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2018年09月05日

2018夏キャン最終回act.8 さよなら妻の涙とブリーズドーム編

2018/08/18(土)19:00





2018夏キャンプ最後の夜。そしてドキドキの「前沢牛ローストビーフ」は劇団家秘伝のタレと共に器に並べられた。。





ちょ〜っと火入れすぎたかな?って感じで切り方も下手くそだったけど、前沢牛のポテンシャルに助けられた我が家のロービー。




ミニローストビーフ丼はわさび醤油で。これは美味かったなぁ。


もちろんあのロービーには遠く及ばなかったけど2018夏キャンプの〆を飾る思い出深い一品となった。やはりキャンプで何かに挑戦するのはホントに楽しい。

「失敗してもいいや」なんていう気持ちを持たないように高い肉を用意したが、約2時間も1歩として肉の前から離れず本気で集中できた時間の価値は計り知れない。結果美味くても美味くなくても時を忘れて楽しめて最後には笑いあえる。やっぱりキャンプ飯って最高!


高原の素晴らしいキャンプ場と岩手の星空の下。「これぞキャンプ」と思えるような忘れられない夜を過ごせたことは「感謝」しかなかった。






今年のGWに雨漏りが始まり先日の集中豪雨にフライシートを引き裂かれながらも使い続けてきた【ウェザーマスター・ブリーズドーム240】。いよいよこれで最後の夜。





食事が終わっていつもなら早々にテントインなんだけど、ガラにもなく感傷的になってタバコを消したらまたすぐに火をつけてブリーズドームを眺めるの繰り返し。いろいろあったけど本当にありがとう。








めろ&りんもこのテントで大きくなった。





2018/08/19(日)08:00




最終日の朝を迎えた。






青森で買ってきたとうもろこしと



クーラーに残っていた食材を全部炒めて卵のせてケチャップかけたなんだかわからない料理で朝食を済ませ、いつもなら「さぁ撤収!」なんだけど





名残惜しくてなかなかブリーズドームをたためなかった。







最後にめろとりんにもブリーズドームを見てほしくて




タープ下で小1時間のささやかなお別れ会。ラストがこんな素敵なキャンプ場で良かったね。






「さ、ホントに撤収するよ。中のモノ全部出して。」


めろ&りんが遊ぶひも(ロープ)などインナーテントのポケットにいつも入れっぱなしのモノもあったので中にいる妻にこう言って私はまわりのベグを抜き出そうとしたら


「なんだかすごく寂しくなってきた。」

とインナーテントの中にいる妻がポロポロ涙を流してこう言った。。


「あだたらで一緒に戦ってきたから・・・」

そうだよな。最初は何も知らない君をいきなり冬のフォレストパークに連れていき「コレに寝るから」と言われて私が勝手に買ってきたこのテントを半信半疑で見てたよな。
あだたら吹き下ろしの風にテントは歪み「大丈夫なの?大丈夫なの?」と何度も寝られない夜を過ごしたけど毎年このテントの中で除夜の鐘を聞いてきたね。

最初は見ているだけだったけど、ここ数年は1人でも立ち上げられるようになって君にとって1番頼りにしていたギアだったのだろう。最期にこんなにこのテントを愛してくれていたコトを知って本当に嬉しかった。ありがとう。





この写真が私のウェザーマスター・ブリーズドーム最後の1枚となった。








管理棟に滞在のカードを返して【種山高原星座の森】にもさようなら。ホントにこんなキャンプ場が関東にあったら毎月来てもおかしくない最高のキャンプ場。絶対また来るから!ありがとう。






以上で2018夏キャンプ5泊6日の旅は終わり。

今年の夏は青森・岩手・秋田・宮城・山形で幕営することができて本当に楽しく快適に最高の夏キャンプをすることができた。東北は来れば来るほど新たな魅力が見つけられこの先も夏は何度も訪れることだろう。
また我が家のエーステントとして何年も頑張ってくれたウェザーマスターブリーズドーム/240。7年間の楽しい思い出をありがとう。キミのコトは生涯忘れない。

そしてこんな我が家のキャンプ記事にコメントいただいた劇団にひきさん、ハチママさん、ひなこさん、zero21keiさん、ご高覧いただいたみなさんに感謝します。ありがとうございました。


Suika with めろん&りんご










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2018年08月31日

2018夏キャン最終戦act.7 キャンパーの威信をかけたローストビーフ 編

2018/08/18(土)17:00

実は無類の肉好きだった。やはり「肉」は塩コショウのみのステーキに限る。バブル時代にまだミシュランの星などついていなかった御成門の「轟皮(あらがわ)」に通い本物のステーキを知り、その後は神戸三宮・近江・松阪にある但馬牛関係の名店は片っ端からコンプリート。晩年は宮崎牛や佐賀牛が好きだった。

悲しいかな年齢と共に食は細くなり「量→質」「サーロイン→ヒレ」「A5→A4」と変わっていき最終的に現在はスーパーの「豚小間切れ」だけで満足できるようになってしまった。泣





そんな私の前に置かれた前沢牛400g。この旅のラストを飾るにふさわしい北の王様牛だ。(あえてA4を購入)

今宵は実に5年ぶりとなる「ローストビーフ」に挑戦する。駅弁やらコッペパンの絵だけで最高だったこの夏の旅キャンプを終わらせるワケにはいかない。汗


2012年の3月まだ雪の残る【フォレストパークあだたら】で初めて妻にローストビーフを振る舞った。その時はダッチオーブンを使い上蓋に炭を乗せて「初心者でもできる〜」の本を真剣に見ながら作ったのだが、なぜだか出来映えも良く妻もビックリしながら食べてくれた。

「ローストビーフ」は鎌倉山の上で庭園眺めながら食べるコトしか知らなかった最後のバブル世代になる私だったが、見よう見まねで作ったのにこんなに美味いなんて・・・。俺のローストビーフは日本一だ!w


しかし2017年の秋、とあるグルキャンに意気揚々と参加。そこでそんな小さな自信は木端微塵に打ち砕かれた。我が家は気仙沼の獲れたてカツオを用意、藁焼きカツオのタタキを出して「勝負あった!」と思っていたところに師匠奥さまの手からテーブルにゆっくりとコレ。



グル宴後半で出してくるなんて「卑怯」とも思えてしまうほどの「完ペキ」なロービー。私はそのあまりの美味さに言葉を失っていたが他にいた師匠のキャンプ仲間は1枚ポイっと口に入れて酒を流し込みまた会話に戻っていく。私は「キミ達はアホですか?」と疑念を抱く。歓声をあげるとか仰け反るとかなんかしないの?。これ酒のツマミで終わっちゃうレベルじゃないよ!?もう何度もコレ食べてるからなの???


その3ヶ月後になる「年越しキャンプ」では我が家にこのロービーを置かれて師匠は撤収していった。私と妻は1枚1枚味をかみしめながら幸せな元旦を過ごしたが、逆にこんなにスゴいローストビーフを食べてしまったコトがその後の私の「ローストビーフ作り」意欲を失わせていたコトは間違いなかった。


しかし今年の3月に転機が訪れた。ふもとっぱらへ師匠君臨時に「肉の女王」も参戦。その時の鼻息荒く師匠のロービー頬張る女王の顔を見て「あぁこれは本物だ。俺もこんなに人を喜ばせるメニューが作れたらなぁ・・・」という意識が芽生えた。「記憶に残る」ではなく「記憶に残らせる」ようなある意味「爆弾級」とも言える宴の主役を一気に奪うロービー・・・。






さぁ塩とニンニクはすりこんだ。




表面も焼き上げた。今回はあえて師匠のブログで見たやり方でいく!




沸騰させないところで25分。これは肉の厚さに応じて臨機応変に決めるしかないだろう。



そしてこの間に「ソース(タレ)作り」だ。1つはオーソドックスにわさび醤油を用意したが、今回どうしても成功を納めたかった私は妻のスマホを奪い師匠奥さまに禁断のラインメッセージ!!

あれだけ完ペキなタレだ。当然、試行錯誤して出来たモノだろう。それを簡単に「教えてくれ」とはなんたる失礼。しかし今回の挑戦にはどうしても欲しい「味」。カネで済むならホントに払いたいくらいだ。時候の挨拶から始まり考えられるすべての謙譲語を使って恐る恐るラインを送信。


Suika:「(中略)どうかこのヘタレに何卒ご教授願えませんでしょうか・・・。」


なかなか「既読」にならなかったが10分くらいして返信があった。


奥方:「(前略)私の一存では決めかねますので主人に伺ってから改めてご連絡さしあげます。」


怒らせてしまったかもしれないと不安な日々が過ぎたが、数日後奥さまからメッセージが届きなんとご主人の許可が下ったとのこと!メッセージには「劇団家秘伝のタレ」レシピが細かく書かれていて、私は狂喜乱舞しながらぶっつけ本番になってしまったが書かれていた通りにあの「幻のタレ」を完成させた。



※画像はお見せできません。





act.8 さよなら夏の日とブリーズドーム編(今度こそ)最終回 に続きます。



  


2018年08月29日

2018夏キャン最終戦act.6 イーハトーブの大自然を走る RAILWAY TO THE STARS編

2018/08/18(土)06:00




よく晴れた岩手県。朝食はもちろんコッペパン(福田パン)だがどんなに美味くてもさすがに昼・夜・朝と食べれば少々飽きる。よし、今夜は腕の見せどころだな。コールマン・ソフトクーラーの中にはキンキンに冷やした前沢牛400gが眠っている。楽しみだ。


今日は2018夏キャンプの最終日。この日は少し周辺を見て温泉行って早めにキャンプ場に戻りゆっくりと最後の夜を楽しもうと思った。



【種山高原星座の森】(岩手県奥州市)

しかしここもいいキャンプ場だ。管理棟の近くはキャビンやオートサイトもあるけれどそこから少し離れたところにあるフリーサイトがいい。

1泊300円/大人。デイキャンなら無料。いったいどう試算すればこのような料金設定になるのか。登山ならば山頂近くの山荘でボンカレー1杯1,000円と言われても荷上げの苦労を考えれば納得して食べられるが、管理棟で「2泊だと1,200円ですね〜」と笑顔で言われた時は逆に「ココ大丈夫?」と少し疑ってしまった。




炊事棟・トイレは1ヵ所だがどこに張っても苦にならない距離にあり管理もしっかりされている。





キャンプ場の良さもさることながら私が1番良かったと思えたのはやはり周囲の大自然だ。
キャンプ場前で見えた展望は素晴らしく、ひらけた高原の奥に北上山地の連なる山々と青い空。岩手は三陸沿岸の景色もスゴいけど山間部もまた素晴らしいトコだなと改めて思わされた。





タープ設営後、キャンプ場入口にある【道の駅種山ヶ原】に寄ってみると資料展示コーナーで1枚のパンフレットを見つけた。



なにぃ!?ホントに999号走ってんのかっ!


よく見たらパンフレットは2017年のものだったが運行日を見ると8月の土日は花巻〜釜石間を運行している。つまり今年も走っているなら今日(08/18)は運行日だ。

妻がスマホで調べて本日の運行を確認。土曜日は花巻10:37発釜石15:07着の1本のみ。いかんっ!もう花巻駅を出てるしゃないかっ!

時刻表を詳しく見ると途中の「遠野駅」12:13着13:31発と1時間ちょい停車するらしい。おそらく駅弁購入&トイレ休憩だろう。この時間に遠野駅に行けば間違いなく「SL銀河」を見ることはできる。

しかし私は停まっているSLにはそんなに興味がない。やっぱりSLは力強く煙りを吐きながら列車を牽引する姿に惹かれるのだ。しかもココは岩手・釜石線。遠野の山・川・田んぼはまさに日本の原風景!
これを背景に走る「SL銀河」。これ以上ない最高の雄姿だろうし、汽笛鳴らしてくれたらたぶん涙出る。うだうだ考えてるヒマは無い。遠野まではまだ下りの峠道を約40kmある。急げっ!

この旅の直前に新品のダンロップタイヤに履き替えていたのが幸いした。激しいコーナリングを繰り返しながらカーナビで撮影場所を探す。ロケハンなどしている時間など無いからだ。すると遠野駅ひとつ前の無人駅「綾織駅」に国道が近寄る部分「日影」という名前の交差点があった。カーナビ縮尺を拡大しても民家なども建っていない。私はココにナビをセットして妻にカメラを用意してもらいまだ見ぬ撮影場所に期待を寄せた。




思ったより早く山を降りて来られたので遠野駅に寄ってみた。右側の火の見櫓みたいな建物は超絶キレイなトイレで観光客を迎える姿勢がうかがえる。食事処も多い。

遠野駅から市街地を抜ければすぐに田舎の風景。どこでも絵になりそうな場所ばかりだが、私は写真撮影より実際に目で見ていられる時間が多くとれる「直線」の場所を選んだ。




SL通過予定時刻の10分前到着。なんか「どうぞここでSL撮ってください」と言っているかのような線路に向かってドン突きの道に車を停めた。昨年秋・磐越西線のように動画撮影しているような撮り鉄ライバルもいない。声出せる!泣ける!w


待つコト10分。もう昨年のようなミスは許されない。今回は私が一眼カメラを手に持つ。18-400mmレンズで1番奥に見える踏み切りが下がるのを確認、来るぞっ!






シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ・・・





来たーーーっ!





素晴らしい!宮沢賢治先生はコレを見て何を想うか。









やっぱり山が見えるといいな!最高だ。



大きく手を振る妻に運転手が汽笛でこたえてくれた。

フォォォオオオーーー!




※本日のベストショット


シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!(感涙)シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!(涙でファインダーからは見られない!)




あ、あぁ行かないで・・・




行っちゃった・・・。さようなら!
人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの〜♪




リアル「999号」のこの汽車。1号車はなんとプラネタリウムになっていて乗車座席の雰囲気も999号そのもの。いつか乗れるだろうか。




車中で最後のコッペパンを食べてまだ昼だけど温泉へ。


花巻温泉【紅葉館】



中性の単純温泉(循環)は雰囲気を楽しむに限る。ちなみに「単純温泉」とは含有成分が1,000mg/Kg未満の温泉のこと。岩露天風呂には源泉が注がれていた。たまにはこんなホテルの大浴場もいいね。





「さぁローストビーフの仕込みだ!」と意気揚々とキャンプ場に戻ると結構な賑わい。やっぱり週末はこうなんだなと少し安心していたらマイサイト横に突如として「最強のデイキャンパー」達が現れた。




そこに来るか?と思わせるようなところに設営。若い女性5人組の彼女らはロープを「ひも」ペグを「棒」と呼ぶ。元気すぎる会話とBBQの進め方はブログ等でよく聞く集団のお手本のような振る舞いを見せてくれたが、静かに焚き火に興じるソロキャンパー達の視線と殺気を一斉に浴びていた。

男が1人でもいれば「厳重注意」のところだがまぁいいや。これも夏の風物詩、のんびり行こう。しかし真横にいたあのソロキャンパー、キツかったろうなぁ。w





雲が赤く染まり出した。今夜もまた星空が見えるだろう。
【種山高原星座の森】のネーミングに嘘偽りナシ。いいキャンプ場だなぁ・・・。





act.7(最終回) 2018夏キャンプ・さよなら夏の日とブリーズドーム/240編へ続きます。
  


2018年08月26日

2018夏キャン最終戦act.5 第2部・盛岡福田パンと【種山高原星座の森】編

2018/08/17(金)15:00

3泊の青森キャンプを満喫して後半は好天の岩手を目指した。候補地は2つ。【岩洞湖家族旅行村】の「白樺」か【種山高原星座の森】の「天の川」だ。

この日は南に行けば行くほど天候は良く、加えて私自身岩手南部は落ち着いて訪ねたコトがなかったので少し距離はあるが奥州市の【種山高原星座の森】に決定、カーナビを東北道【水沢IC】にセットした。








【種山高原星座の森】に予約は要らないが時間的に到着が遅くなりそうだったので連絡を入れてみたら21:00迄に来てくれればOKとのコトなので安心して【盛岡IC】で降りて寄り道。




【福田パン】(岩手県盛岡市)

いや、コッペパンなんて・・・て思いながらもこれだけ関東のテレビで紹介されていたら1度は寄ってみたくなるもんだ。



ずらりと並ぶメニュー。まぁどれも普通っぽい。1番人気は「あんバター」?それはいいや。でも1つ1つが安いね。(130円〜)




しかしコッペパン好きなメニューを見上げる妻の目のがあきらかに違う。それはもはや数多くのメニューからいったいどれを選べばいいのかまとまらず放っておけば明後日の夜まででも食べきれないほど大量に買ってしまいそうな気配。汗

私は2人で2個くらい買って車の中でちょこちょこっと食べるくらいの感じだったのに妻がボソボソと何か言いながらメニューを指差している数はあきらかに5つ以上。どんだけ注文する気でいるのだ?

仕方ない、明日の朝食もコッペパンだなと諦め「じゃ3つ選んでいいよ」と許可したが行列に並んでいるあいだずっとメニューを見続けていたのに注文時までに絞りきれず、ずっしり重い袋になった特大コッペパン6個を手にして店を出た。滝汗



私は「バターのみ」「野菜サンドにチキンミートトッピング」。妻は「黒豆きなこと何かのトッピング」やらいろいろ・・・。

しかし車の中でちょっと食べたら

うまっ!美味いじゃないか!w



結局本日キャンプ場での夕食もこの「福田パン」となり、もはや「キャンプの品格」などと言う言葉は我が家には存在していない。昨夜は「駅弁」今夜は「コッペパン」・・・。大汗





しかしこのまま何もキャンプらしい料理をせずに2018夏キャンプを終わらせるワケにもいかず【水沢IC】を降りて水沢市内の【岩木精肉店】で前沢牛400gを購入。価格は電源サイト1区画分だ。



水沢市内から国道397号線で北上川を渡る橋の上から左前方の山と山の間に夕日を受けるひときわ雄大で神々しい山が見えた。あの山はなんだとカーナビの縮尺を上げると「早池峰山(はやちねさん)」と表示された。昨年2月に「おでんせ岩手弾丸バスツアー」に参加した時、岩手山と早池峰山は仲が悪くて姫神山を取り合っていたという話をバスガイドが話していたコトを思い出した。他にも神話や伝説の多いこの山、見た目のインパクトが山形の「鳥海山」に似た感じがする北上山地の主峰。登山のコースタイムは約6時間で登るのはちょいキツそうだけど近いうちに訪ねてみたいと静かに思った。






【種山高原星座の森】(岩手県奥州市)

水沢市内から車で約30分、北上山地のなだらかな高原。内陸と三陸沿岸の境界にあるため気象の移り変わりが多くまた風も強いと聞く。師匠のTATONKA 1TCが破られた惨劇も記憶に新しい。だが我がウェザーマスター・ブリーズドーム/240の有終の美を飾るにはふさわしい自然溢れる素晴らしい営地だ。






到着が18:00を越えていたのでテントのみの設営として場内の風呂を利用した。先ほど買った大量のコッペパンは夕食だけでは食べきれず翌朝に持ち越し。結局丸1日コッペパンという大失態を招いてしまったが、なんと夜になると一気に雲は晴れこれ以上ないほどの天の川と夏の大三角形。この地で「銀河鉄道の夜」が見られたコトを誰に感謝すればいいのかわからなくなってしまうほどそれはそれは素晴らしい夏の夜空が広がっていた。








act.6 イーハトーブの大自然に走る RAILWAY TO THE STARSとキャンパーの威信をかけた前沢牛ロービー編へ続きます。






  


2018年08月25日

2018夏キャン最終戦act.4 さよならりんご畑と岩木山。また来る日まで!編

2018/08/16(木)17:00
五所川原市【土砂災害警報・避難勧告発令中】


今、車に残されている食料は新青森駅で買った駅弁2つと来る途中のパーキングで妻が買ってきたせんべいのみ。もしこのまま動けずにひと晩この山の中で過ごすコトになっても慌てない覚悟だけは決めておこう。めろ&りんのごはんと水は大丈夫だ。

道の脇に流れている川。ふだんはきっと「清流」なのだろう。今は色を変えすべてを飲み込むような濁流となって渦を巻いていたが、ニュース速報から30分くらい経った頃だろうか。ようやく雷鳴も収まり木々の間に見える空が明るくなってきた。


た、助かった・・・。



山を降りてきて見えた岩木山が「心の山」に思えた。昨日の「1時間に100ミリ」には及ばなかったがそれでも50ミリの猛烈な雨だった。今後は知らない峠を越える時は天候も注意しなくてはならないコトをキモに命じた。



※五所川原の田んぼと岩木山





キャンプ場に戻ってサイトを確認、本日は異状無し!さあメシにしようか。





妻はサーモンとサバの握りがメインの「青森贅沢弁当」。私はサバ寿司ちょっと苦手。




私は「米」にこだわって「青天の霹靂・米日記」弁当。



テント内で歓びながら駅弁食べる2人の姿はキャンパーズプライドを微塵も感じさせなかったが、オーソドックスな幕の内っぽいこの駅弁は随所に「青森」を感じられるとても楽しい弁当だった。これだから駅弁はやめられない。


2018夏・青森最後の夜はキレイな月と無数の星が出ていた。






2018/08/17(金)06:00




弱い雨が降っていた。今日は朝イチ撤収後、八甲田エリアにある【蔦温泉】に寄ってから十和田湖畔の【宇樽部キャンプ場】に行ってみようと思っていたが、ウェザーニュースを見ると本日は青森県の予報があまりよろしく無い。だが岩手や秋田は「晴れ」マークになっていたのでコレは南下するしかないなとテントの中で決定、雨が止んだら撤収だ。


ところがウェザーニュースによれば07:00に止むハズの雨が止まなくて、しかも時折強くなったりするもんだから動く気になれず結局雨が止んだのは09:00。この2時間のロスにより青森まで来て天下の名湯、千年の湯【蔦温泉】に寄れなくなってしまった。無念。



09:40撤収完了。テントとタープはずぶ濡れのまま荷台に放り込んだ。いろいろあったけどいいキャンプ場だったし、より深い思い出になったよ。【鰺ヶ沢キャンピングパーク】ありがとう!またイガ食べに来っから〜!






岩木山麓から弘前市内に向かう道は日本一の「りんご街道」。




今回は寄らなかったが弘前に訪れたなら「弘前市りんご公園」(無料)を是非訪ねて欲しい。そしてチビっ子達に紛れて園内中央にある小高い丘に登って岩木山と広大なりんご畑を見て欲しい。生涯忘れられないような「青森」を代表する素晴らしい眺めが広がっている。


※2017/05ガラケー撮影







【大鰐弘前IC】から東北道に乗り【十和田IC】を降りて秋田県鹿角市から青森県田子町に向かい昨年のリベンジへ。




場所はもちろん【田子町ガーリックセンター】狙いは1つ!新・青森ご当地グルメ「ガーリックステーキごはん」だ。


13:00着。駐車場はかなり賑わっていた。




昨年はこの貼り紙に泣いたけど今年は「予約済み」。1日限定40食。14:00迄に入店とのこと。さぁ「にんにくフルコースランチ」を楽しませてもらおう。




ウェルカムドリンク「タッコーラ」。もちろんニンニク入り。こういうのはあんまり好きじゃないんだよなぁ・・・。え〜い一気飲み!汗




前菜は1口サイズのにんにく創作料理。すべてにきっちりガーリックが効いている。




鶏・豚・牛を好みの味で。途中で味覚がマヒしそうなくらいニンニクだらけ!でももっとニンニクが欲しい人には別テーブルに山のように置かれている。(無料)




最後にデザートのにんにくアイスが出てきて終了。もうしばらくニンニクはいいや・・・。汗

しかし1,500円で日本一のにんにくをこれでもか!と味わえるのは素晴らしい。他にもにんにくメニューはたくさんあるけど「ガリステごはん」に行くときは予約を忘れずに。



以上で3泊の夏キャン第1部【青森編】は終了。今回もまた一生忘れられない旅キャンプとなった。

今回の旅で今後青森はグリーンシーズンなら予約などしなくても気軽に来れて思い切り楽しめることがわかったし、滞在中は1度も交通渋滞など無く本当に快適だった。今となればあの集中豪雨や雷雲が行った後の夏の空もとてもいい思い出になったし、何を食べてもメシは美味くて直売所などでは新鮮な野菜や果物がホントに安い。泉質の良い温泉もあちらこちらにありキャンパーには最高のエリアと言えよう。

昨年のGWと今年の夏で青森・津軽地方をいろいろと廻ったけどまだまだ魅力に尽きることはなく今後もまた何度も訪ねるコトになるだろう。本当に最高だった!ありがとう青森。









act.5 2018夏キャン最終戦・第2部【岩手・銀河鉄道編】に続きます。



  


2018年08月24日

2018夏キャン最終戦act.3 記録的短時間大雨に敗れたブリーズドームと避難勧告発令中に峠越えしてるバカ編

2018/08/15(水)04:30




そりゃ19:00に寝ればこの時間に目は覚める。しかし気分は悪くない。

このお盆休み北東北の天候は安定していなかった。何度もウエザーニュースで確認しながらお盆休み前半は青森、後半は南に下がった秋田や岩手の方が好天と読み結果的に雲は多いがまずまず正解だったなと。俺も天気図を読み風を読みながらキャンプ地を決められるキャンパーになったんだなと得意気に爽やかなこの朝を妻にアピールしていた。(フラグ)





昨夜はイカだけで夕食としたが朝になってもテーブルにはイカしか無い。また同じように食べるのも飽きたしフライにするのも面倒だ。

えーい面倒くせぇ!イカごはんだ!(結局変わってない)




先日吹上高原キャンプ場でいただいた「エバラ焼肉のタレ黄金の味」を下味として一気に炊きあげた。




コレに七味とマヨをかけて・・・





おお!朝からちょっとジャンクフード気味だけど美味そうじゃないかっ!妻もおかわりまでしてくれて大成功の「イカごはん」となり気分よく出かけられた。







鉄ヲタなら見ておかなければならない五能線「木造(きづくり)駅」(青森県つがる市)。このあたりは遺跡が多く「ふるさと創生事業」の一環として作られ、以前は列車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていたが「子供が怖がる」の理由で自粛されているらしい。そりゃ大人も怖えよ。w




「知らなかったのに、ずっと見ていたい景色」

JR東日本「大人の休日倶楽部」ロケ地となった【鶴の舞橋】(青森県鶴田町)。青森県産のヒバで作られた日本一長い木造の三連太鼓橋。(約300M)

湖面に「津軽の逆さ富士」が見えるらしいが本日はあいにくの曇り空。逆さ富士どころか岩木山自体もギリギリ。




園内に植えられているのはおそらく「桜」だろう。GWにはスゲー絵が見られるんだろうな。いつかまた来よう。






そこからは龍飛岬までは国道339号線で北上するのが一般的だが、昨年何度も通っていたので【十三湖】まで延々と続く津軽半島西側1番海寄りの直線農道を通っていたら突然「↑メロン街道」の看板を発見!


津軽平野のメロン?どれちょっと見せてもらおう。




早速試食のメロンを出されて口に入れてみる。

うまいっ!美味いじゃないか!



メロンにはちょっとうるさい私だがこれはホントに美味い。甘すぎず爽やかな薄緑の超フレッシュマスクメロン1つ1,000円。よし買った!

私がカメラを手にしていたのを見た店のおばちゃんに裏の倉庫に停めてある軽トラのメロンを「朝採れだからコレも撮りな!(津軽弁)」と促される。




「最近はメロン作る人いなくなっちゃってさ〜ココも「メロン街道」じゃなくて「大豆街道」になって来ちゃったよ〜うひゃひゃひゃっ。」

明るいおばちゃんだった。2〜3個買えば安くしてくれただろうけどクーラーに入らないので1つだけにしておいたがキャンプ場に戻って1口食べて強く後悔。もう1つ買っておけばよかった・・・。






十三湖ではお約束の「しじみラーメン」といきたいところだったが朝の「イカごはん」を食べたばかり。




昨年も朝イチに来て妻としじみラーメンを半分に分けたが今年は「しじみ汁」ののぼりを見つけた。コレよコレ!これでいいのよ。(200円)






十三湖を越えると最果てムード高まる「竜泊ライン」を通り道路以外人工物はなにもない日本海沿岸のこの景色。




しかし龍飛岬手前の峠でものスゴい霧が発生。視界10メートルも無くガードレールの向こうは断崖絶壁。これはにはかなりビビった。


※妻撮影






バンドル握る手に力を入れながらなんとか【龍飛岬】到着。しかし昨年GWの賑わいは無い。



「津軽海峡冬景色」歌碑前にも人は無く私が赤ボタンを押すと派手に曲は流れ出すがどこか寂しい。これが本物の「演歌」なのか。




今回は「階段国道」も「岬の先端」も無し。だってなんも見えないから。写真は下の駐車場から。こんなトコまで何しに来たのだか。汗


気をとりなおして岩木山までもどり南麓の【嶽(だけ)温泉】へ。



周辺の道路脇には「嶽きみ(とうもろこし)」の売店がたくさん並んでいて迷わず2本。しかし青森ってどこでとうもろこし食べても美味いよなぁ。



【嶽温泉】はどこの旅館でも立寄り湯が利用できる。※要時間確認




今回は温泉郷中央にある「小島旅館」を利用した。古き良き昭和の旅館。入浴料は350円/大人。




含ミョウバン緑バン酸性塩化土類泉(低張性高温泉)という珍しい湯。ph1.9の強酸性で洗い場の水栓は真っ黒になっている。白濁の湯で硫化水素臭がするので入浴中は「硫黄泉」と思っていたが成分表に「硫黄」の文字は無い。

しかし成分総計は2,959g/Kgとめちゃくちゃ濃く浴室はヒバ造りで雰囲気はとても良い。弘前・岩木山周辺の温泉なら間違いなくココ。間違いない。






風呂から出てキャンプ場に戻る岩木山麓西側の山道は激しいスコール。なんだこりゃ、こんな雨見たことないぞ!ていうか前が見えないほどの激しい雨と風。いったいナニゴトかとウェザーニュースを見てみると



※キャンプ場は深浦町の隣の鰺ヶ沢町


1時間に100ミリの雨って想像できますか?汗


まさに今この赤いところにいるじゃないか!こんな時は動いていいモノなのか、動かないべきなのか・・・激しく葛藤しながらもなんとかそろそろと山道を降り小1時間かけてキャンプ場に戻った。そしておそるおそるマイサイトを見てみると・・・





うおおっ!や、破けてる・・・







ムササビタープを「テント前室雨漏り防ぎ仕様」の張り方にしておいたせいなのか。なんでこんなキレイな直角三角形の穴が開いた理由は見つからなかったが、コイツの引退キャンプは無事に過ごさせてあげたかったのに・・・。





デビュー戦は冬のあだたら吹き下ろしの暴風にフレームをへし折られ、引退戦では1時間に100ミリという信じられない大雨と戦った我がウェザーマスター・ブリーズドーム/240。

ごめん・・・。こんな私を主人に持ってしまったせいで辛い想いばかりさせてしまったな。もうコレはどうにも治せないけどあと3日なんとか頑張ってくれ!









ずふ濡れになっていたタープ下を片付けて夕食は仙台のサービスエリアで買ってきた牛タンとサラダに本日買ってきた「つがるメロン」。




メロンはおばちゃんに「すぐ食べられるやつ頼むね!」とお願いしたのだが



おお!まさに食べ頃!おばちゃんありがとう!

美味いメロンのおかげでこの時はフライシートが破れたコトを忘れて妻と笑いあえた。





2018/08/16(木)05:00




この日の予報は曇り時々雨。朝は降ったり止んだりの気温18℃。残りのメロンを食べて朝イチ弘前中心部へ向かう。



昨年もお世話になった弘前中央病院で午前中に透析を終わらせ



弘前城前にある「津軽藩ねぶた村」の「かまど炊きごはん・津軽旨米屋」で昼食。



頼んだのは「津軽御膳」。米はもちろん「つがるロマン」。観光客丸出しの食事だけど歳とるとこういうのが嬉しいのよ。




メインの郷土料理「貝焼みそ」。ホタテを卵とじにして食べる。




サブのこちらも郷土料理「けの汁」。細かく切られた根菜がどっさり入ったかなり濃い味噌汁。箸ではなくレンゲで食べる。美味いねぇ。



さぁ本日は青森3日目の最終日。行きたかったところ最後の場所に向かう。



途中偶然見つけたJR五能線「川部駅」(青森県南津軽郡田舎館村)。弘前側の五能線最終駅だ。これで起点駅(秋田・東能代駅)と終点駅を見ることができた。尚、五能線はここまでだが全列車が奥羽本線で弘前発着となっている。



そして最後にやってきたのが【特別史跡・三内丸山遺跡】。なんで!?とお思いだろうが意外とこういうの好きで静岡の【登呂遺跡】なんかも行っているのだ。




ものスゲー立派な施設なのに入館料は無料。館内はいろいろな資料が展示されているがそういうのはスルー。汗

雨の中、館外の「キャンプフィールド」に行ってみた。





ロッジ型住居。






縄文時代の「アルフェイム」。左は「テンティピ」か。



おお!あれは「タフワイドドーム」だな。いや〜楽しんだ。さぁ帰ろう。





帰りに東北新幹線「新青森駅」発見!さいたま市の私がこれを見過ごすワケにはいかない。「めろ&りん」連れて新幹線に乗る機会なんて今後も無いからだ。1階はお土産店と飲食店が並ぶ。パッと見ただけだがここに来れば青森の味みんな食べられそう。出張リーマンが羨ましく思えた。



入場券買って駅構内へ。目指すは青森の「駅弁」だ。




夕食の弁当買ってキャンプ場に帰る。「おまえらそれでもキャンパーかっ!?」と自問自答したが妻の勢いは止められなかった。


青森市内から岩木山のキャンプ場に戻るのにカーナビは国道を奨励していたが市街地は混みそうだったので峠を越えて五所川原市に抜けてから裏道で帰る道を選択。高校野球を見ながらのんびり山道を走っていたら画面に【ニュース速報】ピロピロン♪


「下北半島・むつ市で記録的大雨、土砂災害警報・避難勧告」


えっ?ま、近いと言っちゃあ近いけど・・・。



10〜15分経ってからまた【ニュース速報】。


「青森県津軽半島今別町・外ヶ浜町に土砂災害警報・避難勧告発令。」


うわ〜こっち来てる!

と思った時にはいきなりワイパーなど役にたたないとんでもない雨!こりゃヤバい!と直感的に恐怖を感じる豪雨だ。



道路には川のように泥水が流れ出して所々に落石も見える。写真など撮ってる場合ではなくついにニュース速報は今いる「五所川原市」の土砂災害警報と避難勧告を伝えだした。呑気に駅弁など買っていたコトを後悔してももう遅い。汗


「これ、俺達今1番いちゃいけない場所(山の中)にいるんじゃね?テレビは見られるけど携帯は圏外だよ・・・。」


車を激しく打ちつける雨の音に「めろ&りん」も箱に入って最大の防御姿勢をとりだした。





対向車など1台も来ない山の中。鬱蒼とした森を見上げて「どうか土砂だけは落ちて来ないでください・・・」とテレビ画面には続々と避難勧告が伝えられる中、助けを呼ぶコトも出来ない2人は天に祈るしかなかった。こんなんばっか!汗





act.4 に続きます。  


2018年08月23日

2018夏キャン最終戦act.2 岩木山麓森の中の【鰺ヶ沢キャンピングパーク】少しだけ紹介編

2018/08/14(火)16:00




10年以上前、部下の嫁さんが青森出身だったので「青森でも披露宴をするから来てください」と呼ばれたのが最初の青森だった。

たった1分の祝辞を終えた後は酸ヶ湯温泉・浅虫温泉、奥入瀬渓流に十和田湖、夜は市内の繁華街・・・なんていいトコなんだ!と足を伸ばしまくって遊んで来たが翌年には「青森ねぶた」も見に行った。ラッセラーラッセッラ!





あれから何度目になるのかは忘れてしまっているが、いつ来ても「青森はいいねぇ」と思えるのが嬉しい。そして今回も妻と顔を見合わせて

「青森はいいねぇ・・・」








【鰺ヶ沢キャンピングパーク】(青森県鰺ヶ沢町)

オートキャンプは1区画2,200円。電源サイトも同じ。初日のみ入村料420円/高校生以上がかかる。生ゴミや燃えるゴミは捨てられるが他は持ち帰り。

それなら近隣の「つがる地球村」の方が遊具も多いし温泉あるしレストラン併設でゴミも全部出せる。料金もそんなに変わらないしみんな超高規格キャンプ場の方がいいだろう。事実昨年利用した時の「つがる地球村」にはなんの不満も無かった。

しかし今はお盆休みの真っ最中。地球村は昨年GWも私のアウト後は「ファミキャン満サイト」だったらしい。コチラのキャンプ場がまさかここまで空いているとは思っていなかったけどひとまず作戦は成功、私の後には1組しか来なかった。





なかなか気に入ったのでめずらしく少しだけキャンプ場紹介。




海沿いの鰺ヶ沢町中心部から岩木山に向かって車約20分。標高260Mで周囲は森林だが幅員のあるしっかりと舗装された道路で行ける。写真はキャンプ場入口。




管理棟。売店とかは無し。自動販売機あり。建物下の土間部分がゴミ捨て場。オートサイトからはかなり離れていて歩いていく距離ではない。




左を見るとバンガローがずらり。5,000円程度で利用できるらしくこちらは家族連れで賑わっていた。




場内を奥に進んでいくと団体用の集会所やバスの駐車場などがあった。写真はBBQガーデン。オートサイトはさらにその奥。




オートサイトはひな段になっていて広さはまあまあ。2ルームとタープならなんとかいけそう。電源ポールのあるトコとないトコがあって早い者勝ちらしい。ちなみに私の10番サイトには無かった。





なるほど10番サイトの並びは通路の反対側が広場になっているから解放感があるのね。管理人がススめた理由がわかった。そこそこ遊具もあっていい広場だ。



10番サイトからの眺め。もうお気づきになられていると思うが写真は管理棟からオートサイトまでと10番サイトまわりだけ。もっとちゃんとレポしろっとの声も聞こえてきそうだが実際のキャンプ場はかなり大きな敷地で散策炉も多くそれはそれは素晴らしい景色がある・・・と思う。汗




このような通路が3本通っている。20〜30サイトあるのかなぁ。




気温25℃。滞在中に用意したマキタ扇風機のスイッチが押されるコトはなかった。キャンプ場も含めとてもいい感じなコトはおわかりいただけただろうか。やっぱりこの時季は涼しくて空いているのが1番だ。「岩木山に抱かれている」という気持ちもまたテンションあがる要因の1つとなった。






「イカ」を食べ続ける夕食。炙り直しながら七味マヨ。鰺ヶ沢町に来たらコレでいいだろう。





昨夜はほとんど寝ていなかったので毎度のコトながら初日は19:00越えたあたりでテントイン。ちゃんとシュラフに入らないと少し寒いくらいの夜だった。










めろんは青森が今回で6泊目。もう慣れたか。





りんごは初めての青森泊。昨年GWに青森来ている時に産まれたから「りんご」って名前になったんだよね。アニキの後ばかりついて歩いているけどずいぶん大きくなったな。キャンプ楽しんでくれ。








act.3 ごらんあれが龍飛岬北のはずれと〜♪なんも見えねぇ!編に続きます。  


2018年08月21日

2018夏キャン最終戦act.1 5泊6日のスタートは岩木山麓のキャンプ場から

2018/08/14(火)



08:00秋田県東能代駅。ご存知青森県の日本海沿いを走る【五能線】は秋田県東能代駅から青森県南津軽郡田舎館村の川部駅までの約150Kmを結び、特に冬の白神山地と日本海の荒波に挟まれて雪の中を走る姿は圧巻で「乗り鉄」や「撮り鉄」の憧れの路線だ。その起点駅ならさぞ立派な駅だろうと思っていたが普通の田舎の駅だった。

何か駅弁売っていないかと駅舎に入ってキヨスクで聞いてみたが駅弁到着は09:00頃のこと。観光列車「リゾートしらかみ1号」の発車時刻09:18に合わせているのだろう。仕方なく私は鶏そぼろ、妻はいぶりがっこのおにぎりを買って駅を後にした。





いきなり鉄分全開のスタートだが汽車に乗るワケでもないのに本日の主役はこの【五能線】。ホントは列車からの車窓景色を楽しみたいが我が家には愛ネコ「めろ&りん」がいる。ならばここから青森県鰺ヶ沢町までの海沿い約100Kmを並走する国道101号線を通ってキャンプ場探し&五能線の景色を楽しんでしまえ!という計画だ。






国道101号線を北上すること約30分東八森駅を越えると視界が開け日本海が現れる。「不老不死温泉」や「十二湖駅」には関東ナンバーの車もちらほら見られ観光客で賑わっていたが昨年GWに行っているのでパス。まずは最初の目的地である深浦町役場内「マグステ食堂」から。





前回の記事に書いた「青森・新ご当地グルメ」の1つ【マグロステーキ丼】。今回は全国初の役場内ご当地グルメ専門食堂となった「役場マグステ食堂」を選んだ。(他の7店舗でも価格・内容は同じ)

「青森のマグロ」と言えばすぐに「大間」が思い浮かぶけどこの深浦町の方が水揚げ量は多く青森県内のマグロ漁獲量の約半分もあがるらしい。もちろん大間と同じ「天然本マグロ(クロマグロ)」だ。




わさび醤油・辛味噌・BBQソースのどれかにつけてそのまま刺身でも良し、片面焼くも両面焼くも良し。まぁ好きなように食え!と出されてきた深浦マグロ。



当然のようにマグロは美味いがこの価格(1.500円税込)でいろいろな食べ方をできるのが楽しい。白飯も深浦長芋・錦糸たまご・マグロ節の3種類。深浦名物の「つるつるわかめ」を使った各店オリジナル汁がつく。



昨年の深浦で食べたのは「ヒラメの漬け丼」と「イガ焼き」だけだったけど、この「マグステ丼」も私の頭に強くインプットされた。ココでしか食べられないっていうのがいいね。またいつか来よう。







深浦町役場から車で5分。あの伝説キャンプ場に到着。あわよくばココをキャンプ地にしてしまえとも少しだけ企んでいた。私もあの「夕日」を拝むコトができるのか。いい感じに雲も出ている。しかし道路に車を停めるとまず第1の難関「スローブ」が待ち構えていた。



おいおいおい。コレは聞いてないよ。w

このバリケード外せば車で上まで行けそうだけど観光客も多いしそれはムリそうだ・・・。



【行合崎キャンプ場】(青森県深浦町)

昨年の夏、わざわざ八戸からやってきた師匠が奥さまとモメながらも強行泊して私も忘れられないあの「夕日」を見たキャンプ場だ。トイレはあるがその他利用料金等は知らない。


2017/08「知る人ぞ知る四年越しの念願の営地行合崎」今日もどこかで野遊びを…より






なるほど。これはいいトコだ素晴らしい!今日はスローブを登ってすぐのトイレ脇にテント立ててキャンプしている強者がいた。目の前はゾロゾロと観光客来ているのに・・・。

しかし師匠はココでキャンプしていたワケではない。目の前には目を疑うような第2の難関。




なんだこりゃ。私ならイス1つ抱えて降りていくのもイヤなスゲー階段!コレ荷物抱えて3往復???いくら旦那の念願の場所でもこれはムリ!と妻は断言する。この坂を前にして劇団家の愛の深さをまざまざと見せつけられたような気がした。



いや〜それにしてもいい眺めだった!さぁ次行ってみよ。ww







昨年見つけたお気に入りの無人駅「轟木(とどろき)駅」にまた昨年と同じ「キハ2両編成」が滑り込んできた。





やっぱり五能線の風景には「リゾート列車しらかみ」より往年の名車「キハ」がよく似合う。ゴオーという音がたまらない。





誰も乗り降りする人なんていないけどちゃんと停まって汽笛を鳴らして出発進行!さようなら。






鰺ヶ沢町に入ると右を向いても左を向いても焼きイカ屋が並ぶ「イカ焼き通り」。



1パック500円で2人には十分な量だったけど




鰺ヶ沢町のはずれにある「わさお」の店でさらに2パック購入。w




今夜はコレとビールだけでもいいんじゃね?というほど美味い「イガ」だけどさすがに「3パック」は買いすぎた。




同じ鰺ヶ沢のイガだけど店によって味は違う。やっぱりわさおの店(きくや商店)は「天日干し」が美味さを増しているのだろうか。



鰺ヶ沢町のマックスバリューで氷と野菜を買ってキャンプ場へ。初日に【行合崎キャンプ場】では今後の日程を全部ダメにしそうだったので同じ鰺ヶ沢町の岩木山北側山麓にある【鰺ヶ沢キャンピングパーク】に向かった。





あまり事前に下調べしていなかったので少し不安はあったけどなかなかどうしてココ結構いいじゃん!て言うか「お盆休み」なのに「好きなトコどうぞ!」ってナニ?笑





管理人から「10番がいいよ。ホントはペットいるなら上の(離れた)方になるんだけど今日は誰もいねぇから・・・(実際はなかなかの津軽弁)」と言われたので10番サイトに設営。

今日はお盆休みの真っ只中でコレ???大丈夫か?と思いながらもかなり居心地の良いキャンプ場と気付くのに時間はかからなかった。






車の中で1パック食べてきたけど夕食に並んだイカ多すぎ。汗
(写真は1パック分)







act.2へ続きます。  


2018年08月12日

行くゼ東北!2018夏キャン第3弾(ブリーズドーム240最終戦)

青森の「新OMOTENASHIご当地グルメ」というのをご存知だろうか。

【深浦マグロステーキ丼】
【平内ホタテ活御膳】
【中泊メバル刺身と煮付け膳】
【田子ガーリックステーキごはん】
【東通天然ヒラメ刺身重】

2017年GWに津軽半島を訪ねた時、十三湖では定番の「しじみラーメン」を食べようと思って「しじみ亭」に行った時に【中泊メバルの刺身と煮付け膳】の「のぼり」を見つけた。その時は【新・OMOTENASHご当地グルメ】なんて知らなかったし例え知っていたとしてもそういう「お祭り的」で一過性のようなモノに飛びつく性格でもない。

ただラーメンよりはメバルの煮付けの方がいいし店も地元の有名店。じゃぁソレでいいや的に頼んでみたのだがこれが驚きの逸品だった。【中泊メバル膳】はリーズナブルな価格(1,400円)の割には予想以上のクオリティで「メバルが美味い」と言うだけでなく米の「津軽ろまん」や副菜も地域の 名産を使ったものでとても満足のいく料理だった。


もう1つは私の仕事仲間で青森県田子町出身の男がいる話。彼はいつも「とんでもねぇ田舎なんですよ〜」と愚痴っているが田子町と言えば日本一の「にんにく」の産地。これは1度訪ねてみようと十和田湖からまさに「荒野」と呼べるような道を通り田子町の中心「田子町ガーリックセンター」へ。駐車場に車を停めて店に入るとまさかの張り紙。

「ガリステ(1日40食限定)」は本日完売となりました。またのお越しを・・・


まだ昼前やないかいっ!こんなクソ田舎まで来て「完売」だと!?


店は大繁盛していて他にもメニューはあり行列もスゴかったが私はなんだか心折れてしまいその時は土産品しか買わずに店を出てきた。旅を終え帰ってからネットで「青森新・OMOTENASHご当地グルメ」という名前を聞きテレビでも見るようになるとそれは青森県と地域各店舗が本気になって取り組んでいる官民一体の「町おこしプロジェクト」だと言うコトを知った。

「新・OMOTENASHご当地グルメ」は今まで青森にある有名な「マグロ丼」や「ホタテ丼」「うに丼」とは一線を画しており、そういうモノには極めて保守的な私でさえ「味」はもちろんのこと量や価格にも加え「地元の本当に美味いものはコレなんです。全部食べて行ってくれ!」と言う気持ちがその1膳の中で十分に伝わってくる。

もうひとつ惹かれるのは青森の都市と言えば弘前・青森・八戸。ここに行けば郷土料理をはじめさまざまな新鮮魚介料理が食べられるだろう。ただ「青森新・OMOTENASHI ご当地グルメ」が食べられる場所はその食材が獲れる本当の「ご当地」。私のように県外から訪れる者から見れば観光地化されたリゾート、爽やかで気持ちのいい青森ではなくてこれらの場所はド田舎だけどなんかホッとしてしまう「本当の青森」を感じられる場所なのだ。

3泊や4泊ぐらいで青森の美味いモノみんな食べて来ようなんてできるワケないけど、この5品だけでも相当の満足感を得られると確信して今回チャレンジしてみようと思う。日程の都合で下北半島の【東通天然ヒラメ刺身重】は行けないが深浦町・平内町・田子町はなんとか行けそうなのでキャンプの合間に楽しんでみたい。

それぞれの料理写真掲載はしないけど興味をお持ちになられた方は「まるごと青森」で検索していただければ全部載っています。その料理はどの店に行っても同一内容同一価格。これは観光客には嬉しいシステムだ。


その地に出向いて美しい景色と風土を愛でながらその地の美味いものを食べその地の恵みの温泉で癒される。


我が家の旅の醍醐味を存分にOMOTENASHI してくれるのが「青森」。

さぁ行くゼ東北!2018夏キャンプ総集編!



※蔦温泉(十和田市)



楽しみで仕方ない・・・。
  


Posted by Suika with C at 10:35◆北東北

2018年08月02日

ふたたび夏キャン act.3 ブナ林の中警戒の一夜【休暇村乳頭温泉郷キャンプ場】編

2018/07/26(木)13:00


覚悟を決めて高級芝サイト(3,090円)を通りすぎ1段下のブナ林の区画サイト(1,030円)に車を進めたらなんと区画は4.5×4.5Mの狭小サイト。「聞いてないよ〜!」とおどけても周囲には誰もおらず私の嘆きはシュワシュワシュワシュワと鬱陶しいほどのセミの鳴き声に掻き消された。






まあよく見れば少し広目のサイトもあるが2ルームは絶対ムリ。でも我が家のエーステント「WeatherMaster ブリーズドーム240」なら大丈夫だ。今回選んだサイトは「2番」。どうせ誰もいないのだから車はどこに停めても問題なくムササビタープ地面直張りならなんとかいけそうな気もしたがなにせ相手は「野生のクマ」だ。一瞬の遅れが命取りになるコトくらい子供でもわかる。視界を遮るような張り方はできないので今回「タープ」の設営は見送った。





悪いことばかりじゃない。設営終えてまわりを見ればこれ以上無い森の生命力を感じられ、4.5×4.5mのサイトもこれが高規格キャンプ場なら「なにコレ?」だがこんな大自然の中だと「ハンパねぇ野営感」に昇華する。





ブナ林は完璧までに陽射しを遮ってくれてテントの中は快適そのもの。上段の高級芝サイトは30℃オーバーだがこちらは25℃。昨夜は走りっぱなしだったので妻とめろ&りんはあっという間に眠りに落ちていた。




2時間ほど寝ているが起きるそぶりも無く「緊張感ねぇなコイツら・・・」と思いながら私は夕食の準備を進めていたが、セミの鳴き声がカナカナカナカナ・・・に変わり出したのをきっかけにイスを森に向けてタバコに火をつけたらふとあるコトに気付いた。






「あれ?俺、今なんかカッコ良くね?」ww




いつも設備の整った区画サイト(電源付)や開放的な公園キャンプばかりのお茶漬けキャンパーが周囲は誰もいない秋田の山奥でクマにビビりながら今シングルバーナーに火を入れている。これを「カッコ良い」と言える男になれたコトを誇りにさえ思う。





キャンプスタイルなんて十人十色。ヴィンテージギアに囲まれてラグジュアリー感を楽しむも良し、厳選したUL仕様でサバイバル感を持って不便を楽しむのもまた良しだ。

私が楽しいと思うのは後者の方でこんなワイルドなキャンプ時は目を奪われるような豪華な料理よりもマルタイの棒ラーメンやサタケのアルファ米など、山行時に担いで持っていくような食事で雰囲気を楽しむのが大好きで料理はシンプルであればあるほどワクワクできるのだ。

年越しキャンプや海鮮キャンプでは幕内で腕を奮って豪華な食事を楽しんだり夏のワイルドキャンプではサッと男の料理で妻に「美味いっ!」と誉められたり。ホント「これだからキャンプはやめられない」だな。





そんな1人の時間を楽しんでいたら妻が起きてきた。どれ、早速「男の料理」をふるまってやるか。

角館で「比内地鶏の親子丼」と決めてキャンプ場に来る前にスーパーや道の駅などに寄って「比内地鶏」をさんざん探したけど見つけられなかったが、なんとか「秋田産鶏肉」と「比内地鶏の卵」は見つかった。




「いぶりがっこ」食わなきゃ秋田のメシじゃない。いつ食べてもウメーなぁコレ。





ここで問題が発生した。さ〜てクックパッドでレシピ見ようかなと携帯電話を持つが「圏外」表示。汗
私のセンスが問われる親子丼つくりとなる。そうめん用のつゆに酒・みりんをテキトーに入れて卵いけーっ!



ぐつぐつ2〜3分。




材料秋田産100%の親子丼!米はもちろん「あきたこまち」だ。どやっ!?


痛恨の「三つ葉」忘れだったが初めて作ったのにこの出来はスゴいと妻はあっさり完食してくれた。いつもキャンプにおいては再現性乏しい私の料理だがこの「親子丼」は2杯目も完ペキ!これは簡単に作れて野営感もある。急な襲撃時にも使えそうだ。さぁ女王よカレーもいいけど親子もね!何杯でもいいぞ。




夜は休暇村本館へ。待ちに待った「乳頭温泉の湯」だ。

この「乳頭温泉郷」は休暇村を含む7つの宿がありどの宿でも立寄り湯を営業している。

鶴の湯温泉(600円)・妙乃湯(800円)10:00〜15:00
大釜温泉(600円)・蟹湯温泉(600円)09:00〜16:30
孫六温泉(520円)08:00〜16:00
黒湯温泉(600円)09:00〜16:00
休暇村(600円)11:00〜17:00※キャンパー特権19:30迄
※妙乃湯火曜定休

個人的には「鶴の湯温泉」イチ押しだが「妙乃湯」も捨てがたい。この2宿が「乳頭温泉郷」の「顔」のようでポスターがあちらこちらに貼ってある。下は「鶴の湯」のポスター。





休暇村には源泉が2つあるらしく内湯2露天1の浴場だったが内湯の乳白色の湯が熱い!入口に温度表示されているが(42.4℃)「ウソつけー!」だ。w
私は誰もいないのをいいコトに脇についていた水栓を全開。いつもは「加温・加水など持っての他」と偉そうに語っているが乳頭温泉まで来て思いっきり「加水」した源泉かけ流しの風呂に入るとは・・・。汗




手前の湯はちょうど良い湯かげん。でも夏は5分くらいしか入っていられなくて少しもったいなく思った。




休暇村の風呂にしては天井にブナの梁があってなかなかの造り。風呂は男女入れ替え制で今日は女湯の方がいい露天だったらしい。



※休暇村HP

「夏に温泉なんて・・・」という感もあったがそのあまりの豪雪に夏じゃないと来られない乳頭温泉。こりゃ確かに「極上の湯」だ。来て良かったなぁ。




休暇村の泉質は単純硫黄泉だが他にも硫酸塩泉や重曹炭酸水素泉の源泉を持つ宿もあり次回は他の湯も楽しんでみたい。※「湯めぐり帖(1,800円・宿泊者限定)」などもある。





夜はスリコの虫除けキャンドルでも無いよりはマシだろうと「熊避け」としてテント前に並べて寝た。結局私は朝まで1度も起きるコトは無く緊張感を持って寝るなんて出来ないな。w






2018/07/27(金)05:00




気温23℃。なんて爽やかな朝なのだろう。生きている喜びをかみしめながら簡単な朝食を摂った。





ブナ林から陽がさしてきてテントに当たりだしたらさぁ「撤収」だ。

08:00撤収。まだまだ素人感の抜けない私達には凄く刺激的だったけど「秋田」の自然豊かな温泉郷を存分に満喫させてくれたキャンプ場だった。





ココはきっといつかまた来るな。ありがとう!






act.4【行くゼ宮城!「それがキャンプ」の舞台へ編】に続きます。