2019年10月11日
秋の甲斐路を走るact.2 実録!これが本当の「お茶漬けキャンプ」。
振り返れば「近場なのに寝ないで家を出てきてキャンプ場着いてずっと寝た。」という見事なアホっぷりだったが、悔やむような気持ちは生まれなかった。
秋の甲斐路を走るact.1【黒坂オートキャンプ場】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3273348.html
ユーリンチーだかスーアンコーだか知らないが「お茶漬けキャンプ」とはこういうモンだ。今夜の疲れた私に「鍋焼きうどん」に勝るもの無し。でもタマゴとほうれん草入れたことにより1つ上を行く「キャンプ飯」となった。
今季最後となるであろうキッチリ冷やしたシャイン。さようなら、また来年ココ山梨で会おう。
2019/10/07(日)07:00
昼寝して起きてまた昼寝して、鍋焼きうどんとぶどう食べたらまたすぐに寝て、朝の4時に世界陸上男子4×100m決勝見てからまた寝ての1日だったけど、テントの外に出たら鳥のさえずりと川のせせらぎが聞こえる森の中に朝日が射し込んで来た。両手を伸ばして「う〜ん、休養十分!」また明日から頑張れる。
気分が良かったのでクレソン代わりのほうれん草とベーコンを炒めた。
【道の駅とよとみ】で買った食材全部のせ。昨日談合坂SAで買ったパンが1つ残っていたので半分に切って妻と分けた。粉末のコーンスープにお湯を入れて森の朝食。950円はいただきたい。(食後のモンカフェ付)
今回のキャンプは「ほうとうが食べたい!」も重要事項だったが、1番のテーマは「めろん」のバースデー・キャンプ。2016年10月1日産まれ♂なので「3歳」になった。
今のところなんの病気も無く育ってくれた。仕事中もいつも一緒にいてくれて私を励まし癒してくれている。今回で105泊目のキャンプ(うち脱走1回)。テント「300泊」に到達したらギネスに申請してみようと思う。
めろん3歳誕生日おめでとう!できれば20歳くらいまで一緒にキャンプしような。
妹りんご(2歳♀)は85泊目。いつも兄貴の後をウロウロ。
ちゃおちゅ〜るあげてトリミングを終えて10:00に撤収。タープも張らず焚火もやらず。ずっと寝ていただけでなんもわからないけど、黒坂オートキャンプ場は静かでいいキャンプ場だったな。いつかまた来るだろう。
キャンプ場を出て甲府市内に向かいナカナカいい温泉を見つけた。私はまだ山梨の温泉で「また行きたい」と思えた温泉に巡り逢えていない。会社員時代は毎年決まった石和温泉の豪華ホテルで新年会だったが、プライベートで行こうとは1度も思わなかった。
源泉湯 燈屋(あかりや)
山梨県甲府市上阿原町590-3
055-236-3515
営業時間10:00〜24:00
http://www.akariya.info/
日帰り入浴施設で弱アルカリ性の単純温泉。強くおすすめできる温泉では無いが、良かったのが露天も内湯も浴槽からじゃんじゃんオーバーフロー!湯温も適温でなんせ浴場がとてもキレイだった。
私が行った日曜日の昼間はかなり空いていてのんびりできた。石和温泉と同じで街中の温泉だが、館内は全体的に落ち着いた感じで「風呂に困ったらココ」と甲府市内にほうとう食べに行く時にはオサえておきたい絶好の風呂となった。
さあ、最後は「ほうとう」を食べに標高600mの峠をアクセル全開でかけ登りまだ紅くない「昇仙峡」へ。景色なんて見やしない。
昇仙峡 円右衛門(えんえもん)
10:30〜17:00年中無休
https://so-men.com/
おそらく山梨は今年最後となるだろう。ならば私の「No.1ほうとう」を食べないと終われない。3年目の【円右衛門】。
たぶんフツーに甲府市街の「小作」に行っていればKさんと同じくらいに帰れて、中央道小仏トンネル(上り)もスムーズに抜けられただろう。
さあ来た。コイツが渋滞20km(1時間30分)と引き換えに手に入れた「幸せ」だ。山梨まで来て「担々麺」など食べて帰れるハズも無い。
川の流れを聞きながら秋の爽やかな風を受けて食べるアツアツの赤味噌ほうとう。外の個別テーブルで食べる店の雰囲気は保証するが、味はご自身で確めていただきたい。
これにて今回の旅は終わり。帰りは順調に渋滞20kmに飛び込んだ。途中のパーキングで妻が「桔梗信玄餅2個入」の袋を買ってきて車で食べた。
この時期は「ぶどう」→「ほうとう」→「信玄餅」のコースさえ辿ればどんなキャンプでも楽しい甲州旅となるが、「めろん」のハッピーバースデーも加わって、今回の「1泊お茶漬けキャンプ」は最高の想い出となった。
いい旅だったなぁ・・・。
また来させていただきますっ!
※甲府駅前
2019年10月07日
秋の甲斐路を走るact.1【黒坂オートキャンプ場】
毎年この時期になると無性に食べたくなる「ほうとう」。私が住む地域にもほうとうが食べられる店は何件かあるが、どれも万人向けの味付けでなにか少し物足りない。
20年近く前に富士急ハイランド前にある小さなほうとうの店に入った時、それまでの私のほうとう概念がぶっ飛んだ。「なんだ?このちょっとクサいヘンな味噌の味は!?」
結局最後まで食べられなかったクセのある味噌のほうとうだったが、逆にその独特な味のおかげでこの郷土料理の奥深さみたいなモノに気付き、それからはまるで讃岐のうどん店のように腕自慢をしているかの如く建ち並ぶ数々のほうとう店の中で、自分のお気に入りほうとうを見つけるのが山梨に来た時の楽しみの1つになっている。
お土産店で売っているほうとうを買ってキャンプで何度か作ってみたけれど、なかなか上手くできない。ほうとうを茹でて同封の味噌を入れればいいだけとタカをくくっていたが、具材の選別や煮込み具合、ほうとうの小麦粉やカボチャが味噌に溶けて少しドロッとした加減がうまく出せずに、毎回作る度に「やっぱりほうとうは店で食べるのが1番だなぁ」とテント前室で妻に嘆いていた。
※道の駅とよとみ(山梨県中央市)
そんな想いを胸に都内では30℃を越えた真夏日となった10月第1週土曜日、09:00道の駅とよとみ到着。この道の駅は全国道の駅の頂点となる「直売所甲子園」の初代グラチャン。昨年の春先に早川町オートキャンプ場を訪れた際に寄った時は、クレソンを始めとする様々な旬の朝採れ野菜が盛大に陳列されていて、その光景に胸踊らされた。
産直反対側の【与一味工房】では挽き肉からカレー用、BBQ用などの精肉から、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工品が揃っていてキャンプ食材の買出しはすべてここで賄える。「豚」メインだがすべて「甲州富士桜ポーク」。今回も昨年同様ベーコンを購入した。
途中のコンビニで氷とお茶を購入してキャンプ場に10:00到着。
【黒坂オートキャンプ場】(山梨県笛吹市)
標高約500m・最高26℃最低18℃
オートサイト3,000円
炭・生ゴミ以外持ち帰り
直接の予約で10:00からイン可
その他詳細不明(汗)
第1キャンプ場と第2キャンプ場があり上記写真は第1キャンプ場にある管理棟。ここで受付後、少し離れた第2キャンプ場の案内図をもらい移動。第1キャンプ場はこの入口しか見えなかったが、ソロのバイクキャンパーがチラホラ。
管理人:「明日は夕方までどうぞ。あ、帰りは何も言わずお帰り頂いて構いませんから。」
あ、いいねぇ。そんな放っておかれる感じ、好き。
第2キャンプ場入口から少し奥にある5番サイトに設営。入口に炊事棟とキレイなトイレがあるが(写真無し)、入口から奥向かってにどんどん登って行く形状になっているので、このサイトはプライベート感はベリーgoodだが、トイレから戻る時の登坂は微妙にキツい。
右隣りのサイトまでの距離感。こちらは入口とは反対のさらに登る奥側。
左方向(入口側)。
以上で「キャンプ場紹介」終わり。写真も少なく書いた本人も驚くほどの短文だが仕方が無い。ホントに入口からマイサイトまでの道しか歩いていないし、こんな森の中、どこを見たって「木」ばかりで、頭上の空さえ所々な感じ。どこからか川の流れが心地よく聞こえて来たが見に行くコトも無く私達はまだ昼間なのにさっさとテントを立ててシュラフに入ってしまった。なぜならこの1週間、連日白熱している【世界陸上2019ドーハ】の現地時間に合わせて大盛り上がりしてきた為、当たり前だがとても「眠かった」のである。
この日は男子4×100mリレーの予選が日本時間午前3時から。あー面倒クセーこのまま行っちゃえ!と昨夜21:00に駐車場の野良ネコ達にごはんを食べさせてからすぐに出発したが、談合坂SAでテレビ見ながら一晩過ごして体調は最悪。まぁ金曜の夜からリレー予選が始まることは分かっていたので「これはキャンプにならないな・・・」と容易に想像出来たが、そこは私も「ベテラン」と言われるくらいのキャンプ歴を持つ昭和のキャンパー。キチンと対策は講じてきた。
朝はSA売店のリトルマーメイドでパンを昼の分まで買ったし、夜は200円の鍋焼きうどんを2つ用意した。道の駅では迂闊にも予定外のベーコンやほうれん草を買ってしまったが、翌日朝食は年に1度のカップヌードル謎肉祭ver.を用意してある。ソロキャンパーでもやらないようなチョー手抜きメニューだが、今回のキャンプ飯は「楽しみをほうとう1本に集中する」という作戦とした。「店で食べるほうとうはキャンプ飯じゃねーだろ!?」という意見はあるかもしれないが、それは真摯に受け止めたい。
その後私達2人とネコ2匹が起きた時は、もうとっくに日は落ちていた。
秋の甲斐路を走るact.2 実録!これが本当の「お茶漬けキャンプ」。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3274015.html
に続きます。
20年近く前に富士急ハイランド前にある小さなほうとうの店に入った時、それまでの私のほうとう概念がぶっ飛んだ。「なんだ?このちょっとクサいヘンな味噌の味は!?」
結局最後まで食べられなかったクセのある味噌のほうとうだったが、逆にその独特な味のおかげでこの郷土料理の奥深さみたいなモノに気付き、それからはまるで讃岐のうどん店のように腕自慢をしているかの如く建ち並ぶ数々のほうとう店の中で、自分のお気に入りほうとうを見つけるのが山梨に来た時の楽しみの1つになっている。
お土産店で売っているほうとうを買ってキャンプで何度か作ってみたけれど、なかなか上手くできない。ほうとうを茹でて同封の味噌を入れればいいだけとタカをくくっていたが、具材の選別や煮込み具合、ほうとうの小麦粉やカボチャが味噌に溶けて少しドロッとした加減がうまく出せずに、毎回作る度に「やっぱりほうとうは店で食べるのが1番だなぁ」とテント前室で妻に嘆いていた。
※道の駅とよとみ(山梨県中央市)
そんな想いを胸に都内では30℃を越えた真夏日となった10月第1週土曜日、09:00道の駅とよとみ到着。この道の駅は全国道の駅の頂点となる「直売所甲子園」の初代グラチャン。昨年の春先に早川町オートキャンプ場を訪れた際に寄った時は、クレソンを始めとする様々な旬の朝採れ野菜が盛大に陳列されていて、その光景に胸踊らされた。
産直反対側の【与一味工房】では挽き肉からカレー用、BBQ用などの精肉から、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工品が揃っていてキャンプ食材の買出しはすべてここで賄える。「豚」メインだがすべて「甲州富士桜ポーク」。今回も昨年同様ベーコンを購入した。
途中のコンビニで氷とお茶を購入してキャンプ場に10:00到着。
【黒坂オートキャンプ場】(山梨県笛吹市)
標高約500m・最高26℃最低18℃
オートサイト3,000円
炭・生ゴミ以外持ち帰り
直接の予約で10:00からイン可
その他詳細不明(汗)
第1キャンプ場と第2キャンプ場があり上記写真は第1キャンプ場にある管理棟。ここで受付後、少し離れた第2キャンプ場の案内図をもらい移動。第1キャンプ場はこの入口しか見えなかったが、ソロのバイクキャンパーがチラホラ。
管理人:「明日は夕方までどうぞ。あ、帰りは何も言わずお帰り頂いて構いませんから。」
あ、いいねぇ。そんな放っておかれる感じ、好き。
第2キャンプ場入口から少し奥にある5番サイトに設営。入口に炊事棟とキレイなトイレがあるが(写真無し)、入口から奥向かってにどんどん登って行く形状になっているので、このサイトはプライベート感はベリーgoodだが、トイレから戻る時の登坂は微妙にキツい。
右隣りのサイトまでの距離感。こちらは入口とは反対のさらに登る奥側。
左方向(入口側)。
以上で「キャンプ場紹介」終わり。写真も少なく書いた本人も驚くほどの短文だが仕方が無い。ホントに入口からマイサイトまでの道しか歩いていないし、こんな森の中、どこを見たって「木」ばかりで、頭上の空さえ所々な感じ。どこからか川の流れが心地よく聞こえて来たが見に行くコトも無く私達はまだ昼間なのにさっさとテントを立ててシュラフに入ってしまった。なぜならこの1週間、連日白熱している【世界陸上2019ドーハ】の現地時間に合わせて大盛り上がりしてきた為、当たり前だがとても「眠かった」のである。
この日は男子4×100mリレーの予選が日本時間午前3時から。あー面倒クセーこのまま行っちゃえ!と昨夜21:00に駐車場の野良ネコ達にごはんを食べさせてからすぐに出発したが、談合坂SAでテレビ見ながら一晩過ごして体調は最悪。まぁ金曜の夜からリレー予選が始まることは分かっていたので「これはキャンプにならないな・・・」と容易に想像出来たが、そこは私も「ベテラン」と言われるくらいのキャンプ歴を持つ昭和のキャンパー。キチンと対策は講じてきた。
朝はSA売店のリトルマーメイドでパンを昼の分まで買ったし、夜は200円の鍋焼きうどんを2つ用意した。道の駅では迂闊にも予定外のベーコンやほうれん草を買ってしまったが、翌日朝食は年に1度のカップヌードル謎肉祭ver.を用意してある。ソロキャンパーでもやらないようなチョー手抜きメニューだが、今回のキャンプ飯は「楽しみをほうとう1本に集中する」という作戦とした。「店で食べるほうとうはキャンプ飯じゃねーだろ!?」という意見はあるかもしれないが、それは真摯に受け止めたい。
その後私達2人とネコ2匹が起きた時は、もうとっくに日は落ちていた。
秋の甲斐路を走るact.2 実録!これが本当の「お茶漬けキャンプ」。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3274015.html
に続きます。