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Posted by naturum at

2019年08月30日

Last day of Summer session




TOKYO 2020の観戦チケットはことごとく落選、キャンプに行けたのは1泊だけで、甲子園の1回戦プレイボールから決勝戦ゲームセットまで、日テレ24時間テレビではコーナーごとに涙しながら結局テレビの前にずっといた2019夏。妻がボーナスでご馳走してくれた「うなぎ」と「八色スイカ」がこの夏1番の思い出となったが、猛暑日のコンビニでふと見つけたこの「スープカレーワンタン」は驚愕のクオリティだった。

30代の頃、札幌のスープカレーにハマりススキノ界隈の店は片っ端から食べ歩いていたが、このスープカレーは100円ちょっとで同等の味わい。いや、それ以上か?キャンプでコレにチキンレッグと夏野菜入れて最高のスープカレーを作ろう!と大人買いまでして車の荷台に置いていたが、結局封は切られないまま今年の「夏」が終わった。





昨年夏のある日のコト。私の車の下に「いつもネコにエサをあげてくれてありがとうございます。保護の相談をしたいのでご連絡ください。」と書かれたメッセージカードが置かれていた。半信半疑で連絡したら、幼猫なら自己負担になるが、去勢・避妊手術をすれば猫カフェで預かりながら里親を探してくれるとのコト。私は激しく葛藤して悩みに悩んだが、いつまでも今のような状況を続けられる保証もないので、仔猫達と、我が家の「めろ&りん」の母猫でもあるアズも一緒に手術することにした。実は「今のままだとセンター行き(殺処分)になってしまうかも」と猫カフェのスタッフから私にとっては脅迫とも思えるようなセリフを聞かされていたので、それだけはなんとしても逃れなければならないという気持ちが強かった。





手術が終われば仔猫達(4匹)は引き取ってもらえる。もう5才になったアズは引き取ってもらえないが、手術の時に首輪をつけておけば「センター」に連れていかれるコトは無いだろう。毎年2回ずつ出産して必死に子育てをしてきたがもう「子育て」はいいから後はのんびり余生を過ごしてして欲しい。「これからもメシは俺がずっと用意するから許せ!」と自分で自分を納得させていたが、捕獲予定日の前日になって猫カフェスタッフから「捕獲は手伝えますが、仔猫は引き取れません」との連絡が来る。聞けば猫カフェオーナーからの指示らしい。私はなんだか騙されたような気がしてその時は目の前にその猫カフェオーナーがいたら殴りかかりそうな気持ちだったが、冷静になって考えれば全員保護できない私がこのネコ達を守ってあげられるのは、このまま手術を受けさせて耳にマーキング(去勢・避妊をした記し)をつけてあげるコト。との結論に達し重苦しい気持ちを拭えぬまま駐車場に5台のケージを並べた。

ケージの中にはいつものごはんが置かれていて、みんな不思議そうな顔をしながらも1匹、1匹と入って行く。その度に「ガシャン!」と激しい音で入口が閉まり、私は「ごめん、人間の都合でこんな怖い思いさせて・・・」と悔しい気持ちでたまらなかった。





翌日、猫カフェスタッフの車に乗せられてみんないつもの駐車場に戻ってきた。とても怖い思いさせてしまったからもう来てくれないかもしれない・・・と思いながら全員をケージから放したけど、みんな夜ごはんの時間には私の車の下に集まって来てくれた。私は「ありがとう」「ありがとう」としか言えなかった。





それからの日はそれまでと変わらず、私が仕事から帰ってくると、みんなどこからともなく集まってきてごはんを食べたり、私がキャンプに行くときは私の別の車の下にキャンプ日数分の大量の水とごはんを置いて出掛け、ネコ達はみんな勝手に食べるという日を過ごしていたが、今年の春にさんざん小競り合いを繰り返していた駐車場管理者から裁判所経由で駐車場明け渡しを求める書面が届いた。そんな私に弁明の余地は無く、当然従わなければならなかった。

それからGWキャンプを最後に私は駐車場からいなくなったが、アイツらはいつも私が来るのを待っている。なんとか策を考えて先日は1泊のキャンプには行ってみたけど、心から楽しむコトは出来なかった。今は誰もいなくなった夜中とまだ誰も来ない早朝にしか逢えないけど、腹を減らして待ってるアイツ達を置いてまでキャンプに出掛ける気にはなかなかなれず、スープカレーワンタンも食べられなかった2019夏。


なんとかしないと・・・。







  


Posted by Suika with C at 00:51Comments(4)□雑記

2019年08月06日

2019梅雨明け宣言キャンプact.3【それぞれのキャンプ飯】

2019梅雨明け宣言キャンプ
act.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250970.html
act.2【情報量乏しかった福山峠キャンプ場へ行ってみた】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3251722.html



2019/07/25(木)17:00



昨年38℃の炎天下で行われた「酷暑キャンプ(休暇村伊良湖キャンプ場)」の撤収時に「もう夏は二度とキャンプなんかしねぇ!」と固く誓っていたが、結局今年も来てしまったキャンプ・バカ。




「あそこにファイヤーサークルあるよ?」と焚火バカの妻が指を差している。私はテント前室でキンキンに冷えた天然水スパークリングを1口飲んでイスから立ち上がり「勘弁してくれよ〜このクソ暑い中・・・」と言い返したが、妻は返事を聞かずして周囲の落ちている枝を集めて枯れ草に火を点けていた。





しかし1分持たずに鎮火。




割り箸持ってきて火種にしたり、思いきり吹いてみたり何度も繰り返してみたが全然ダメ。まぁ今日梅雨明けしたばかりなのだから当然と言えば当然なのだが、こんな夕暮れのひとときも今年の夏のいい思い出になるような気がしていた。







最終的に私の方がイライラしてアツくなり、トーチもってきてファイヤー!!!でもやっぱりダメだった。ああ疲れた。


※フリーサイト前の池はカエルと蝉の声。





テントに戻り3COINSの虫除けに火を入れる。効果があるのかは未だに不明。気温は29℃。さあ気を取りなおして夕食を作ろう。







※『うな丼』@ほったらかしキャンプ場(星空の教室)


自称・お洒落キャンパーを目指している星空家。「サトウのごはんに湯煎ウナギ」は全く問題無いが、各方面からブロガーとしての資質を問われた先週キャンプでのこの1枚。ただ私は「夏」はコレも「アリ」かなぁと素直に思った。空いているグラスにお茶を入れたり、お手拭きや使用した箸を並べ直したり、崩れたうなぎを整えてから撮影しようなんて微塵も思わない。もちろん食後に皿洗いに行くなんて絶対嫌っ!こんな暑い夜ならそれも「同感」だ。




ユニセラと備長炭は車の荷台に置いてあるけれどさすがに使う気になれず、お手軽フライパンで栃尾・豆撰(まめせん)の厚揚げを焼く。




おー美味そうじゃないか。ちょっと焼いただけで「カリっ」とした食感。




昼間買っておいた「うおぬま倉友農園」のおにぎりをクーラーから出してスーパーのネギを厚揚げに乗せれば本日の夕食完成!カップヌードルより早い。コレでいいんだ夏なんて。



特大ざる豆腐1/2も妻と食べて残りは明日の朝食へ。こんなに密度が高い質感ある豆腐もそうは無い。まるで練った大豆をそのまま食べているような濃厚すぎる味はデザートに食べる「スイーツ」のようだった。あとは「わかめとキュウリの酢の物」があれば完ペキな夕食だったけど、キッチリ冷えた「ざる豆腐」はなによりのご馳走となった。

半分だけ温めて崩れた『うな丼』だろうが、買ってきたおにぎりと豆腐だけだろうが、マックのバリューセットにナゲット付けようが、真夏のキャンプはできるだけ手を抜いて、冷たいモノと会話を楽しむのがベスト!




そんな結論を出して20:00にはテントイン。マキタの扇風機つけっぱなしで寝たら、夜中に起きてシュラフに潜り込んでいた。






2019/07/26(金)5:00



鳥とセミの鳴き声に起こされてテントから出る。



おー今日も暑くなりそうだ。夏のキャンプは早起きしないと損だよな。この朝の匂いとこれほど美味いアイスコーヒー飲めるんだから。



妻は起きてこないので1人分。まだ寝てていいから〜。




朝食は待ってました!のふっくらした「豆撰のあぶらげ」。最初は中火で2分焼いたらひっくり返してあと1分。朝からテント前室に充満するこの香りはヤバい。妻もたまらずインナーテントから出てきた。



昨夜食べきれなかった「塩にぎり」は醤油と油で軽く焼いて香ばしい「焼きおにぎり」に姿を変えた。あぶらげは生姜醤油で。こんな新潟の朝メシが食べたかったんよ。



https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3075950.html

昨年GWキャンプ中に福井県の山中で偶然見つけた「谷口屋」という油揚げ専門店がある。当時は「ああ、あぶらあげならココは日本一だ!」と決めていたが、今回の旅でまたわからなくなってしまった。新潟が「栃尾のあぶらげ」なら福井は「竹田の油揚げ」。どちらも菜種油で揚げているが食感や味わいも異なり、私ごときじゃ甲・乙は付けられないけど、「名店」と呼ばれる店の味がたかが数百円で楽しめるのなら、新潟と福井へキャンプに行く時は絶対ハズせない食材となった。暑い時は焼き、寒い時は煮て食べるのがサイコー。薬味はネギ、大根おろし、生姜など。餡をかけても美味いだろうなぁ。




少し時間を空けてクーラーバッグに残っていた食材も片付けた。




夏の太陽の下、扇風機もってきて「めろ&りん」の毛をトリミング。新潟の空に無数の毛が舞い飛んでいく。



イスから降りたりして1時間近く遊んでいたけど、8時を過ぎてジリジリ暑くなってきたのでおしまい。いい気分転換になったかな。いつも狭い車内でごめんな。




さあ、撤収するよ〜!



荷物もあまり下ろさず、料理もしないで食材のゴミも出さず、洗い物もほとんど無くホントにテント建てて食って寝ただけの夏キャンプ。でもそれで楽しいならいいじゃないか。

汗かいて食べきれないほどのガッツリ揚げ物を作る人、枝豆ばかり食っている人、キャンプ場周辺のファミレスばかり探す人・・・。キャンプのメシは人それぞれだけど「手抜きメシ」も立派なキャンプ・スキルと考え、今後もずっと夏キャンプを続けて行きたいと思った。いや、それはウソでした。今年の夏はもう行きません。ww




10:00撤収完了。いいキャンプ場だった。また来年来るかもしれないな。

ありがとう、福山峠キャンプ場!
ありがとう、関越道!(←言ってみたかった)




2019夏キャンプ終了。



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2019年08月03日

2019梅雨明け宣言キャンプact.2【情報量乏しかった福山峠キャンプ場へ行ってみた】

2019梅雨明け宣言キャンプ
act.1【夏の始まりはやっぱコレでしょ!】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250970.html


2019/07/25(木)11:00




JAうおぬま主催「八色スイカまつり」会場を出たら次はキャンプ場探しだ。この辺りで1番有名なのは津南にある【無印良品津南キャンプ場】。さっそく調べてみる。なになに、ペットはOK・・・、大人2人の電源無しオートキャンプは・・・よ、4,320円???こんな山の中なのに?高っ!却下!w

どうしても今、無印のバターチキンカレーが食べたいワケでもないし、10月以降はめろ&りんが安心して過ごせるように要・電源(ホットカーペット)サイトの我が家。夏場は極力サイト料金を抑えなければならず、平日の田舎のキャンプ場なら高くても2,000円以内だろう。

それからネットで結構な数のキャンプ場を検索するも、最近のブームのせいなのかどこも3,000〜4,000円くらい。どうしても青森や岩手のキャンプ場と比べてしまって納得がいかずなかなか決められなかったが、半ばあきらめかけていた時に魚沼市観光協会HPで良さげなキャンプ場発見!とりあえず電話してみた。

管理人:「いつでも来ていいよ〜」


ココだっ!ココ行こう!このゆる〜い感じがたまらない。場所は魚沼市の北のはずれ、長岡市寄りの山の中だった。



周囲に民家や飲食店・コンビニなどは見当たらない。時折アーチ形屋根の農機具用倉庫が道沿いにポツンポツンと建っていて、この辺りの冬は豪雪地帯なんだなとわかる。



キャンプ場は峠を上り終えてひらけたところにある。キャンプ場までは各方面からの道(峠)があり峠はそれぞれ別の名前が付いているが、このキャンプ場の名は「福山峠キャンプ場」。標高約500Mの気温はそれほど涼しくはないが、周囲に見える山々は美しい。



お〜いいところだなぁ。(管理棟前からサイト方面)

キャンプ場の場所を確認して設営後はのんびりしたかったので、先に食材の買い出しへ向かった。

前記事で話した10年ほど前に行った新潟出張の最後に、妻が大宮から新幹線に乗って新潟へ来てくれた。長岡市で仕事を終え長岡駅隣接のホテルにチェックインしてささやかな打ち上げをしようと「日本海庄や長岡駅前店」へ。純米吟醸「八海山」に刺盛でチビチビやっていたら、ふと見知らぬメニューが壁に貼られていたのを目にした。

「栃尾(とちお)のあぶらげ」

店員に聞いてみたら新潟の名物らしい。当時は2006年に栃尾市は長岡市に編入されて「長岡市栃尾」になったばかりだった。「だったらココは『本場』になるワケだな、すみませ〜ん、この『あぶらげ』1枚ください!」

これが私と『とちおのあぶらげ』との出会い。キャンプ場から車で国道を北上約30分、途中の『道の駅とちお』を過ぎて栃尾地区に到着。



古く情緒溢れる町並みの所々にあぶらげの専門店があり、道の駅でもらった「とちお・あぶらげ店マップ」には多数の店が記されていた。



私はマップ上では端の方にある「豆撰」に何かビビっと感じるモノがあり吸い込まれるように店内へ入った。


※豆撰(まめせん):http://mamesen.jp/




お〜!これこれ。ぶ厚いあぶらげが並んでいた。隣には厚揚げや豆腐も置いてあり、このクソ暑さにはピッタリの「冷奴」が無性に食べたくなったのだが「おぼろ豆腐」と「ざる豆腐」、どちらも美味そうで選べない。カウンターのねーちゃんから「ずっしり味が濃いのは「ざる」ですよ〜」との声。言われるがままに倍近く高い「ざる豆腐」を購入、他に近くのスーパーで野菜と氷を仕入れてキャンプ場に戻った。






【福山峠キャンプ場】(新潟県魚沼市)

魚沼市営公園のキャンプ場
営業期間:5月1日〜11月30日
チェックイン:10時/チェックアウト:10時/管理棟:8時30分〜17時

↑のイン・アウト時間とはなっているが、管理人がいる時間内にイン・アウトすればいいよ〜と聞いた。管理棟には食堂らしきものがあったが詳細不明。売店・自動販売機無し。ゴミ捨て場無し。写真右の白い建物「峠の雪むろ」は天然冷蔵庫。大人400円×2とサイト料金500円の1,300円を支払い奥のフリーサイトへ。



管理棟前からサイト方面。左側の舗装道を通って奥に進む。



お〜いいねぇ!伸びた草など1本も見当たらないキッチリ管理されたフリーサイト!車で入っていくのが申し訳なく思えたが心はウキウキしていた。



木陰になる部分にホールアースのアースドーム300(ナチュログ2019夏・総合1位奪取記念幕)を設営。


※2019/07/28投稿記事
『夏のテント・EARTH DOME 300-2(買ってすぐ廃番)』
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3250242.html


おそらくこの先使わないであろう付属のポールを使って、たぶん最初で最後の前室跳ね上げスタイルにしたのは妻だった。実質25,000円のテント、しっかり楽しんでるじゃん。



いやぁ、いいトコだなぁ・・・。夏休み期間中で本日貸し切りの価値は大きい。




場内設備はフリーサイトに炊事棟(単水栓・カマド有り)とトイレ棟のみ。



サイトの芝同様にキッチリ管理されている印象で何も問題無い。



場内最奥部には区画サイトが10張り程度用意されていた。(サイト料金1,500円)。そういえば長岡の花火大会は来週(08/03(土)・04(日))だなと思いだし、ココにテントがズラリと並んだ夏の賑わいを想像できた。




夕方になりテント前でのんびりしていたら、遠くから軽トラに作業着姿の管理人が大きな声で私を呼んでいる。


○○さ〜ん!!

ココにぃ〜!
少しですがぁ〜!
トマトとナスありますからぁ〜!

食べちゃってださ〜い!!!


>あざーっす!




最高じゃないか。




おそらく帰る時間だったので一声かけに来てくれたのだろう。




妻は色の付いたトマトを嬉しそうに摘んできた。




空いている場所にキッチリ耕された畑があり、そこにはいろいろな野菜が育っていた。これは素人じゃ到底出来無い植え方で、仕事の合間に趣味でやっているのかなんなのかは知らないが、こんな立派な畑へ初めて来た人に「どうぞ〜」と言える管理人のおおらかな人柄は、なんだかちょっと感動させられちまった。




こりゃ「スイカまつり」のこの時期は、毎年来てしまうコトになりそうだ。





今度こそ【夏キャンプact.3「最終回はキャンプであぶらげ」編】に続きます。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3253035.html