2017年08月23日
夏キャン(北海道編)act.4 濃すぎるオンネトー温泉・快適すぎる虹別オートキャンプ場・夜は川湯温泉!
8月13日(日)
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドの朝は鳥の鳴き声しか聞こえない。
就寝が早かったので朝5時前に目が覚める。
撤収はテントとイスとシュラフだけの楽々撤収。
妻は朝から北海道セブン限定の甘納豆赤飯にハマっていた。北海道来たばかりなのに3つ目。
着いて寝ただけのキャンプ場だったけど立地も含めて私の「本当に気持ちのいいキャンプ場」認定。帯広方面に来るときにはまた利用したい。
キャンプ場から出ると広大な畑群に囲まれた道の駅「なかさつない」に立ち寄りまずは店頭で販売されているとうもろこし。
茹でてもらうこともできるがまずは「生」で1本。
初めて食べたがその自然味溢れる甘さは最高級の「とれたてもぎたて」を感じられた。
煮て良し焼いて良しなのだろうが、この「生」にはシビれたなぁ。
新鮮たまごを購入。
その他じゃがイモやピーマン・レタスに花畑ラクレットチーズなども購入。
どれも朝イチ新鮮十勝ブランド!これは贅沢な食材達だ。
さて今日は道東方面の拠点となる標茶(しべちゃ)町にある【虹別オートキャンプ場】を目指す。
十勝・帯広だけでも見どころ遊びどころはたくさんあるが今回はまだ距離もあるので先を急いだ。
帯広市街から道東道を走り最終ICになる足寄(あしょろ)で降りる。
足寄町では道の駅「あしょろ銀河ホール21」に寄ったがそこは千春ワールド。
「果てしない〜大空と〜♪」
正面入口ではエンドレスで流れている。
建物内に入るとすぐに「松山千春コーナー」!
パンフレットには実家案内図まで!笑
初めてギターを買った時「旅立ち」と「季節の中で」譜面の音符を一生懸命追っていた。
これは見るしかないと道の駅から5分くらいの住宅街にあるデカい肖像画が飾られている実家へ。
表札も「松山」ではなく「松山千春」。
他県ナンバーの車もチラホラ。私はちょっと恥ずかしくて車を降りることはできなかった。笑
そこからは国道241号線で阿寒湖方面へ。
大自然の中の軽快なドライブだったがフロントガラスに阿寒富士と雌阿寒岳の神々しくも雄大な姿が見えてきた。
わずかに漂う硫黄臭。周囲のエゾ松原生林から見える蒸気はまるで狼煙のようだ。
道路の古い看板には「オンネトー湯→」の表示。
もう「秘湯」のにおいプンプン!
ハンドルを切らずにはいられなかった。
むせるような硫化水素の臭い。硫黄泉も強すぎると灯油と同じような臭いになる。
内湯は窓全開だったが少しクラクラした感じがしてきたので外の露天風呂に出た。
こんな大自然の中の温泉も滅多にお目にかかれなくて源泉かけ流しをゆっくり楽しみたかったのだが
そのあまりの濃さにものの10〜15分程度で退散。いや〜スゴかった。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計4,226(mg/kg)!!
詳しいことはよくわからないが私がよく見るのはだいたい1,000(mg/kg)前後。
コレってたぶんスゴい数字なのだろう。
車に戻るといつもは私が待たされるのに珍しく妻が先に戻っていた。
聞けばあまりの臭いに5分で出てきてしまったらしい。露天風呂は男性側から見えるので仕方なく退散してきてふてくされていた。笑
こんなコトもいい思い出になるハズだ。
調べたら昨年10月に中毒事故もあったらしいが雰囲気も泉質も素晴らしい。命がけで入浴する北海道の秘湯温泉はエキサイティング。
阿寒湖の横を通り弟子屈(てしかが)町を抜け標茶(しべちゃ)町の【虹別オートキャンプ場】へ到着。
いや〜安心の高規格。すみません攻められなくて。笑
受付を済ませおすすめと言われたA-20へ。電気使わないけど電源付サイト3,240円。
本日は1番の繁忙期。フリーサイト(大人2名740円)は魅力的だが区画サイトにして正解だった。
フリーサイト用の駐車場は満車。
芝生広場もザコ寝状態・・・。
その他ツーリングテントやファミリーテントを問わず芝のあるとこ争奪戦だ。
もう人の目なんか気にしていられない。
入口ゲート脇のちょっとしたスペースやゴミ集積所の横・・・。
ここテント張っていいの???というトコまで!
ひさしぶりに見た激混みキャンプ。
費用を抑えて道東巡り。狭くて窮屈でもワイワイガヤガヤでそれもまた楽しいしいい思い出になるだろう。
しかし私にそれを楽しめる「若さ」は残されていない。笑
余裕の区画サイト。申し訳ないくらい広い。笑
設営時にポツポツ降ってきたので小型のムササビタープにした。
管理棟や炊事場などもとてもキレイでガイドブックに書かれていた「道東1快適なキャンプ場」に嘘偽りはなかった。
設営後、オンネトー温泉5分あがりに納得のいかない妻から再度の温泉を要求され
噴煙あがる硫黄岳のふもとにある「川湯温泉」をチョイス。
車で1時間ほどかかる「お宿欣喜湯」のかけ流しは妻の不満もキレイに流してくれたようだ。
浴場が2階建の珍しい造りになっていた。
酸性硫化水素泉と酸性硫黄泉。どちらも強酸性で「源泉かけながし宣言」を発信している正統な温泉街だった。
キャンプ場に戻ればもう夜。この期間は満サイトで場内はとてもにぎやかだが夏のキャンプはこんな感じが楽しいものだ。
目の前では子供達が花火ではしゃぎまわり他のテントからは遅くまでBBQの煙りがあがっている。
イスに座りこれを眺めながら道東の夜を過ごした。
気温は18℃。ひとあし早く秋のキャンプをしているみたい。
act.5に続きます。
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドの朝は鳥の鳴き声しか聞こえない。
就寝が早かったので朝5時前に目が覚める。
撤収はテントとイスとシュラフだけの楽々撤収。
妻は朝から北海道セブン限定の甘納豆赤飯にハマっていた。北海道来たばかりなのに3つ目。
着いて寝ただけのキャンプ場だったけど立地も含めて私の「本当に気持ちのいいキャンプ場」認定。帯広方面に来るときにはまた利用したい。
キャンプ場から出ると広大な畑群に囲まれた道の駅「なかさつない」に立ち寄りまずは店頭で販売されているとうもろこし。
茹でてもらうこともできるがまずは「生」で1本。
初めて食べたがその自然味溢れる甘さは最高級の「とれたてもぎたて」を感じられた。
煮て良し焼いて良しなのだろうが、この「生」にはシビれたなぁ。
新鮮たまごを購入。
その他じゃがイモやピーマン・レタスに花畑ラクレットチーズなども購入。
どれも朝イチ新鮮十勝ブランド!これは贅沢な食材達だ。
さて今日は道東方面の拠点となる標茶(しべちゃ)町にある【虹別オートキャンプ場】を目指す。
十勝・帯広だけでも見どころ遊びどころはたくさんあるが今回はまだ距離もあるので先を急いだ。
帯広市街から道東道を走り最終ICになる足寄(あしょろ)で降りる。
足寄町では道の駅「あしょろ銀河ホール21」に寄ったがそこは千春ワールド。
「果てしない〜大空と〜♪」
正面入口ではエンドレスで流れている。
建物内に入るとすぐに「松山千春コーナー」!
パンフレットには実家案内図まで!笑
初めてギターを買った時「旅立ち」と「季節の中で」譜面の音符を一生懸命追っていた。
これは見るしかないと道の駅から5分くらいの住宅街にあるデカい肖像画が飾られている実家へ。
表札も「松山」ではなく「松山千春」。
他県ナンバーの車もチラホラ。私はちょっと恥ずかしくて車を降りることはできなかった。笑
そこからは国道241号線で阿寒湖方面へ。
大自然の中の軽快なドライブだったがフロントガラスに阿寒富士と雌阿寒岳の神々しくも雄大な姿が見えてきた。
わずかに漂う硫黄臭。周囲のエゾ松原生林から見える蒸気はまるで狼煙のようだ。
道路の古い看板には「オンネトー湯→」の表示。
もう「秘湯」のにおいプンプン!
ハンドルを切らずにはいられなかった。
むせるような硫化水素の臭い。硫黄泉も強すぎると灯油と同じような臭いになる。
内湯は窓全開だったが少しクラクラした感じがしてきたので外の露天風呂に出た。
こんな大自然の中の温泉も滅多にお目にかかれなくて源泉かけ流しをゆっくり楽しみたかったのだが
そのあまりの濃さにものの10〜15分程度で退散。いや〜スゴかった。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計4,226(mg/kg)!!
詳しいことはよくわからないが私がよく見るのはだいたい1,000(mg/kg)前後。
コレってたぶんスゴい数字なのだろう。
車に戻るといつもは私が待たされるのに珍しく妻が先に戻っていた。
聞けばあまりの臭いに5分で出てきてしまったらしい。露天風呂は男性側から見えるので仕方なく退散してきてふてくされていた。笑
こんなコトもいい思い出になるハズだ。
調べたら昨年10月に中毒事故もあったらしいが雰囲気も泉質も素晴らしい。命がけで入浴する北海道の秘湯温泉はエキサイティング。
阿寒湖の横を通り弟子屈(てしかが)町を抜け標茶(しべちゃ)町の【虹別オートキャンプ場】へ到着。
いや〜安心の高規格。すみません攻められなくて。笑
受付を済ませおすすめと言われたA-20へ。電気使わないけど電源付サイト3,240円。
本日は1番の繁忙期。フリーサイト(大人2名740円)は魅力的だが区画サイトにして正解だった。
フリーサイト用の駐車場は満車。
芝生広場もザコ寝状態・・・。
その他ツーリングテントやファミリーテントを問わず芝のあるとこ争奪戦だ。
もう人の目なんか気にしていられない。
入口ゲート脇のちょっとしたスペースやゴミ集積所の横・・・。
ここテント張っていいの???というトコまで!
ひさしぶりに見た激混みキャンプ。
費用を抑えて道東巡り。狭くて窮屈でもワイワイガヤガヤでそれもまた楽しいしいい思い出になるだろう。
しかし私にそれを楽しめる「若さ」は残されていない。笑
余裕の区画サイト。申し訳ないくらい広い。笑
設営時にポツポツ降ってきたので小型のムササビタープにした。
管理棟や炊事場などもとてもキレイでガイドブックに書かれていた「道東1快適なキャンプ場」に嘘偽りはなかった。
設営後、オンネトー温泉5分あがりに納得のいかない妻から再度の温泉を要求され
噴煙あがる硫黄岳のふもとにある「川湯温泉」をチョイス。
車で1時間ほどかかる「お宿欣喜湯」のかけ流しは妻の不満もキレイに流してくれたようだ。
浴場が2階建の珍しい造りになっていた。
酸性硫化水素泉と酸性硫黄泉。どちらも強酸性で「源泉かけながし宣言」を発信している正統な温泉街だった。
キャンプ場に戻ればもう夜。この期間は満サイトで場内はとてもにぎやかだが夏のキャンプはこんな感じが楽しいものだ。
目の前では子供達が花火ではしゃぎまわり他のテントからは遅くまでBBQの煙りがあがっている。
イスに座りこれを眺めながら道東の夜を過ごした。
気温は18℃。ひとあし早く秋のキャンプをしているみたい。
act.5に続きます。
この記事へのコメント
おはようございます
オンネトー温泉、つまりは平均的な源泉の4倍?濃い〜んですね?某怒涛の源泉ブロガーさんが聞いたらヨダレものなのかも…?(いやわかりませんがww)
秘湯からの激混み高規格、いいですね〜。
オンネトー温泉、つまりは平均的な源泉の4倍?濃い〜んですね?某怒涛の源泉ブロガーさんが聞いたらヨダレものなのかも…?(いやわかりませんがww)
秘湯からの激混み高規格、いいですね〜。
Posted by ハチママ at 2017年08月23日 07:44
エキサイティーング!!!
温泉やばいっ!!
入りたいっ!!
事故はちょっとまずいですが、正しい入浴方法守ればね。
大丈夫。
湯量もばっちりだし、気持ちよさそう…。
ここメモしておきます。いつか行きたい(>_<)
続き楽しみにしてます♥️
温泉やばいっ!!
入りたいっ!!
事故はちょっとまずいですが、正しい入浴方法守ればね。
大丈夫。
湯量もばっちりだし、気持ちよさそう…。
ここメモしておきます。いつか行きたい(>_<)
続き楽しみにしてます♥️
Posted by ひなこ (noelhina) at 2017年08月23日 08:11
8ママさん、おはようございます!
北海道は泉質を問わず濃すぎる温泉があちらこちらにあって温泉好きにはたまらないですね。
この時期なので温泉巡りは遠慮したいのですがついつい・・・。笑
オンネトー温泉は私のガイドブックには載っていなかったのでびっくりでした。
雌阿寒岳の登山口にあり登山者の憩いの場になっています。
「オンネトー」とは北海道3大秘境湖の1つで強酸性の水に魚も住めません。世界にここだけのナントカマンガンが蓄積した七色に変わるかなり珍しい湖だそうです。
ホント灯油の風呂のような硫化水素の臭いはかなりのものでした。
この標茶町は道東の旅では拠点となる場所でまわりには他にも魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
我が家は「ペット可」を選ばなければならないのですがそれでもたくさんありました。
前回のスノーピークやこの虹別キャンプ場、他にもいろいろ見てまわりましたが「おしゃれキャンパー」なんて全然見かけません。
ひと昔前のコールマンテントやアルミテーブル、バカでかいクーラーボックスを並べてサイトはゴチャゴチャしているけど
みんな純粋にキャンプを楽しんでいる姿が印象的で懐かしくもいい雰囲気でした。
おそらく我が家が1番お洒落だったかもしれません。笑
北海道は泉質を問わず濃すぎる温泉があちらこちらにあって温泉好きにはたまらないですね。
この時期なので温泉巡りは遠慮したいのですがついつい・・・。笑
オンネトー温泉は私のガイドブックには載っていなかったのでびっくりでした。
雌阿寒岳の登山口にあり登山者の憩いの場になっています。
「オンネトー」とは北海道3大秘境湖の1つで強酸性の水に魚も住めません。世界にここだけのナントカマンガンが蓄積した七色に変わるかなり珍しい湖だそうです。
ホント灯油の風呂のような硫化水素の臭いはかなりのものでした。
この標茶町は道東の旅では拠点となる場所でまわりには他にも魅力的なキャンプ場がたくさんあります。
我が家は「ペット可」を選ばなければならないのですがそれでもたくさんありました。
前回のスノーピークやこの虹別キャンプ場、他にもいろいろ見てまわりましたが「おしゃれキャンパー」なんて全然見かけません。
ひと昔前のコールマンテントやアルミテーブル、バカでかいクーラーボックスを並べてサイトはゴチャゴチャしているけど
みんな純粋にキャンプを楽しんでいる姿が印象的で懐かしくもいい雰囲気でした。
おそらく我が家が1番お洒落だったかもしれません。笑
Posted by Suika at 2017年08月23日 08:21
ひなこさんもおはようございます!
そちらも真夏の温泉楽しんできたみたいですね。福島の湯は私も大好きです。
しかし道東のドライブはヤバいっすよ。30分走ればなんらかの温泉が出てきます。
その気になれば日本指折りの強酸性・強アルカリ性温泉などのハシゴもできちゃいますよ。
下手な観光地巡りするよりも温泉探して湯に入ってまわりを見渡すのが北海道の大自然を満喫できる1番の旅にできるのかとも思います。
act.7では「究極の源泉かけ流し」をレポ予定です。ご期待ください。笑
そちらも真夏の温泉楽しんできたみたいですね。福島の湯は私も大好きです。
しかし道東のドライブはヤバいっすよ。30分走ればなんらかの温泉が出てきます。
その気になれば日本指折りの強酸性・強アルカリ性温泉などのハシゴもできちゃいますよ。
下手な観光地巡りするよりも温泉探して湯に入ってまわりを見渡すのが北海道の大自然を満喫できる1番の旅にできるのかとも思います。
act.7では「究極の源泉かけ流し」をレポ予定です。ご期待ください。笑
Posted by Suika at 2017年08月23日 08:34
コメントせずにいられない~!!
次レポ待ってます!!
ちなみに私の中の一番は山形の蔵王温泉です(笑)
次レポ待ってます!!
ちなみに私の中の一番は山形の蔵王温泉です(笑)
Posted by ひなこ (noelhina) at 2017年08月23日 20:07
若い頃蔵王にはよく行きました。樹氷を見ながら滑りまくった後、温泉に浸かって足がじ〜んって・・・。幸せの絶頂ですね。笑
泉質は素晴らしい温泉がたくさんあるので甲乙つけがたいですが
情景・雰囲気なら万座が1番かなぁ。苗場プリンスは幻滅しましたが万座プリンスはよかったです。
白骨温泉泡の湯もいいですね〜。でもこうして振り返ると白濁した湯の方がより温泉らしくて印象深くなるのかもしれません。
掘ったら出てきたような名前だけの「天然温泉」ではなく「自然湧出」で火山帯の恵みと日本古来の風情を感じられるようなそんな温泉があるならキャンプ場から1時間2時間かかっても喜んで向かうでしょうね。笑
お誕生日おめでとうございます。
泉質は素晴らしい温泉がたくさんあるので甲乙つけがたいですが
情景・雰囲気なら万座が1番かなぁ。苗場プリンスは幻滅しましたが万座プリンスはよかったです。
白骨温泉泡の湯もいいですね〜。でもこうして振り返ると白濁した湯の方がより温泉らしくて印象深くなるのかもしれません。
掘ったら出てきたような名前だけの「天然温泉」ではなく「自然湧出」で火山帯の恵みと日本古来の風情を感じられるようなそんな温泉があるならキャンプ場から1時間2時間かかっても喜んで向かうでしょうね。笑
お誕生日おめでとうございます。
Posted by Suika at 2017年08月23日 22:44
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。