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2022年05月20日

2022GW・密会の焚火くるくる指導(前編)



かんたファーム農園リゾート
ワイルドキャンプ場
福島県福島市大笹生字大平63
TEL / 090-7064-9903
http://www.relaxation-iz.com/kantafarm

キャンプ場や四輪バギーなどをそろえる同園。オープンのきっかけについて、園主の菅田美嘉さんは「この地域は戦後、海外から引き揚げてきたり疎開してきたりした人が開拓した農地がたくさんある。高齢化が進み遊休地となってしまった。その遊休地を使い、子どもから大人まで自然を感じながら癒やされる場所にできればと思い、オープンした」と振り返る。
【2021/10/12福島経済新聞抜粋】



バギーや農業体験は見て来なかったが、キャンプ場に関して言えばまだまだ「これからのキャンプ場」という印象。「標高約400Mの限界集落にあるキャンプも出来る広場」で概ね間違いは無い。それでもゴールデンウィーク直前なのにオタオタしていたアホキャンパーどもを迎え入れてくれたコトに感謝しながら、場内最奥部に車を進めた。



2022/05/04

https://gekidan2.naturum.ne.jp/

ナチュログ【今日もどこかでCIAOちゅ〜る】でお馴染みの、劇団にひきさん夫妻と愛娘こむぎ(1歳3ヶ月)。



「あら、いらっしゃい♥」



そして山形キャンパー【野山が俺を待っている】のChaiさんファミリーが出迎えてくれた。

https://chaiyamagata.naturum.ne.jp/


劇団家とのキャンプはもう何回目になるかは忘れたが3年半ぶり、Chai家は2年半前の山形芋煮キャンプ以来だ。





焚火でとびきり美味いカウボーイステーキを焼いて食う?全貌編part3
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3151584.html



3家族が揃ったのは2018年の秋に『ほとりの遊びばキャンプ場(福島県)』で劇団家主催で行われた『焚火でとびきり美味いカーボーイステーキを焼いて食う』の会で初めてお会いした時以来、初めてのキャンプとなる。コロナ禍のせいで3年以上の月日を要したが、顔を合わせればみんなすぐ笑顔になれた。




ちなみに上の写真を掲載したその時の『焚火でステーキ』キャンプレポでは名前を伏せていたが、せっかく主催者が丁寧に下ごしらえをしてくれた高級サーロインを、肉が配られたらいきなり全部を焚き火台に乗せてペース配分などお構い無し。しっかり味わうコトもなく、我先にと家族全員で焼けたか焼けていないかなど関係無くむさぼり食った北のアホキャンパーとは、実はこの家族である。






挨拶が済むや否やのタイミングで、Chaiさんから『芋煮』と『鶏皮おろしポン酢』が振る舞われた。「秋は本気出すから…」との言葉と共に出された芋煮だったが、食べてみて「なるほど」と思う。やはり1度あの薪の高火力と、Chai実家畑の掘りたて里イモを知ってしまうと、フツーの『冷凍里イモ芋煮』では失礼ながら1歩、いや、5歩落ちた感は否めない。この時、今秋の山形にコロナによる行動制限等が発出されないコトを強く祈った。



山形が俺を呼んでいる act.4【リアル秘密のケンミンSHOW】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280565.html





芋煮を食べ終えてひと息ついていたら、横に座っていた劇団家奥さまの手が動き出した。今回のキャンプにあたり、事前にシェフから「なにかリクエストを聞かせなさい」と言われ、私は宮城の名物料理でもある『油麩丼』をお願いしておいたのだが、午前中からもう出てくるのか…。




「あの…もう私、以前よりも食べられなくなってまして…、あの、『少食』って言ってもおかしくないくらい…」


ちゃんと話しているのに、山形米の上にどーんと載せられた仙台麩。見た目も「大盛り」で「この人、なんも話し聞いてねぇな…」と思いながら八幡屋礒五郎の七味をかけて食せば、「なんだコレ!えらく美味いじゃないか!!!」

もしかしたら『カツ丼』をも凌駕するほどの味わいは、素朴でやさしい『宮城の味』。私は後先考えずにペロッと大盛り1杯完食してしまう。「し、しまった…」と思っている横でシェフが次の料理は何にしようかとクーラーを覗いてる。止めてくれ、俺は「フードファイター」じゃ無いんだ。





そうだ思い出した、コレが『劇団家キャンプ』。「アレも食ってけ〜」「コレも食ってけ〜」は東北人の気質で、私は母が会津の出身なので、幼い頃から親類の家に行けばもう嫌!ってほどあれやこれや食わされ続けて来た過去がある。


キャンプ場着いたら、まずは「芋煮食えっ!」と即座にテーブルに出され、間髪入れずに「大盛り油麩丼、お待ち!」は、ある意味「ありがたいおもてなし」なのだが、この後、夕方近くまで一切の食べ物は受け付けられなくなり戦意喪失。今回も東北人にキャンプ・イニシアチブを取られるという情けないカタチとなってしまった…。








(後編)に続きます。


  


2022年05月12日

2022GWの記録・道の駅ふくしまオープン編



2022/05/04 05:00 新緑の吾妻連峰(福島県)。手前の橋梁は『東北中央道・福島大笹生IC』だ。ここから少し走って磐梯吾妻スカイラインに出てから野地温泉や土湯温泉に向かうルートは、眺めも良く自然の息吹を深く感じられる素晴らしい道で、火山活動で通行止めになってしまう時も多いが、私の『マイドライブルート100選』に入賞している。

そしてあの山麓には天下の名湯『高湯温泉』の玉子湯や安達屋旅館があり、この辺り一帯はフルーツ王国・福島の果樹園がどこまでも続くいつ来てもワクワクするエリア。その入口となるこの場所に県下最大の『道の駅ふぐすま』がグランドオープンした話しを聞き、朝イチでさいたま市からやってきた。











道の駅のオープンは9時。ここまでどこにも寄らずに走ってきたので腹が減った。8時半にキッチンカーが開いたのでカレーパン1つで朝食を済ます。他にもキッチンカーが数台あったが、この後のキャンプを考えるとここは最低限の量で腹を満たしておきたい。車中泊の人達も起きてきてチラホラ集まりだした。














周囲の山々を見ながらカレーパンを食べていると、なんだか周囲が賑やかになってきて駐車場の店前はもう満車。少し離れた第2・第3駐車場への誘導が始まっている。時刻は8時45分。


そして9時になると…




なんだこりゃ!入れない!!!汗


ふと道の駅外周の道を見れば、福島大笹生IC出口まで続く激しい渋滞となっているではないか!「ゴールデンウィークすげぇな…」


9時になっても車を降りてチンタラ歩いて列の最後尾に向かったせいで、入店時の検温・消毒渋滞になり10分くらい並ばされてからようやく入店したのだが、コレは…





「密」です!「密」です!「密」です!


マスクを手で強く押しながら場内を小走りで1周してフードコートは『カレー屋』『ラーメン屋』『海鮮丼』の3店(他に11:00開店のレストラン有り)を確認、逃げるように店を出た。妻は意地になってレジの大行列に並び『ままど〜る』と『柏屋の薄皮饅頭』『イカにんじん』を買ってきた。


感想は「まぁ、フツーの道の駅だな」www

次回は『あかつき(桃)』が並ぶ頃にゆっくり訪ねたい。










気を取り直してキャンプ場に向かう。広大な梨の果樹園を抜けると狭い山道になった。カーナビでは目的地まで約4.0kmの表示。




前半はこんな道。「酷道ですから気をつけて!」と先着しているキャンパーからメッセージが来たが、はぁ?誰に言ってるのだ。





後半はこんな道。時折来る対向車には早めに対応すれば、すれ違える場所はいくつかあって、これは『酷道』では無い。いいかい『酷道』って言うのはね…と説教してやろうと思っていたが、キャンプ場の看板が見えたらそんな気持ちは忘れてしまった。






おお、コレはホントに『ワイルド』そうじゃないか…



かんたファーム農園リゾート
ワイルドキャンプ場
福島県福島市大笹生字大平63
TEL / 090-7064-9903
http://www.relaxation-iz.com/kantafarm
フリーサイト・ペット可・ゴミ持ち帰り



到着時に受付には誰もおらず、場内も舗装されている場所なども無い。言い方は悪いが「山の中の放牧地」って感じで、ひと目でゆる〜っ!と思えるキャンプ場。






さあ、人生初の『デイキャンプ』だ、楽しんで行くゼ!





後編に続きます。

  


2022年04月28日

2022GWの記録・場所探し編



2022年4月24日未明

「こんにちは〜!GWはドコ行きましょうか?」

「『ドコ行きましょうか?』じゃねえええっ!」


どうして北国のキャンパーはこういつもいつも直前にならないと営地が決まらんのだ。

確かにギリギリまで待てば天候も読みやすいし、そもそも『予約』をしなければならないキャンプ場なんて、ワザワザ混んでいるところへ向かうようなモンで、ある程度経験を積んでいるキャンパーなら「まぁ、なんとかなるって」でもいいのだろう。


ただ、今週はフツーの週じゃない。『黄金週間』でさらに『グルキャン』だ。しかも私に限っては駐車場のネコどもにごはんをあげなければならず約300kmを『日帰り』しなければならない。ワンチャン狙って予約無しの無料ないし格安キャンプ場へ行ってもしハズしたら、現地でリカバリーなど不可能だ。

ここは多少カネ払ってもフツーに近場のオートサイトを予約して欲しかったのだが、流れてくるLINEメッセージを見ていると、北国キャンパー達にそんな気持ちは伝わっていなかった。


「ロケーションが良くないとイヤだ」

「無料か出しても1,000円くらいまでだな」

「山菜摘んで天ぷらできるトコがいいわ♥」

「温泉あるトコがいいね」

「ペット可で出来れば車横付け可希望」



「おまえらホントは『バカ』なの?」と思わせるようなメッセージが次々と流れてきて都度キャンプ場に確認してみるが、当然格安キャンプ場の空きサイトなどこの時期にあるワケない。


『北東北へ行けばなんとかなる!』と山形県北部や岩手県雫石まで話が及んだが、私に片道500km以上を『日帰り』させるつもりなのか?ま、そこしか無いなら仕方ないけど…。





結局3日間ああでもないこうでもないと、二転三転しながらも、なんとか予約できるキャンプ場のフリーサイトをおさえるコトが出来た。距離も片道約300kmで日帰りでも問題無い。近隣には昨日04/27に県下最大の道の駅がグランドオープンしたらしく、なんとかまともなキャンプが出来そうで胸を撫で下ろしている。


しかしこれだけは言っておこう。頼むから来年は最低ひと月前くらいにはドコ行くか決めるという、いたってフツーのキャンパーらしい行動を北の野良キャンパーどもにはとっていただきたい。ww






さぁ、ひさしぶりに出かけよっか!

  


2020年09月01日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】「さよなら遥か空の下」後編・最後の晩餐

2020年盛夏




結局どこにも行けなかった2020夏。7月4連休と8月の9連休もずっとテレビを見ながら毎日そうめんとスーパーのスイカを食べ続けていたら、医者から「タンパク質がかなり低い数値でヤバイです。」と告知された。

この時期になると暑さにヤられて肉が食べられなくなる私。それを見るに見かねた妻が「うなぎなら食べられるんでしょ。」と私の誕生日祝いも兼ねて、うなぎ処さいたま市の歴史ある名店「ほてい家」に電話して『うな重』を注文してくれた。




まだ早い時間(18:00)だったので店内には誰もおらずホッとしながら出されたお茶を飲んでうな重の出来上がりを待つ。うっすら漂ってくる香ばしい匂いに私の夏バテはみるみる回復、食欲が沸いてきた。







「やっぱ夏は『うなぎ』だよな〜!」





食べながら私はひとつ確信した。私が「最後の晩餐」となる食事を選ぶなら、きっと『うなぎ』だな・・・と。欲を言えば「朝は茄子の浅漬けと山形だしに白米と味噌汁で、昼にざるそば or そうめん、夜にうな重、最後に八色スイカを1/2玉食べてから旅立たせてくれれば、俺の一生に悔いは無い。」と横でうな重食べていた妻にお願いしたのだが、果たして覚えてくれただろうか。









【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】
act.1「春1番」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3309728.html
act.2「星の降る森」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3311260.html
act.3「のぞみ700系ラストラン」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3313207.html
「さよなら遥か空の下」前編
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3345664.html





さて、3年ちょっと続けてきた弊ブログだが、このまま出口の見えない状況のままダラダラと続けていくのも性に合わないし、禍にのみこまれて消えるブログがあってもいいじゃないかと今回のレポで「遥か空の下・最終回」とするコトにした。今までご高覧いただいていた読者の皆様には深く感謝を申し上げます。

しかし「最後の晩餐」が8ママ【星空の教室】の手料理になるなんて・・・。




2020/02/22(土)19:00【星の降る森】(群馬県沼田市)
会場:ロッジシェルター





「おおおお!!すげぇじゃん!!!」



テーブルに8ママからの彩り豊かなハンバーグやカプレーゼが並んだ。





子供達はまるで盆と正月と誕生日が来たような喜び様だ。世代の違う私達にこの日のために考えて作ってくれたメニュー、嬉しくないワケが無い。3年前、キャンプブームに勢い良く乗ってやってきたビギナーキャンパーだった8ママから出された渾身の「キャンプ・ディナー」。まさかこんな日が来ようとは・・。



※夕食準備中


初めて8ママから私のブログに頂いたコメントは「めろ&りん」への心あるコメントだった。当時はまだキャンプの話も少なくて、ネコと病気の話しばかりだったこのブログ。すごく嬉しかった私は「この人に何か恩返しをしたい。きっと心のキレイな人なのだろう・・・。」と若干、勘違いをしながらも「最近のアニメやゲームのコトはなにひとつ知らないけれど「キャンプ」のコトだったら!」と、それからの2年間、私は彼女が自身のブログ記事をあげるたびに「ちーがーうーー!」と何度もコメント欄に書きなぐってきたが、私の意に反して「楽な方」「便利な方」「勧められたがままにとにかくなんでも買いたがる」に進んで行く典型的な今ドキのファミリーだ。「これはいっぺん直接会ってキッチリ言わなアカン。」と、この軟弱キャンパーをビシっと叩き直す計画で「イチゴキャンプ」を提案したが、ズルズルやるのは性に合わないのでキャンプは「全3回」の予定とし、今回が2回目のイチゴキャンプだった。





【星空の教室】イチゴ三昧グルメグルキャン!
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3194538.html



グルキャンで相手の家族をもてなす料理をキッチリ出せるなら、もう立派な「キャンパー」だ。今さら私がなんだかんだと言えるコトなど何も無い。気がつけば年間の出撃回数もキャンプ・ギアも私など比べ物にならないほど増えているし、なにより1番大事なモチベーションがスゴくて「星空バカ」「湖バカ」「富士山バカ」・・・興味を持ったモノすべてに「バカ」が付くバカっぷり。そのせいで気がつかなかったかもしれないが、知らず知らずに彼女は「ベテラン・キャンパー」になっていた。





1回目のイチゴキャンプでは私が料理を振る舞って無言の「プレッシャー」を与えたが、2回目のキャンプでしっかりと返してきた。この「意地の張り合いみたいなキャンプ」は、私みたいな古い考えのキャンパーには最高に楽しいキャンプ。そんな時間を過ごさせてくれてコトに感謝したい。







2020/02/23(日)2日目







風もなく爽やかな晴天の朝。6人とネコ2匹で賑やかな朝食。8ママから私好み(薄くてちょい酸味がある)の超ウマコーヒーを差し出された。やればできるんだな。




朝食後はKさん情報の「しゃくなげの湯」(車約20分)へ。広くキレいでまったく問題無いが、山間の温泉施設でなによりも「周囲の雰囲気」が良かった。今後この界隈の風呂はもうココだけでいいだろう。


【プジョーでキャンプ】上州のおもてなし。湯けむり香るとんかつ街道。
https://zero21kei.naturum.ne.jp/e3300999.html







昼にサイトへ戻ったら雪が降りだした。おそらく私には今季最後の雪になるだろう。だけどこの寒さは「冬キャン」らしくなってとてもいい感じだ。「さ、6さん、火の準備をしてくれ。」



暖かいロッジシェルターから1人出されて、ぶつぶつ言いながらの火おこし。結構寒い。ww







テント内では7が張り切って昼食作り。1年前とだいぶ変わったな。キャンプではそろそろ「戦力」になるだろう。




今回のピザオーブンは8ママ家のたき火台に乗せて焼いた。「初めての焚火台だから上手く焼けるかな〜?」と私は場を盛り上げるセリフで焼き始めると、みんな不安そうな目で見ている。


「おいおい、オレがピザ焼くの何枚目だと思ってんだよ!」


そして私は「お約束」かの如くキッチリ裏面を焦がして8ママの前に置く。すると彼女はまるで鬼の首をとったかのようにゲラゲラ笑いながら焦げ焦げピザの写真を撮り始めた。

まだ若いこの家族に普段は完ペキなキャンパーである私の「ミス」をわざと見せてあげたコトに気づくのはあと10年くらいかかるだろうか。これも「グルキャンを盛り上げるテクの1つ」だと言うコトを。









昼食後は本日「イチゴキャンプ」のメインイベント、8ママ家の長女7の実演イチゴパフェ作りだ。「やる?」と聞いた7はイスから立ち上がると全員のパフェを作り終えるまで1度も座るコトは無かった。真剣に向き合う顔の表情は小学1年生のソレでは無い。




30年後、彼女が世界的なパティシエになって、ミシュランの表彰台でインタビュアーに「私がここにいるのは、あの『イチゴパフェ』が始まりでした。」なんて言い出したら、おじさん空の上でオイオイ泣くからな。












夕食は8ママから『ワイン豚の豆乳鍋』が振る舞われた。





これだけパーフェクトな夕食を用意してもらってこんなコト言うのもおかしいが、少し寂しいような気持ちも感じていた。こうしてお会いするのはまだ2度目だが、ブログ・コメントのやりとりではもう10年分の会話をしている。昨夜のハンバーグといい、このワイン豚豆乳鍋といい、こんな色合い豊かなコジャレた「映え料理」ってホントに「8ママのキャンプ飯」と言えるだろうか。



【星空の教室】初めての年越しイベント!@エンゼルフォレスト那須白河
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3301251.html


なんなら白米に出来合いの煮タマゴとハムちぎって「さあこれが私の夕飯だよっ!」とテーブルにどーん!と出してくれるようなメシの方が嬉しかったかもしれない。こんなのがフツーに出されて来た時が、本物の「キャンプ仲間」って呼べる時なのだろうな・・・なんて少しだけ思っていた。









夜は残ったイチゴを賭けてのUNO。8ママ、6さん、7のイチゴを用意してきた私にまったく気遣い無しの真剣勝負。負けっぱなしで次々にイチゴを食べられてしまうが、次回は絶対「花札」持っていってやる!と思った。











管理の悪さと加水分解によってボロボロになったDODカマボコテント。







この夜が最後の雄姿となったが、「思い出のテント」の最後に立ち会えたコトに感謝する。「8ママ家と言えばカマボコ」。およそ3年前、8ママ家が初めて家族でくつろげる2ルームテントを買ってきて家族で大喜びしていた時が懐かしい。わずか3年でこんなに疲れさせてしまったカマボコに対して、さぞ感傷に浸る夜になるだろう・・・と静かに見守ってあげていたが、テントの中では夫婦共々ウキウキでスマホ片手に次の新幕を選んでいたらしい。サイテー。





2020/02/24(月)3日目・最終日



6:00起床。今年も気持ちのいい朝のひとときを7がブチ壊しにやってきた。




朝食を摂り、8ママのコーヒーをいただいたら名残惜しいけど撤収だ。








コロナ禍に巻き込まれるギリギリのところで開催できた『2020イチゴキャンプ』。来年の開催は絶望的だが、あれほど右往左往していたビギナーキャンパーも今では所有するテントの数は片手では収まらず、夏は湖、冬は非電源サイトもなんのその。まったくバカ・・・いや、スゲーキャンパーになったものだ!と思わされ、この企画は「大成功」だったと言えるだろう。言えるのか!?





以上が我が家の2020年「唯一」のキャンプとなってしまった星の降る森キャンプ場での『イチゴキャンプ』。楽しい時間をありがとうございました。次回は『枝豆と煮タマゴごはん』VS 『TKG〜枕崎の鰹節をのせて〜』でいきましょう!ww



【星空の教室】遥か空の教室〜イチゴキャンプ2020〜@星の降る森
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3321632.html




これにて『2020イチゴキャンプ』終了!


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2020年07月06日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】「さよなら遥か空の下」前編

2020春。コロナ禍による県外への移動が制限されてはいたが、それだけなら特に気分が落ち込むコトもなかった。だって私にとってそもそも夏はキャンプ・オフシーズンだから。





3月11日WHO新型コロナウィルス・パンデミック宣言
4月7日緊急事態宣言発令
5月25日緊急事態宣言宣解除
6月19日移動自粛解除

「待ってました!」と世のキャンパー達も動き出した人は多かったみたいだが、移動制限が解除されてから約2週間が経ち、全国の感染者数がまたジワジワと増えてきた。

新型コロナウィルス
累計感染者数 19,282人
死亡者数 977人
(7/4厚労省発表)


日本の総人口126,000千人として計算すれば1万人に約5人が感染者となっている。もちろん「隠れ感染者」はこの何倍もいるだろう。そこで日本透析医学会が発表している透析患者のデータを見てみた。


新型コロナウィルス
累計感染者数 116人
死亡者数 22人
(7/3日本透析医学会発表)


日本の透析患者は約34万人いて、国民の約370人に1人が血液透析療法を受けている。透析患者だけで見れば1万人で約3人の感染者数だ。ちなみに透析患者に「隠れ感染者」はほぼいない。感染したら間違いなく重症化するからだ。それでもタダでさえ抵抗力が激少ないとされる透析患者がフツーの健常者よりも感染率が少ないのは、病院・各クリニックの徹底した衛生指導や施設管理の賜物であり、健常者と比べて透析患者の行動範囲が狭いのも主な理由だろう。





2019梅雨明け宣言キャンプact.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250970.html


さて、毎年この時期に気になるのは新潟県南魚沼市で開催される「八色スイカ祭り」だ。「食べ放題」の開催は早々に中止が発表されていたが、現地販売は行われるとのコト。「こりゃ行くしかねぇな・・・。こうなりゃ『ひとりスイカ食べ放題』開催だ!」と決めた矢先に、南魚沼市からもそこそこ近い三条市にある、キャプテン・スタッグの素晴らしい「八木ヶ鼻キャンプ場」の紹介が東北から届いた。私は鼻息荒くすぐにキャンプ場へ電話、梅雨明けの平日を狙って2泊の予約を完了させて妻にメールを入れた。



今日もどこかで野遊びを...
【キャプスタvsスノピ その1 妻が死ぬほど気に入ったキャンプ場】
https://gekidan2.naturum.ne.jp/e3344938.html


妻は「新潟」に行けば、寿司屋で着席後即連続10貫で頼むほど大の「佐渡産のどぐろ」好き。いつもなら早々に寿司屋に行く予定日を聞いてきて体のコンデションを整えるほどウキウキするのに、今回はなぜか反応が今ひとつだ。


「今回はキャンプ場に行ってどこにも寄らずに帰ろうね。誰にも会わないように行けるかな・・・」


それを聞いて私はハッとなった。妻はWHOのパンデミック宣言が出される前から、この新型コロナウィルスに対して尋常ではないほどの警戒心と行動をとり続けていた。それは会社勤務の妻が、基礎疾患を持つ私に「絶対ウィルスを持ってくるまい!」という強い覚悟であるコトはわかっていたし、私の通っている病院に勤務しているスタッフ達も「院内に持ち込ませてはならぬ!」と日々戦っている。周囲の私を助けてくれている人達が全力で頑張ってくれている中で、1番気を引き締めなければならない当の本人である私がここで「イヤッホー!やっぱ旅とキャンプは最高だゼ!」と浮かれ遊び出したら周囲の人達はどう思うだろう。私がその人達だったら間違いなく「さっさと感染してくたばっちまえ!」だ。



それよりも私が感染した際における病院のスタッフ、他の患者達、妻のコトを考えると、その迷惑はあまりに大きすぎる。さらに車の中に残された「めろ&りん」はどうするのだ。





たかが数ヶ月の移動自粛による私のちっぽけなストレス解消と、いつも助けてもらっている人やめろ&りん達を比べるコトなんてできるハズも無い。まして「第2波」とも囁かれていて感染者がまた増え出した最中にキャンプなど行けるワケも無い。私はもう1度キャンプ場に連絡して「キャンセル」を伝えた。キャンプ場についてお話ししてくださった劇団にひきさん、すみませんでした。

ただ、この記事内容は現在キャンプに行かれている人を否定しているつもりは全く無い。私も健常者なら喜んで青森・山形や、淡路島・高知に向かっていただろう。今回は旅とキャンプを1番の趣味としている基礎疾患持ち障害者の「決意を記した記事」と理解していただければ幸いである。






私はことウィルスに関しては無学だが、この新型ウィルスの「完全収束」を迎える日はまだまだ先だというコトくらいは理解している。つまり私の「旅とキャンプ」に行ける日もまだまだ先だ。そしてその日まで開設から3年半楽しく書き続けてきたこのブログに、ウキウキのキャンプレポがあげられるコトは無い。

愛ネコの「めろんとりんご」との旅記録を残したい思いで始めたこのナチュログ。当然この子達とのお別れの日が来るまで続けるつもりだったが、まさかこのようなカタチで終わりを迎えるとは考えもしなかった。





いつも弊ブログを読んでいただき、コメントにお付き合いいただいた皆様にはお礼を申し上げます。私は他人のギアとキャンプスキルにケチつけてばかりの古いキャンパーだったけど、皆さんから新しいキャンプスタイルを教わって私のキャンプもホントに楽しく過ごせて、知らず知らずにスキルアップしていました。今まで本当にありがとうございました。


さて、あとは「遥か空の下」でやり残しているのは【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】最終回のレポ。 今までとは違って少々感傷的になってしまうような気がするが、どうかご容赦願いたい。





  


2020年03月03日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】act.3「のぞみ700系ラストラン」

なぜか今年は花粉の症状が軽いので、3月はどこかにソメイヨシノでも見に行こうかと思っていたところに昨今のウィルス騒動だ。「まぁそんなに騒がんでも・・・」と楽観的な私に妻は「基礎疾患持ちのあなたは感染したら間違いなく重篤化する。その時めろ&りんと駐車場のネコ達はどうすんの!?」と何度も怒鳴ってくる。仕方なく当分の間はキャンプも行けない日々が続くと思うので、【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】のレポを全10回に分けてダラダラと綴るコトにした。



act.1「春1番」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3309728.html
act.2「星の降る森」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3311260.html





会社員時代のデスクに置かれたノートパソコンのWindowsXPは、JTBからダウンロードした新幹線の壁紙を10年以上ずっと使用していた。



↑の画像は700系のぞみだが、当時の壁紙は周囲に菜の花咲く富士川橋梁を渡る300系のぞみで、雪の富士山を背に走る青と白の車体は毎朝会社でPCを立ち上げる度に清々しい気持ちにさせてくれていた。


私は電車通勤をしたコトが無い。出張も無い。プライベートの旅行も移動はほとんど車なので「新幹線」に乗ったことがあまり無い。中学・高校の京都への修学旅行で100系の新幹線に初めて乗ってから数えても、今まで遠出の新幹線は10回も無いだろう。その分新幹線への「憧れ」も強く、有楽町に勤務している時は車で帰れない時などに「東京-大宮間」の約30分間を東北・上越新幹線で帰り、束の間の旅を楽しんだりしていた。

今までの新幹線の中で1番好きなのは【300系新幹線】。今から約25年前、長崎の五島列島(福江島)に住むお客さん(小学校の先生)から分譲住宅の購入申込みを受けた。フツーなら1週間後に正式な売買契約書を作成するので、またこちらの事務所にお越しいただくコトになるのだが、どうしても長崎の五島列島に行ってみたい私。この千載一遇のチャンスに「お客様の都合」として長崎に行って契約して来ようと画策。「営業担当が行けばいいのでは?」と本社総務課のヤツからしつこく言われたが「若いヤツに大金持ち歩かせるワケにはいきません!ここは責任者の私が・・・」「それと飛行機が怖いから電車で行かせて〜」と今の時代ではおそらく通用しないであろう要望を押し通し、この最初で最後になるかもしれない出張の為に私はマレリーの革靴とダイヤル式のスーツケースを新調、晴れて早朝の東京駅新幹線ホームに立つコトが出来た。初めて「仕事」で乗った新幹線がその【のぞみ300系】。今でもあの時の高揚した気持ちは忘れていない・・・。


さて本題。この度【700系のぞみ(カモノハシ)】が今月3月8日に引退する発表があった。700系カモノハシは私が最後に利用した東海道新幹線で、サザンのライブの為に妻と福岡ヤフードームへ行った時に東京-博多間のグリーン席を利用した思い出深い新幹線。このまま別れを言わずしてもう会えなくなってしまうのはあまりにツラすぎる。かと言って「東京駅」ではメガネをかけた鉄オタがカメラを構えてホームに溢れているだろう・・・。


「そうだ!8ママとの伊豆キャンプの帰りにどこか寄ろう!やっぱ走っている姿がいいよなぁ。そうか!「小田原駅」ならホームを通過するし、伊豆半島の東海岸側から帰ればすぐに寄れるな、よし、これで行こう!」



※左700系・右300系

・・・と決めてわざわざ一眼カメラも用意してキャンプの準備を終えたのだが、最大風速20m/sec予報を聞いた8ママからのキャンプ場強制変更通達によりこの計画は無情にも夢と散り、加えて本日(03/03)JR東海から「さよなら700系臨時列車ラストラン」や、各種イベントの中止が発表された。(泣)

歴代の新幹線車両が引退する度にいつも「時代の終わり」を強く感じてきた。さようなら【のぞみ700系】。鉄道博物館でまた会おう!



2020/02/22(土)13:30


相変わらず星空家の設営はご主人の6さんが黙々と1人で行っていた。それを遠目に見てのんびりしていた私に8ママから信じられない言葉が投げ掛けられる。

「デミグラスソース忘れたから買ってきて。」





「おいおい・・・、アンタ今、7と凧上げしとるやないかいっ!」



「私はこれから夕食の用意で忙しくなるの!」とでも言いたげな表情をしていたので、仕方なく私はめろ&りんを連れて市街地のスーパーに買い出しへ向かったが、沼田のスーパー(ベイシア)のあまりの品揃えの貧弱さに愕然とした。「上州牛」などは無く、国産の豚肉をやっと見つけられたほど。ピザにのせようと思っていたブロッコリーなども無く、仕方なく翌日朝食のメニューは変更、なんとかデミグラ缶は見つけてキャンプ場へ戻った。

尚、この星の降る森キャンプ場での買い出しは、車10分ほどの距離にある【道の駅・川場田園プラザ】に行くのがベスト。私は翌日に温泉へ行った時に見つけたのだが、こんな山のあまり人通りも無さそうな場所に、こんなスゲー道の駅があるのには驚いた。



1日まるごと楽しめる遊べる食べられる道の駅
【川場田園プラザ】(群馬県川場村)
https://www.denenplaza.co.jp/


産直の品揃えは文句なし。食事処も多い。


ガソリンスタンド併設。灯油も買える。


オートキャンプ場・日帰り温泉施設まである。もうココで良かったんじゃね?ww



2020/02/22(土)16:30


買い出しを終えてキャンプ場に戻り、カマボコテントにデミグラスソースを届けに行った。




ちょおおおおおおおおあったかーーーーーい!!!!


そこにはアホみたいに喜んでいる一家の姿があった。エコファンのデビューだったらしい。確かに暖かい風がブオーンと来るのだが、あまり「見た目」がよろしくない。「ストーブの上にのせるのはナベか餅」という古いオヤジにはどうにも流行りのスタイルはなかなか受け入れられないモノだが、今ドキのキャンパー8ママはこのエコファンとやらをグイグイ推してくる。まぁ良くも悪くもこういうギアを積極的に取り入れようとするスタイルは見習わなくてはならないと思うが、来期は来期で新しいエコファンが発売されて「こっちの方がもっといいっ!」と永遠に「消費」を繰り返していくのだろう。今年の年末はフジカの上に何が乗っているのか楽しみである。ww



大☆感☆動!エコファンって超すごい!
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3311619.html




つづく





  


2020年02月26日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】act.2「星の降る森」

2020/02/22(土)



春1番の最大風速20m/sec予報にビビりまくった軟弱キャンパーのせいで南伊豆の絶景キャンプ場をキャンセル。この日の東日本はどこに行っても強風が予想されていたが、できる限り沿岸部から離れたかったのだろうか、8ママ家が「逃げ場所」に指定してきたのは群馬県北部(沼田市)のキャンプ場だった。




関越道赤城ICを降りて約10分、AM10:00永井食堂(渋川市)着。3連休の初日だったので大行列を予想していたが、店内は満席だけど店前の行列は無かったので車を降りた。頼んで10秒いつものレディース(ごはん少な目)モツ煮定食560円。グンマーのキャンプはコレ食わなきゃ始まらない。

ここから沼田市市街地までは下道でも20分ほどなので、そのまま永井食堂前を通る国道17号を北上、沼田市内に入り群馬の代表的お弁当「上州御用・登利平(とりへい)の鳥めし」を6つ購入してキャンプ場へ向かった。(※登利平沼田店・沼田南店はテイクアウト専門)




【星の降る森】(群馬県沼田市)
http://www.star-forest.com/sp/

11:30キャンプ場到着。キャンプ受付棟の後ろには私が2015年に登頂した谷川岳連峰が残雪の雄大な姿を見せている。「これはなかなかいい感じのキャンプ場じゃないか!」と、このキャンプ場を手配してくれた8ママへの感情も少し良くなりかけたのだが、相変わらず来るのが遅い。仕方なく私は車の中で待つことにした。



※受付棟。キャンプ場管理棟は別にある。





12:00になって8ママ家到着。13:00まで受付不可なのでやるコト無い家族は、私との1年ぶりの挨拶もそこそこに駐車場で突然シャボン玉を吹き出した。それは「キャンプ・歓びの舞い」にも見えたが、初っぱなから落ち着きが無いのは昨年となんら変わっていない。ついでにこの家族を改めて紹介しておこう。


【星空の教室】
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/
【星空の教室〜分校〜】
https://stargazing.naturum.ne.jp/


※長女7(小学1年生)


※8ママ(アラフォー・漫画家)と次女5(3才)


※6さん(40・会社員・自称:コミュ障)


ひととおり遊んだら今度は駐車場内にあったちょっとしたテーブルとイスに座り「昼食」を要求してきた。私が先ほど買っておいた鳥めし弁当を差し出すと、設営もまだと言うのにまるでデイ・キャンプかの如く家族揃って幸せそうにもぐもぐと食べ始める。「遠慮」など一切感じさせないその態度はまだキャンプ歴3年とはいえ、さすがグルキャン慣れした家族と言えよう。








昼食を終えて時刻はちょうど13:00。8ママさんにチェックイン手続きを済ませてもらいフィールドに向かった。



おーっ!なんだかいいところじゃないか!

キャンプ場は沼田市街から近いワリに周囲は自然一色の素晴らしい環境だった。これはいいキャンプ場を見つけてくれた8ママに感謝しなければならない。私は「ありがとう。で、風はいつ吹くの?」と聞いた。


「明日・・・、いや、今夜から吹き出しますよ〜!気を付けてくださいっ!」





私は40cmのソリステと普段の倍の数のガイロープで念入りに強風対策を施し、ロッジシェルター購入後初となる「春の嵐」に備えた・・・。





つづく



【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】
act.1「春1番」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3309728.html




  


2020年02月20日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】act.1「春1番」


※2019イチゴキャンプ(夕日が丘キャンプ場)
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3195027.html


「今回のキャンプの食事は私が全部作るから、何も持って来ないで!!!」



こんなメッセージが送られてきた今年1月のある日。昨年2月の南伊豆イチゴキャンプから早1年。普段はキャンプでの料理は極力避けている彼女から「料理は任せろ」と言われ「ほう。だいぶたくましくなったな。」と同時に「ちょ、ちょっと待てよ・・・?」

彼女が自身の「エンゼルフォレスト那須白河・年越しキャンプ」の記事に載せていた12月31日(大晦日)の夕食の写真が私の脳裏に浮かんできた。



初めての年越しイベント!@エンゼルフォレスト那須白河
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3301251.html


私にもコレが出てくるのか・・・?(汗)

てか初めての年越しキャンプ、しかも大晦日の夕食ならフツーはもう少し腕によりをかけた食事を用意するところで煮タマゴ・・・。

まぁこれを見た時は他人事として大笑いしていたのだが、さてコレが実際に自分の目の前に3日間出され続けるかもしれないと思うと居ても立ってもいられなくなり、なんとか「朝食・昼食」はこちらで用意するコトを願い出て了承を得た。




場所は今年も南伊豆とした。私がこのキャンプ場を「風強いよ」と前置きして指定したにも関わらず彼女はあっさりと承諾したのは意外だったが、彼女もこの3年間で数多くのキャンプをこなしそれなりのスキルを身につけてきたのだろう。なんだか少し嬉しくも思えた。



今年の2月は3連休が2回あるが、私の希望で後半の3連休にしてもらった。もちろん「南伊豆桜まつり」で満開の桜に合わせたかったから。



キャンプ場までの道沿いには鮮やかな菜の花と河津桜が咲き誇っているだろう。子供達の喜ぶ顔が目に浮かぶ。


我が家が提供する朝食は妻と相談して1日目は「キンメの煮付」をメインとして他に「真アジの干物」「駿河湾のしらす&桜えび」「あおさの味噌汁」、2日目は「天城わさび丼」と「ひじき(山形大豆使用)」の全面的に「伊豆」を満喫できるメニューを組んで必要なナベや調味料を用意した。


※煮付は妻が担当。


そしてキャンプ3日前の昼に車の積込をすべて終えて、あとは着替えを用意すれば準備OK。当日は午前04:00頃出れば渋滞も無いだろうな・・・などといろいろ計画している時にふと彼女からメールが着信した・・・。



「南伊豆最大風速10m/sec予報!私、行かないから。 以上。」





まぁコレも「予定通り」っちゃあ「予定通り」だな・・・。





つづく



  


2020年01月29日

2019最終戦【青根キャンプ場】後編

2019/12/30(月)


キャンプ2日目。妻は朝から黒豆に水飴を垂らして鍋で煮込み、合間に大量のポテサラを作っていた。




私はニンジン・ごぼう・れんこんの皮を剥き鶏肉とたけのこを加え、ストーブに金鍋をのせて「筑前煮」を作り、あまった材料はキンピラごぼうなどを用意した。あと明日の帰りにお餅や伊達巻・数の子をなどを買えば、我が家の「おせち」の出来上がり。今回は雑煮用の鶏ガラスープを作れなかったけど、この作業は毎年キャンプ場でやってきた「年末の楽しみ」の1つで、今回のキャンプはこのために来たと言っていい。







夜はmont-bellフライパンで簡単豚トマト鍋。シメはチーズをふってリゾットにした。満足感ハンパねぇ。



2019/12/31(火)大晦日06:30


「この形状は小さいカップだとお湯が注ぎにくくてダメだな・・・」

テーブルにボタボタとコーヒーこぼしながら、いただいたお歳暮の文句で始まった大晦日。



他のみなさんはこのまま「年越し」なんだろうけど、我が家は本日撤収日。




サイトに陽が当たる前に撤収完了したのでテントは朝露だらけ。「まぁいいや。帰って乾かそう・・・」と悔しい気持ちで快晴の帰路についた。




【青根キャンプ場】前編
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3301302.html



▼追記
以前の記事「2019振り返り」では「2019年は9出撃21泊」と書いたが、【エンゼルフォレスト那須白河】2泊と今回の【青根キャンプ場】2泊が足されて最終的に「11出撃25泊」となった。でもこれじゃもうフツーの「月1キャンパー」だな。あんまり偉そうなコト言うのやめよう。ww





  


2020年01月23日

2019最終戦【青根キャンプ場】前編

2019/12/29(日)



クリスマスキャンプを【エンゼルフォレスト那須白河】で過ごしたが最後にレストランの朝食バイキングを利用できず、なんだか納得できなかったので年の瀬迫った12月29日にキャンプへ出かけた。

新宿・品川・目黒を抑え、横浜・恵比寿・吉祥寺に次ぐ「2019住みたい街ランキング関東版(リクルート)」第4位に選ばれた私の住む「大宮」。ちなみに【さいたま市】は全国6位だが、どんなに便利で快適でもやっぱり1年のシメは寒空の「自然」に囲まれて過ごしたい。しかし近所のノラ猫達と「年越し」をする約束だったので大晦日には早目に自宅へ帰らなければならず、今回はあまり周囲に魅力は感じないが、大宮から1.5時間程度(圏央道経由)で行ける神奈川県相模原市にあるこのキャンプ場を選んだ。以前に「山中湖・忍野八海」の帰りに道志村を通りキャンプ場は1度確認済み。その時は温泉施設も併設されていて好感触だったが、最近「電源付サイト」が作られた話しを聞いていたのが決め手となった。




緑の休暇村【青根キャンプ場】(神奈川県相模原市)
通年営業・予約不要(電源サイト・バンガローは要予約)




イン08:00アウト10:00は嬉しいが、大人780円×2・小型車1,200円・電源1,000円・持込テント2,000円(2ルーム)・清掃料100円×2で5,960円。高っ!こういうチマチマ足されていく料金形態は大キライ。ここにタープを張るとプラス1,200円らしい。張るかっ!




ただキャンプ場の雰囲気や管理スタッフの対応は悪くない。場内には道志川が流れ温泉施設(別料金)も併設。今の時代自宅から100km圏内で関東のキャンプならこんなモンか。同じくらいの距離で行ける【出会いの森総合公園】(栃木県鹿沼市)をライバルとするなら、私の印象では圧倒的に【出会い】の勝ちだが、あまりの大人気で予約がとれない。滞在中ココの電源サイトは結構空きがあった。




管理棟から川沿いに進むとキャンプ場入口の道がある。




そのまま道を進み道志川にかかる小さな橋を通り対岸に渡る。




バンガローエリアを抜け、坂道をあがると電源付サイト(ムーンサイト)に出た。




高台になるので展望は多少ひらける。道志川の音も聞こえるが「川沿い」では無い。隣サイトとは何も隔たりは無くサイトもそんなに広く無い。まぁフツーの区画サイト。周辺も特に行きたくなるようなトコもなく、2019最後のキャンプもいつものだらだらキャンプに決定。でも冬キャンプはコレに限る。

我が家は冬装備だとギリギリの積載になるのでもう何1つ載せられず、キャンプ場に行く前の「買い出し」が出来ない。テント設営後、マルエツ三ヶ木店まで戻り(車20分)2日分の食料と灯油を仕入れてキャンプ場に戻った。


※見えている建物はバンガローエリア




夜の「グランメゾン東京・最終回30分拡大SP」に備え昼寝して19:00頃目覚めるも、なんもやる気無し。




夕食は緊急用に車に置いてある「ボンカレー」を年末の在庫処分。





うむむ。もうお気付きだろうがいくら「だらだらキャンプ」と言っても、なんてつまらんキャンプ・レポなのだ。前回の【エンゼルフォレスト那須白河】との差が激しすぎたせいもあるのだろう。2日目以降もすでに何をしていたか写真を見てもあまり思い出せないが、だいたいキャンプ行ってから1ヶ月近く経って書き始めたキャンプレポも初めてだ。やはり「近場」で、周辺には「見処食べ処」も無い。かけ流しの「温泉」も無く、いかにテンション上がらなかったかわかるキャンプ。もしかして今秋から高規格キャンプ場が続いてきたので、こういったシンプルなキャンプ場が合わなくなってしまったのだろうか。でもこんな時こそ本物のキャンプスキルが問われたのかも知れないが、結局2日目以降もこんな感じが続くのである。ww





つづく