2017年10月04日
三陸と東北キャンパーの恵みを知るキャンプ act.1 出撃準備編
キャンプではベストシーズンと言える季節を迎えた。
今年を振り返るにはまだ早いが、年始のあだたら、2月に遠野・久慈バスツアー、5月は弘前桜まつり、北海道夏キャンプと何度も東北道を北上した。
そしてまた今回もめろんとりんごを後ろに乗せて走る。
行くぜ東北!素晴らしい景色と味覚を求めて。

東北、いや日本でも有数の漁港である宮城県・気仙沼港では9月から終漁までの期間に水揚げされる脂ののった「戻りカツオ」の最盛期らしい。
本場・高知でカツオの塩タタキ修行を積み「藁焼き名人」の称号を手に入れたものとして避けては通れない場所である。
今回の集いで指定された場所は交通手段にフェリーを利用する。
東北で最大の面積の離島だが人口は3,000人しかいない。コンビニやワイルド・ワンも無いだろう。
周りは海。つまり何かあってもリカバリーができず失敗が許されないキャンプとなる。忘れ物など論外だ。
「なんか問題ありゃどこかで買えばいいじゃん!」が口癖の夫婦に緊張が走る。
繰り返して言う。カツオなどの買いなおしはできない。

気仙沼と言えばフカヒレ。ここはひとつ「姿煮」でも振る舞いたいとも思ったがそんな料理の腕も金も無い。
当初の計画どおりカツオの水揚げ量20年連続日本一の漁港で1本釣り本カツオを探す。
おそらくそんな脂ののった「戻りカツオ」なら少々失敗しても十分美味いハズ・・・。
いやそんなんじゃダメだ。
最高の素材と私の絶妙な焼き加減をなくして、あの怒濤の如く攻めてくる数々のキャンプ飯には対抗できない。
我が埼玉に東北キャンパーへ勝負できる食材なんて深谷ネギと草加せんべいぐらいなモンだが

自然豊かな宮城には米もあれば牛もいて、なにより決定的な「海」がある。
ならば敵地の旬食材を使って「どうだ?美味いだろう〜」とあたかも私が美味くしたみたいな少々上からの態度で優位性を築くコトにした。

出陣にあたりひなこさんからこんなお言葉をいただいた。
「Suikaさんとの掛け合いも見てみたいです(笑)」
掛け合い?
そりゃ高価でおしゃれなテントを並べて関東の仲間も一緒。加えて貴女の陽気で素敵な笑顔があればそれもできるだろう。
しかし考えてもみて欲しい。今回は百戦錬磨の東北6人に対して我々はブログもグルキャンもまだ初心者レベルの夫婦(+2匹)。
迎え撃つ仙台藩主は手羽さん・オリさんという将棋でいうなら「飛車角」の動きをするようなベテランキャンパー(いろいろテント持っている)を連れて最強の布陣を敷いての参上だ。
まだ私達のレベルでは「掛け合い」なんてできるワケもない。
私は今年のゴールデンウィークに初グルキャンとなった妻の神公園でものすごいおもてなしを受けているさなか、実は初対面となるオリさんの動きを注視していた。
あの時は他にKimu君もいたが、みんな対等のキャンパー同士とはいえホスト役は間違いなく劇団家。
天地がひっくり返っても勝ち目などはなく、ならば同じクライアント側にいる人のグルキャン時における動きを習得しておかねば貴重な時間もタダの「お客さん」で終わってしまう。
数々の見事な料理を並べられ、美味い酒を振る舞われ
ハタからみれば「なんて幸せなヤツ!」と思われるだろうが、気分的に参加できていない私の心はボコボコに打ちのめされていた。
宴会が始まるとまずオリさんは献上酒をテーブルに差し出した。
奥さまからは軽いツマミが出され師匠は乾杯の準備。
私は見てるだけ。
みんなの手に師匠からのカクテルが渡され乾杯される。
彼はすぐに焚き火の前に移動してラムラック炙り焼きやら絶品ピザの作製にとりかかるが
その間を繕うようにオリさんから遠野のジンギスカンがこれでもかの量で出された。見事なコンビネーションだ。
ここでも私は見てるだけ。
その後も劇団家から数々の料理が振る舞われ、もう食えない!と宴も終わりに差し掛かった頃オリさんから
「まだまだチキンとかいろいろあるよ〜」という声が発せられた時は軽い戦慄を覚えた。
あんな気の無いようなフリしてタープ下の席に座り、しこたま酒やら食材を最後まで隠し持っているベテランキャンパー。
私なんて買ってきた食材なんかすぐに全部出しちきっちゃって宴会中ほとんどの時間を竹ヤリすら持っていない「丸腰」状態だったのだ。
そのへんのペース配分やらハナから手の内を見せないしたたかさというか・・・。おそるべし東北の野良キャンパー。
今回、敵陣の唯一の事前情報は流行りの「チーズダッカルビ」を用意してくるというコト。
それは美味いモノなのだろうか。

しかし今回で私もグルキャン3回目。弾はしっかり用意していくつもりだが、もし負けるようなコトになっても次に繋がる負けかたってものがある。
「あんまり無理しないでくださいね。夕食は釣ったサカナで賄う予定で〜す。」
そんな言葉に騙されるワケにはいかない2017東北ツアー最終戦。
島に渡るフェリーが入港して乗船する時は
さながら巌流島に渡る宮本武蔵の気分だろう。
もうお気づきかもしれないが今回の投稿記事に(笑)は無い。
身体の震えは上空の寒気のせいではないハズだ。
act.2に続きます。
今年を振り返るにはまだ早いが、年始のあだたら、2月に遠野・久慈バスツアー、5月は弘前桜まつり、北海道夏キャンプと何度も東北道を北上した。
そしてまた今回もめろんとりんごを後ろに乗せて走る。
行くぜ東北!素晴らしい景色と味覚を求めて。

東北、いや日本でも有数の漁港である宮城県・気仙沼港では9月から終漁までの期間に水揚げされる脂ののった「戻りカツオ」の最盛期らしい。
本場・高知でカツオの塩タタキ修行を積み「藁焼き名人」の称号を手に入れたものとして避けては通れない場所である。
今回の集いで指定された場所は交通手段にフェリーを利用する。
東北で最大の面積の離島だが人口は3,000人しかいない。コンビニやワイルド・ワンも無いだろう。
周りは海。つまり何かあってもリカバリーができず失敗が許されないキャンプとなる。忘れ物など論外だ。
「なんか問題ありゃどこかで買えばいいじゃん!」が口癖の夫婦に緊張が走る。
繰り返して言う。カツオなどの買いなおしはできない。

気仙沼と言えばフカヒレ。ここはひとつ「姿煮」でも振る舞いたいとも思ったがそんな料理の腕も金も無い。
当初の計画どおりカツオの水揚げ量20年連続日本一の漁港で1本釣り本カツオを探す。
おそらくそんな脂ののった「戻りカツオ」なら少々失敗しても十分美味いハズ・・・。
いやそんなんじゃダメだ。
最高の素材と私の絶妙な焼き加減をなくして、あの怒濤の如く攻めてくる数々のキャンプ飯には対抗できない。
我が埼玉に東北キャンパーへ勝負できる食材なんて深谷ネギと草加せんべいぐらいなモンだが

自然豊かな宮城には米もあれば牛もいて、なにより決定的な「海」がある。
ならば敵地の旬食材を使って「どうだ?美味いだろう〜」とあたかも私が美味くしたみたいな少々上からの態度で優位性を築くコトにした。

出陣にあたりひなこさんからこんなお言葉をいただいた。
「Suikaさんとの掛け合いも見てみたいです(笑)」
掛け合い?
そりゃ高価でおしゃれなテントを並べて関東の仲間も一緒。加えて貴女の陽気で素敵な笑顔があればそれもできるだろう。
しかし考えてもみて欲しい。今回は百戦錬磨の東北6人に対して我々はブログもグルキャンもまだ初心者レベルの夫婦(+2匹)。
迎え撃つ仙台藩主は手羽さん・オリさんという将棋でいうなら「飛車角」の動きをするようなベテランキャンパー(いろいろテント持っている)を連れて最強の布陣を敷いての参上だ。
まだ私達のレベルでは「掛け合い」なんてできるワケもない。
私は今年のゴールデンウィークに初グルキャンとなった妻の神公園でものすごいおもてなしを受けているさなか、実は初対面となるオリさんの動きを注視していた。
あの時は他にKimu君もいたが、みんな対等のキャンパー同士とはいえホスト役は間違いなく劇団家。
天地がひっくり返っても勝ち目などはなく、ならば同じクライアント側にいる人のグルキャン時における動きを習得しておかねば貴重な時間もタダの「お客さん」で終わってしまう。
数々の見事な料理を並べられ、美味い酒を振る舞われ
ハタからみれば「なんて幸せなヤツ!」と思われるだろうが、気分的に参加できていない私の心はボコボコに打ちのめされていた。
宴会が始まるとまずオリさんは献上酒をテーブルに差し出した。
奥さまからは軽いツマミが出され師匠は乾杯の準備。
私は見てるだけ。
みんなの手に師匠からのカクテルが渡され乾杯される。
彼はすぐに焚き火の前に移動してラムラック炙り焼きやら絶品ピザの作製にとりかかるが
その間を繕うようにオリさんから遠野のジンギスカンがこれでもかの量で出された。見事なコンビネーションだ。
ここでも私は見てるだけ。
その後も劇団家から数々の料理が振る舞われ、もう食えない!と宴も終わりに差し掛かった頃オリさんから
「まだまだチキンとかいろいろあるよ〜」という声が発せられた時は軽い戦慄を覚えた。
あんな気の無いようなフリしてタープ下の席に座り、しこたま酒やら食材を最後まで隠し持っているベテランキャンパー。
私なんて買ってきた食材なんかすぐに全部出しちきっちゃって宴会中ほとんどの時間を竹ヤリすら持っていない「丸腰」状態だったのだ。
そのへんのペース配分やらハナから手の内を見せないしたたかさというか・・・。おそるべし東北の野良キャンパー。
今回、敵陣の唯一の事前情報は流行りの「チーズダッカルビ」を用意してくるというコト。
それは美味いモノなのだろうか。

しかし今回で私もグルキャン3回目。弾はしっかり用意していくつもりだが、もし負けるようなコトになっても次に繋がる負けかたってものがある。
「あんまり無理しないでくださいね。夕食は釣ったサカナで賄う予定で〜す。」
そんな言葉に騙されるワケにはいかない2017東北ツアー最終戦。
島に渡るフェリーが入港して乗船する時は
さながら巌流島に渡る宮本武蔵の気分だろう。
もうお気づきかもしれないが今回の投稿記事に(笑)は無い。
身体の震えは上空の寒気のせいではないハズだ。
act.2に続きます。
act.1 出撃準備編
act.2 情報収集編
act.3 出陣前夜編
act.4 雨の気仙沼大島編
act.5 困惑のグルキャンナイト編
act.6 本日の主役はテンマクタープ!前編
act.6 本日の主役はテンマクタープ!後編
act.7 さよなら東北キャンパー編
act.2 情報収集編
act.3 出陣前夜編
act.4 雨の気仙沼大島編
act.5 困惑のグルキャンナイト編
act.6 本日の主役はテンマクタープ!前編
act.6 本日の主役はテンマクタープ!後編
act.7 さよなら東北キャンパー編
この記事へのコメント
あはは~(笑)
笑っちゃったよSuikaさん!!
思い返せば…私もへりさんもずーっと座ってるだけだったや(笑)
完全にお客さん(笑)
だって、夜ご飯二人とも何も出してないからね(T-T)
大失態もいいところです…。
Suikaさんの並々ならぬ気合いしっかり受け止めましたよ!!
私の元気玉送るので強気で攻めてきて下さい!!
関東パワー炸裂っ!!!
笑っちゃったよSuikaさん!!
思い返せば…私もへりさんもずーっと座ってるだけだったや(笑)
完全にお客さん(笑)
だって、夜ご飯二人とも何も出してないからね(T-T)
大失態もいいところです…。
Suikaさんの並々ならぬ気合いしっかり受け止めましたよ!!
私の元気玉送るので強気で攻めてきて下さい!!
関東パワー炸裂っ!!!
Posted by ひなこ (noelhina)
at 2017年10月04日 13:23

めっちゃウケました^^
オリさんて色んな意味で絶妙な隙間に
これしか入らない感じの鋭い槍を入れてくるんですよね笑
そもそも私達のキャンプっていつの間にかそうなっちゃったんですが
とにかく持参した食材を出し切って勝ちみたいな感じで
後になればなるほど皆んなお腹いっぱいで残されてしまい
満腹にムチ打ってウゲー食えねーとか言いながら
自分で作った奴を食べ続けるコトになり
結果それはバツゲームに近いみたいな感じなんですよね笑
オリさんて色んな意味で絶妙な隙間に
これしか入らない感じの鋭い槍を入れてくるんですよね笑
そもそも私達のキャンプっていつの間にかそうなっちゃったんですが
とにかく持参した食材を出し切って勝ちみたいな感じで
後になればなるほど皆んなお腹いっぱいで残されてしまい
満腹にムチ打ってウゲー食えねーとか言いながら
自分で作った奴を食べ続けるコトになり
結果それはバツゲームに近いみたいな感じなんですよね笑
Posted by 劇団にひき
at 2017年10月04日 13:52

ひなこさん
彼とお会いしたのが大宮の南銀座なら「まぁまぁそんな寒空の細かい話しはいいから〜」と肩を叩きながら「指命入れます?」なんて会話をしていたのかもしれません。笑
しかしタープ下ともなるとまるで講師と受講生のような感じで毎回緊張しています。
今回はしっかり「一緒にキャンプしてきた!」と言えるように頑張ります。
その元気しかと受け取りました!応援していてください。
彼とお会いしたのが大宮の南銀座なら「まぁまぁそんな寒空の細かい話しはいいから〜」と肩を叩きながら「指命入れます?」なんて会話をしていたのかもしれません。笑
しかしタープ下ともなるとまるで講師と受講生のような感じで毎回緊張しています。
今回はしっかり「一緒にキャンプしてきた!」と言えるように頑張ります。
その元気しかと受け取りました!応援していてください。
Posted by Suika at 2017年10月04日 15:31
劇団にひきさん
でもそんなノリ、嫌いじゃないでしょ?私は好きですよ。笑
でもにひきさんが居ないところで、他の皆さんの本音も引き出してみたいところです。
酔いつぶれて早目のダウン、OKです。笑
でもそんなノリ、嫌いじゃないでしょ?私は好きですよ。笑
でもにひきさんが居ないところで、他の皆さんの本音も引き出してみたいところです。
酔いつぶれて早目のダウン、OKです。笑
Posted by Suika at 2017年10月04日 15:47
フェリーで向かうキャンプ場?!すごいすごーい!面白いですね!
草加煎餅も深谷ねぎもいいと思うんですけどねー?手裏剣がわりにはなるかと!
海に囲まれた合戦場。はたして勝敗やいかに!
困った時は猫パンチで勝利です。
草加煎餅も深谷ねぎもいいと思うんですけどねー?手裏剣がわりにはなるかと!
海に囲まれた合戦場。はたして勝敗やいかに!
困った時は猫パンチで勝利です。
Posted by ハチママ
at 2017年10月04日 16:31

8ママさん
千葉は落花生攻撃もできそうですが「海」がありますね。いいなあ。
あ、8ママさんトコは海関係ないか。笑
秋カツオ・秋鮭・秋ナスが今回のキャンプ予告先発なのですが、3日間あるのでこれだけで投げきるのはムリでしょう。
ホットサンドだけで敵陣に突っ込んでいけるような強い心が欲しいです・・・。笑
千葉は落花生攻撃もできそうですが「海」がありますね。いいなあ。
あ、8ママさんトコは海関係ないか。笑
秋カツオ・秋鮭・秋ナスが今回のキャンプ予告先発なのですが、3日間あるのでこれだけで投げきるのはムリでしょう。
ホットサンドだけで敵陣に突っ込んでいけるような強い心が欲しいです・・・。笑
Posted by Suika at 2017年10月04日 18:21
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