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2019年10月11日

秋の甲斐路を走るact.2 実録!これが本当の「お茶漬けキャンプ」。



振り返れば「近場なのに寝ないで家を出てきてキャンプ場着いてずっと寝た。」という見事なアホっぷりだったが、悔やむような気持ちは生まれなかった。

秋の甲斐路を走るact.1【黒坂オートキャンプ場】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3273348.html





ユーリンチーだかスーアンコーだか知らないが「お茶漬けキャンプ」とはこういうモンだ。今夜の疲れた私に「鍋焼きうどん」に勝るもの無し。でもタマゴとほうれん草入れたことにより1つ上を行く「キャンプ飯」となった。




今季最後となるであろうキッチリ冷やしたシャイン。さようなら、また来年ココ山梨で会おう。


2019/10/07(日)07:00



昼寝して起きてまた昼寝して、鍋焼きうどんとぶどう食べたらまたすぐに寝て、朝の4時に世界陸上男子4×100m決勝見てからまた寝ての1日だったけど、テントの外に出たら鳥のさえずりと川のせせらぎが聞こえる森の中に朝日が射し込んで来た。両手を伸ばして「う〜ん、休養十分!」また明日から頑張れる。




気分が良かったのでクレソン代わりのほうれん草とベーコンを炒めた。




【道の駅とよとみ】で買った食材全部のせ。昨日談合坂SAで買ったパンが1つ残っていたので半分に切って妻と分けた。粉末のコーンスープにお湯を入れて森の朝食。950円はいただきたい。(食後のモンカフェ付)





今回のキャンプは「ほうとうが食べたい!」も重要事項だったが、1番のテーマは「めろん」のバースデー・キャンプ。2016年10月1日産まれ♂なので「3歳」になった。





今のところなんの病気も無く育ってくれた。仕事中もいつも一緒にいてくれて私を励まし癒してくれている。今回で105泊目のキャンプ(うち脱走1回)。テント「300泊」に到達したらギネスに申請してみようと思う。


めろん3歳誕生日おめでとう!できれば20歳くらいまで一緒にキャンプしような。



妹りんご(2歳♀)は85泊目。いつも兄貴の後をウロウロ。


ちゃおちゅ〜るあげてトリミングを終えて10:00に撤収。タープも張らず焚火もやらず。ずっと寝ていただけでなんもわからないけど、黒坂オートキャンプ場は静かでいいキャンプ場だったな。いつかまた来るだろう。






キャンプ場を出て甲府市内に向かいナカナカいい温泉を見つけた。私はまだ山梨の温泉で「また行きたい」と思えた温泉に巡り逢えていない。会社員時代は毎年決まった石和温泉の豪華ホテルで新年会だったが、プライベートで行こうとは1度も思わなかった。



源泉湯 燈屋(あかりや)
山梨県甲府市上阿原町590-3
055-236-3515
営業時間10:00〜24:00
http://www.akariya.info/

日帰り入浴施設で弱アルカリ性の単純温泉。強くおすすめできる温泉では無いが、良かったのが露天も内湯も浴槽からじゃんじゃんオーバーフロー!湯温も適温でなんせ浴場がとてもキレイだった。




私が行った日曜日の昼間はかなり空いていてのんびりできた。石和温泉と同じで街中の温泉だが、館内は全体的に落ち着いた感じで「風呂に困ったらココ」と甲府市内にほうとう食べに行く時にはオサえておきたい絶好の風呂となった。










さあ、最後は「ほうとう」を食べに標高600mの峠をアクセル全開でかけ登りまだ紅くない「昇仙峡」へ。景色なんて見やしない。




昇仙峡 円右衛門(えんえもん)
10:30〜17:00年中無休
https://so-men.com/




おそらく山梨は今年最後となるだろう。ならば私の「No.1ほうとう」を食べないと終われない。3年目の【円右衛門】。




たぶんフツーに甲府市街の「小作」に行っていればKさんと同じくらいに帰れて、中央道小仏トンネル(上り)もスムーズに抜けられただろう。




さあ来た。コイツが渋滞20km(1時間30分)と引き換えに手に入れた「幸せ」だ。山梨まで来て「担々麺」など食べて帰れるハズも無い。




川の流れを聞きながら秋の爽やかな風を受けて食べるアツアツの赤味噌ほうとう。外の個別テーブルで食べる店の雰囲気は保証するが、味はご自身で確めていただきたい。






これにて今回の旅は終わり。帰りは順調に渋滞20kmに飛び込んだ。途中のパーキングで妻が「桔梗信玄餅2個入」の袋を買ってきて車で食べた。

この時期は「ぶどう」→「ほうとう」→「信玄餅」のコースさえ辿ればどんなキャンプでも楽しい甲州旅となるが、「めろん」のハッピーバースデーも加わって、今回の「1泊お茶漬けキャンプ」は最高の想い出となった。



いい旅だったなぁ・・・。






また来させていただきますっ!




※甲府駅前



  


Posted by Suika with C at 16:30Comments(6)◆甲信越黒坂AC(山梨県笛吹市)

2019年10月07日

秋の甲斐路を走るact.1【黒坂オートキャンプ場】

毎年この時期になると無性に食べたくなる「ほうとう」。私が住む地域にもほうとうが食べられる店は何件かあるが、どれも万人向けの味付けでなにか少し物足りない。

20年近く前に富士急ハイランド前にある小さなほうとうの店に入った時、それまでの私のほうとう概念がぶっ飛んだ。「なんだ?このちょっとクサいヘンな味噌の味は!?」

結局最後まで食べられなかったクセのある味噌のほうとうだったが、逆にその独特な味のおかげでこの郷土料理の奥深さみたいなモノに気付き、それからはまるで讃岐のうどん店のように腕自慢をしているかの如く建ち並ぶ数々のほうとう店の中で、自分のお気に入りほうとうを見つけるのが山梨に来た時の楽しみの1つになっている。




お土産店で売っているほうとうを買ってキャンプで何度か作ってみたけれど、なかなか上手くできない。ほうとうを茹でて同封の味噌を入れればいいだけとタカをくくっていたが、具材の選別や煮込み具合、ほうとうの小麦粉やカボチャが味噌に溶けて少しドロッとした加減がうまく出せずに、毎回作る度に「やっぱりほうとうは店で食べるのが1番だなぁ」とテント前室で妻に嘆いていた。



※道の駅とよとみ(山梨県中央市)

そんな想いを胸に都内では30℃を越えた真夏日となった10月第1週土曜日、09:00道の駅とよとみ到着。この道の駅は全国道の駅の頂点となる「直売所甲子園」の初代グラチャン。昨年の春先に早川町オートキャンプ場を訪れた際に寄った時は、クレソンを始めとする様々な旬の朝採れ野菜が盛大に陳列されていて、その光景に胸踊らされた。




産直反対側の【与一味工房】では挽き肉からカレー用、BBQ用などの精肉から、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工品が揃っていてキャンプ食材の買出しはすべてここで賄える。「豚」メインだがすべて「甲州富士桜ポーク」。今回も昨年同様ベーコンを購入した。






途中のコンビニで氷とお茶を購入してキャンプ場に10:00到着。


【黒坂オートキャンプ場】(山梨県笛吹市)

標高約500m・最高26℃最低18℃
オートサイト3,000円
炭・生ゴミ以外持ち帰り
直接の予約で10:00からイン可
その他詳細不明(汗)


第1キャンプ場と第2キャンプ場があり上記写真は第1キャンプ場にある管理棟。ここで受付後、少し離れた第2キャンプ場の案内図をもらい移動。第1キャンプ場はこの入口しか見えなかったが、ソロのバイクキャンパーがチラホラ。

管理人:「明日は夕方までどうぞ。あ、帰りは何も言わずお帰り頂いて構いませんから。」

あ、いいねぇ。そんな放っておかれる感じ、好き。



第2キャンプ場入口から少し奥にある5番サイトに設営。入口に炊事棟とキレイなトイレがあるが(写真無し)、入口から奥向かってにどんどん登って行く形状になっているので、このサイトはプライベート感はベリーgoodだが、トイレから戻る時の登坂は微妙にキツい。



右隣りのサイトまでの距離感。こちらは入口とは反対のさらに登る奥側。


左方向(入口側)。


以上で「キャンプ場紹介」終わり。写真も少なく書いた本人も驚くほどの短文だが仕方が無い。ホントに入口からマイサイトまでの道しか歩いていないし、こんな森の中、どこを見たって「木」ばかりで、頭上の空さえ所々な感じ。どこからか川の流れが心地よく聞こえて来たが見に行くコトも無く私達はまだ昼間なのにさっさとテントを立ててシュラフに入ってしまった。なぜならこの1週間、連日白熱している【世界陸上2019ドーハ】の現地時間に合わせて大盛り上がりしてきた為、当たり前だがとても「眠かった」のである。




この日は男子4×100mリレーの予選が日本時間午前3時から。あー面倒クセーこのまま行っちゃえ!と昨夜21:00に駐車場の野良ネコ達にごはんを食べさせてからすぐに出発したが、談合坂SAでテレビ見ながら一晩過ごして体調は最悪。まぁ金曜の夜からリレー予選が始まることは分かっていたので「これはキャンプにならないな・・・」と容易に想像出来たが、そこは私も「ベテラン」と言われるくらいのキャンプ歴を持つ昭和のキャンパー。キチンと対策は講じてきた。

朝はSA売店のリトルマーメイドでパンを昼の分まで買ったし、夜は200円の鍋焼きうどんを2つ用意した。道の駅では迂闊にも予定外のベーコンやほうれん草を買ってしまったが、翌日朝食は年に1度のカップヌードル謎肉祭ver.を用意してある。ソロキャンパーでもやらないようなチョー手抜きメニューだが、今回のキャンプ飯は「楽しみをほうとう1本に集中する」という作戦とした。「店で食べるほうとうはキャンプ飯じゃねーだろ!?」という意見はあるかもしれないが、それは真摯に受け止めたい。


その後私達2人とネコ2匹が起きた時は、もうとっくに日は落ちていた。








秋の甲斐路を走るact.2 実録!これが本当の「お茶漬けキャンプ」。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3274015.html

に続きます。





  


Posted by Suika with C at 18:54Comments(27)◆甲信越黒坂AC(山梨県笛吹市)

2019年08月06日

2019梅雨明け宣言キャンプact.3【それぞれのキャンプ飯】

2019梅雨明け宣言キャンプ
act.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250970.html
act.2【情報量乏しかった福山峠キャンプ場へ行ってみた】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3251722.html



2019/07/25(木)17:00



昨年38℃の炎天下で行われた「酷暑キャンプ(休暇村伊良湖キャンプ場)」の撤収時に「もう夏は二度とキャンプなんかしねぇ!」と固く誓っていたが、結局今年も来てしまったキャンプ・バカ。




「あそこにファイヤーサークルあるよ?」と焚火バカの妻が指を差している。私はテント前室でキンキンに冷えた天然水スパークリングを1口飲んでイスから立ち上がり「勘弁してくれよ〜このクソ暑い中・・・」と言い返したが、妻は返事を聞かずして周囲の落ちている枝を集めて枯れ草に火を点けていた。





しかし1分持たずに鎮火。




割り箸持ってきて火種にしたり、思いきり吹いてみたり何度も繰り返してみたが全然ダメ。まぁ今日梅雨明けしたばかりなのだから当然と言えば当然なのだが、こんな夕暮れのひとときも今年の夏のいい思い出になるような気がしていた。







最終的に私の方がイライラしてアツくなり、トーチもってきてファイヤー!!!でもやっぱりダメだった。ああ疲れた。


※フリーサイト前の池はカエルと蝉の声。





テントに戻り3COINSの虫除けに火を入れる。効果があるのかは未だに不明。気温は29℃。さあ気を取りなおして夕食を作ろう。







※『うな丼』@ほったらかしキャンプ場(星空の教室)


自称・お洒落キャンパーを目指している星空家。「サトウのごはんに湯煎ウナギ」は全く問題無いが、各方面からブロガーとしての資質を問われた先週キャンプでのこの1枚。ただ私は「夏」はコレも「アリ」かなぁと素直に思った。空いているグラスにお茶を入れたり、お手拭きや使用した箸を並べ直したり、崩れたうなぎを整えてから撮影しようなんて微塵も思わない。もちろん食後に皿洗いに行くなんて絶対嫌っ!こんな暑い夜ならそれも「同感」だ。




ユニセラと備長炭は車の荷台に置いてあるけれどさすがに使う気になれず、お手軽フライパンで栃尾・豆撰(まめせん)の厚揚げを焼く。




おー美味そうじゃないか。ちょっと焼いただけで「カリっ」とした食感。




昼間買っておいた「うおぬま倉友農園」のおにぎりをクーラーから出してスーパーのネギを厚揚げに乗せれば本日の夕食完成!カップヌードルより早い。コレでいいんだ夏なんて。



特大ざる豆腐1/2も妻と食べて残りは明日の朝食へ。こんなに密度が高い質感ある豆腐もそうは無い。まるで練った大豆をそのまま食べているような濃厚すぎる味はデザートに食べる「スイーツ」のようだった。あとは「わかめとキュウリの酢の物」があれば完ペキな夕食だったけど、キッチリ冷えた「ざる豆腐」はなによりのご馳走となった。

半分だけ温めて崩れた『うな丼』だろうが、買ってきたおにぎりと豆腐だけだろうが、マックのバリューセットにナゲット付けようが、真夏のキャンプはできるだけ手を抜いて、冷たいモノと会話を楽しむのがベスト!




そんな結論を出して20:00にはテントイン。マキタの扇風機つけっぱなしで寝たら、夜中に起きてシュラフに潜り込んでいた。






2019/07/26(金)5:00



鳥とセミの鳴き声に起こされてテントから出る。



おー今日も暑くなりそうだ。夏のキャンプは早起きしないと損だよな。この朝の匂いとこれほど美味いアイスコーヒー飲めるんだから。



妻は起きてこないので1人分。まだ寝てていいから〜。




朝食は待ってました!のふっくらした「豆撰のあぶらげ」。最初は中火で2分焼いたらひっくり返してあと1分。朝からテント前室に充満するこの香りはヤバい。妻もたまらずインナーテントから出てきた。



昨夜食べきれなかった「塩にぎり」は醤油と油で軽く焼いて香ばしい「焼きおにぎり」に姿を変えた。あぶらげは生姜醤油で。こんな新潟の朝メシが食べたかったんよ。



https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3075950.html

昨年GWキャンプ中に福井県の山中で偶然見つけた「谷口屋」という油揚げ専門店がある。当時は「ああ、あぶらあげならココは日本一だ!」と決めていたが、今回の旅でまたわからなくなってしまった。新潟が「栃尾のあぶらげ」なら福井は「竹田の油揚げ」。どちらも菜種油で揚げているが食感や味わいも異なり、私ごときじゃ甲・乙は付けられないけど、「名店」と呼ばれる店の味がたかが数百円で楽しめるのなら、新潟と福井へキャンプに行く時は絶対ハズせない食材となった。暑い時は焼き、寒い時は煮て食べるのがサイコー。薬味はネギ、大根おろし、生姜など。餡をかけても美味いだろうなぁ。




少し時間を空けてクーラーバッグに残っていた食材も片付けた。




夏の太陽の下、扇風機もってきて「めろ&りん」の毛をトリミング。新潟の空に無数の毛が舞い飛んでいく。



イスから降りたりして1時間近く遊んでいたけど、8時を過ぎてジリジリ暑くなってきたのでおしまい。いい気分転換になったかな。いつも狭い車内でごめんな。




さあ、撤収するよ〜!



荷物もあまり下ろさず、料理もしないで食材のゴミも出さず、洗い物もほとんど無くホントにテント建てて食って寝ただけの夏キャンプ。でもそれで楽しいならいいじゃないか。

汗かいて食べきれないほどのガッツリ揚げ物を作る人、枝豆ばかり食っている人、キャンプ場周辺のファミレスばかり探す人・・・。キャンプのメシは人それぞれだけど「手抜きメシ」も立派なキャンプ・スキルと考え、今後もずっと夏キャンプを続けて行きたいと思った。いや、それはウソでした。今年の夏はもう行きません。ww




10:00撤収完了。いいキャンプ場だった。また来年来るかもしれないな。

ありがとう、福山峠キャンプ場!
ありがとう、関越道!(←言ってみたかった)




2019夏キャンプ終了。



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2019年08月03日

2019梅雨明け宣言キャンプact.2【情報量乏しかった福山峠キャンプ場へ行ってみた】

2019梅雨明け宣言キャンプ
act.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250970.html


2019/07/25(木)11:00




JAうおぬま主催「八色スイカまつり」会場を出たら次はキャンプ場探しだ。この辺りで1番有名なのは津南にある【無印良品津南キャンプ場】。さっそく調べてみる。なになに、ペットはOK・・・、大人2人の電源無しオートキャンプは・・・よ、4,320円???こんな山の中なのに?高っ!却下!w

どうしても今、無印のバターチキンカレーが食べたいワケでもないし、10月以降はめろ&りんが安心して過ごせるように要・電源(ホットカーペット)サイトの我が家。夏場は極力サイト料金を抑えなければならず、平日の田舎のキャンプ場なら高くても2,000円以内だろう。

それからネットで結構な数のキャンプ場を検索するも、最近のブームのせいなのかどこも3,000〜4,000円くらい。どうしても青森や岩手のキャンプ場と比べてしまって納得がいかずなかなか決められなかったが、半ばあきらめかけていた時に魚沼市観光協会HPで良さげなキャンプ場発見!とりあえず電話してみた。

管理人:「いつでも来ていいよ〜」


ココだっ!ココ行こう!このゆる〜い感じがたまらない。場所は魚沼市の北のはずれ、長岡市寄りの山の中だった。



周囲に民家や飲食店・コンビニなどは見当たらない。時折アーチ形屋根の農機具用倉庫が道沿いにポツンポツンと建っていて、この辺りの冬は豪雪地帯なんだなとわかる。



キャンプ場は峠を上り終えてひらけたところにある。キャンプ場までは各方面からの道(峠)があり峠はそれぞれ別の名前が付いているが、このキャンプ場の名は「福山峠キャンプ場」。標高約500Mの気温はそれほど涼しくはないが、周囲に見える山々は美しい。



お〜いいところだなぁ。(管理棟前からサイト方面)

キャンプ場の場所を確認して設営後はのんびりしたかったので、先に食材の買い出しへ向かった。

前記事で話した10年ほど前に行った新潟出張の最後に、妻が大宮から新幹線に乗って新潟へ来てくれた。長岡市で仕事を終え長岡駅隣接のホテルにチェックインしてささやかな打ち上げをしようと「日本海庄や長岡駅前店」へ。純米吟醸「八海山」に刺盛でチビチビやっていたら、ふと見知らぬメニューが壁に貼られていたのを目にした。

「栃尾(とちお)のあぶらげ」

店員に聞いてみたら新潟の名物らしい。当時は2006年に栃尾市は長岡市に編入されて「長岡市栃尾」になったばかりだった。「だったらココは『本場』になるワケだな、すみませ〜ん、この『あぶらげ』1枚ください!」

これが私と『とちおのあぶらげ』との出会い。キャンプ場から車で国道を北上約30分、途中の『道の駅とちお』を過ぎて栃尾地区に到着。



古く情緒溢れる町並みの所々にあぶらげの専門店があり、道の駅でもらった「とちお・あぶらげ店マップ」には多数の店が記されていた。



私はマップ上では端の方にある「豆撰」に何かビビっと感じるモノがあり吸い込まれるように店内へ入った。


※豆撰(まめせん):http://mamesen.jp/




お〜!これこれ。ぶ厚いあぶらげが並んでいた。隣には厚揚げや豆腐も置いてあり、このクソ暑さにはピッタリの「冷奴」が無性に食べたくなったのだが「おぼろ豆腐」と「ざる豆腐」、どちらも美味そうで選べない。カウンターのねーちゃんから「ずっしり味が濃いのは「ざる」ですよ〜」との声。言われるがままに倍近く高い「ざる豆腐」を購入、他に近くのスーパーで野菜と氷を仕入れてキャンプ場に戻った。






【福山峠キャンプ場】(新潟県魚沼市)

魚沼市営公園のキャンプ場
営業期間:5月1日〜11月30日
チェックイン:10時/チェックアウト:10時/管理棟:8時30分〜17時

↑のイン・アウト時間とはなっているが、管理人がいる時間内にイン・アウトすればいいよ〜と聞いた。管理棟には食堂らしきものがあったが詳細不明。売店・自動販売機無し。ゴミ捨て場無し。写真右の白い建物「峠の雪むろ」は天然冷蔵庫。大人400円×2とサイト料金500円の1,300円を支払い奥のフリーサイトへ。



管理棟前からサイト方面。左側の舗装道を通って奥に進む。



お〜いいねぇ!伸びた草など1本も見当たらないキッチリ管理されたフリーサイト!車で入っていくのが申し訳なく思えたが心はウキウキしていた。



木陰になる部分にホールアースのアースドーム300(ナチュログ2019夏・総合1位奪取記念幕)を設営。


※2019/07/28投稿記事
『夏のテント・EARTH DOME 300-2(買ってすぐ廃番)』
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250242.html


おそらくこの先使わないであろう付属のポールを使って、たぶん最初で最後の前室跳ね上げスタイルにしたのは妻だった。実質25,000円のテント、しっかり楽しんでるじゃん。



いやぁ、いいトコだなぁ・・・。夏休み期間中で本日貸し切りの価値は大きい。




場内設備はフリーサイトに炊事棟(単水栓・カマド有り)とトイレ棟のみ。



サイトの芝同様にキッチリ管理されている印象で何も問題無い。



場内最奥部には区画サイトが10張り程度用意されていた。(サイト料金1,500円)。そういえば長岡の花火大会は来週(08/03(土)・04(日))だなと思いだし、ココにテントがズラリと並んだ夏の賑わいを想像できた。




夕方になりテント前でのんびりしていたら、遠くから軽トラに作業着姿の管理人が大きな声で私を呼んでいる。


○○さ〜ん!!

ココにぃ〜!
少しですがぁ〜!
トマトとナスありますからぁ〜!

食べちゃってださ〜い!!!


>あざーっす!




最高じゃないか。




おそらく帰る時間だったので一声かけに来てくれたのだろう。




妻は色の付いたトマトを嬉しそうに摘んできた。




空いている場所にキッチリ耕された畑があり、そこにはいろいろな野菜が育っていた。これは素人じゃ到底出来無い植え方で、仕事の合間に趣味でやっているのかなんなのかは知らないが、こんな立派な畑へ初めて来た人に「どうぞ〜」と言える管理人のおおらかな人柄は、なんだかちょっと感動させられちまった。




こりゃ「スイカまつり」のこの時期は、毎年来てしまうコトになりそうだ。





今度こそ【夏キャンプact.3「最終回はキャンプであぶらげ」編】に続きます。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3253035.html



  


2019年07月31日

2019梅雨明け宣言キャンプact.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】





2019年7月下旬

今年のゴールデンウィーク以降は、ある事情でキャンプに行けなくなっていたが、そもそも毎年梅雨の時期に好んでキャンプに行っていたワケでも無かったので、劇団にひきさんやKさんの雨の出撃レポを見ても「それは良かったですね、私もいつか行ってみたいです。」のような愛想の無いコメントを入れるだけ。いつもの「なにクソっ!」という熱い気持ちが湧いて来るコトは無かった。


※雨の奥道志でシットリキャンプ。(プジョーでキャンプ)



毎年7月下旬に妻の会社は「プチ夏休み」があり、平日なので人気キャンプ場にも臆すること無く出撃できるとても楽しみな4日間。一昨年は藁焼きカツオの弾丸高知ツアー、昨年は乳頭温泉郷キャンプ場(秋田)→吹上高原キャンプ場(宮城)→蔵王坊平国設野営場(山形)を3泊4泊で巡り深く忘れられない想い出となっているが、今年は直前までキャンプの予定は無くGWから2ヶ月以上もブログが更新されていない状況。数少ない読者は離れていき2年半続けて来た弊ブログ『遥か空の下』は人知れず消滅してしまいそうなブログ開設以来最大の「危機」に瀕していた。

「このまま動かずにじっとしているワケにもいかないだろう。さすがに「連泊」はムリだけど、近場で1泊してみて大丈夫かどうか試してみようよ!」

妻に提案して承諾をもらった。私はロクに下調べもせずに目的地近辺のキャンプ場を予定地として朝イチの関越道へ車を走らせる。





2019/07/25(木)08:45

今回の旅は1つだけ行かねばならぬ場所があるだけで他はノープラン。アタリをつけていたキャンプ場も予約不要だったので現地周辺に行って時間を見ながら最終的に決めようと思っていた。



さて、まずは朝メシだ。赤城ICを降りて国道17号線を約10分。昨年秋以来の群馬の名店「永井食堂」(渋川市)。ここに来なければこっち方面の旅は始まらない。



頼んで10秒。牛丼店より早い。レディース(半ライス)モツ煮定食560円。味は濃いけど朝から元気になれるメシ。また秋に来るよ。




昭和村ICから関越道にのって新潟県魚沼方面へ。石打ICで降りる。


魚沼に来たらまずはもちろん「米探し」だ。魚沼(塩沢)産の米を使用する「うおぬま倉友農園」のおにぎり屋をネット検索で見つけて訪ねてみた。


http://www.gokujoumai.com/onigiriya.htm

店の前まで来て「あれ?」。よく見ればこの店は3年前に国道17号を走っていたら妻が見つけて寄った店。汗

当時はフツーのおにぎり屋だと思っていたが農園直営の人気店だったのね。テント設営後の昼食用として塩にぎりを2人分購入した。


※国道17号線から八海山を望む・酒屋も多い。


10年程前に私は長年勤めていた会社を辞めて住宅修繕の仕事を始めた。独立の際に登録した会社から「新潟に欠員が出て誰もいなくなってしまうから宿泊代出すから少しのあいだ行ってくれないか?」と言われ、当時はどんな仕事でも受けなきゃならなかった私は車に工具と着替えを載せて新潟市へ向かった。

期間は1ヶ月くらいだったが、新潟県内の端から端まで昼夜を問わず走り回った。仕事が終わり次第ホテルの空き部屋を探すのだけれど、疲れて動けない時はそのまま車の中で寝てしまうコトも多かった。でも次の仕事が入るまでの時間は海岸に車を停めて砂浜で弁当食べたり、峠の木陰で昼寝をしたりとそれなりに楽しく過ごせてもいた。

7月終わりのある日、昼食を買おうと寺泊の魚市場へ寄った時、さまざまな魚介類の刺身や焼き物が並ぶその横に小玉のスイカがずらっと並んでいた。聞けば新潟産のスイカらしい。スイカに目の無い私、「小玉」くらい1人でも難なく食べられる。冷えているスイカを買って砂浜に持っていき、ナイフもスプーンも無いので工具箱からシャーパー(小型のノコギリ)を取り出し、ザクザク切ってそのままかぶりついた。

「う、うめ〜〜〜!」

海水浴の家族賑わう海岸で、黒サングラスに薄ら汚れた作業着のオヤジが手ノコ片手で甘い甘いスイカに歓喜の声をあげている。スイカの皮を見ると金色のシールが貼ってあった。

「八色(やいろ)スイカ」?





これが私と八色スイカの出会いであり、それ以来「私のスイカ」と言えば山形・尾花沢でも熊本でも無く、この新潟・魚沼産「八色スイカ」なのだ。そして本日は八色スイカまつりの開催日!文頭に述べた「1つだけ行かねばならぬ場所」とはここである。会場には全国のスイカファンが集まっていた。


※会場:JAあぐりぱーく八色




私は障害1級の透析患者だが、透析患者の1番の大敵は「水分」。しかしスイカの90%は水分で、細かく言えば「カリウム」の量もハンパない。食べた分の水分は透析で徐水することになり、多ければ多いほど体のダメージも深刻になる。普通なら病院の看護師は止めに入るだろう。だが私は今回のスイカまつりに参加するにあたり病院の看護師逹に決意表明をしてきた。「2日後、もし私が病院に現れなかったとしても、どうか悲しまないでくれ。」と。

さあ、文字通り命をかけた「スイカ食べ放題」の始まりだ。




私は普段1回の透析で2〜3Kg徐水(血液中の水分を抜くこと)するが、今回の目標は「大玉スイカ完食」。水分量は10Kg前後だろう。もちろんその後透析で10Kgも引いたら血圧は下がりまくり意識は無くなる。私の残された僅かな腎臓がどれだけ機能(排水)してくれるかが勝負のカギとなるが、ここまで来たらもう引き下がれない。頼むゼ俺の腎臓!私は係りの人に妻の分も含め参加費1,000円を手渡した。




私たちがテーブルに案内されて着席したと同時に大玉スイカがザクザクと切られ、大きな桶(種・皮捨て用)と赤く食べ頃の八色スイカが運ばれてきた。



いきなり大玉1/2個分どーん!早速手に取り妻と食べ始めたが、なんと運ばれたスイカの半分くらい食べたところで、あれ?ヤバい!朝に食ったモツ煮のせいなのか、それとも歳のせいなのか!?3年前は1人で大玉1つ食べられたのにっ!汗

なんとかギリギリ運ばれてきた分は食べ切ったけど、係りのおばちゃんから試合続行?を尋ねられた時は既に私達は戦意喪失の表情を浮かべていた。それを見たおばちゃんレフリーの手は頭上で大きく交差されあえなく私達は退場。まさに「無念」である。


いやしかし美味かったな〜。八海山麓のスイカ畑の目の前で、チョー冷えたスイカをイヤと言うほど食べられる喜び!この日は関東よりもひと足早く梅雨明けした新潟の気温は30℃を越えて「真夏日」となり、まさに絶好の西瓜日和となった。今年は8/10(日)まで開催しているのでスイカ好きの方は是非訪ねてみてはいかがだろう。




※2019八色スイカまつりは8月9日(金)まででした!
※お間違いの無いようにお願いします。



act.2【福山峠キャンプ場編】に続きます。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3251722.html


  


2018年09月06日

おいしい葡萄の旅 多摩源流の郷【玉川キャンプ村】

金曜日の午後。車の窓から空を見れば台風襲来前の流れる雲。雨か・・・。


こんな時はキャンプ場も空いているだろうしサイトでのんびり雨を見て過ごすのもいいなぁ。なーんて近場のキャンプ場を検索すると「おおコレでいいや」と格安キャンプ場を発見!早速勤務中の妻にメール。


「明日から大雨だよ!」

「川が危なそう・・・。」

「寒くないかな〜」


妻から次々と送られてくる明らかに乗り気でない返事。私はひたすら無視を決め込んでいたが確かに天候は思いきり下り坂で、ホントにひどいキャンプになりかねない。コレは何か他に用意する必要があった。






キャンプ場の場所は限りなく東京都に近い山梨県。さいたま市の自宅から2時間と距離的にはなんら問題ないが周囲はなんもないところだろう。

ただ今年の夏キャンプで1度もできなかった「焚き火」がしたかったので「直火可」のキャンプ場を選んだがそれだけではチト寂しい。

よし、この時期に山梨県行くなら「ぶどう」以外に考えられない。今回は「ひたすらブドウを食べ続けるキャンプ」で行こう!そうと決まれば急いで車にキャンプ道具を積み込んだ。




2018/09/01(土)




埼玉側から圏央道に乗れば早速【八王子JCT】とその先の中央道【相模湖IC】までの渋滞表示。しかし今回はその手前の【青梅IC】で降りて奥多摩方面に向かう。青梅市街を抜ければスイスイ走れてあっという間に奥多摩湖だ。





そこから県境を越えてすぐにあった【玉川キャンプ村】。



おお!なんだかワイルドそうじゃねぇか・・・。汗


国道139号線から脇に逸れて細い道を上ったところにキャンプ場はあった。




古き良き昭和のキャンプ場。管理棟前のバーベキューコーナーは案外賑わっている。養魚場を兼ねていてヤマメ・イワナ・ニジマスの釣り場やつかみどりもできるのでそれ目当てのファミリーでだいぶ盛り上がっていたが、サイトは好きなところを選んでくれとのことだったので管理棟からだいぶ離れた静かなエリアに幕営した。





このキャンプ場のテント場はすべて電源無しの区画サイトになるが1つ1つが狭くテントにオープンタープは難しいような感じ。特に管理棟近くのサイト(26〜34番)は小さく見えた。私が選んだ1番サイトは1番大きいと管理人から聞いたがトリオドームに小型のムササビタープでギリギリっぽい。トリオドームには狭いながらも前室があるので結局タープは出さなかった。

森に囲まれたこのエリア(1〜13番)の雰囲気は「ソロキャンパー向け」で他に2組いたがやはりどちらも「ソロ」。静かなキャンプをするにはとてもいい感じだ。

サイトには細かな砂利が敷かれ水捌けは問題なさそう。すぐ脇には「川」というより「沢」が流れていて上流側は釣りや養魚場になっている。


※1番サイトより


さすが多摩川源流の地だけあって水はとても澄んでいる。炊事棟には「湧き水」も出ているようだ。


※13番サイト奥の滝




テントからの眺めは悪くない。沢は結構な音だけど慣れてしまえば心地よくなってくる。1区画2,000円の管理棟から離れたこのエリアには簡単な炊事場とトイレしか無いけれど、気軽に来れる距離でこの時期に貸しきりに近い幕営ができる価値は高い。誰にでもおすすめできるようなキャンプ場ではないかもしれないが【新富士オートキャンプ場】のようななんだか懐かしく思えるなかなか味があるキャンプ場に見えた。







標高600M、沢の音、雨に濡れた森の匂い、気温20℃。

雨は降ったり止んだりだったが焚き火を楽しむにはなかなかの雰囲気。少し秋の気配も感じた。




管理棟で買ってきた薪を頼みもしないのに斧を持ち出して割り出す妻の顔は笑っていた。ストレス発散になるんだろうな。






夕方になり早めの夕食。東北キャンプで買ってきた「前沢牛の昆布巻き」、道の駅で買ってきた「ハーブチキン」、いただき物の「京漬け物」とこれ以上ないお手軽料理(?)だが、ハジケまくった「夏の東北旅キャンプ」のクールダウンにはこんなもんで丁度いい。




山奥の澄んだ水と澄んだ空気の中で妻と2人で食べる楽しい夕食。雨がポツポツとフライシートにあたる音さえ心地よかった。





キャンプ場に露天風呂もあったらしいが雨が強く降ってきたので見送り。



その分、めろ&りんとテント内でたくさん遊んであげることができた。以前は強い雨の音に少し怖がる素振りも見せていたけど、もう全然気にしないようだ。この夏でさらに強くなったな。w




2018/09/02(日)06:00




夜中はだいぶ降ったみたいだが雨は止んでいた。今回はうまい具合に設営・撤収時に雨は降らず終日雨予報だったコトを考えれば焚き火もできていいキャンプだったな。

簡単に朝食を済ませ09:30キャンプ場を撤収。急遽決めたキャンプだったけどまた1つ高速道路の渋滞を気にせずに「お茶漬けキャンプ」に行ける場所を見つけられた。奥多摩湖周辺はキャンプ場も多いエリア。またいつか来るだろう。






キャンプ場から約5Kmにある【道の駅こすげ】。おそらくこの村を訪ねても登山・釣り以外ならここしか来るところは無いと思われるが、これがなかなかの道の駅で「源流レストラン」では川魚料理なども充実している。




私達は併設されている「小菅の湯」へ。




10:00開館19:00閉館(夏期)大人620円(3時間)
高アルカリ性単純温泉(ph9.9)。内湯は循環だが外の壺風呂などは源泉かけながし(加温)。ただすごく混んでいたので私はかけ流しの風呂には入れなかった。朝イチは地元の人が多くいるようだ。




さてここからは県道のキツい峠を越えて丹波山村に出てからは青梅街道(国道411号線)を勝沼方面へ。この道は小仏トンネル渋滞の迂回で何度も通っているが明るい時間に通るのは初めて。キャンプ場銀座だったのね。






車を走らせること約1時間。勝沼市に入ると周囲は一面ぶどう畑!


「よーし食うぞ!デラウェアでもカベルネ・ソーヴィニヨンでもなんでも持って来いやっ!」


やる気みなぎってぶどう街道に入るがどうやら果樹園によって品種や制限時間もいろいろあるらしい。どの駐車場にもコレ目当ての大型バスが停まっていて盛況だ。今の時期は主に巨峰、シャインマスカット、デラウェア、ピオーネ。何種も食べられるコースも用意されていたが、やはりシャインマスカットが入ると料金も少々高くなる(大人2.000円くらい)。





妻と協議の結果、シャインマスカットは帰ってからもイヤと言うほど食べるからココは最近ご無沙汰の「巨峰」1点に絞ることにした。時間もだいたいの店で「60分」か「40分」。年齢的にどうしても60分食べ続けられるとは思えず今回は「巨峰・40分780円コース」の1本勝負と相成った。


受付でお金を払うと「食べるのはここじゃない。ここから5分くらい歩いたとこに会場があるから。」と説明を受ける。なんだよめんどくせーなーと言われた通りにぶどう畑の小道をトボトボと歩いていくと


おお!あった!

右も左もぶどうに囲まれてなんだか楽しそうじゃないか!





ちょうど着いた時に原付バイクに乗った係りの人がやって来て

「今から40分経ったら戻ってくださいね。さあ食べるがよい!」

と言って帰ってしまった。広大なぶどう畑に妻と2人。「なんだか俺達、ぶどう泥棒みたいだな。」と少々とまどいながらもぶどうを食べ始めたが、そのペースが凄かった。それはまるでピーナッツを食べているかの如く1粒口に運んだら足元のバケツにペッ!


ペッ!


ペッ!


ペッ!ペッ!



ペッ!ペッ!ペッ!




(この間終始無言)


ペッ!ペッ!


ペッ!




ペッ!ペッ!ペッ!




(バケツにみるみる溜まっていく巨峰の皮)


ペッ!ペッ!



ペッ!ペッ!


ペッ!ペッ!ペッ!



ペッ!ペッ!ペッ!ペッ!ペッ!



気がつけば2人でもう4房。これでモトは取れたから最後にあと1房頑張ろう!とお互いを励まし合いながらなんとか食べ終え終了。汗

時間はまだ20分しか経っていなかったが目の前にぶらさがったぶどうに気持ちを抑えられずペース配分出来ないバカ2人。しかし食べている途中は1房食べたら1房切ってムシャムシャと食べる姿がなんだか野性に目覚めたような「ワイルド感」に溢れたそれはそれは楽しい時間となった。もちろん採りたての甲州ぶどうも美味かった。小学生以来の「山梨ぶどう狩り」。これからこの時期は毎年来よう。w


※ちなみに9月1〜2日は【ほったらかし温泉】下のフルーツ公園で「ぶどう祭り」だったらしい。あの1本道は大渋滞だろうなぁ。



さぁシメはやっぱりここまで来たら「ほうとう」しかない。車は勝沼ぶどう畑から小1時間で昇仙峡(甲府市)へ。




【円右衛門】10:30〜17:00年中無休

第5回ほうとう味くらべ優勝の店らしいがそんなコトはどうでもいい。ここのほうとうは美味い!昨年秋に知ってからこの日をずっと待っていた。





車中で妻に昇仙峡向かうコトを話すと「私、もう食べられないからね!」と言われていたのでオーダー時に「ほうとう1つだけでもいいですか?」と店員に聞いたら妻が間髪入れずに「私食べるよ。」と「はぁ?何言ってんの?」と言わんばかりに私を睨む。私は1つ頼んで取り皿もらって少し分けてあげようと優しい心でいたのに・・・。




おーこれこれ!昇仙峡の気温はもう「流しそうめん」より「ほうとう」日和。熱々でも美味しく食べられる。年内あと2回は来るだろう。





最後に「ほうとう」持ってくればどんな山梨の旅でもハッピーエンド。急に思い付いて出かけたキャンプだったけど、もう夏も終わりだなと少しだけ季節の変わり目を感じたいいキャンプになった。ぶどうは9月下旬まで。これから「甲斐路」も出てくるので、みなさんも出かけてみてはいかがだろうか。






2018 おいしい葡萄の旅





  


2018年04月11日

本当に気持ちいいキャンプ場【早川町AC】動かざること山の如し





イスに座りタバコに火をつけて空を見上げると







「面白い雲だなぁ。それにしても空がキレイ過ぎないか?」






そうか。おまえにもこの空の青がわかるか。






オフロードコースの向こう側から聞こえてくる早川の清々しい流れ。







妻の焚き火台は南アルプスの爽やかな風を受けて


いつもよりも燃焼効率いいんじゃね?とさえ思えてくるような






そんなすべてが底抜けに気持ちいいと思えるタープ下。



だ、ダメだ、もうなんもやる気しねー。


ずっとこのままこの眺めを見続けていたい!










「ねぇ、おなかすいた。」





花より団子の妻。









とりあえず道の駅で買った「花見弁当」を妻に渡して







私は焚き火テーブルで山梨豚のベーコンとクレソンを切って今回キャンプのメイン料理の準備。






ま、「料理」なんて呼べるようなモノではないけれど


こんな大自然を楽しむキャンプなら手の込んだ料理より


サッと炒めて軽く味付けしただけのモノの方が似合う時もある。







それがイマ!w





私は「絶品ソース」とか「隠し味」やらで調味料が主役になっているような複雑な味を楽しむ料理より


できるだけ素材の味を活かしたシンプル&ストレートな料理が好きだ。



それは「キャンプ」でも同じで


少し不便なくらいのシンプルなキャンプがやっぱり1番楽しい。






キャンプを続けていけばアレもしたいコレもしたいと思うコトもあるだろうけど



最低限の装備だからこそ少し考えてキャンプを存分に楽しめるような


そんなキャンパーでありたい。



そしてこの南アルプスのキャンプ場に来るたびに



ベーコンとクレソンのフライパン炒めを作るたびに



キャンプを始めたそんな「原点」を振り返ることができればと思っていた。







その後は暗くなるまで妻といろいろ話し合いながらタープ下で焚き火を楽しみ






夜は気温が下がりテント前室では今年前半最後になると思われるトヨトミストーブに火をつけて暖をとった。









2018/04/08(日)





朝からベーコンだけど気にしない。







今日も絶好の天気で気分爽快。






「天候・エリア・キャンプ場」の3拍子が揃い、昔を懐かしく思う文句無しに最高のキャンプとなり






レイト利用で14:00までのんびりしていたが

帰るのが名残惜しくなるなんていつ以来だろう。




今回のキャンプを振り返れば


「俺、タープ下にしか居なかったな。」




あまりにも気持ちが良いと「動かなくなる」コトを知ったキャンプ。






決して大人2人で7.500円(レイト1.100円別)に悔いは無い。





ありがとう。また来るから!









フライパンでベーコンとクレソン炒め・私のキャンプ原点


本当に気持ちいいキャンプ場【早川町AC】こんなキャンプがしたかった。

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2018年04月09日

本当に気持ちいいキャンプ場【早川町AC】こんなキャンプがしたかった。

フライパンでベーコンとクレソン炒め・私のキャンプ原点



2018/04/07(土)





週末は雨・風の予報が出ていたがそんなコトは現地に着いてから考えればいい。


またいつものテキトーな覚悟で南アルプス方面に向かうが現地に近づくにつれ天候回復。いいなコレ理想のパターンだ。






甲府南インターを降りて国道140号線沿いの【道の駅とよとみ】へ





あったあった。1束130円を2束。


道の駅では珍しく精肉コーナーもあったが今回は迷わず「ベーコン」をチョイス。


他はタマゴとトマトだけ。

「原点キャンプ」にはこれだけで十分だ。



国道52号線を富士川沿いに南下。上沢交差点を右折すればあとはキャンプ場まで1本道。






早川沿いの【南アルプス街道(県道37号線)】は富士山の西側で本栖湖などにも近い場所だが雰囲気はまったく異なり


仙丈ヶ岳(3,033m)や北岳(3,193m)、間ノ岳など「南アルプスオールスターズ」へ続く山間の道。



その憧れの峰々に向かい今度は北上すること20分。キャンプ場入口の看板があり細い道に入っていく。






キャンプ場前には以前に合宿をした家屋がまだ残っていた。

もう築70年くらい経っているだろう。でもなんだか嬉しい。


当時はこの家屋の裏の鬱蒼とした森林の枝をかきわけながら「早川」に出ていたが





今はゴルフ場のクラブハウスに続く道のような立派な道路が出来ていた。






お〜ココよココ!

手前の細い川になっているところにクレソンたくさん生えていたんだよ〜!


私は嬉しくて声を張り上げ妻に説明した。






【早川町オートキャンプ場】(山梨県早川町)


さいたま市から休憩・買い出しを含めて約3時間。

とんでもない田舎なのに「洗練された雰囲気のキャンプ場だなぁ」と感じる。


この看板の右側は切り立った崖になっていてその上は先ほどの合宿場所となった家が建っているが

木立が多くキャンプ場から建物は見えない。


なるほど、川に出るまでの森部分をごっそり切り取って造成されたんだな。





キャンプ場内は起伏がまったく無く、端から端まで緑の芝が敷かれ開放的でやたらと気持ち良さを感じる。



管理棟で受付を済ませサイトは好きな場所をどうぞとのコトなので川沿いの7番(電源付)を選んだ。



これは広い!ひさしぶりにテンマクヘキサ登場。






気温はぐんぐん上がり直射のテント内は暑いくらいだが

タープ下に入ると川からの風が涼しく感じる。やはりコットンタープの恩恵はスゴい。







夏のような日射しに爽やかな南アルプスの風。





広々サイトには早川のせせらぎと鳥の鳴き声が聞こえてきて


これは「ほんとうに気持ちいいキャンプ」になると確信。







私はこんなプレミアムな休日を過ごせる嬉しさを抑えるように


静かに妻の焚き火台へ火を入れた。





本当に気持ちいいキャンプ場【早川町AC】動かざること山の如しに続きます。






  


2018年04月05日

フライパンでベーコンとクレソン炒め・私のキャンプ原点

「バブル」と呼ばれた時代の末期。


浦和・大宮の住宅地価格はバス利用でも150万/坪以上の値がつき


まだ青二才だった私の内ポケットには溢れる札束。



「俺のクラブはフルセットで100万」だとか


「あの店にはHennessyを○本キープしてる」だとか



そんなくだらないコトを自慢しあっていた狂乱の時代。



仕事が終われば部下を引き連れ朝まで大宮・南銀を飲み歩いていた私を当時私の上役になる初老の統括部長は見るに見かねたのだろうか


「山梨で合宿やるからみんな連れて来い」


私とその部下6人は部長の空き家になっている実家に来るよう指示された。



「県道から入る道の入口の木に会社の住宅販売用の案内看板(ステ看)貼っとくからそれを見つけろ。そこからは1本道だ。」







カーナビなど無い時代、私達一行は埼玉からその1枚の看板だけを頼りに南アルプス山麓の町を目指し


周辺には自販機ひとつ無いホントに大自然の山の中に建つ1軒家。



部長から「ようこそ!」などという言葉は無く



「水は湧き水を汲んで来い!」


「サカナは上流に行って釣って来い!」


「川に行ってクレソン摘んで来い!」



1番若手の新入社員は冷蔵庫に入っていた1年前の夏に作ったという「イワナの燻製」を毒味させられ


これは「サバイバルキャンプ」なんだというコトを自覚する。



私は「クレソン部隊」を任命されビニル袋を持ってしぶしぶ裏の川に向かったが川に着いてその光景に息を飲む。



そこは中流域だったので比較的丸い石が並ぶ河原で奥に深い青色の清流があった。


川の縁には元気なクレソンが無数に自生している。



「クレソンはな、綺麗な水じゃなきゃ生えて来ないんだよ。ここはオレしか知らない場所だから食べ放題だけどあまり摘みすぎるなよ〜」


部長は笑う。



私は「クレソン」と言えばステーキ頼むと横に1本ついてくるヤツとしか知識は無かったが


自生している植物を摘んで食べるコトもさることながら


大自然の美しさの中にひっそりと育つクレソンの可憐な姿に心震わされ本気で感動していた。


この時の風景は今でもハッキリ覚えている。



その後夕方に河原へ全員集まり河原の石でカマドを作って焚き火。


今となってはソコで焚き火なんかして良かったのかどうかは知らないが


直火にフライパン乗せてベーコンとたくさんのクレソンを炒めた。


ツマミはこれだけ。男8人で満天の星空を見上げながら焚き火を前にして


川の流れを聞きながら朝まで飲み明かした。



私は当時24才。ひとつの不動産店舗を任された夏の日の出来事。



これが私のキャンプの「原点」になり、その後はコールマンのタフドームを購入。「キャンプ」や「釣り」の世界に足を踏みいれた。







数年後に部長が定年退職され、しばらくして私が部長職に就いた時ふとあの時の合宿を思い出して休日にその場所を訪ねてみたら


そこら辺一帯はきれいに整備されて「キャンプ場」ができていた。



昨年のOUTDOOR DAY JAPAN 2017で代々木公園へ行ったとき、宣伝ブースの中にこのキャンプ場のスタッフがいてパンフレットをいただき「ぜひお越しくださいね」と言われたまま1年が経ち


今週末の天候がイマイチらしく出撃先を選びかねていた時にまた【OUTDOOR DAY JAPAN】が開催されるコトを聞いてこのキャンプ場を思い出した。



山間の川のほとりで食べたあの「クレソン炒め」を今度は妻やめろん・りんご達とキャンプ場で。







四半世紀の時を越え同じ場所に立ち、今何を思うのだろうか。




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2017年11月30日

年末の雪中キャンプで作りたい料理 Part2!

11月最後の日曜日。

小春日和のこんな日はどこにも行かない方がストレスになる。11時頃にさいたま市を出て約2時間で山梨県笛吹市のフルーツ公園に到着。今年の3月にほったらかし温泉へ行った時に気になっていた公園。

本当はぶどうや桃の時期に再訪したかったのだがほったらかし温泉にあまり魅力を感じられなかったのもあり、年の瀬近づくこんな時期になってしまった。




丘の上の直売店に並んでいるのは干し柿ばかりでかろうじて色の薄いぶどうがいくつか置いてあった。干し柿を購入した後にそのぶどうも買おうとしたら

「ああソレ、もう「終わり」のぶどうだからあげるよ」

微妙な雰囲気で1房いただいた。





今日は目的地が決まらずに自宅を出た。圏央道に乗ってからもどこに行こうか考えていたのだが荒川を渡るときに見えた富士山が私達の思いをピタリと一致させた。

「ほうとう!」笑

そうと決まれば話しは早い。私はそのまま圏央道を中央高速に向かい、妻はスマホでほうとう店の検索を始める。

山中湖の近くにいくつかお気に入りの店があるのだが今回妻は「昇仙峡」にあるほうとう店を選んだ。


昇仙峡は甲府市の北部にある渓谷で国内有数の紅葉名所。清流沿いに約5Kmの遊歩道が整備されていて特別名勝地に指定されている。

そんなところに先日行われた「ほうとうグランプリ」で優勝した店があるらしい。これは急いでいかねばと中央高速の談合坂ではアクセルベタ踏み(80Km)で向かった。

紅葉の見納めとなる事を願いつつ峠に入ると木々の間からは冬の富士が顔をのぞかせる素晴らしい眺め。





ほどなくして花崗岩の断崖や奇岩・奇石が見えてきた。昇仙峡到着。






車を停めて清流にかかる橋を徒歩で渡るとそこは昭和の観光地らしく土産物店や飲食店が並ぶ。




小路に入り階段を下りたところにある仙娥滝。なんと読むかは知らない。




滝壺のブルーが素晴らしかった。






目的の店はロープウェイ駅の目の前にあった。





円右衛門(えんえもん)
住所:山梨県甲府市猪狩町423
営業時間:10:30〜16:00(不定休)
電話番号:055-287-2120





結論から言うとここのほうとう、かなり美味い。今までに食べたことのないタイプのほうとう。
「郷土料理」食べるなら私はれっきとした「保守派」だがほうとうに赤味噌混ぜてくるとは・・・。





「コレ名古屋の味噌煮込うどんじゃん!」と言われれば正にそうなのだが、かぼちゃ・ヒラタケ・里芋など具材でこちらの勝ち。
いやいや、これはわざわざ山奥まで食べに来て良かったと思える逸品だった。


「来た甲斐あってホント(ほうとう)美味い甲斐?」


山梨県の「標語」にもなりそうな見事な駄洒落を思いついたのでここに記しておく。





この店、「流しそうめん」も名物らしく、ほうとうもこのテーブルで食べる。



こんな晩秋になっても水がグルグルまわっていてオーダーも多かったがよく見ればまわりの席にはビニールの幕がかけられ、ストーブが置かれていた。




あ、これなら気温8℃でも流しそうめん食べられるな、と納得したが、この美しい渓谷をみながらほうとう食べるなら、やっぱこっちの寒いトコでふーふー言いながらだよなぁ。なんて思い返す。

ここは間違いなく再訪する店となった。


ところで何年か前に農水省が発表した「郷土料理100選」をご存知だろうか。

県別に2つ(3つのところもある)づつ。「全部で99品ですが、残りの1つはあなたの心に残っている料理です。」

ほう。役所の仕事にしてはやるじゃないか。

「カリオストロの城」ラストシーン銭形警部のようなセリフに軽く撃ち抜かれたが発表以来どこかに出かける時は必ず確認するようになり、それをどこで食べるかが旅の楽しみの1つになっている。

まだ食べたことの無い郷土料理は多くあるが、この時期の「ほうとう」は最強だ。見た目は田舎クサくて、塩分ちょっと多そうだけどこれほど体の芯まであたたまったと思えてなんと言っても気軽に食べられる。

信玄の足軽兵士も食べていたのかな?なんて歴史も感じさせる甲斐の国の保存食。冬至の日だけでなく年越し雪中キャンプでも「絵」になるどころか、最高のキャンプ料理となるに違いない。





峠を降りてきて見えた甲府盆地を覗きこむような富士が美しかった。





夕方、中央高速の渋滞は小仏トンネルを先頭に25Km。とても突っ込む気にはなれず青梅街道を大菩薩峠を抜け奥多摩湖を通り青梅インターから圏央道へ。

往路より1時間プラスの3時間かかって帰宅。今年最後の紅葉が楽しめた週末となった。




え?「温泉」?

行きましたよ。自家源泉のかけ流し。

【はやぶさ温泉】




加温・加水無しの100%源泉かけ流しPH9.95高アルカリ単純泉。カラン(蛇口)やシャワーも源泉水。この源泉水はミネラルウォーターの認可を受けて販売されている。湯量も豊富で泉質重視の方なら文句のつけようがない素晴らしい温泉。

ただ、どうしても雰囲気が・・・。

いや、普通の入浴施設なのだが、せっかく山梨まで行ったならもう少し自然溢れる温泉に行きたかった。


市街地を走っていたら南アルプス・北岳(標高日本2位)がカーナビに表示されてドキドキ。地質が特異で様々な温泉が出ている山梨県。

次回は南アルプス方面を訪ねてみたい。






あ〜ほうとう食いてぇ〜!








  


Posted by Suika with C at 00:01Comments(4)◆甲信越冬キャン関連