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2019年11月24日

秋の高規格キャンプ【キャンプ・アンド・キャビンズ入門】編

秋の高規格キャンプ【まずは都内で買い出し?編】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3286055.html


2019/11/17(日)12:00


錦秋の候、意気揚々とやってきたのは問答無用のNo.1都市型複合レジャーアミューズメント・テーマパーク・オートキャンプ場、もうなんでもアリの泣く子も黙る天下の【キャンプアンドキャビンズ那須高原】。




出撃直前にネットでキャンプ場を探していたら普通のオートサイトに「空きマーク」。昨年11月の【北軽井沢スウィートグラス】に続き、今年も超絶高規格キャンプ場で妻の「バースデイキャンプ」を楽しくかつお洒落に過ごそうという私の粋な計らいは果たしてうまくいくだろうか。




通常チェックインは14:00らしいが、サイトの準備が出来次第で携帯に電話してくれる。我が家は12:00過ぎに連絡が入った(アーリーイン・無料)。こういうちょっとしたサービスもさすがと言えよう。私はイン手続きをしようとシャレたカントリー調の管理棟入口ドアを開けて中に入ったら・・・







げげ、なんだこりゃ・・・?写真ではなるべく人が写らないように撮ってはいるが、場内はチビっ子達が右へ左へ走り回り、それをテーブルからプレミアムモルツの生ビール片手にピザやパスタをムシャムシャしながら眺めている親達、各場所で記念撮影をしている家族等々・・・。




ううむ・・・噂には聞いていたが予想以上だな。てか日曜日だと言うのにこのチェックイン待ちの行列ってナニ?




ふと受付カウンターに置かれていたタブレットを見ると夜までビッシリ分刻みで組まれているさまざまなイベントの時間割を目にした。スゲー・・・これはたしかに大変だ。残念ながら私が参加できそうなイベントは見つから無かったが、わざわざ遠方からやって来てまでもこの用意されたスケジュールをこなすことこそが【キャンプアンドキャビンズ】に来る「意味」なのだろうな・・・。私は私が今ココにいるのは明らかに「場違い」だと言うコトに気付いてしまった。

私はキャンプ場の案内ファイルを渡されてマイサイトに向かった。ファイルには「ボディ・エステのご案内」までありやがる。いったいココって・・・。






おそるおそる場内を進むとなんだか感じの良い木立の中のT45サイト(電源付)だった。1泊だし日差しもあまり入って来ないので今回はタープも出さずアースドーム300のみの設営とした。







今回のマイサイトはじゃぶじゃぶ池に続く「イベントデッキ」が目の前という最高の立地。ラップ系の音楽も鳴りだし子供達の声も合わさってとても賑やかだ。汗




さて設営終えて腹が減ったので少し遅めの昼食。フツーならすぐそこのPIZZA HOUSEで名物ピザ買ってきてカジュアル・ランチなのだろうが、なんだかこの雰囲気に流されたく無い昭和のキャンパーは『山形米・つや姫』を炊いて『山形だし』をのせた純・和食ランチ。500円のC&Cピザは美味そうだしイベントで忙しい人達にはピッタリなんだろうけど、やっぱ炊きたての白米と漬物が1番美味い!コレ最高。




焚火しようと焚火台出したら、突然少し躊躇するような風が吹き出した。構わず始めても良いようにも思えたけど、隣のテントも近いし落ちている枯れ葉も多いので久し振りの焚火は見送った。







特に場内を見て歩きはしなかったが、なかなかいい森じゃないか。炊事棟がキレイだとか、サイトの水捌けがどうのとか、今さらキャンプ場の説明は一切いらない。すべてがキッチリよく管理されていて気持ちのいいキャンプ場だ。日中はこの森に「静寂」を求めてもそれはムリな話し。「常にテンション・アゲアゲ状態」という高度なキャンプ・スキルを持ち合わせている子供達が1番楽しめる場所なのだから。







焚き火ができないならもう食うしかねぇ!と15:00から夕食スタート。白菜・生しいたけ・えのき・ネギ・しめじをザクザク。




大きなフライパンには昆布だしと塩少々。



銀座の山形アンテナショップすぐ近くの高知アンテナショップ「まるごと高知」に寄ってコイツを見つけた時から本日の夕食メニューは決まっていた。高知・馬路村の「ゆずポン酢しょうゆ」。しかもユズの味強烈な「赤キャップ」!ふたを開けただけでユズ畑にいるような香りがテント前室にひろがる。醤油はカツオダシの風味もスゴく、私はこれ以上美味いポン酢を知らない。



なんだかんだ言っても結局ナベは素材の味が良く出る「水炊き」が1番美味い。鶏手羽元と野菜をブチ込んで出来上がり。「こんなシャレたキャンプ場にいるならカタカナの料理くらい作れよ」との声も聞こえて来そうだがほっといてくれ。昆布としいたけ、白菜・鶏肉のダシが効いたスープでポン酢を少し薄めて手羽元ををチョンとつける。ホロホロハフハフ、ウマ〜っ!あ、誕生日おめでとね。ww











腹が苦しくなるほど食べ続けて17:00過ぎには早々とテントイン。横になっていたらなんだか眠くなってきてしまったが、ここからがスゴかった。


「さあみんな準備はイイかあああ〜!?」

「イェ〜〜イ!」(ドンドンパフパフ〜♪)





「な、なんだ?ナニが始まった?」めろ&りんは慌ててテントの外を見る。それはまるで新宿のショーパブさながらの大音響で聞こえてくるMC&子供達の大声援。


「リ〜〜〜チ!!!」



決してリーチ・マイケルがボールを持った瞬間では無い。気温は10℃を切る寒空の下の大ビンゴ大会。こんなに盛り上がるとは想定外だった。めろんはテント内で挙動不審のヘンな動きでテント内を歩き回り、りんごはシュラフに潜り込んで出てこなくなってしまったが、そんなコトはおかまいなしに会場の熱気は絶好調!小1時間のまさに「嵐」のような時間だった。もし次にココに来る時があるのなら、もっと奥のサイトがいいかも。いや、もうないか。ww


※サイト前のビンゴ会場・イベントデッキ




19:00にはビンゴ大会で燃え尽きたチビッ子達は自サイトに帰り、デッキで流れていた音楽も止んでようやくキャンプ場に静寂が訪れた。いいキャンプ場だな。


2019/11/18(月)06:00


今日の朝もいい天気。通路には鳥の鳴き声と子供達の楽しそうな声が響き渡る。オイ「学校」はどうした?




昨夜の夜に浸しておいた山形県産青大豆「秘伝豆」は『つや姫』と炊いて豆ごはんになった。いやはやこれも最高。



朝食は「秘伝豆TKG」、残った豆ごはんは軽く塩を振って帰りの車中用おにぎりとした。キャンプ場のアウト時間は13:00なのでゆっくりのんびりと撤収。




低料金のマイナーキャンプ場で自然を楽しむキャンプスタイルが大好きだけど、気温が10℃を切ったら高規格キャンプ場のテント内ホットカーペットでネコと一緒に丸くなるのが我が家のキャンプ・ダブルスタンダード。今回の【キャンプ・アンド・キャビンズ】は賑やかだけどキレイでサービスも良く、秋・冬キャンプでも安心してしっかりと楽しめるが、私にはチト刺激の多いキャンプ場だった。



でも子供達がこれほど目を輝かせながら遊べるなら、親はかなり忙しいだろうけどやっぱり連れてきたくなるだろう。




最近は妻も私も「これからキャンプを始めます」と言う知り合いからの相談や質問がとても多くなってきて、子供連れの家族には【北軽井沢スウィートグラス】や【メープル那須高原キャンプグランド】【フォレストパークあだたら】などをオススメしているが、今後は「予約がなかなかできないけど」と前置きしながら「子供が1番楽しめるなら【キャンプ・アンド・キャビンズ】だよ!」と言うだろうな。

唯一「クリスタル・ハンター」でキレイな石を見つけられなかったコトは悔やまれるが、これが言えるようになっただけでも来てよかった。思い出に残る「バースデーキャンプ」にもなったしね。私の最初で最後となる【キャンプ・アンド・キャビンズ那須高原】。ありがとう





帰りは久し振りに硫黄温泉に入りたくて那須湯本の【那須ビューパレス】へ。やっぱり那須は「鹿の湯源泉」に限る!



泉質は酸性硫黄泉。もちろん100%源泉かけ流し。




内湯と露天のこじんまりとした風呂だが、展望のある露天は誰もいなくて気分爽快。湯守が入ってきて「これからの時期は少しぬる目なんですよ」と言っていたが、私にはちょうどいい湯加減だった。



タオル・バスタオル込みで1,100円は少し高いけど、シャンプー・リンスの揃っている洗い場があって、のんびり露天で「鹿の湯泉質」を楽しみたいならいい風呂である。



急な出撃だったけど、今回もいい秋キャンプとなった。やっぱキャンプは最高だ。



▼追記
先日リニューアルオープンした東北道蓮田SA(上り)がスゴかった。おそらく新東名高速のどのSAよりもスゴい!東北方面のお土産なら全部揃っていて各地の野菜・刺身・果物もある。名物や特産品は地域ごとに分けられていて「岩手コーナー」には岩鋳の南部鉄器も並べられているほどの充実ぶり。「ここはイオンモールか?」と思いながら通路を歩いていた。今後キャンプの帰りは佐野SAや羽生PAもいいけれど、少し我慢して蓮田SAまで行くのが「正解」だ。なにより嬉しかったのが牛タンの「利久」が入ったコト。今まで牛タン定食食べたくなると東京駅八重洲北口まで行っていたが、これからはキャンプの帰りはフツーに「利久で牛タン」。嬉しいなぁ。



  


2019年11月20日

秋の高規格キャンプ【まずは都内で買い出し?】編

2019/11/16(土)10:00



かつてはこのビルにも勤務していた懐かしの有楽町。10年以上前の話しになるが、独立後最初の仕事は某不動産会社を軌道に乗せるまでの「開発用地仕入」から「分譲販売」までの建売アドバイザー業務。「社員」では無かったので暇を見てはこの界隈の「寿司屋」だ「時計店」だ「WINS」だとフラフラ散財が絶えず、結局受け取った報酬の何倍もの金がこの街に消えていった。





本日、銀座を訪れた理由はエルメスでもパテック・フィリップでも無い。着いたのは有楽町駅から徒歩5分(車で来たけど)、モンペ姿の等身大・吉村美栄子氏(現・山形知事)が優しい微笑みで出迎える『おいしい山形プラザ』だ。1Fが物産品販売、2Fが観光情報、3Fに山形屈指の地産地消イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」を構える山形県のアンテナショップ。

東京都中央区銀座1丁目5-10ギンザファーストビル
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年末年始



山形が俺を呼んでいる act.4【リアル秘密のケンミンSHOW】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280565.html


10/末に山形・尾花沢市のグルキャンで生粋の山形キャンパーChai夫妻から振る舞われた芋煮を始めとする数々の山形グルメの中でも、ひときわ田舎クサくいい味を出していた山形県産青大豆「秘伝豆」。旬の時期は9月〜10月上旬と聞いていたが、本日ココで秘伝豆の試食&販売が開催されることをネットで知り鼻息荒くやって来た。




花笠音頭が流れる店内に入るとすぐに500g小パック(950円)〜10Kgパック(12,000円)がどっさり並んでいた。私が小パック(500g)を手にしたら、東根市戸田商店のオヤジから大パック(2Kg・3,000円)を渡されて「これ買えばその小パックはサービス!」の声に「よし買った!」。おそらく年末まで持ちそうな合計2.5Kgの秘伝豆を購入して売場を離れた。



店内奥に進みまずは「山形だし」を1つ。



山形で買い忘れてきた「マルジュウ醤油」を1本。



おっ。「スモっち」もあるのか。赤と黒を2つずつ。



あ〜コレはいいや。w



「でん六豆」って山形のお菓子だったのか・・・。子供の頃よく食べてたなぁ。てか、これ以上豆買ってどうする。さすがにこれはスルーした。




店内は芋煮セットはもちろんのこと、米・酒・100%ジュース・野菜・漬物・缶詰・お菓子・フルーツ・・・等々、おいしい山形の味がズラッと勢揃いしていてコレは妻を放っておくのはマズい。私は急いで会計を済ませ妻を連れて店を出たが、こんな都心であの月山や蔵王の山々に囲まれた果樹園の雄大な風景や、キャンプで芋煮をしていた時の楽しかった思い出を少しだけ感じられたことはなんだか嬉しかった。




ナニ食わぬ顔をして都内に住んではいてもそのほとんどは地方から上京してきた人達ばかり。このリトル・ヤマガタにはそんな都会の生活に疲れた山形の田舎モン達がやって来る「心休まる場所」としての役割もあるのだろうなぁ・・・と空を見上げChai夫妻の顔を思い出しながら笑った。


「さあ、キャンプ行くぜ!」



今回は妻のバースデイ・キャンプ。快晴の東北道を走りバリバリの高規格キャンプ場へ向かう。この時私達2人と猫2匹はまだ楽しい気持ちでいっぱいだった・・・。



秋の高規格キャンプ【キャンプ・アンド・キャビンズ入門】編
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3286553.html



  


2019年11月12日

山形が俺を呼んでいる act.6【芋煮会番外編】

2019/10/27(日)13:00
サンヴィレッジ徳良湖ACフリーサイト(山形県尾花沢市)




芋煮会が終わりChai家が撤収した後、我が家はいつものダラダラキャンプに戻った。周辺はいろいろ見どころも多い地域なのに出掛けることもなく、ブンブン飛んでいるトンボを見ながら煙草をふかしてポカンとしていた。

それはあまり慣れていない「グルキャン」の疲れもあるだろうが、ようやく1つの目標だったコト(山形で芋煮)を達成できた充実感と、賑やかだった時間の余韻を楽しんでいたかもしれない。








昼メシは余った焼き鳥のネギマを焼いて「焼き鳥丼」。




米は奥さまイチ推しの「田中圭がCMしている」高級山形米『雪若丸』。粘り少な目で粒1つ1つの歯切れが良く私好みの米だ。「山形だし」乗せれば3杯いける。




半熟燻製卵『スモっち』。コレうめー!




妻が道の駅むらかみで買った『庄内柿』も美味すぎた。「柿」はそれまで「あれば食べる」くらいの感じだったのに、これも秋の山形には無くてはならないモノとなった。今の柿って種無いのね。








夕方になりテント前のタープやテーブルなどをすべて片付けてテントに入る。夕食は朝にいただいた芋煮カレーうどんと雪若丸(米)。結局夜まで「芋煮会」を引きずっていたなぁ。「来年はいつ来る?」とか「庄内(日本海側)の方にも行きたいね〜」など、妻と話すは「山形」のコトばかり。我が家に「山形ブーム」がしっかり根付いたコトを確認できた夜だった。






2019/10/28(月)11:00



さわやかな秋晴れの下、お世話になった【サンヴィレッジ徳良湖オートキャンプ場】を撤収。



初めて「芋煮会」をしたこのフィールドは生涯忘れることは無いだろう。管理棟とフリーサイトの行き来しかしなかったけれど、しっかり整備されているいいキャンプ場だった。来年は「尾花沢のスイカ」も食べてみるか・・・と心に決めて徳良湖を後にした。



ありがとう、またいつの日にか。





帰りは国道13号線を南下。東根市で少し道から逸れるとそこは雄大な月山をのぞむ果樹園だらけ。その広さに圧倒された。



天童市に入っても延々と果物畑が続いていたが、畑の真ん中にチョー近代的な温泉施設を見つけたので寄ってみた。




【天童最上川温泉ゆぴあ】(山形県天童市)
営業時間:午前6:30〜午後9:00
毎月第2月曜定休


せっかく山形まで来たのだからもう少し温泉らしいところにも行きたかったけど、帰りの時間もあるので「仕方なく」という感じだった。しかし館内に入って驚く。

「さ、300円(大人)???」



この料金でどうやったら採算とれるのだろう。毎日来ても月1万円しないのか・・・。もう風呂はずっとココでいいじゃん。店内の野菜売場や特産品売場も充実していた。




お、スモっち発見!あれ?「ゴールド」もあるのか・・・。(実はノーマルの方が美味い)



サラたけ発見!ふむふむ・・・「お手頃価格」だな。



『雪若丸』発見!・・・てか、Chai奥さんココで買って来たのか?ww




さすが天童市、300円で「県内最大級の露天風呂」に「将棋」まで楽しめるとはなんというコスパ!ココは畑仕事を終えたじいさんばあさん達の「楽園」なのか。私もこの特大駒で一局指してみたかった・・・。



※風呂から出てさくらんぼサイダーと100%ラ・フランスジュース一気飲み。しかしこれが後にとんでも無い事態になろうとはこの時は思いもしていなかった・・・。



さあ、風呂入ってサッパリしたら後は東北道を帰るのみ。いや、ちょっと待て、最後に1つ忘れているだろう?そう!「新そば」だ。山形くんだりまで来て「板そば」食わずして帰るとは、山梨行って「ほうとう」食わないで帰るよりも悔いが残るのは明らかだ。

昨年夏、吹上高原キャンプ場から蔵王坊平国設野営場に向かう途中で寄った村上市にある「あらきそば」。


※2018/07撮影
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3122366.html


ぶっとくてコシの強い十割蕎麦は香りも強く、私のベスト3に入る見事な田舎蕎麦だった。ここから村上市の「あらきそば」は行けなくもない距離だが帰り道とは逆方向。それよりも天童市と言えばこちらもまた名店中の名店「水車生そば」があるじゃないか。




※水車生そば(山形県天童市)
営業時間:11:00〜23:00
休日:元旦

私はこの店をあるブロガーの記事で知った。そのブロガーは果敢にも遠方のキャンプ場に家族で出撃するが、せっかく北陸や関西、四国にまで行っているのに、そこでの食事はデニーズやマック、キャンプではインスタントやレトルト食品ばかり。それでも楽しんで旅してくるのはある意味スゴいのだが、私はそんなキャンプレポを読むといつも「せっかく出掛けているのだから、出先でしか食べられないのモノ食えって。(旅キャンプとして)少しは役立つレポしろや!」と期待を込めたコメントをさせていただいていた。そのブロガーの名は「harukabiyori」さんと言う。



※秘技「クロンダイク・ティピー張り」(2018/05宮城県)
https://letsenjoycamping.naturum.ne.jp/


他人の家族が旅先で食ってきたモノにケチをつける私も私だが、今年の6月にharukaさんは山形の親戚に逢いに行ったキャンプの際にこの店に寄ったらしく、帰ってきてからの投稿記事で「山形行くならこの店に行け!マストだ。」と私を名指しで指示してきた。まるで「私が見つけて来ました。」と言わんばかりのドヤ顔だったのだろう。私は「あのハンバーガーしか食わないharukaさんが山形蕎麦の有名店見つけてきただと・・・?おーし、それならば行ってやろうじゃねーか!」とこの店を訪れた。




「週末は大行列」と聞いていたが、平日だったので問題なく店内に入れた。一目で「あ、この店は本物だ」とわかったが、私の心は晴れなかった。なぜならharukabiyoriさんが指定しているのはこの名店の「板そば」ではなく、なんと全国B級グルメ第6位に輝いた「鳥中華」の方だったのだ。

実は今回宿泊したサンヴィレッジ徳良湖の近くで「尾花沢新そば祭り」が開催されていて宴会時Chaiさんから「Suikaさんは(今回の旅で)どこか蕎麦屋行かないんですか?」と尋ねられた時、迷いながら「水車生そば・鳥中華」をharukaさんから勧められている話しをしたのだが、Chai夫妻から全力で止められた。

Chai奥さま:「だってアレ『たぬきそば』のラーメンですよ?www」


わかっている。わかっちゃいるんだが・・・。なぜ「大のソバ好き」の私が蕎麦屋でラーメン?いや、フツーの山形ラーメンならいいけれど、たぬきそばの汁にラーメン?あり得んやろ・・・。しかも「本家本元・超A級の板そば」が目の前にありながら「B級グルメ」???私の「山形」と言えば芋煮とフルーツと「蕎麦」じゃなかったのかあああ!

店員:「ご注文は?」

私:「と、とり・・・鳥中華で・・・。」




私はどんなモノでも「王道」と呼ばれるモノが大好きだ。高知なら「カツオ」、富山なら「白エビ」、テントなら「ウェザーマスター」に「ロッジシェルター」、山形なら当然「板そば」だろう。




妻はしっかり「王道」だった。ね、頼むからひと口ちょうだい。




まぁ確かに美味かった。カツオ出汁のつゆは大好きだしシンプルな鶏肉と天かすもいい。「鳥中華」と検索すればしっかり「山形名物」で何件もヒットするし「B級グルメ」にしてはレベル高い料理で人気があるのもうなずける。ただコレは「ソバ好き」にはまるで銀座・久兵衛の前で立ち食い寿司を食べるような激しい後悔と無念さを感じるかもしれない。




しかしそれまでさんざんケチつけられていたharukaさんがようやく見つけてきた美味いモノを紹介していただいたのに、目の前まで来てスルーするような無礼は同じブロガーとして万死に値する。今回は「ブログの仁義」を貫き通して「鳥中華」を注文したが、最後の最後まで「やっぱりお土産で買って帰ってから食べれば良かったんじゃ・・・」の気持ちは拭いきれなかった。

まあでも一応は美味い「山形名物」を食べられたんだし、私の旅の記憶にしっかりと刻まれていい思い出になった。ありがとうharukabiyoriさん!次は「王道」で。ww





天童ICから東北中央道に乗る。蔵王よさらば!紅葉撮ろうと一眼カメラ持ってきたけど時間無くなっちゃったよ。また来年。




時間無いのに米沢ICで降りて最後のミッション、夕暮れの米沢駅へ。いやここに「ステーキ」を食べに来たワケでは無い。さっき「鳥中華」食べたばかりだ。



米沢駅前にドーンと建っているのは「新杵屋(しんきねや)」。鉄オタなら誰もが知っている駅弁ランキングでは毎年1位のまさに王道中の王道駅弁、みんな大好き「牛肉どまん中」。



「乗り鉄」や「撮り鉄」という言葉があるが、私は「食い鉄」。今までも数えきれないほどの駅弁を食べてきたが、新杵屋の「牛肉どまん中」には縁が無かった。でも理由はわかっている。会社員時代の出張時には東海道新幹線なら「東京深川めし」、東北新幹線ならヒモを引っ張ると瞬時に温まる「仙台牛タン弁当」と毎度決まったド定番メニューがあったからだ。「牛肉どまん中」は東京駅の駅弁店「祭」でも1番前に並べられているし、大宮駅でも青森駅でも販売されていていつでも目には入っていたが、なぜか手に取るコトが無かった。しかし私は知っている。前沢牛、栃木牛、能登牛、飛騨牛、松阪牛、近江牛、神戸牛、佐賀牛、宮崎牛・・・。どこの和牛でも高い金出せばメチャ美味いが、安い肉でも1番「牛らしさ」を感じるのが「米沢牛」だと言うコトを。



いろいろな種類の弁当があったが、スタンダードの「牛肉どまん中」を帰りのSAで食べる夕食用として2つ購入。ようやく念願叶った。出来立ての「米沢本店」で買うコトにより満足感は更に上がる。



これがホントに最後の最後で閉店間際の「道の駅よねざわ」へ。さすが山形の玄関口、ここの道の駅は気合いが入っている。



さすがに「牛肉どまん中」は売り切れていたが、すごい数の山形の酒、米、お土産品が並んでいた。



肉(米沢牛)も野菜も置いてある。米沢ICの脇にあるのでキャンプにも観光帰りにも便利。









手頃な価格でステーキから米沢牛ラーメンまで。いいなあこの道の駅。山形来るときは必ず来よう。




17:00米沢を出発。今回はたった2泊3日の旅だったけど、秋の山形メシたくさん食べられていい旅だったなあ。芋煮、新米雪若丸、庄内柿、秘伝豆、スモっち、ラ・フランス、鳥中華・・・。ロクに観光もしないでこれだけ楽しめたのだから山形も魅力溢れるところだと深く思いながら東北道を走り21:00さいたま市到着。



自宅駐車場で最後の山形メシ「牛肉どまん中」を妻と味わいながら食べた。スゲーボリュームに大満足!なるほどこれなら何年も駅弁トップにいるハズだ。美味かったよ。



今回もいい旅になった。「山形」の魅力をたくさん知ることができて、今後東北へ旅に行く時は目的地の選考にまた悩むコトになるだろう。

ありがとう!東北中央道。
ありがとう!Chaiさんファミリー。
ありがとう!山形県。



『山形が俺を呼んでいる』

act.1【秋の最強キャンプ鍋】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3272121.html
act.2【気仙沼沖風速25M】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3270358.html
act.3【誰もいなかった徳良湖ACフリーサイト】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280284.html
act.4【リアル秘密のケンミンSHOW】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280565.html
act.5【焚火で芋煮会の翌朝】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280827.html








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2019年11月02日

山形が俺を呼んでいる act.5【焚火で芋煮会の翌朝】

2019/10/27(日)07:00
サンヴィレッジ徳良湖オートキャンプ場フリーサイト(山形県尾花沢市)



『 秋雨を 集めて早し まいたあぷ 』


※テンマクはちゃんと撥水効いてるよ〜の意:遥か空の下






2日目の朝は小雨が降っていた。昨夜は夜中に1度目が覚めたが結局12時間近く寝ていた。



頭はボーっとしていたが、なんだか慌ただしそうなChai家のサイトを覗きに行ってみる・・・




おお!今まさにライスクッカーに火が入るところだ。昨夜あれほどお世話になったのに朝食の準備までしていただいているとは・・・。




私もポケ〜ッとしてはいられない。急いでマイサイトに戻りユニセラの炭に火を入れて、昨日念のため「保険」として買っておいたホッケを焼きはじめたが、ほどなくしてカレーのいい匂いが風に乗って漂ってきた・・・。




クソっ!これが噂の「芋煮会翌朝のカレーうどん」ってヤツか!?しかも牛とキノコのダシとマルジュウ醤油のスープで里イモは染み染みになり、超絶の美味さが保証されている!




さらに炊きたての米(雪若丸)まで添えてきやがった。

スゲぇ・・・スゴすぎるよ山形キャンパー・・・。なんだかきっちりトドメを刺された気分。



Chai's childrenから再び焼き鳥のリクエストがあったコトがせめてもの救いとなった。しかしどんだけ焼き鳥好きなんだ?この家族・・・。





朝食後も小雨は続いていたがどうやら天候は回復しそうだったので本日撤収予定のChai家は陽が出るまでのんびりすることにしたらしい。

雨が止むまでタープ下でいろいろな話しをして過ごす。中でもユニセラやロッジシェルターに興味を示していたChai奥さまのご主人が選ぶキャンプギアに対する鬱憤を私達にぶつけるコトにより積極的に晴らしている姿がとても面白かったが、調子に乗って話しているうちに私は重大なミスを犯してしまった。

私:「でも最近何も欲しいモノ無いから、ワイルド1にも行く気になれないんだよね〜」

Chai夫妻:「ワイルド1、山形には無いんです・・・」


し、しまったあああ!あの時の奥さまの悲しい瞳が今も忘れられない。今後は山形にいるコトを常に念頭に置いて会話しようと肝に命じた。しかしそれよりもふとChaiさんが席から離れた時に奥さまから聞いた話しが衝撃的すぎた。

奥さま:「あの人、フルーツ苦手なんです・・・。笑」

えええええ〜〜〜っ???このフルーツ王国山形に生まれ育ってきてフルーツが苦手って、そりゃアホやん・・・ww

今回これだけ完ペキなキャンプ姿を見せられていたので、Chaiさんの「弱点」のようなものを知ることができたのは大きな収穫だった。どうりで私が新潟の「八色スイカ」で騒いでいた頃に「スイカは尾花沢!」と推してくる気配が全く無かった謎が解けた。




10:00を過ぎると晴れ間も見え始めて来た。名残惜しいけどChai家は撤収を始めた。



Chaiさんが大鍋に少しだけ残っていたカレー芋煮を私の鍋に移してくれた。炊事棟から帰ってきて「煤落ちた!」と得意気に鍋を持ち上げる。ありがとう、最高の大鍋でした。




ホントにありがとう。あなたは決して家族から逃げてもいなかったし、田舎っぺ大将でも無かった。普通なら埼玉キャンパーの方がカッコいいハズなのだが、今回はお世辞抜きであなたの方がカッコ良かった。そして今こそ認めよう、君は「家庭円満な孤高のソロキャンパー」だと。ww




めろ&りんともさようなら。またいつの日か会いましょう。


全部荷物を車に載せ終えてお別れの時、Chaiさんから「また来年やりましょう」と言ってくれた。「来年はお子さん高校受験でしょ?」とも思ったが、きっとまた息抜きで来てくれるだろう。私達夫婦はChaiさんの車が見えなくなるまで手を振り続けていた。





これにて「2019秋の山形・焚火で芋煮会」滞りなく終了!
ありがとう&お疲れさまでした。


また来年やりましょう!





『山形が俺を呼んでいる』

act.1【秋の最強キャンプ鍋】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3272121.html
act.2【気仙沼沖風速25M】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3270358.html
act.3【誰もいなかった徳良湖ACフリーサイト】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280284.html
act.4【リアル秘密のケンミンSHOW】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280565.html



  


2019年11月01日

山形が俺を呼んでいる act.4【リアル秘密のケンミンSHOW】

2019/10/27(土)13:00


『山形が俺を呼んでいる』の続きです。

act.1【秋の最強キャンプ鍋】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3272121.html
act.2【気仙沼沖風速25M】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3270358.html
act.3【誰もいなかった徳良湖ACフリーサイト】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3280284.html





買い出しから戻るとサイト中央には焚火台と銅製の大鍋が鎮座していた。薪も中細に割られてあり「いつでも始められるぞ!」とアピールされているようだ。「間違っても私のいないところで芋煮作りを始めないでいただきたい。」と事前通告しておいたのでココはキッキリ守ってくれていた。

炊事棟から下準備を終えたChai夫妻が戻ってきた。「うちはヌメリ取りしないんですよ〜」と言われたが何のコトだかわからない。しかし大鍋にクレンザー塗りまくっているのは焚火の煤が着かないようにする工夫だというのは知っていた。




さあいよいよ大鍋に里イモ投入!ファイヤー!!Chai's childrenが見守る中、高火力でイモは煮えていく。



イモに火が通ったら牛肉投入・・・ってオイ、ちょっと待った!普段食べている肉で良かったのに〜。なんともまぁ贅沢な肉だコト。




鍋の味付けはもちろん大正15年創業・山形市の醸造元「マルジュウ醤油」。これに酒と砂糖を加えるのみ。私は遠目に見ていたのだがChai夫妻は何度も何度も何度も何度も「味見」していた。山形キャンパーにとって「芋煮の失敗」は「キャンパー失格」の烙印を押されるに等しい絶対やっちゃダメなコト。まして芋煮のイの字も知らない私にブログでクソミソに書かれた挙げ句、その記事が永遠に後世に語り継がれ山形キャンパーの名に泥を塗るようなコトなんて耐え難き屈辱だろう。

「マルジュウ醤油」さえ使えば美味いナベになるコトくらい私でも知っていたが、真剣な表情で何やらヒソヒソ話しながら汁の味見をしている夫妻の姿のソレは「失敗するのイヤ」では無く「最高の芋煮を食べさせたい」という気持ちが痛いほど伝わってきた。そうか!これが「山形キャンパーの心意気」ってヤツなんだな。ならば私も心していただくとしよう。さあ見せてくれ!「山形ケンミンが楽しむ本物の芋煮」ってヤツを!





ひとくちススって涙が出そうになった。Chai実家の畑で引っこ抜いてきた里イモ、食べやすく細かく切られたごぼう、舞茸やしめじ、さらに普段は決して食べないであろう高級山形牛の出汁が溶けだしたスープ、そしてChai夫妻の気持ちまで伝わるようなこの味は「美味い」と言うよりも「ありがとう!」の気持ちでいっぱい。このイモ煮のためにどれだけ動いて準備してくれたのだろう。どれだけ考えてキャンプに来てくれたのだろう。

心配そうに私の顔を伺う夫妻に私は「美味い!」と陳腐な言葉しか言えなかったが、ああ、これは私が旅に追い求めている光景「遥か空の下」だ。見知らぬ地でその土地の恵みを食し、語らい、空を見上げる。そして心から「来てよかったなあ」と思えた。

この日この場所でイモ煮片手に焚火囲んで酒を交わした時間の思い出は私にとって一生の宝物。Chaiご夫妻、本当にありがとう。





私は買い出しで「焼き鳥」を100本近く買ってきた。今回の「芋煮」に勝てるワケ無いのはわかっていたが、カツオを失った我が家に迎え撃つ「弾」はこれしか無く私はChai's childrenから浴びせられる非情な催促に、言われるがまま焼き鳥を焼き続けた。







芋煮が渡されると同時にChai家から山形・高木酒造が造る最高級の日本酒「十四代」、鶴岡のだだちゃ豆をも凌ぐと言う「秘伝豆」、さらに天童市・半澤鶏卵の超人気半熟燻製卵、山形のお土産ランキングでも常に上位にいる「スモっち」や「サラたけ(サラダたけのこ)ネギ塩味」が次々と渡されてくる。もうダメだ・・・と思っていたところに

奥さま:「山形の米さ言ったら・・・?」

私:「『つや姫』ですよね。さっき道の駅で買いました。」

奥さま:「いやいや、『つや姫』もウンメーだげんどもぉ、これからは『雪若丸』が◎△$♪×¥●&%#?!・・・コレ持ってきたから食べてけんろ。」

と、ホントに「ダメ押し」となるジップロックに入れた『雪若丸』2合を渡された。いやぁコレも嬉しいなぁ・・・。『雪若丸』の説明はよく聞き取れなかったが、認めよう、完敗だ、もう白旗。これは劇団家並みの総攻撃をくらった感じで「焼き鳥」ひとつでどうにかなると思っていた自分を強く恥じる。最後に奥さまが

奥さま:「あと、田中圭がコマーシャルしてるし・・・」


と顔を赤らめた。「(推し理由は)ソレかいっ!?」とその時は思ったが、帰りに道の駅に寄ったらホントに『つや姫』の次に来るコトを本気で感じさせるポスターが貼られていた。今後は私も『雪若丸』買いますね。w








暗くなるのが早くなってきたので14:00頃からスタートした段取りも見事だった。ゆっくり食べながら語らい笑いの絶えない時間だった。



私は和歌山で買ってきた残り僅かの「紀州備長炭」とユニセラで最高の焼き鳥を振る舞おうとしていたが、Chai's childrenの怒濤の催促に「焼き」が追いつかず急遽3Kg600円のホムセン炭に変更。どうやらわからなかったようだ。




陽が暮れ始めた頃、Chaiさんからウィスキーを勧められた。私は躊躇する。なぜならこの楽しい時間を終わらせてしまう「睡魔」が少しづつ強くなっていくのを感じていたからだ。

本来はChai家と朝イチ合流後、設営して買い出し終えてゆっくり昼メシ食べたら1〜2時間寝かせてもらおうと計画していた。徹夜で走ってきた私がゆっくり寝られてお越しになられたChai家に最後まで付き合うには酒は要注意。飲みすぎてすぐに潰れてしまうのもイヤなのでBOWMORE12年をロックでチビチビ舐める。うん、このスモーキーテイストは「劇団家」の顔しか浮かばない。ヤベー眠いぞ俺っ!




ランタンを点けたり焼き鳥焼いたりなんとかごまかしながら18:00(限界点)を迎えた。Chaiさんはハイボールをグビグビ。Chai's childrenはまだ焼き鳥食べると言い出した。

「あいよ〜ちょっと待っててね〜」と覇気の無い返事。




みんなはストーブの前で楽しく団欒。すぐ隣にいるのに笑い声が遠くに聞こえる。限界点からさらに1時間半粘ったがいよいよ目の前が歪みだした。こんなに無念なコトはそうは無いが、ホントに申し訳無く19:30にテントイン。




Chaiご家族のみなさん、ありがとね。「山形で芋煮」は私のささやかな「夢」でした・・・・。3杯も食べられて幸せな夜でした。







act.5へ続きます。