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Posted by naturum at

2018年10月25日

こんな朝日も見たかった10月の【神割崎キャンプ場】

2018/10/20(土)





先週の福島【赤坂の里森林公園】で私達はシュラフ(5℃対応)で普通に寝られたが、めろ&りん達はネコ鍋で丸くなっていた。まだ冬毛が生えておらず日中との寒暖差も大きかったので寒かったのだろう。少し可哀想なコトをしてしまった。

この日宮城県沿岸部の最低気温予報は約10度。比較的温暖なこの地域だが海に面しているので風が吹いて体感温度は低く感じるかもしれない。これは今季初ストーブの出番だ。




TOYOTOMI RS-H29G

昨年12月に購入して一躍我が家の冬季一軍選手になった名機。そのあまりの使いよさと積載性に惚れて近い将来の大型幕に備えもう1台購入しておこうとネットを見たら、私の購入時の金額(10,000円)から倍以上の値がついていた!いくら災害が続いたからといってもなぁ。この金額では「名機」とは呼べずもう少し待ちの状況が続いている。

今回も幕営は自然溢れるフリーサイト。「電源」などあるワケ無く、いよいよ初となる「ストーブつけっぱなし」に挑戦だ。(※危ないのでやめましょう。)
警報器も無いのでウェザーマスターのベンチレーション全開、スカートのペグ打ち無し、前室のイスやテーブルをタープ下に運び出して十分なスペースを作り「コレでホントに暖まるの?」くらい「換気」に注意してシュラフに入った。(※危ないので絶対やめましょう。)

翌朝、全員生きているのを確認後気温計を見ると外気の最低気温は9℃。テント内は18℃を保っている。夜中にめろ&りんを見た時も脚投げ出してノビノビ寝ていた。「おーいけるじゃないか!」
今まで5月中旬〜9月下旬までの期間しかフリーサイトに寝られなかったが、これからは4月の花見から10月の紅葉キャンプまでOK!この価値は大きい。(※だから「OK!」じゃない。)

ちなみに夕食後タンク満タンにして少し火力を落とせば翌朝(8時)まで持つ。このストーブはタンクを空にして撤収が必須なので覚えておくと便利だ。(※くれぐれもやらないようにお願いします。)





今回で今年のフリーサイト(電源無し)キャンプは終了。来月からは区画サイトキャンパーだけど最後にこんな素晴らしいキャンプ場のフリーサイトで過ごせてよかった。




「焚火でとびきり美味いサンマを焼いて食らう体験」や




塩サバと南三陸のワカメを大量に入れたわかめごはん。




気仙沼で買ってきた新鮮カツオは大きすぎて半分刺身、半分はタタキにした。能登半島「輪島の塩」とニンニク少々。さすが気仙沼のカツオは裏切らない。

節約中なので「海鮮キャンプ」とは銘打てなかったが、三陸の味を十分に堪能できたと思えるのはやっぱり三方を海に囲まれたこの第4キャンプ場と今季3本の指に入る絶好の秋晴れによるものだろう。










波音を聴きながらめろんもゴロゴロ。




妻は朝メシ食べてすぐ朝寝。昼メシ食べてもすぐ昼寝。「仕事の疲れはキャンプで癒す」のお手本のような時間を過ごしていた。







ふと見上げれば赤く染まる空。南三陸町にはこんな夕暮れがあるんだな。最高じゃないか。湾の向こう側に南三陸町の灯りと昨年フェリーで渡った気仙沼大島のシルエットが見える。




撤収後「海ロス」決定。w


夜はオリオン座すら探さなければならないほどの見事な星空だった。





2018/10/22(月)05:00



撤収日夜明け前。キャンプ場から200Mほど離れたところにある「神割崎」にめろんとりんごを連れて妻と向かった。





後ろには三脚に一眼カメラを乗せたおやじ達が大勢いたが、迷わず1番前を陣取り妻のスマホを海に向けた。



05:50、快晴の空に昇る太陽。



ハッピーバースデー!Dear めろん!



お前を拾い上げてもう2年も経ったけど、いつまでもいつまでも元気で一緒にキャンプ行こうな!!!




※めろんテント80泊・りんご60泊達成


  


2018年10月23日

こんな海が見たかった10月の【神割崎キャンプ場】

2018/10/21(日)


夕日が丘キャンプ場(静岡県南伊豆町)
天神岬キャンプ場(福島県楢葉町)
休暇村気仙沼大島キャンプ場(宮城県気仙沼市)
紫雲寺記念公園AC(新潟県新発田市)
雲見夕陽と潮騒の岬AC(静岡県松崎町)
孫太郎AC(三重県紀北町)
輪島エコロジーキャンプ場(石川県輪島市)
休暇村越前三国キャンプ場(福井県坂井市)





今までサイトから海が見えるキャンプ場は何度か利用してきたが、そのほとんどはしっかり整備された公園や「高規格」と呼ばれるキャンプ場だった。

しかし海無し県に住む者にしては、どんなキャンプ場だろうがタープ下から海が見えるなんてもうそれだけでスーパープレミアム!潮騒と薪の爆ぜる音だけで至福の時間を満喫できる。



【神割崎キャンプ場】(宮城県南三陸町)




7年前に壊滅した町は全力で復興中。


※旧防災対策センター


震災から半年後、岩手県・陸中宮古の土産店で販売されていたDVDに、町が一気に流されていく衝撃的すぎる映像が収められていた。

当時、車の中で妻は言葉を失い、私は今後この町がどのように復活していくのか見続けていこうと誓い、それから1年毎にこの地を訪ねている。









そんな町の中心部から車で15分ほどの場所にある景勝地「神割崎」に併設するような場所にあるキャンプ場。レストランも備え、私が知る限り今のところ南三陸町で「憩いの場」となる公共の場はここしか無いと思われる。




あずま屋では白髪のじいちゃん・ばあちゃんが御座を敷いて小さなお孫さんとお弁当を食べていた。




場内は荷物の搬入・搬出時のみフリーサイトにも乗り入れ可。第1〜第4のエリアがあるが、階段を登って運ぶような場所もあるように見えた。(あまりよく調べていない。汗)


タープ1張り300円、テント1張り300円。分別してゴミ捨て可。管理棟では薪(600円)や炭なども揃えている。文句などありゃしない。



場内の通路を進み1番奥にある第4サイトへ向かうと・・・








貸しきりの大自然フリーサイト!


雲ひとつ無い青空に突起した岬は右も左も大海原!





パーフェクト・・・。