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2018年12月04日

年越しキャンプで作る楽しみな料理と言えば・・・

12月に入れば自ずと盛り上がってくるのが「年越しキャンプ」への期待。取引先や仕事仲間などへの挨拶を済ませ家に帰り、車にキャンプ道具を積み込む時のあの気持ちはどのキャンプよりも気持ちが高ぶる瞬間。






1年間頑張ってきた達成感とこれから迎える新年への期待を自分が選んだ好きな場所で好きなコトをしながらいられるのは言葉にできないほどの感謝と幸せを感じられ、最高のキャンプイベントになっている。


キャンプ自体はいつもの「おでかけ」はほとんど無くずっとサイトに居座って焚火や雪かき、1年を振り返るニュースや出来事・歌番組などのテレビなどを見ながらのんびり過ごす。

仕事も終わり素晴らしい風景の中で夢のような1週間。俄然料理にも力が入るのだが、私は冬のテーブルにはみかんが置かれていないと気がすまない古い「昭和の人間」。正月からパンやらチーズやらの欧米食なんか食べていられない。

やっぱり正月は数の子やブリなどの海の幸や、きんぴらや椎茸・蓮根を入れた筑前煮などの山の幸。あとは昆布巻きや伊達巻、黒豆やなますなど。決して豪華ではないけれど、いつも妻と大晦日の朝から狭いテント前室で真剣におせちを作って正月を迎えてきた。


その中でも最も力を入れて作るのが「雑煮」!!寒空の下焚火を前にして食べる雑煮はもうキャンプ中の主食は全部雑煮でもいいほど好きなのだ。


12月29日、キャンプ場について焚火台の設営が終わりひととおり焚火を楽しんだ後は特大の寸胴鍋が焚火台に収まり20リッターのミネラルウォーターと5羽の比内鶏ガラを入れそこから1昼夜火にかける。




いや、まだまだ。12月30日もコトコトコトコト煮込み、鍋からは大量の湯気が「狼煙」のようにあがり最高の野営感。スープが白濁してとろみが出たら1晩寝かせてようやく大晦日に鶏ガラスープが完成する。


雑煮は醤油の鶏ガラ出汁が子供の頃からの味。別鍋に私の黄金比率で醤油・酒・みりんを入れる。母の雑煮は具だくさんだったけど私はシンプルな方がいい。椎茸・大根・比内地鶏のみ。ニッポンの味。





最後に白のし餅を大きめに切りストーブの上でこんがり焼き目を入れて、地元の三つ葉と高知のゆずを軽くかけて完成。おそらく私が作るキャンプ料理の中で1番美味いハズ。近くにいる人達にも振る舞ってあげたいが、あっと言う間に口コミでサイトに行列ができてしまうだろう。妻にそっと差し出すが「美味い!」なんて声も出させず黙らせてしまうほどのカンペキな「昔ながらの雑煮」。






そんなアホなコト考えてニヤニヤしながら年末が楽しみで仕方がない12月初旬。



さて、仕事しよう。



  


Posted by Suika with C at 14:28Comments(6)□雑記冬キャン関連

2017年12月12日

1万円のTOYOTOMI RS-H29G(W)は冬キャンで通用するのか?【ウェザーマスタートリオドーム検証編】

1万円のTOYOTOMI RS-H29G(W)は冬キャンで通用するのか?の続き






【検証日】:2017/12/09*10*11

【場所】:出会いの森総合公園AC(栃木県)

【検証者】:Suika

【検証物】:TOYOTOMI RS-H29G(W)



【検証方法】:氷点下時にWMトリオドーム前室内(常時換気)にて燃焼。あとは温度計を見ているだけ。

【検証理由】:テント前室にいると寒いけどストーブで3万も4万も出せないから。

【検証費用】:
ストーブ本体10,000円(新品)
携行ガソリン缶6,000円
灯油(10L)800円
キャンプ場(電源付)3500円
食材A(道の駅)3,200円
食材B(とちぎ和牛180g)1,400円






何年も極寒のキャンプ場では焚き火のみで過ごしてきた(タープ無し)。





あまりの寒さに首や頭は痛くなり

知らず知らずに鼻水が地面に垂れていた。


妻はホットカーペットとこたつのあるテントからまったく出てこなくなり

私はテント前室を暖めるにはガスコンロにケトルをのせるコトくらいしかできなかったが

その寒さにCB缶ではなかなか湯も沸かず


吹きすさぶ雪の中で己の無力さを嘆く他は無かった。





そして2017年。

ブログデビューを果たした今年はテント前室の結露が氷柱になるような寒々しい光景など見せられるハズもなく

私の所有するテントは薪ストーブを設置できるようなものは無いのでコンパクトな石油ストーブを探した。


レインボー?フジカ?アルパカ?


どれもお洒落でキャンプ向きなのはよくわかったが

私がテントでストーブを使う姿を妄想する時の設定はいつも「大晦日」。


外は雪。テレビは紅白歌合戦。

父はいつもと変わらずキリンビールを飲み続け

母は正月を迎える準備で台所に立っている。

私は演歌歌手の間に風呂に入り

出てきたら石油ストーブの前で髪を乾かしたあの時代。


キャンディーズや西城秀樹が好きだった「昭和」の懐かしい気持ちを少しだけ感じたくて

私が少年時代に使っていた石油ストーブに少し似ている【TOYOTOMI RS-H29G(W)】を選んだ。






説明書など見なくてOK。昭和の人間なら直感でわかる。

単2電池をセットすればスイッチで点火できるが、ここはマッチで行こうではないか。

それに電池をセットしておいて積載時になんらかの弾みで作動してしまっても困る。


トリオドームはインナーテント吊り下げ式。




インナーテントを付けなければシェルターとして利用できる。




今回はインナーテントをつけて検証。約2,800mm×約2,000mmの前室にIGT(ロング)・フィールドラック4台・コールマンチェア2台を置いた。スカートのペグ打ちは無し。




左右のベンチレーションと窓(メッシュ)は換気のため常時開放。この日の日中はとても暖かくテントの中ではTシャツで過ごしていたほどだ。




夕食時に測定を開始した。





結果は外気温2℃で幕内温度は12〜13℃をキープ。




以前から使っていたユニフレームのハンディガスヒーターを併用すると幕内温度は15℃を越え

冬着のままでは暑くて長袖にフリースの上着だけの楽な服装で過ごせた。





朝方は氷点下2℃。トヨトミストーブだけで幕内温度は10℃。御の字だ。

室温10℃以上ないと動けなくなる妻はホットカーペットに布団乾燥機が効いたインナーテントから「暑いっ!汗かいた!」と起きてきて

私は前室で快適に朝食づくり。


ああ、もっと早くこんな朝にしたかった。

6年前の自分を問い詰めたい。お前はアホかと。


たった「1万円」でこんな幸せな朝を迎えられた。

しかしストーブ無しの経験が長かったからこそ、このありがたみも300%わかるってモンだ。


換気をもう少し落としてスカートもキッチリとペグを打てばさらなる温度上昇も見込めるだろうが

冬のテント前室は10〜12℃くらいで丁度良いと思う。


テントから急に外に出た時の差がありすぎるのも体調に影響しそうだし

温度は服装で調整するのがアウトドア「の基本」だ。





【検証結果】

ウェザーマスター・トリオドームでの使用は外気温プラス12℃前後。

1〜2泊に10Lサイズの携行缶は要らない。積載や給油時に苦労するので5Lくらいで十分だろう。

撤収時にタンクの灯油抜きなんてしたくないので残時間を考えて給油する。

タンク満タンで約11時間燃焼。私は寝るのが比較的早いので夕方から21:00頃までの4時間と朝の2時間で計6時間。

撤収日前日の夜にタンク1/2以下にしておけばOKだ。







【考察】

まだ使い始めたばかりだが結果には十分満足できた。

豚汁もまめ餅も美味かったし、前日に購入して冷えきったロールパンも乗せるだけで簡単に温められる。

と、まぁどんなストーブでもテント前室内で使うなら性能的にはなんら問題ないのだろう。

あのストーブが良いとかこれはダメとかではなく、要は各々の使い方の問題だ。


ひたすら暖かくしたいのならテントはより小さく。

テントが大きいなら自分が求める温度になるまで熱源を増やすしかない。

一般的な2ルームで石油ストーブを使用するとだいたい8℃前後の上昇が見込めるらしい。

2ルームとは言えない小ぶりなトリオドームで12℃。

その先を狙いたいなら石油ストーブ2台体制か薪ストーブか。



我が家はこのトヨトミストーブでしばらく冬キャンプを楽しめるだろう。

なんてコトはないただのストーブ使用レポだが

朝起きて10秒で点火。1分で暖まれるお手軽さは最高。


たった1万円のストーブが冬キャン時における我が家の主役級に躍り出た佳き日となった。






さらに詳しく知りたい方は下記の記事へ。笑

【zero21keiさんの記事】
灯油ストーブの灯油の運搬。ガソリン携帯缶。

アウトドアで「家庭用石油ストーブ」を運用する方法。トヨトミ「RS-H29」
  


Posted by Suika with C at 06:56Comments(6)冬キャン関連

2017年11月30日

年末の雪中キャンプで作りたい料理 Part2!

11月最後の日曜日。

小春日和のこんな日はどこにも行かない方がストレスになる。11時頃にさいたま市を出て約2時間で山梨県笛吹市のフルーツ公園に到着。今年の3月にほったらかし温泉へ行った時に気になっていた公園。

本当はぶどうや桃の時期に再訪したかったのだがほったらかし温泉にあまり魅力を感じられなかったのもあり、年の瀬近づくこんな時期になってしまった。




丘の上の直売店に並んでいるのは干し柿ばかりでかろうじて色の薄いぶどうがいくつか置いてあった。干し柿を購入した後にそのぶどうも買おうとしたら

「ああソレ、もう「終わり」のぶどうだからあげるよ」

微妙な雰囲気で1房いただいた。





今日は目的地が決まらずに自宅を出た。圏央道に乗ってからもどこに行こうか考えていたのだが荒川を渡るときに見えた富士山が私達の思いをピタリと一致させた。

「ほうとう!」笑

そうと決まれば話しは早い。私はそのまま圏央道を中央高速に向かい、妻はスマホでほうとう店の検索を始める。

山中湖の近くにいくつかお気に入りの店があるのだが今回妻は「昇仙峡」にあるほうとう店を選んだ。


昇仙峡は甲府市の北部にある渓谷で国内有数の紅葉名所。清流沿いに約5Kmの遊歩道が整備されていて特別名勝地に指定されている。

そんなところに先日行われた「ほうとうグランプリ」で優勝した店があるらしい。これは急いでいかねばと中央高速の談合坂ではアクセルベタ踏み(80Km)で向かった。

紅葉の見納めとなる事を願いつつ峠に入ると木々の間からは冬の富士が顔をのぞかせる素晴らしい眺め。





ほどなくして花崗岩の断崖や奇岩・奇石が見えてきた。昇仙峡到着。






車を停めて清流にかかる橋を徒歩で渡るとそこは昭和の観光地らしく土産物店や飲食店が並ぶ。




小路に入り階段を下りたところにある仙娥滝。なんと読むかは知らない。




滝壺のブルーが素晴らしかった。






目的の店はロープウェイ駅の目の前にあった。





円右衛門(えんえもん)
住所:山梨県甲府市猪狩町423
営業時間:10:30〜16:00(不定休)
電話番号:055-287-2120





結論から言うとここのほうとう、かなり美味い。今までに食べたことのないタイプのほうとう。
「郷土料理」食べるなら私はれっきとした「保守派」だがほうとうに赤味噌混ぜてくるとは・・・。





「コレ名古屋の味噌煮込うどんじゃん!」と言われれば正にそうなのだが、かぼちゃ・ヒラタケ・里芋など具材でこちらの勝ち。
いやいや、これはわざわざ山奥まで食べに来て良かったと思える逸品だった。


「来た甲斐あってホント(ほうとう)美味い甲斐?」


山梨県の「標語」にもなりそうな見事な駄洒落を思いついたのでここに記しておく。





この店、「流しそうめん」も名物らしく、ほうとうもこのテーブルで食べる。



こんな晩秋になっても水がグルグルまわっていてオーダーも多かったがよく見ればまわりの席にはビニールの幕がかけられ、ストーブが置かれていた。




あ、これなら気温8℃でも流しそうめん食べられるな、と納得したが、この美しい渓谷をみながらほうとう食べるなら、やっぱこっちの寒いトコでふーふー言いながらだよなぁ。なんて思い返す。

ここは間違いなく再訪する店となった。


ところで何年か前に農水省が発表した「郷土料理100選」をご存知だろうか。

県別に2つ(3つのところもある)づつ。「全部で99品ですが、残りの1つはあなたの心に残っている料理です。」

ほう。役所の仕事にしてはやるじゃないか。

「カリオストロの城」ラストシーン銭形警部のようなセリフに軽く撃ち抜かれたが発表以来どこかに出かける時は必ず確認するようになり、それをどこで食べるかが旅の楽しみの1つになっている。

まだ食べたことの無い郷土料理は多くあるが、この時期の「ほうとう」は最強だ。見た目は田舎クサくて、塩分ちょっと多そうだけどこれほど体の芯まであたたまったと思えてなんと言っても気軽に食べられる。

信玄の足軽兵士も食べていたのかな?なんて歴史も感じさせる甲斐の国の保存食。冬至の日だけでなく年越し雪中キャンプでも「絵」になるどころか、最高のキャンプ料理となるに違いない。





峠を降りてきて見えた甲府盆地を覗きこむような富士が美しかった。





夕方、中央高速の渋滞は小仏トンネルを先頭に25Km。とても突っ込む気にはなれず青梅街道を大菩薩峠を抜け奥多摩湖を通り青梅インターから圏央道へ。

往路より1時間プラスの3時間かかって帰宅。今年最後の紅葉が楽しめた週末となった。




え?「温泉」?

行きましたよ。自家源泉のかけ流し。

【はやぶさ温泉】




加温・加水無しの100%源泉かけ流しPH9.95高アルカリ単純泉。カラン(蛇口)やシャワーも源泉水。この源泉水はミネラルウォーターの認可を受けて販売されている。湯量も豊富で泉質重視の方なら文句のつけようがない素晴らしい温泉。

ただ、どうしても雰囲気が・・・。

いや、普通の入浴施設なのだが、せっかく山梨まで行ったならもう少し自然溢れる温泉に行きたかった。


市街地を走っていたら南アルプス・北岳(標高日本2位)がカーナビに表示されてドキドキ。地質が特異で様々な温泉が出ている山梨県。

次回は南アルプス方面を訪ねてみたい。






あ〜ほうとう食いてぇ〜!








  


Posted by Suika with C at 00:01Comments(4)◆甲信越冬キャン関連

2017年11月24日

年越しキャンプに向けてみなかみ町で蕎麦打ち「そば切り開眼!運命の試食編」




私は学生時代を埼玉県川口市で過ごした。

川口市は中学2年になると群馬県の「水上少年自然の家」に林間学校へ行く。

私はその時「団長」という任務を仰せつかり、土合駅から谷川岳一ノ倉沢まで全員を率いて教頭先生と先頭を歩いた。





その時の団長の任務の1つがトレッキング中に学年全員に班に分かれ「味噌汁」を作る号令をかけるコト。笑


少し斜面になっている林間で各々持参した大鍋に固形燃料で湯を沸かし、これまた持参してきた味噌を溶かす。

「団長」の特権で各班の出来映えを確認してまわる時にその都度、味噌汁を差し出され味見する。

好きだった女の子からも差し出され頬を赤くしながら受けとるも当時は「出汁入り味噌」などは無く

当然薄くて美味くなかったが、思えばコレが私の「初野外料理」であり「初デイキャンプ」だ。

みなかみ町に来るたびに懐かしく思い出す。


あれから数十年、今ではここで新そばを打ってキャンプを楽しむ歳になった。





なんて感慨に更けている場合ではない。

「水まわし編」の続き!





麺棒でのした後、よく打ち粉を振りながら畳んでいくが




ある程度は小間板(駒板とも言う・蕎麦を切るときのガイド)の幅にあわせた大きさに畳むと切りやすい。




さあ、ここからが勝負だ!


私は今までそば切りの際は「切り口」を見ながら切っていたが

これがそもそものミスだった。



※恥を忍んでもう1度だけ公開。



今回は先生より切り方のコツをついに伝授!

「秘伝」のため詳細をここで申し上げるコトが出来ないのは残念だが、ヒントは「切り口は見ない」。


「心の目」で見るのだ!

そして見てくれ!今回のそばを!!!







おおお!アンビリバボー・・・。





しししかも、今回は「リズミカル」に切れている。ゆっくりそ〜っと包丁を下ろしているワケではないのだ!


先生から生地を半分づつ妻と私に渡されたが




私は妻より倍以上早く切り終え余裕の写真撮影だ。





私の切り方が細く美しかったので先生は「太さが違うから1度に茹でられない!」とそばを分ける!

どうだ!とばかりに並んでいる右側が私の切ったそば。



茹でる前にもう1度お見せしよう。

これがそば切り開眼後、「作品」と言ってもいいだろう。





左に行くにつれ太くなっていくのは段々切り方が雑になってくるせいなのだが、汗

このへんを克服できなければ「そば打ち名人」の称号は授かれない。

まだまだ修行は必要だ。





さてここからの茹で作業は先生が蕎麦を見て行う。

妻の蕎麦は1分半。私の「細く美しい」蕎麦は約1分茹でるコトになった。

私達は部屋を出て完成を待つ。

たっぷりの湯で茹でて、冷たい流水でシメる。

キャンプ場だと「ジャグ」が必要になるかなぁ・・・なんて思いながら待っていたら、ほどなくして先生が蕎麦を運んで来てくれた。



お・ま・た・せっ!


今回のみなかみ産そば粉使用、スペシャルせいろがコレだ!







いかがだろうか。

これは「食べられる蕎麦」である。

しかもしっかりコシもあるじゃないか!


今回は初心者向きの3(小麦粉):7(そば粉)だが

そばの風味もしっかり感じられ

なにより「自分で打った」コトが味を飛躍的に高めていた。


4人前も作ったが妻と2人で完食!

感無量の時間だったコトは言うまでもない。






さぁ、これでようやくスタートラインに立てた気持ちだ。


年末にはニ八(2:8)そばに挑戦して実績を残し

いつか「十割」が打てるようになれば


会津、または常陸(水府)などの小さな里山古民家で

庭先のテンマク・コットンタープ下で蕎麦を振る舞っている店をもしも貴方が見つけたら


それは私の店かもしれません。笑



キャンプ帰りに立ち寄っていただけたらこの上ない幸せ。

大盛無料サービスで振る舞います。(そば粉無くなり次第閉店)






まだ明るいうちに谷川岳麓の峠を越えて猿ヶ京の「まんてん星の湯」へ。




谷川岳から降りてくる冷気が顔にあたる夕暮れ。

特筆するような温泉では無いが、湯に入って見上げた空のグラデーションが年の暮れを感じさせ、いい風呂となり


半日だけどなんだかとても充実できた晩秋の祝日。





さあ、あと約1ヶ月、仕事頑張ろう!



年末の年越しキャンプが楽しみで仕方ない。





※今期初のもちもちの木。  


Posted by Suika with C at 17:18Comments(4)◆北関東冬キャン関連

2017年11月24日

年越しキャンプに向けてみなかみ町で蕎麦打ち「水まわし編」

23日勤労感謝の日。

昨夜からの雨が降り続き冷えた朝だった。

車の中で準備はしてあるも仕事は無く、ぼーっと車載のテレビを見ていたら

天気予報で関東地方は午後から晴れると言う。


「よし、もう今日は仕事は入らない。ドライブ行くぞ!」


と妻を乗せ今季最後の紅葉を見に行こうと関越道を北上した。




11:00にさいたま市を出た時は雨だったが予報どうり正午頃には晴れてきて

13:00 群馬県みなかみ町の道の駅「水紀行館」に到着。




ここは3年前谷川岳登山の帰りで寄った時に「そば打ち体験」へ参加。

そこで私に「そば打ち」を教えてくれた先生のいる施設だ。



今年の年越しキャンプで私の「そば打ち」も3年目。

そろそろ「食べられる蕎麦」を作らなければならない。

先日の記事ではひなこさんからも「こしあんの羊羮?」と酷評を受けた。汗


私は先生に道具も揃えて何度か挑戦したコトや、妻や他のブロガーはわかってくれないコトを打ち明けたら

「今日はしっかり覚えて行きましょう!」と頼れる笑顔を見せてくれた。


この先は私の備忘録及び8ママさんのご主人に贈る内容となる。


※2人分レシピ
みなかみ産そば粉150gと地粉(小麦粉)70g、水100ml+α(気候による)。

※以降写真の材料は4人分。





分量の粉をよく混ぜ合わせ平らに均し

水50ccを回し入れすくい上げるように全体をまんべんなくかき回し水分を粉に含ませる。




指先を立てるような感じでかき混ぜると少し「ダマ」が出来始める。

※重要 ここですぐに水を追加しない。水分を全体にいきわたるようダマを手のひらで擦り合わせるようにバラし、なるべく最初の粉のような状態に戻す。


残りの水30〜40ccを回し入れて同じようにかき混ぜる。




手のひらで少し圧力をかけながら混ぜ合わせると大きな固まりとなってくる。

※重要2 ここで残りの水を入れる。目安は耳たぶくらいの堅さ。この「水まわし」という作業で蕎麦の7割は決まるという。




固まりを1つにまとめたら




ここからは気合い入れてコネる!

たたんで練り込み伸びたらたたんで練り込み・・・を繰り返す。
目安は200回。練る時は少し体重をかける感じ。

生地にツヤが出たら表面のシワを中央に寄せ円錐形に形を整え(菊練り)




頂点を下にしてゆっくり押しつぶす。




さらに手のひらで丸く押し広げる。




※重要3
ゆっくりと広げる。急いでやると生地の端が割れたり破れたりする場合がある。


打ち粉を振り手のひらで全体を丸く均一な厚さにのした後、




生地を回転させながら麺棒で更にのしていく。たるみが出ないように巻き付け3〜4回転がす。




奥に転がす時は麺棒の中央付近に手を添えて軽く圧力をかけながら転がして

奥から手前に引くときは麺棒を少し上げて圧力をかけずに戻す。

最終的には生地を長方形の形にもっていくのだが言葉での説明が難しい。





均一に広がったら(目安・1.5mm)、打ち粉を振って畳んでいく。




※重要4 そば切りの際にそば同士がくっつかないように畳む面ごとに打ち粉を振る。






次回「そば切り開眼!運命の試食編」に続きます。


  


Posted by Suika with C at 07:32Comments(4)◆北関東冬キャン関連

2017年11月21日

1万円のTOYOTOMI RS-H29G(W)は冬キャンで通用するのか?

レインボーやフジカと燃焼出力は変わらないしサイズもそれほど変わらない。

煮炊きできるし見た目をまったく気にしない私にとっては廉価でベストなストーブに思えた。

氷点下5℃・次回キャンプ時にトリオドーム使用でなにか問題点は見つかるのか!


☆TOYOTOMI RS-H29G(W)

商品の説明
電源コンセント不要! 停電時も使える暖房機です。




商品紹介
◆ニオイセーブ消火ニオイの原因である未燃ガスを燃やしきり、ニオイの発生を抑えます。
◆こぼれま栓タンクを倒しても灯油がこぼれにくい! うっかり口金を締め忘れたり、タンクを倒してしまった場合でも、油をこぼれにくくします。
◆ストーブ長持ち でるでる芯芯を最後まで使い切れるから、長持ち! 芯が劣化し、火力が弱くなったと感じたら、レバーやつまみを操作するだけで、芯を約2mmずつ2段階で上げて火力回復。
◆締まる時の口金からの音と手ごたえでしっかり確認「楽2(らくらく)ロック」
◆炎を安定させるからニオイの元を抑える「消臭リング」◆持ち運びに便利なキャリングハンドル付き
◆対震自動消火装置
◆給油時消火機能

□仕様
■サイズ:幅31.2×奥行き35.6×高さ46cm
■電源:単2形乾電池×4本 ※乾電池は別売
■保証期間:1年
■本体重量(kg):7.5
■色:ホワイト(W)

暖房の目安… ・木造:8畳(13.0m2)まで ・コンクリート:10畳(16.5m2)まで

暖房出力(最大~最小):2.87~2.44kW
燃料消費量:0.279L/h
本体寸法:幅312×奥行356×高さ460mm
本体質量:7.5kg
燃焼継続時間:約12.9
給油タンク容量:3.6L

※[乾電池別売] 単2形/4個使用(アルカリ乾電池の使用を推奨します。)


☆ガレージ・ゼロ
ガソリン携行缶ステンレス(SUS304)10L縦型




消防法適合品。ステンレス製(SUS304)で錆に強く、安心・安全な携行缶です。UN規格試験確認済。サイズ:[高さ]28×[横]34.5×[奥行]17cm。本体材質(パッキン、キャップ、エア調整ネジ、ノズル除く):ステンレス(SUS304)、鋼板厚:0.8mm  続きを読む


Posted by Suika with C at 12:10Comments(6)その他冬キャン関連

2017年11月16日

【年越しキャンプ2017】今年のテーマ決定!

毎年この時期になると「年越しキャンプ」に想いを馳せる。

1週間、ず〜〜〜っとサイトに居続けるおこもりキャンプ。






6年前、初めての年越しキャンプでタープは無く

頭に雪を積もらせながら焚き火に興じた。


ロクなキャンプ道具も持っていなかったので槍が降ろうが吹雪になろうが「焚き火」をするしかなかったのだが


「放っておけば雪の中2時間でも3時間でもあなた焚き火してたね。」

と妻は言う。


妻はたまにテントから出てきてサイトまわりの枯れ枝を集めて焚き火台に投げ込みテントに戻るを繰り返す。


私は焚き火台を2台並べて1つは焚き火、もう1つは焚き火で鶏ガラをコトコトコトコト煮込んで出汁をとる。

火が強くならないように熾火にちょこちょこ薪をくべる。


気温は氷点下。

暖まれるものは「焚き火」のみ。



当時は「雪中キャンプ」なんてあまり理解もしておらず


遠くに見えるランドロックを「なんか良さげなテントだなぁ」なんて言いながら


私が用意したのはテントにシュラフと電気毛布2枚、イスと焚き火テーブル


雪の中ではまったく使えないランタン(CB缶)とガスコンロ(CB缶)


あとは調理器具だけ。


夕食にガスコンロが使えなくて焚き火台でカレーを作った。

小さなテント前室に焚き火台を置くわけにはいかず

しんしんと降る雪の中、よせばいいのに市販のルーを使わずスパイスから作った。





寒くて寒くて手先の感覚が無くなるような状況だったが


「あの時のカレーが1番美味しかった。」

と妻は今でも言ってくれる。



頭に雪を乗せながら作れもしなかった料理に挑戦して

夜中は吹き下ろしの暴風でテントポールを折られたり

大きなスコップ買ってきてスタック脱出したり


なにかと大変なところもいろいろあるけれど

過ごしてきた1年を振り返り、来年の目標を決めるには

キャンプで過ごす「フィールド」はこれ以上ない最適地だ。







さて1年の集大成となる「年越しキャンプ」。


今年のテーマは3年前に群馬県水上町の道の駅で教えてもらった「そば打ち」を完成させるコト。


かつて私がキャンプ場で打った蕎麦、妻は2口目を口にしたコトが無い。汗




何が悪いんだよ!


と私も口にするが、頑張っても3口までだ。汗



キャンプ場に行く前に茨城県・常陸秋そばの名店中の名店「慈久庵」に連れていき





「よ〜く覚えておけよ。そして俺の蕎麦と何が違うか教えてくれ!」と妻に頼んだのだが





キャンプ場では妻からありとあらゆる罵詈雑言を浴びせられた。



「これ粘土なの?」


とか


「すべての蕎麦打ち職人に謝ってきなさい!」


とか。





おかしいなぁ。そば粉が悪いのか・・・。


なんて言っても普段なら笑ってくれるのだが、この時はまじめに怒っていた。汗


「十割」だとか「ニ八」だとか言う前に、ちゃんと「蕎麦」を作りなさいっ!(妻)



今年こそは食べられる蕎麦(爆)を振る舞いたい!

秘策として先日に訪ねた会津の桐屋夢見亭の高級蕎麦粉「会津のかおり」と高級打ち粉をお取り寄せする。(1Kg1,600円)





今年は究極の「打ちたて」「茹でたて」でタープ下を蕎麦の香り漂わしてやるぜ!

天ぷらも揚げて「天ざる」で紅白歌合戦を見ようじゃないか!



今から楽しみで仕方ない。






  


Posted by Suika with C at 16:18Comments(4)冬キャン関連

2017年09月30日

今季電源サイト宣言!

いろいろと試行錯誤のうえ熟慮を重ねてまいりましたが

弊キャンプ使用車の積載限界とめろん&りんごの安全性を鑑み

昨年と同じ装備で今季を乗り切るコトとなりました。笑






冬季キャンプ時に於いて1番重要なのは様々なギアよりもまず「服装」だ。

私は冬キャンプでは焚き火の煤や炭で汚れてもいい20年前のゴアのスキーウェア(DESCENTE)とMarmotの冬登山用パンツを使用している。

マイナス5℃くらいまではアンダーを着込まなくても快適に過ごせる。

しかしテント内では少々かさ張るので鬱陶しい。なにかしらの暖房器具に頼るしかないのだが

今さらいちいち申しあげる必要もない冬キャンNo.1の暖房器具は「ホットカーペット」だ。申しあげるけど。




これさえあれば夏用シュラフでも快適に寝られるような気がする。

我が家のテントではブリーズドーム240でもトリオドームも3帖用がピッタリで

めろんとりんごもシュラフの脇でも暖かく寝られる。

寝相の悪い小さいお子さんがいる家族でも安心だろう。

気を付けないといけないのは寝るときの温度設定。「暖かいな〜」と思って寝てしまうと夜中に汗だくで飛び起きる。

7段階ある温度設定で2〜3番目くらいがちょうどいい。(7がMAX)

寝る前に1度電源を入れ直せば朝までタイマーで電源が切れる(8時間)コトもなく快眠が約束される。

我が家ではこのホットカーペットが最強の冬キャンギアで、コレがなければ妻の同行も無いだろう。笑


テント内の空気も汚さず至れり尽くせりなのだが、唯一怖いのは漏電。

幸いウェザーマスターのインナーテントのフロアは耐水圧約10,000mmだが、豪雨時などはこまめなチェックが必要。

ホットカーペットで感電なんてニュースは聞いたコトないがコレには十分注意したい。








男としては電源に頼るコトなく吹雪の中寒さに耐えながら一夜を過ごすシチュエーションに強く憧れるが

ホットカーペットで暖められたシュラフにくるまり安心して寝ている妻の顔を見ながらランタンの灯りを消すのも

冬キャンプの楽しみの1つである。






  


Posted by Suika with C at 00:00Comments(2)冬キャン関連