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2020年03月19日

緊急事態宣言act.3

2020/03/17
昨夜、妻が仕事を終えて帰る時、私はなんか夕食の食欲が無かったので、冷たくて食べやすいセブンイレブンの「ざる蕎麦」を買った。それを見ていた妻が体温計を持ち出して私に「測れ」と差し出す。

「そんな、熱なんてネーし・・・。」

ピピッ。



「うげげっ!マジか!7度7分??」


結局、朝まで微熱が続いていたので、私が通っているいつもの透析病院に連絡。他の人達との接触を極力無くすため通常の時間変更の上、個室て透析を行うコトになった。

私は院内の看護師達から「アウトドアマスター」と「ノラ猫マスター」の2つの称号を授かっている。昨年秋から既に3組の病院スタッフをテント購入時から相談に乗り「浩庵」「ほったらかし」「エンゼルフォレスト」でキャンプデビューさせているのだが、当然今回は「どうせどこかにキャンプ行って感染して来たんでしょ?」と看護師達の間で疑われているだろう。





個室で隔離され厳戒体制の中、婦長からいつもの尋問が始まる。

「さあ、ドコ行ってきたのか答えなさい。」
「先週クルーズ船でオーストラリアにちょっと・・・」
「ふ〜ん、それで?」
「ウソです。すみません。一昨日の夜、車が壊れてしまって暖房使えないままネコ達とひと晩過ごしました・・・。」
「ではそのように院長へ報告します。」





おそらくコレを読んでいるみなさんは、いい歳コイた大人がなんてバカっぽい理由で「病室隔離」までされているのだと思われているだろう。だがこれは「ねこ」と「人間」が共に過ごした壮絶な一夜の記録であり、涙無くしては語れない奇跡の生還物語である。それではどうぞ読み進めていただきたい。



緊急事態宣言act.1
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3316697.html
緊急事態宣言act.2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3316991.html

2020/03/15(土)



21:00。妻が帰ったらいつものネコ(命名:くろ)がごはんを食べに来た。くろは昨年末からのつきあいで、今までのノラ猫の中で1番の臆病者。ようやく私がごはんを置いている時も逃げ出さなくなったが、今日は車のエンジンがかかっていないので、なんかいつもと様子が違うのがわかるようだ。オイ、寒いしテレビも見れないし、少し寂しいからもう少し居てくれよ。




21:30。続いてやってきたもう1匹のネコ(命名:ちび)。ちびはこの駐車場から500m近く離れた駐車場で、めろ&りんのお母さんや兄弟達のエサ場にも瞬時に移動する忍者ネコ。さっきまで向こうの駐車場で食べていたのに、こっちでも食べるんかいっ!?

どちらもあまり感情移入しないようにテキトーな名前を付けたのだが、最近可愛く思えてしまっている。オイ、おまえも行っちゃうのかよ・・・。


ガラケーのワンセグでも見ようかと思ったが、今日1日充電していないので電池の残りはわずかしかない。身も凍るような寒さの中「車は動かない」「通信手段も無い」では完全にお手上げだ。ここは軟弱キャンパーのブログでも読んで「怒り」を「熱量」に変えようとタブレットを持ち出して8ママやharukaさんの過去記事を読んではみたが、なんの役にも立たなかった。


こんな寒い中寝られるのか?と目を閉じるがカラダの震えが止まらない。こうなったら「自力で発熱するしかない」と車内の座席に座りながら背もたれを倒して「腹筋」を始めた。30・・・40・・・50・・・「はぁはぁ・・・お〜!なんだか暖かくなるぞっ!」と思ったが、助手席に座っているめろんを見てハッとなった。





気温は1℃。めろんは目を閉じてピクリとも動かずじっと耐えている。「俺だけ暖まって喜んでいたなんて、オレはなんてバカなんだ・・・」


最近テレビで流れている「ACジャパン(旧:公共広告機構)」のCMで流れている曲をご存知だろうか。さだまさし氏が歌うスリーフィンガーの軽やかなフォークソングだが、初めてこのCMを聴いた時は涙が「ホロ」では無く「ブワッ」と滲み出た。これは「愛ネコ家」だけでなく、全国の「飼い主」と呼ばれる人に響いているのではないかと思う。


にゃんぱく宣言【作詞作曲さだまさし】

お前を飼い主にする前に
言っておきたいことがある。
かなり厳しい話もするが
俺の飼い方を聞いておけ

俺の体、俺より管理しろ
家の外に、出してはいけない
飼えない数を、飼ってはいけないにゃ〜



※通常サイズのCMはここまでなのだが、たまにロングサイズが流れる。毎回聴く度に泣かされてきた。



「忘れてくれるな〜 俺の頼れる飼い主は〜♪
生涯お前ただ一人 にゃ〜にゃにゃ〜にゃ・・・」





ゴメンな、生涯1人の飼い主がこんな俺だから、こんなにも辛い思いさせてるんだよな・・・。私はめろ&りんに謝るしかなく、少しでも吐く息で車内温度を上げられないかと過呼吸気味に呼吸を続けた。0:00になると駐車場の灯りは消えて真っ暗になる。気温はとうとう0℃。私はめろとりんのカラダに手を当てたり時折覆い被さったりしていたが、あまり意味は無かっただろう。

夜中、めろんが起きてごはんが食べたい仕草をした。めろんがごはんをねだる時は、私の頬を手で2回触るのが合図。産まれてから1度も経験したことの無い寒さの中で、いつもと同じ様に私を頼ってきてくれる姿に私は涙するしかなかった。

めろんが食べ終わるまで、りんごはめろんの後ろでいつも待っている。誰に教えられたワケでもないのにちゃんと車内のルールができている。トイレミスなど産まれてから1度も無い。仕事の時も病院の時もずっと車で待っていてくれて、私が車から出る時も戻って来た時も、2匹揃って運転席に来ては顔をこすりつけてくる。キャンプでは私がインナーテントから出ているとずっと鳴いていて、テントに入ると鳴くのを止めて自分のソファに戻って眠り出す。

そんな2匹の兄妹ネコを見ていると、同じ時代に生まれて一緒にいてくれているコトに心の底から感謝できる。大袈裟かも知れないが、残りの人生はこの兄妹ネコ達のためにある時間なんだとさえ思えていた。




そして05:00。長い長い夜が開けた。めろ&りんは初めて見るくらい小さく丸くなって寝ていた。やがて太陽の光が出てくると私は車の外に出た。気温は0℃なのに、太陽の光が届き出すととても暖かく感じられた。目の前の自販機で我慢していた暖かいお茶を買ってきて一気に飲み干す。「は〜、あったけ〜!」


妻は頼みもしないのに07:00にいろいろ食料を持ってやってきた。めろ&りんに「一緒にいなくてごめんね」と何度も謝っていたが、めろ&りんはすぐにひざの上に乗ってグルグルしていたから問題無いだろう。





そして私はレンタカーを借りてきて、自分の車のバッテリーにケーブル繋いで少し充電してからディーラーまで運び、月末までこの黄色いレンタカーと隔離病室で過ごすコトになった。



※レンタカー車内


車が修理を終えて戻って来る日と、私の新型コロナウィルス感染疑惑が判明する日はだいたい同じくらいだろう。それまで少し憂鬱な日が続くけど、めろんとりんごがいるからそんな顔もしていられない。熱も下がったし食欲も戻った。しばらくはどこにも行けないけど、頑張って行こう。めろん、りんご、ありがとう!

その日の午後に「緊急事態宣言」は解除された。



※「にゃんぱく宣言」知らない人はYouTubeで聴いてみてください。泣けたあなたは、とてもキレイな心の持ち主&飼い主です。ww








  


Posted by Suika with C at 16:15Comments(4)□雑記

2020年03月17日

緊急事態宣言act.2

緊急事態宣言act.1
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3316697.html



バッテリーを買いに行くため久しぶりにタクシーに乗った。乗客の顔を自動認識して、年代にあった広告が流れると言うハイテクタクシー。「青汁」とか「しじみパワー」とか「健康関連」のモノが多く流れていた。


2020/03/14(土)19:30

スズキアリーナを出て、また自宅駐車場までの全開走行。さすがに「無灯火」はマズいのでスモールランプは点けたが、交差点内でのエンストだけは避けなければならず信号機手前でフル加速。万が一手前でエンストしても惰性で乗りきる作戦で駐車場に戻るまでのヤマ場となる2ヵ所の国道を無事通過、見事に駐車場へ生還を果たした。

車内は束の間の安堵感に包まれたが、明日以降またディーラーに車を運ぶかもしれないので、もうこれ以上現在残っているバッテリーの電力を使うワケにはいかず泣く泣くエンジンを切る。途端に冷え込んでくる車内。外気温は2℃だ。私はタバコに火をつけて「もはやこれまでか・・・」と諦めかけたその瞬間・・・

「あった〜!!*\(^o^)/*」


妻が私にスマホ画面を押し付けてくる。なんと「レンタカー検索」で近所に2週間借りられるクルマを見つけたのだ。「Sクラス」のちっこい車だが、「暖房」が使えるのならこの際何でもよかった。ネットに記載されている20:00の閉店時間は少し過ぎていたが、電話をかけたら店の人が出てくれた。私は翌日開店の10:00に店に行くコトを伝えて電話を切った。これで当面の明日以降はなんとかなりそうだ。修理代で8万円、レンタカー2週間で4万円、その他バッテリー代、タクシー代・・・。「なんだ、オーナーロッジ52Rとっくに越えてるじゃん・・・」と、この期に及んでまだ未練たらしくそんなコトを考えていたが、いや、もう言うまい。この時点で我が家のロッジシェルターのT/Cインナーテントとオーナーロッジ「今季同時デビュー」の野望は儚くも散ったのだから・・・。


さあそんなカネのことよりも、今夜の「電源無し駐車場サイト」をどう乗り切るかの方が重要だ。私が利用している駐車場は近くの大きな工場に勤務している社員専用の駐車場で、平日の日中は満車状態だが、夜と週末は私の他には1台も停まっていない。深深と冷え込んでくる閑散とした駐車場で妻が私に呟くようにこう言った。


「私、残ろうか?」

「その気持ちだけで十分だよ。倒れるなら私1人だけでいいから、さあ、行きなよ・・・。ありがとう、また会えるといいね。」


妻は何度も振り返りながら駅に向かう暗闇の道へ消えていった。




俺、絶対死なないから!
めろ&りんと一緒に生き抜いてみせるから!







act.3感動の最終回へつづく


  


Posted by Suika with C at 14:45Comments(6)□雑記

2020年03月16日

緊急事態宣言act.1

2020/03/14(土)12:00


妻を助手席に乗せて仕事現場に向かう途中「マックでいいよな?」とドライブスルーに入って500円セットを2つ頼んだ瞬間、いきなり車のメーターパネル・バッテリー警告灯が点いた。「えっ!?」

半年前にバッテリー交換は済ませてある。今ドキのバッテリーで電解水補充なんてコトもないだろう・・・。頭の中に最悪のシナリオが浮かんだ。


「ま、まさか、ジェネレーター(発電機)???」



ジェネレーターから電気が供給されなくなれば、バッテリーに残っている電力だけで走行するコトになり、やがて車は自走できなくなる。私は急いで自宅駐車場に戻りだしたが、国道走行中に思っていたよりも早くバッテリー電力は無くなり始め、すべての警告灯が点いてヘンな誤作動も始まった。最後はパワステも効かなくなりステアリングはメチャ重。「ヤベー!」と叫びながらギリギリのところで駐車場に滑り込み、なんとか車を停めることが出来た。危なかった・・・。


すぐにディーラーに電話を入れると「本日は18:00にならないと整備の予約がいっぱいで車を見られないです。」とのコト。フツーなら「じゃ、仕方ないから家に帰って待とう。」となるのだろうが、我が家はそれができない。なぜなら車内には「めろ&りん」がいるから。






今季は「暖冬」「暖冬」と騒がれ、どこのキャンプ場に行っても雪など無かったのに、なぜか今日に限って「さいたま市」は「雨」から「みぞれ」に変わりだした気温3℃の真冬日。こんな状況でめろ&りんを置いて車を離れるなんて親の死に目に会えなくてもできるハズはなく、バッテリーに残されているわずかな電力だけで暖房をつけたが、ディーラーに行く18:00までまだ5時間もある。そこまで電力が持つワケは無く、私は駐車場にタクシーを呼び1番近くのカーショップに行ってバッテリーを購入。急いで駐車場に戻り、新しいバッテリーを並列につないでエンジン再始動。車内を暖めて時間を過ごし、18:00になってからスズキ・アリーナへ向かったが、途中で止まってしまうかもしれないというものスゴい不安を抱えながらの全開走行。ディーラーに着いたら車を渡し、テーブルでコーヒーを飲んでホッとしていたらいつもの課長が笑顔で話しかけてきた。

「いや〜走ってますね〜もう14万kmですよ。」

「つまりナニか?早く買い換えろとでも言いたいのか?」とは言わなかったが、この車は新車で買ってまだ3年しか経っていない。私は愛想笑いでピットの報告を待った。そこにやってきたのは点検を終え1枚の見積書を持ったピットクルー。話しは丁寧でとてもいいヤツだが、私が告げられた内容はとても「非情」だった。


「やっぱりジェネレーター発電していませんね。コレ見積書っす。」



は、8万円・・・。こんだけあればロッジシェルターのT/Cインナー買ってもお釣りがくるし、もう少しで「オーナーロッジ52R様」も買えるじゃないか・・・、まぁ仕方ない。私は修理と代車を頼んだ。


「すみません・・・今、代車が「軽トラ」しか無いんっすよ。」


むむむ・・・。確かに私のカッコは上下とも薄汚れた作業服で無精ヒゲも生えている。タバコくわえてハンドル握る姿は誰が見てもバッチリ似合っているのだが、私達が話しているテーブル脇のイスには、ケージの中でずっとおとなしく待っている「めろ&りん」がいた。




このまま軽トラを借りて帰っても、「めろ&りん」と私が乗ったらトイレやごはん台の置き場はないし、妻も乗れないだろう。

整備の兄ちゃんに「今日は1度帰って考える」と告げてディーラーを出てはみたものの、実際に自宅駐車場まで帰れる電力がバッテリーに残されているかもわからないし、ライトを点けるコトも当然ムリだろう。私は不安そうに助手席に座る妻へ正式に「緊急事態宣言」を出した。





つづく  


Posted by Suika with C at 17:18Comments(2)□雑記

2020年03月03日

【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】act.3「のぞみ700系ラストラン」

なぜか今年は花粉の症状が軽いので、3月はどこかにソメイヨシノでも見に行こうかと思っていたところに昨今のウィルス騒動だ。「まぁそんなに騒がんでも・・・」と楽観的な私に妻は「基礎疾患持ちのあなたは感染したら間違いなく重篤化する。その時めろ&りんと駐車場のネコ達はどうすんの!?」と何度も怒鳴ってくる。仕方なく当分の間はキャンプも行けない日々が続くと思うので、【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】のレポを全10回に分けてダラダラと綴るコトにした。



act.1「春1番」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3309728.html
act.2「星の降る森」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3311260.html





会社員時代のデスクに置かれたノートパソコンのWindowsXPは、JTBからダウンロードした新幹線の壁紙を10年以上ずっと使用していた。



↑の画像は700系のぞみだが、当時の壁紙は周囲に菜の花咲く富士川橋梁を渡る300系のぞみで、雪の富士山を背に走る青と白の車体は毎朝会社でPCを立ち上げる度に清々しい気持ちにさせてくれていた。


私は電車通勤をしたコトが無い。出張も無い。プライベートの旅行も移動はほとんど車なので「新幹線」に乗ったことがあまり無い。中学・高校の京都への修学旅行で100系の新幹線に初めて乗ってから数えても、今まで遠出の新幹線は10回も無いだろう。その分新幹線への「憧れ」も強く、有楽町に勤務している時は車で帰れない時などに「東京-大宮間」の約30分間を東北・上越新幹線で帰り、束の間の旅を楽しんだりしていた。

今までの新幹線の中で1番好きなのは【300系新幹線】。今から約25年前、長崎の五島列島(福江島)に住むお客さん(小学校の先生)から分譲住宅の購入申込みを受けた。フツーなら1週間後に正式な売買契約書を作成するので、またこちらの事務所にお越しいただくコトになるのだが、どうしても長崎の五島列島に行ってみたい私。この千載一遇のチャンスに「お客様の都合」として長崎に行って契約して来ようと画策。「営業担当が行けばいいのでは?」と本社総務課のヤツからしつこく言われたが「若いヤツに大金持ち歩かせるワケにはいきません!ここは責任者の私が・・・」「それと飛行機が怖いから電車で行かせて〜」と今の時代ではおそらく通用しないであろう要望を押し通し、この最初で最後になるかもしれない出張の為に私はマレリーの革靴とダイヤル式のスーツケースを新調、晴れて早朝の東京駅新幹線ホームに立つコトが出来た。初めて「仕事」で乗った新幹線がその【のぞみ300系】。今でもあの時の高揚した気持ちは忘れていない・・・。


さて本題。この度【700系のぞみ(カモノハシ)】が今月3月8日に引退する発表があった。700系カモノハシは私が最後に利用した東海道新幹線で、サザンのライブの為に妻と福岡ヤフードームへ行った時に東京-博多間のグリーン席を利用した思い出深い新幹線。このまま別れを言わずしてもう会えなくなってしまうのはあまりにツラすぎる。かと言って「東京駅」ではメガネをかけた鉄オタがカメラを構えてホームに溢れているだろう・・・。


「そうだ!8ママとの伊豆キャンプの帰りにどこか寄ろう!やっぱ走っている姿がいいよなぁ。そうか!「小田原駅」ならホームを通過するし、伊豆半島の東海岸側から帰ればすぐに寄れるな、よし、これで行こう!」



※左700系・右300系

・・・と決めてわざわざ一眼カメラも用意してキャンプの準備を終えたのだが、最大風速20m/sec予報を聞いた8ママからのキャンプ場強制変更通達によりこの計画は無情にも夢と散り、加えて本日(03/03)JR東海から「さよなら700系臨時列車ラストラン」や、各種イベントの中止が発表された。(泣)

歴代の新幹線車両が引退する度にいつも「時代の終わり」を強く感じてきた。さようなら【のぞみ700系】。鉄道博物館でまた会おう!



2020/02/22(土)13:30


相変わらず星空家の設営はご主人の6さんが黙々と1人で行っていた。それを遠目に見てのんびりしていた私に8ママから信じられない言葉が投げ掛けられる。

「デミグラスソース忘れたから買ってきて。」





「おいおい・・・、アンタ今、7と凧上げしとるやないかいっ!」



「私はこれから夕食の用意で忙しくなるの!」とでも言いたげな表情をしていたので、仕方なく私はめろ&りんを連れて市街地のスーパーに買い出しへ向かったが、沼田のスーパー(ベイシア)のあまりの品揃えの貧弱さに愕然とした。「上州牛」などは無く、国産の豚肉をやっと見つけられたほど。ピザにのせようと思っていたブロッコリーなども無く、仕方なく翌日朝食のメニューは変更、なんとかデミグラ缶は見つけてキャンプ場へ戻った。

尚、この星の降る森キャンプ場での買い出しは、車10分ほどの距離にある【道の駅・川場田園プラザ】に行くのがベスト。私は翌日に温泉へ行った時に見つけたのだが、こんな山のあまり人通りも無さそうな場所に、こんなスゲー道の駅があるのには驚いた。



1日まるごと楽しめる遊べる食べられる道の駅
【川場田園プラザ】(群馬県川場村)
https://www.denenplaza.co.jp/


産直の品揃えは文句なし。食事処も多い。


ガソリンスタンド併設。灯油も買える。


オートキャンプ場・日帰り温泉施設まである。もうココで良かったんじゃね?ww



2020/02/22(土)16:30


買い出しを終えてキャンプ場に戻り、カマボコテントにデミグラスソースを届けに行った。




ちょおおおおおおおおあったかーーーーーい!!!!


そこにはアホみたいに喜んでいる一家の姿があった。エコファンのデビューだったらしい。確かに暖かい風がブオーンと来るのだが、あまり「見た目」がよろしくない。「ストーブの上にのせるのはナベか餅」という古いオヤジにはどうにも流行りのスタイルはなかなか受け入れられないモノだが、今ドキのキャンパー8ママはこのエコファンとやらをグイグイ推してくる。まぁ良くも悪くもこういうギアを積極的に取り入れようとするスタイルは見習わなくてはならないと思うが、来期は来期で新しいエコファンが発売されて「こっちの方がもっといいっ!」と永遠に「消費」を繰り返していくのだろう。今年の年末はフジカの上に何が乗っているのか楽しみである。ww



大☆感☆動!エコファンって超すごい!
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3311619.html




つづく