に行くだけだ。大歩危(吉野川)ラフティングはmont-bellの聖地・大歩危店に集まるのではなく

同じ国道32号線沿いにあるラフティング専用の施設に行く。(大歩危店から車10分)

他のラフティング主催会社とは比べられないほど立派な施設。入口にはコース説明のボードなどが掲示されている。

すぐ下を吉野川が流れていて大歩危コースのゴール地点となっているため上から見学もできる。

他に建物内にはキレイな休憩室・更衣(シャワー)室・倉庫(ライフジャケット等)がある。高規格!

事前に注意点と爪切りを促されmont-bellの車に乗って約20分ほどの河原(スタート地点)へ。

ヘルメット・ライフジャケット着用でラフトボートに乗り込み急流で落ちた時の説明など。他社もここからスタートするらしく大勢集まっていた。
幸か不幸かその日(7月28日)MOC組は私達2人だけだった。(通常は6〜8人)
MOCからスタッフが2人付く。1人はラフトボートに乗り舵をとり1人はカヤックでついてくる。真っ黒に日焼けしたガッチリと頼り甲斐ありそうなイケメンスタッフ、普段は大歩危店の店員さんだ。カヤックの人も相当な実力者で水面をトビウオみたいに飛びながら進む。
初心者の私達は最初は緊張しまくりだったが、これはとても贅沢でラッキーなコトだと途中で気づく。私が防水のOLYMPUSカメラを持っていたコトに気づいたカヤックのスタッフがなんと専属カメラマンになってくれた。急流地点に近づくと先回りしてくれて私と妻の激しいファイトを写真におさめてくれるのだ。
同乗のイケメンスタッフとも終始盛り上がりっぱなし。途中の休憩ポイントで妻はカヤックに乗せてもらったり、岩から吉野川へダイブしたり
本当に楽しい2時間半だった。大歩危半日コースの料金は当時5,500円/1人。私が調べた中では1番安い。
MOC(モンベル・アウトドアチャレンジ)超オススメです。

吉野川・大歩危コースの急流ポイントはだいたい5〜6ヶ所。最初はおっかなびっくりだったけど2つ3つ越えたあたりからは身をのり出してオールを漕げるようになっていた。経験された方はご存知の通り足をボートにしっかりかけておけば振り落とされるようなコトはない。万一急流に落ちたら下流側に足を向けてラッコの姿勢をとる。
大歩危には川の流れが大きな岩の下に向かっている危険なポイントもあるが、そのような場所ではカヤックが先回りして待機してくれているのが安心できる。
当日の川はかなり水量が多い日でポイントでは川面の白波に少々ビビるが、突っ込んでしまえば初心者の私でもそれはそれは楽しめた。スタッフの話しによれば小歩危コースは急流の長さは大差ないが落差があるとの事。経験者や中級以上の人向けらしい。他のラフティングをしたことが無いので比較はできないけど
いいですよ!吉野川。アクセスは悪いですが。笑

ラフティングが終わったら車で10分の「West-West River Station」へ。ラフティング世界選手権の会場。30分のちょっとした体験コース(1,800円)もある。
徳島ラーメンや祖谷そば、貴重なセブンイレブンが併設されていて

mont-bell大歩危店では限定「激流Tシャツ」とステッカー買って帰ろう。

1年後の同日、ラフティングはしませんでしたが見学場所に行ったらその時のスタッフさんが覚えていてくれました。今年は会えなかったけど次回はFさん指名で行きたいと思っています。
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2017年08月02日
2017夏キャンact.3 アユおどる清流とゆずの香り(後編)

【安田川アユおどる清流キャンプ場】
1年前に馬路村へ行く途中で見つけたキャンプ場。
安田川にはアユを狙うたくさんの釣師がいた。

キャンプ場は車道から見えるのだが交通量も少なく川の音と蝉の鳴き声しか聞こえない。
あ〜こんな爽やかなキャンプ場でキャンプしたいなぁと思っていた願いが今年かなった。

砂利の7番サイト。
1番奥の川沿い芝生(電源・水道付)サイトにはトルテュが1組いた。セレブか。
サイトは選び放題だったが1番値段が安いところ(1〜10番・2,000円)を選んでみた。
「フリーサイト」でと予約時に伝えていたがきちんと区画されている。
繁忙期は少し窮屈そうな感じがするが、本日は貸切りみたいなものでのびのび使わせてもらった。

目の前のサイト(16番)は+500円で川沿い。

サイトから階段ですぐに川に出られる。広さや形状も良くベストサイトだろう。(12〜17番)。
基本ペットは不可だが「仔猫ならいいですよ〜」と了承いただいた。

めろんはまだ1才に満たないが体はホント大きくなって
「どこが「仔猫」やっ!」
といつ管理人に言われるかとヒヤヒヤしていたが無事にクリアした。

念願だったコットンヘキサタープ下にテントはTCインナーのみのスタイル。
ウェザーマスターのベンチレーションをフル活用して天井・立ち上がり・入口2ヶ所をすべてメッシュにしたらこれが見事なほどに決まった。

山間部で夕方ではあるが気温は平地とほとんど変わらない28℃。
しかしテント内にはそよそよといい風が入りとても快適なのだ。

タープを張った直後から強い夕立ちが降り暑さが和らいだせいもあるが
このスタイルは今後クセになりそうだ。

通り雨と思っていたら夜までポツポツ。しかし悪くない。
タープ下で聞こえる川の音。

テント内ではめろんとりんごが運動会。
妻もキャンプ場の雰囲気を楽しんでいるようだ。

いつまでも寛いでいたい時間だったが、長距離運転の疲労には勝てず21:00には就寝。
シュラフの上にいたはずが夜中にはくるまって快適に寝ていた。
湿気は多かったハズだがテントに結露も見当たらなかった。やっぱりいいテントだ。笑

翌朝28日(金)晴れ

朝食はサイトに置かれているテーブルで簡単安心のTKG。

淡路島で買ってきたピリ辛「食べるオリーブ油」が実に美味かった。
管理棟には自販機が置かれ日中は氷や薪が置かれている。

必要最低限にして雰囲気抜群。

炊事棟・シャワー室。お湯が出るかは知らない。砂利サイトからは徒歩1分。
こんなスタイルは撤収も早い。

夏キャンプのスタイルを1つ確立できたいいキャンプだった。

四万十川や仁淀川にも負けないブルーを見せてくれた安田川。
「ごっくん馬路村」の水源にもなっていて上流域にダムは無く透明度の高いアユおどる清流。
そして素朴だけど快適に過ごせたキャンプ場。
ゆずの香りに包まれた馬路村。

ついてきてくれた妻にめろんとりんご。
節目の誕生日を鳥の鳴く声で清々しく迎えることができたよ。みんなありがとう。

act.4に続きます。
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