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Posted by naturum at

2018年08月25日

2018夏キャン最終戦act.4 さよならりんご畑と岩木山。また来る日まで!編

2018/08/16(木)17:00
五所川原市【土砂災害警報・避難勧告発令中】


今、車に残されている食料は新青森駅で買った駅弁2つと来る途中のパーキングで妻が買ってきたせんべいのみ。もしこのまま動けずにひと晩この山の中で過ごすコトになっても慌てない覚悟だけは決めておこう。めろ&りんのごはんと水は大丈夫だ。

道の脇に流れている川。ふだんはきっと「清流」なのだろう。今は色を変えすべてを飲み込むような濁流となって渦を巻いていたが、ニュース速報から30分くらい経った頃だろうか。ようやく雷鳴も収まり木々の間に見える空が明るくなってきた。


た、助かった・・・。



山を降りてきて見えた岩木山が「心の山」に思えた。昨日の「1時間に100ミリ」には及ばなかったがそれでも50ミリの猛烈な雨だった。今後は知らない峠を越える時は天候も注意しなくてはならないコトをキモに命じた。



※五所川原の田んぼと岩木山





キャンプ場に戻ってサイトを確認、本日は異状無し!さあメシにしようか。





妻はサーモンとサバの握りがメインの「青森贅沢弁当」。私はサバ寿司ちょっと苦手。




私は「米」にこだわって「青天の霹靂・米日記」弁当。



テント内で歓びながら駅弁食べる2人の姿はキャンパーズプライドを微塵も感じさせなかったが、オーソドックスな幕の内っぽいこの駅弁は随所に「青森」を感じられるとても楽しい弁当だった。これだから駅弁はやめられない。


2018夏・青森最後の夜はキレイな月と無数の星が出ていた。






2018/08/17(金)06:00




弱い雨が降っていた。今日は朝イチ撤収後、八甲田エリアにある【蔦温泉】に寄ってから十和田湖畔の【宇樽部キャンプ場】に行ってみようと思っていたが、ウェザーニュースを見ると本日は青森県の予報があまりよろしく無い。だが岩手や秋田は「晴れ」マークになっていたのでコレは南下するしかないなとテントの中で決定、雨が止んだら撤収だ。


ところがウェザーニュースによれば07:00に止むハズの雨が止まなくて、しかも時折強くなったりするもんだから動く気になれず結局雨が止んだのは09:00。この2時間のロスにより青森まで来て天下の名湯、千年の湯【蔦温泉】に寄れなくなってしまった。無念。



09:40撤収完了。テントとタープはずぶ濡れのまま荷台に放り込んだ。いろいろあったけどいいキャンプ場だったし、より深い思い出になったよ。【鰺ヶ沢キャンピングパーク】ありがとう!またイガ食べに来っから〜!






岩木山麓から弘前市内に向かう道は日本一の「りんご街道」。




今回は寄らなかったが弘前に訪れたなら「弘前市りんご公園」(無料)を是非訪ねて欲しい。そしてチビっ子達に紛れて園内中央にある小高い丘に登って岩木山と広大なりんご畑を見て欲しい。生涯忘れられないような「青森」を代表する素晴らしい眺めが広がっている。


※2017/05ガラケー撮影







【大鰐弘前IC】から東北道に乗り【十和田IC】を降りて秋田県鹿角市から青森県田子町に向かい昨年のリベンジへ。




場所はもちろん【田子町ガーリックセンター】狙いは1つ!新・青森ご当地グルメ「ガーリックステーキごはん」だ。


13:00着。駐車場はかなり賑わっていた。




昨年はこの貼り紙に泣いたけど今年は「予約済み」。1日限定40食。14:00迄に入店とのこと。さぁ「にんにくフルコースランチ」を楽しませてもらおう。




ウェルカムドリンク「タッコーラ」。もちろんニンニク入り。こういうのはあんまり好きじゃないんだよなぁ・・・。え〜い一気飲み!汗




前菜は1口サイズのにんにく創作料理。すべてにきっちりガーリックが効いている。




鶏・豚・牛を好みの味で。途中で味覚がマヒしそうなくらいニンニクだらけ!でももっとニンニクが欲しい人には別テーブルに山のように置かれている。(無料)




最後にデザートのにんにくアイスが出てきて終了。もうしばらくニンニクはいいや・・・。汗

しかし1,500円で日本一のにんにくをこれでもか!と味わえるのは素晴らしい。他にもにんにくメニューはたくさんあるけど「ガリステごはん」に行くときは予約を忘れずに。



以上で3泊の夏キャン第1部【青森編】は終了。今回もまた一生忘れられない旅キャンプとなった。

今回の旅で今後青森はグリーンシーズンなら予約などしなくても気軽に来れて思い切り楽しめることがわかったし、滞在中は1度も交通渋滞など無く本当に快適だった。今となればあの集中豪雨や雷雲が行った後の夏の空もとてもいい思い出になったし、何を食べてもメシは美味くて直売所などでは新鮮な野菜や果物がホントに安い。泉質の良い温泉もあちらこちらにありキャンパーには最高のエリアと言えよう。

昨年のGWと今年の夏で青森・津軽地方をいろいろと廻ったけどまだまだ魅力に尽きることはなく今後もまた何度も訪ねるコトになるだろう。本当に最高だった!ありがとう青森。









act.5 2018夏キャン最終戦・第2部【岩手・銀河鉄道編】に続きます。



  


2018年08月24日

2018夏キャン最終戦act.3 記録的短時間大雨に敗れたブリーズドームと避難勧告発令中に峠越えしてるバカ編

2018/08/15(水)04:30




そりゃ19:00に寝ればこの時間に目は覚める。しかし気分は悪くない。

このお盆休み北東北の天候は安定していなかった。何度もウエザーニュースで確認しながらお盆休み前半は青森、後半は南に下がった秋田や岩手の方が好天と読み結果的に雲は多いがまずまず正解だったなと。俺も天気図を読み風を読みながらキャンプ地を決められるキャンパーになったんだなと得意気に爽やかなこの朝を妻にアピールしていた。(フラグ)





昨夜はイカだけで夕食としたが朝になってもテーブルにはイカしか無い。また同じように食べるのも飽きたしフライにするのも面倒だ。

えーい面倒くせぇ!イカごはんだ!(結局変わってない)




先日吹上高原キャンプ場でいただいた「エバラ焼肉のタレ黄金の味」を下味として一気に炊きあげた。




コレに七味とマヨをかけて・・・





おお!朝からちょっとジャンクフード気味だけど美味そうじゃないかっ!妻もおかわりまでしてくれて大成功の「イカごはん」となり気分よく出かけられた。







鉄ヲタなら見ておかなければならない五能線「木造(きづくり)駅」(青森県つがる市)。このあたりは遺跡が多く「ふるさと創生事業」の一環として作られ、以前は列車の発着に合わせて土偶の目を点滅させていたが「子供が怖がる」の理由で自粛されているらしい。そりゃ大人も怖えよ。w




「知らなかったのに、ずっと見ていたい景色」

JR東日本「大人の休日倶楽部」ロケ地となった【鶴の舞橋】(青森県鶴田町)。青森県産のヒバで作られた日本一長い木造の三連太鼓橋。(約300M)

湖面に「津軽の逆さ富士」が見えるらしいが本日はあいにくの曇り空。逆さ富士どころか岩木山自体もギリギリ。




園内に植えられているのはおそらく「桜」だろう。GWにはスゲー絵が見られるんだろうな。いつかまた来よう。






そこからは龍飛岬までは国道339号線で北上するのが一般的だが、昨年何度も通っていたので【十三湖】まで延々と続く津軽半島西側1番海寄りの直線農道を通っていたら突然「↑メロン街道」の看板を発見!


津軽平野のメロン?どれちょっと見せてもらおう。




早速試食のメロンを出されて口に入れてみる。

うまいっ!美味いじゃないか!



メロンにはちょっとうるさい私だがこれはホントに美味い。甘すぎず爽やかな薄緑の超フレッシュマスクメロン1つ1,000円。よし買った!

私がカメラを手にしていたのを見た店のおばちゃんに裏の倉庫に停めてある軽トラのメロンを「朝採れだからコレも撮りな!(津軽弁)」と促される。




「最近はメロン作る人いなくなっちゃってさ〜ココも「メロン街道」じゃなくて「大豆街道」になって来ちゃったよ〜うひゃひゃひゃっ。」

明るいおばちゃんだった。2〜3個買えば安くしてくれただろうけどクーラーに入らないので1つだけにしておいたがキャンプ場に戻って1口食べて強く後悔。もう1つ買っておけばよかった・・・。






十三湖ではお約束の「しじみラーメン」といきたいところだったが朝の「イカごはん」を食べたばかり。




昨年も朝イチに来て妻としじみラーメンを半分に分けたが今年は「しじみ汁」ののぼりを見つけた。コレよコレ!これでいいのよ。(200円)






十三湖を越えると最果てムード高まる「竜泊ライン」を通り道路以外人工物はなにもない日本海沿岸のこの景色。




しかし龍飛岬手前の峠でものスゴい霧が発生。視界10メートルも無くガードレールの向こうは断崖絶壁。これはにはかなりビビった。


※妻撮影






バンドル握る手に力を入れながらなんとか【龍飛岬】到着。しかし昨年GWの賑わいは無い。



「津軽海峡冬景色」歌碑前にも人は無く私が赤ボタンを押すと派手に曲は流れ出すがどこか寂しい。これが本物の「演歌」なのか。




今回は「階段国道」も「岬の先端」も無し。だってなんも見えないから。写真は下の駐車場から。こんなトコまで何しに来たのだか。汗


気をとりなおして岩木山までもどり南麓の【嶽(だけ)温泉】へ。



周辺の道路脇には「嶽きみ(とうもろこし)」の売店がたくさん並んでいて迷わず2本。しかし青森ってどこでとうもろこし食べても美味いよなぁ。



【嶽温泉】はどこの旅館でも立寄り湯が利用できる。※要時間確認




今回は温泉郷中央にある「小島旅館」を利用した。古き良き昭和の旅館。入浴料は350円/大人。




含ミョウバン緑バン酸性塩化土類泉(低張性高温泉)という珍しい湯。ph1.9の強酸性で洗い場の水栓は真っ黒になっている。白濁の湯で硫化水素臭がするので入浴中は「硫黄泉」と思っていたが成分表に「硫黄」の文字は無い。

しかし成分総計は2,959g/Kgとめちゃくちゃ濃く浴室はヒバ造りで雰囲気はとても良い。弘前・岩木山周辺の温泉なら間違いなくココ。間違いない。






風呂から出てキャンプ場に戻る岩木山麓西側の山道は激しいスコール。なんだこりゃ、こんな雨見たことないぞ!ていうか前が見えないほどの激しい雨と風。いったいナニゴトかとウェザーニュースを見てみると



※キャンプ場は深浦町の隣の鰺ヶ沢町


1時間に100ミリの雨って想像できますか?汗


まさに今この赤いところにいるじゃないか!こんな時は動いていいモノなのか、動かないべきなのか・・・激しく葛藤しながらもなんとかそろそろと山道を降り小1時間かけてキャンプ場に戻った。そしておそるおそるマイサイトを見てみると・・・





うおおっ!や、破けてる・・・







ムササビタープを「テント前室雨漏り防ぎ仕様」の張り方にしておいたせいなのか。なんでこんなキレイな直角三角形の穴が開いた理由は見つからなかったが、コイツの引退キャンプは無事に過ごさせてあげたかったのに・・・。





デビュー戦は冬のあだたら吹き下ろしの暴風にフレームをへし折られ、引退戦では1時間に100ミリという信じられない大雨と戦った我がウェザーマスター・ブリーズドーム/240。

ごめん・・・。こんな私を主人に持ってしまったせいで辛い想いばかりさせてしまったな。もうコレはどうにも治せないけどあと3日なんとか頑張ってくれ!









ずふ濡れになっていたタープ下を片付けて夕食は仙台のサービスエリアで買ってきた牛タンとサラダに本日買ってきた「つがるメロン」。




メロンはおばちゃんに「すぐ食べられるやつ頼むね!」とお願いしたのだが



おお!まさに食べ頃!おばちゃんありがとう!

美味いメロンのおかげでこの時はフライシートが破れたコトを忘れて妻と笑いあえた。





2018/08/16(木)05:00




この日の予報は曇り時々雨。朝は降ったり止んだりの気温18℃。残りのメロンを食べて朝イチ弘前中心部へ向かう。



昨年もお世話になった弘前中央病院で午前中に透析を終わらせ



弘前城前にある「津軽藩ねぶた村」の「かまど炊きごはん・津軽旨米屋」で昼食。



頼んだのは「津軽御膳」。米はもちろん「つがるロマン」。観光客丸出しの食事だけど歳とるとこういうのが嬉しいのよ。




メインの郷土料理「貝焼みそ」。ホタテを卵とじにして食べる。




サブのこちらも郷土料理「けの汁」。細かく切られた根菜がどっさり入ったかなり濃い味噌汁。箸ではなくレンゲで食べる。美味いねぇ。



さぁ本日は青森3日目の最終日。行きたかったところ最後の場所に向かう。



途中偶然見つけたJR五能線「川部駅」(青森県南津軽郡田舎館村)。弘前側の五能線最終駅だ。これで起点駅(秋田・東能代駅)と終点駅を見ることができた。尚、五能線はここまでだが全列車が奥羽本線で弘前発着となっている。



そして最後にやってきたのが【特別史跡・三内丸山遺跡】。なんで!?とお思いだろうが意外とこういうの好きで静岡の【登呂遺跡】なんかも行っているのだ。




ものスゲー立派な施設なのに入館料は無料。館内はいろいろな資料が展示されているがそういうのはスルー。汗

雨の中、館外の「キャンプフィールド」に行ってみた。





ロッジ型住居。






縄文時代の「アルフェイム」。左は「テンティピ」か。



おお!あれは「タフワイドドーム」だな。いや〜楽しんだ。さぁ帰ろう。





帰りに東北新幹線「新青森駅」発見!さいたま市の私がこれを見過ごすワケにはいかない。「めろ&りん」連れて新幹線に乗る機会なんて今後も無いからだ。1階はお土産店と飲食店が並ぶ。パッと見ただけだがここに来れば青森の味みんな食べられそう。出張リーマンが羨ましく思えた。



入場券買って駅構内へ。目指すは青森の「駅弁」だ。




夕食の弁当買ってキャンプ場に帰る。「おまえらそれでもキャンパーかっ!?」と自問自答したが妻の勢いは止められなかった。


青森市内から岩木山のキャンプ場に戻るのにカーナビは国道を奨励していたが市街地は混みそうだったので峠を越えて五所川原市に抜けてから裏道で帰る道を選択。高校野球を見ながらのんびり山道を走っていたら画面に【ニュース速報】ピロピロン♪


「下北半島・むつ市で記録的大雨、土砂災害警報・避難勧告」


えっ?ま、近いと言っちゃあ近いけど・・・。



10〜15分経ってからまた【ニュース速報】。


「青森県津軽半島今別町・外ヶ浜町に土砂災害警報・避難勧告発令。」


うわ〜こっち来てる!

と思った時にはいきなりワイパーなど役にたたないとんでもない雨!こりゃヤバい!と直感的に恐怖を感じる豪雨だ。



道路には川のように泥水が流れ出して所々に落石も見える。写真など撮ってる場合ではなくついにニュース速報は今いる「五所川原市」の土砂災害警報と避難勧告を伝えだした。呑気に駅弁など買っていたコトを後悔してももう遅い。汗


「これ、俺達今1番いちゃいけない場所(山の中)にいるんじゃね?テレビは見られるけど携帯は圏外だよ・・・。」


車を激しく打ちつける雨の音に「めろ&りん」も箱に入って最大の防御姿勢をとりだした。





対向車など1台も来ない山の中。鬱蒼とした森を見上げて「どうか土砂だけは落ちて来ないでください・・・」とテレビ画面には続々と避難勧告が伝えられる中、助けを呼ぶコトも出来ない2人は天に祈るしかなかった。こんなんばっか!汗





act.4 に続きます。  


2018年08月23日

2018夏キャン最終戦act.2 岩木山麓森の中の【鰺ヶ沢キャンピングパーク】少しだけ紹介編

2018/08/14(火)16:00




10年以上前、部下の嫁さんが青森出身だったので「青森でも披露宴をするから来てください」と呼ばれたのが最初の青森だった。

たった1分の祝辞を終えた後は酸ヶ湯温泉・浅虫温泉、奥入瀬渓流に十和田湖、夜は市内の繁華街・・・なんていいトコなんだ!と足を伸ばしまくって遊んで来たが翌年には「青森ねぶた」も見に行った。ラッセラーラッセッラ!





あれから何度目になるのかは忘れてしまっているが、いつ来ても「青森はいいねぇ」と思えるのが嬉しい。そして今回も妻と顔を見合わせて

「青森はいいねぇ・・・」








【鰺ヶ沢キャンピングパーク】(青森県鰺ヶ沢町)

オートキャンプは1区画2,200円。電源サイトも同じ。初日のみ入村料420円/高校生以上がかかる。生ゴミや燃えるゴミは捨てられるが他は持ち帰り。

それなら近隣の「つがる地球村」の方が遊具も多いし温泉あるしレストラン併設でゴミも全部出せる。料金もそんなに変わらないしみんな超高規格キャンプ場の方がいいだろう。事実昨年利用した時の「つがる地球村」にはなんの不満も無かった。

しかし今はお盆休みの真っ最中。地球村は昨年GWも私のアウト後は「ファミキャン満サイト」だったらしい。コチラのキャンプ場がまさかここまで空いているとは思っていなかったけどひとまず作戦は成功、私の後には1組しか来なかった。





なかなか気に入ったのでめずらしく少しだけキャンプ場紹介。




海沿いの鰺ヶ沢町中心部から岩木山に向かって車約20分。標高260Mで周囲は森林だが幅員のあるしっかりと舗装された道路で行ける。写真はキャンプ場入口。




管理棟。売店とかは無し。自動販売機あり。建物下の土間部分がゴミ捨て場。オートサイトからはかなり離れていて歩いていく距離ではない。




左を見るとバンガローがずらり。5,000円程度で利用できるらしくこちらは家族連れで賑わっていた。




場内を奥に進んでいくと団体用の集会所やバスの駐車場などがあった。写真はBBQガーデン。オートサイトはさらにその奥。




オートサイトはひな段になっていて広さはまあまあ。2ルームとタープならなんとかいけそう。電源ポールのあるトコとないトコがあって早い者勝ちらしい。ちなみに私の10番サイトには無かった。





なるほど10番サイトの並びは通路の反対側が広場になっているから解放感があるのね。管理人がススめた理由がわかった。そこそこ遊具もあっていい広場だ。



10番サイトからの眺め。もうお気づきになられていると思うが写真は管理棟からオートサイトまでと10番サイトまわりだけ。もっとちゃんとレポしろっとの声も聞こえてきそうだが実際のキャンプ場はかなり大きな敷地で散策炉も多くそれはそれは素晴らしい景色がある・・・と思う。汗




このような通路が3本通っている。20〜30サイトあるのかなぁ。




気温25℃。滞在中に用意したマキタ扇風機のスイッチが押されるコトはなかった。キャンプ場も含めとてもいい感じなコトはおわかりいただけただろうか。やっぱりこの時季は涼しくて空いているのが1番だ。「岩木山に抱かれている」という気持ちもまたテンションあがる要因の1つとなった。






「イカ」を食べ続ける夕食。炙り直しながら七味マヨ。鰺ヶ沢町に来たらコレでいいだろう。





昨夜はほとんど寝ていなかったので毎度のコトながら初日は19:00越えたあたりでテントイン。ちゃんとシュラフに入らないと少し寒いくらいの夜だった。










めろんは青森が今回で6泊目。もう慣れたか。





りんごは初めての青森泊。昨年GWに青森来ている時に産まれたから「りんご」って名前になったんだよね。アニキの後ばかりついて歩いているけどずいぶん大きくなったな。キャンプ楽しんでくれ。








act.3 ごらんあれが龍飛岬北のはずれと〜♪なんも見えねぇ!編に続きます。  


2018年08月21日

2018夏キャン最終戦act.1 5泊6日のスタートは岩木山麓のキャンプ場から

2018/08/14(火)



08:00秋田県東能代駅。ご存知青森県の日本海沿いを走る【五能線】は秋田県東能代駅から青森県南津軽郡田舎館村の川部駅までの約150Kmを結び、特に冬の白神山地と日本海の荒波に挟まれて雪の中を走る姿は圧巻で「乗り鉄」や「撮り鉄」の憧れの路線だ。その起点駅ならさぞ立派な駅だろうと思っていたが普通の田舎の駅だった。

何か駅弁売っていないかと駅舎に入ってキヨスクで聞いてみたが駅弁到着は09:00頃のこと。観光列車「リゾートしらかみ1号」の発車時刻09:18に合わせているのだろう。仕方なく私は鶏そぼろ、妻はいぶりがっこのおにぎりを買って駅を後にした。





いきなり鉄分全開のスタートだが汽車に乗るワケでもないのに本日の主役はこの【五能線】。ホントは列車からの車窓景色を楽しみたいが我が家には愛ネコ「めろ&りん」がいる。ならばここから青森県鰺ヶ沢町までの海沿い約100Kmを並走する国道101号線を通ってキャンプ場探し&五能線の景色を楽しんでしまえ!という計画だ。






国道101号線を北上すること約30分東八森駅を越えると視界が開け日本海が現れる。「不老不死温泉」や「十二湖駅」には関東ナンバーの車もちらほら見られ観光客で賑わっていたが昨年GWに行っているのでパス。まずは最初の目的地である深浦町役場内「マグステ食堂」から。





前回の記事に書いた「青森・新ご当地グルメ」の1つ【マグロステーキ丼】。今回は全国初の役場内ご当地グルメ専門食堂となった「役場マグステ食堂」を選んだ。(他の7店舗でも価格・内容は同じ)

「青森のマグロ」と言えばすぐに「大間」が思い浮かぶけどこの深浦町の方が水揚げ量は多く青森県内のマグロ漁獲量の約半分もあがるらしい。もちろん大間と同じ「天然本マグロ(クロマグロ)」だ。




わさび醤油・辛味噌・BBQソースのどれかにつけてそのまま刺身でも良し、片面焼くも両面焼くも良し。まぁ好きなように食え!と出されてきた深浦マグロ。



当然のようにマグロは美味いがこの価格(1.500円税込)でいろいろな食べ方をできるのが楽しい。白飯も深浦長芋・錦糸たまご・マグロ節の3種類。深浦名物の「つるつるわかめ」を使った各店オリジナル汁がつく。



昨年の深浦で食べたのは「ヒラメの漬け丼」と「イガ焼き」だけだったけど、この「マグステ丼」も私の頭に強くインプットされた。ココでしか食べられないっていうのがいいね。またいつか来よう。







深浦町役場から車で5分。あの伝説キャンプ場に到着。あわよくばココをキャンプ地にしてしまえとも少しだけ企んでいた。私もあの「夕日」を拝むコトができるのか。いい感じに雲も出ている。しかし道路に車を停めるとまず第1の難関「スローブ」が待ち構えていた。



おいおいおい。コレは聞いてないよ。w

このバリケード外せば車で上まで行けそうだけど観光客も多いしそれはムリそうだ・・・。



【行合崎キャンプ場】(青森県深浦町)

昨年の夏、わざわざ八戸からやってきた師匠が奥さまとモメながらも強行泊して私も忘れられないあの「夕日」を見たキャンプ場だ。トイレはあるがその他利用料金等は知らない。


2017/08「知る人ぞ知る四年越しの念願の営地行合崎」今日もどこかで野遊びを…より






なるほど。これはいいトコだ素晴らしい!今日はスローブを登ってすぐのトイレ脇にテント立ててキャンプしている強者がいた。目の前はゾロゾロと観光客来ているのに・・・。

しかし師匠はココでキャンプしていたワケではない。目の前には目を疑うような第2の難関。




なんだこりゃ。私ならイス1つ抱えて降りていくのもイヤなスゲー階段!コレ荷物抱えて3往復???いくら旦那の念願の場所でもこれはムリ!と妻は断言する。この坂を前にして劇団家の愛の深さをまざまざと見せつけられたような気がした。



いや〜それにしてもいい眺めだった!さぁ次行ってみよ。ww







昨年見つけたお気に入りの無人駅「轟木(とどろき)駅」にまた昨年と同じ「キハ2両編成」が滑り込んできた。





やっぱり五能線の風景には「リゾート列車しらかみ」より往年の名車「キハ」がよく似合う。ゴオーという音がたまらない。





誰も乗り降りする人なんていないけどちゃんと停まって汽笛を鳴らして出発進行!さようなら。






鰺ヶ沢町に入ると右を向いても左を向いても焼きイカ屋が並ぶ「イカ焼き通り」。



1パック500円で2人には十分な量だったけど




鰺ヶ沢町のはずれにある「わさお」の店でさらに2パック購入。w




今夜はコレとビールだけでもいいんじゃね?というほど美味い「イガ」だけどさすがに「3パック」は買いすぎた。




同じ鰺ヶ沢のイガだけど店によって味は違う。やっぱりわさおの店(きくや商店)は「天日干し」が美味さを増しているのだろうか。



鰺ヶ沢町のマックスバリューで氷と野菜を買ってキャンプ場へ。初日に【行合崎キャンプ場】では今後の日程を全部ダメにしそうだったので同じ鰺ヶ沢町の岩木山北側山麓にある【鰺ヶ沢キャンピングパーク】に向かった。





あまり事前に下調べしていなかったので少し不安はあったけどなかなかどうしてココ結構いいじゃん!て言うか「お盆休み」なのに「好きなトコどうぞ!」ってナニ?笑





管理人から「10番がいいよ。ホントはペットいるなら上の(離れた)方になるんだけど今日は誰もいねぇから・・・(実際はなかなかの津軽弁)」と言われたので10番サイトに設営。

今日はお盆休みの真っ只中でコレ???大丈夫か?と思いながらもかなり居心地の良いキャンプ場と気付くのに時間はかからなかった。






車の中で1パック食べてきたけど夕食に並んだイカ多すぎ。汗
(写真は1パック分)







act.2へ続きます。