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2019年01月27日

折れた心を持ち直した1月の【塩原グリーンヴィレッジ】

新幕初張り!心も折れた1月の【塩原グリーンヴィレッジ】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3186041.html



2019/01/19(土)16:00




雪の無い1月の塩原グリーンヴィレッジ。気の緩みで新幕のアースドームのポールは無情にも折れてしまい、テントはガイロープペグダウンのテンションによりかろうじて自立。強風により焚火もできず気持ちはダダ下がりの午後。




テント内でめろ&りんと遊んだ後はゴロゴロ昼寝。夕食は粉末のクラムチャウダーに湯と餅を入れただけのまるで登山泊のようなULメニュー。「新幕初張り&雪中キャンプ」を目論んでやって来たのにまさかの「お茶漬けキャンプ」になってしまった。





そんな重苦しい雰囲気を打破しようとしたのか、妻は「温泉行ってくる!」と立ち上がった。


そうだっ!ココには温泉があるじゃないか!





※野天風呂(2018/01撮影)

宿泊者専用の風呂で男女入れ替え制。
16:00〜17:50女・18:00〜19:50男
20:00〜21:50女・22:00〜23:50男
06:00〜07:50女・08:00〜09:50男



※那須グリーンヴィレッジ4号源泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)


成分は1,200mg/Kgと少々控え目だが、まーまさに「冷えた体を温めていってくれ!」と言わんばかりの長湯するには最高の泉質。44.5℃の源泉は温泉棟のすぐ脇から流れ込んでいるので、加温加水無しでも浴槽はちょうどいい温度が保たれている。




サイトからわずか歩いて1分で脱衣所、3分あれば湯に入れる手軽さは他に例を見ない。私は誰もいないのを見越して22:00に入湯。今年は「雪の華」を歌えなかったが、オーバーフローして流れていく湯の音だけしか聞こえないこの時間は「やっぱりこのキャンプ場スゲーなぁ」と改めて思うと同時に「ポール折れの悲劇」もキレイにかけ流してくれていた。




これだから冬の【塩原GV】はやめられない!





火照った体に冷えた【スカイベリー】もやめられない。w





2019/01/20(日)06:30




翌朝妻はまたしても野天風呂でホヘ〜としていた。でもなんだかココに来たらコレでいいんじゃね?という気もしてくる。なーんにもしないでゴロゴロ食っちゃ寝して気が向いたら3分で源泉かけながし!風呂上がりには旬を迎えた栃木の救世主「スカイベリー」!(ビールでも可)

しかし今期のスカイベリーはスーパーや産直で見る限り価格もついに「あまおう」に並んでしまったようだが、この爽やかな甘味と瑞々しさはこの時期の栃木キャンプには大きく彩りを添えるマストフルーツ!今後も1人1パック体制でキャンプにのぞみたい。




ま、そんなコトはどうでもいいのだが、やっぱり【塩原グリーンヴィレッジ】で雪の無い時はあえて「お茶漬けキャンプ」にしてしまう考えの方が我が家の充実度はあがるコトがわかった。妻がのんびりできればそれが1番なのだ。


冬季料金で1泊100平米電源付4,000円。天気のいい週末に混んでいないだけでもまた来たいと思わせるキャンプ場だが、繰り返して言う。「この温泉はやめられない」。









11:00撤収。野天風呂では頭や体を洗えなかったので場内別温泉の「福の湯」へ。



宿泊翌日の12:00までならチェックイン時の領収書を見せれば何度でも無料だが、キャンプ場以外の人も来る日帰り入浴施設だから12:00過ぎての入館は700円/大人かかるので注意。



※内湯

内湯も外湯も加温加水無しの源泉かけながし。成分表を確認していないが野天風呂とは違う源泉らしく、自噴毎時20トンもあるここの源泉は那須塩原最大級の湧出量。日曜の昼間なのに誰もいないのが素晴らしい!




ちょいぬるめの外湯で那須塩原の風景を楽しんで内湯でしっかりあたたまる。なんだこりゃ?これじゃパーフェクトな「湯治キャンプ」じゃないか!w




妻は売店のある入浴施設で納得のいった風呂だった時は必ずなにかしら買って出てくる。とてもわかりやすい。





近場にこんなキャンプ場があるのを嬉しく思いながら2019年初キャンプ終了。また来年!今度は「雪の華」見せてください。w



1月の【塩原グリーンヴィレッジ】終了。







帰りはちょい寄り道。東北新幹線「西那須野駅」近くの「かどや」へ。


※そば・うどん かどや11:00〜15:00
(店前に大きな駐車場あり)


たまたま先週(01/12(土))のテレビ東京「アド街ック天国」でとりあげられたエリアが「那須塩原」だったので食い入るように見ていたが、地元で大人気の蕎麦屋と紹介されていた。

栃木県は蕎麦の生産量が実は全国3位。中でも那須塩原は蕎麦屋が多く名店も多い。昨年の記事で紹介した会津山都十割そば「ふくろう」に寄るつもりだったが、テレビ画面の蕎麦を見て俄然こちらに行きたくなる。





約30席ほどの小さめな店内。14:00過ぎなのに満席。たまたま待たずに座れたが注文時には店外に並ぶ人がいた。







メニューはいたってシンプル。妻も私ももちろん「つけそば冷やしたぬき600円」。




濃い目の熱々つけ汁にキリッとシメた田舎そば。味は「たぬきそば」だが、フツーの「冷やしたぬき」でもなくこんな風に食べるのは新鮮、「讃岐うどん」で言うところの「ひやあつ」ってヤツだ。そばのコシが素晴らしい。最後に蕎麦湯でつけ汁を割って大満足。人気店なのは頷ける。

地元の人は「中盛(+50)」や「大盛(+100)」ばかり。私も次回は「大盛」いってみよう。安くてガッツリそば食べたい人にはおすすめ。味は保証します。






  


2019年01月24日

新幕初張り!心も折れた1月の【塩原グリーンヴィレッジ】

2018/01/19(土)




ただ雪の上に設営しただけでは無く、テントやタープに降り積もる雪の重さを警戒しながらシュラフに入り、夜中は夫婦交代で雪降ろしをするような本格的な「雪中キャンプ」を楽しもうと昨年のリベンジも兼ねて1月の【塩原グリーンヴィレッジ】(栃木県)にやって来た。





かじかんで動かなくなった手や、芯まで冷えきった体を本物のかけながし温泉で何度も温まることができるスーパー高規格リゾートキャンプ場の安心感は、冬キャンプの醍醐味を存分に堪能できる数少ないキャンプ場。今回も冬タイヤはもちろん、タイヤチェーンと雪かき用スコップも積んできた。





・・・のだがっ!






ゆ、雪が無ぇ・・・。




上記のトップと管理棟写真は昨年記事のもの。

【2018 雪中キャンプ in NASU-SHIOBARA】
*スカートはしっかりペグ打たなくちゃ編
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3029733.html
*今年最初の雪の華・源泉かけ流し野天風呂編
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3030147.html



気合いを入れて11:00にアーリーで入ったが、場内を見た瞬間に私と妻の緊張感は一気に失われて行く。「じゃあ、(フツーの)キャンプしよっか・・・。」と指定されたマイサイトに向かった。


※今年の管理棟と裏山





朝、高速道路(東北道)に乗ったらすぐに栃木の男体山と那須岳の山々がハッキリ見えた。「いい天気だねぇ」と同時に「これはえらく風吹いてるな・・・」との予想は的中。ウェザーニュースには那須地方に強風注意報発令中の表示。昨年ほどでは無いが、なかなかの風。体感的には5〜6m/sくらいか。

年越しキャンプではロッジシェルターのT/Cインナーが3月発売とのコトで、大きなインナー(300cm×300cm)の【アースドーム2(Whole Earth)】を購入してインナーテントのみを使用したが、「せっかくならフライシートもかけてみたい」との理由で今回「新幕初張り」を試みた。





・・・のだがっ!






PVCシートの上にインナーテントを広げ、ハブ式のポールを四隅のピンに差し込む最後の1本の時、いきなり風速10m/sec近くの突風がサイトに吹き荒れる!インナーテントは強く煽られ浮き上がりそうになった時、私は咄嗟にこの大型幕にしては少し心細いジュラルミンの細いポールを必死につかんだ・・・。





バキッ!!!





※2017/07 星空の教室
まさかのミニカマスタイル!な初富士山キャンプ〜事件編〜より
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e2950058.html



ウッキウキの新幕で「ポール折れ」。よくよく考えてみればキチンと四隅は40cmのソリステをペグダウンしているのだからポール掴む必要なんてなかったのに、設営途中にインナー上部が激しく傾く姿に慌ててしまった。大型幕に慣れていない「初心者キャンパー」ぶりを露呈。いつもの【ブリーズドーム240】ならこのくらいの風なんて全く問題なかったのに・・・。

妻からはこのスーパーウルトラ高規格リゾートキャンプ場ならレンタルテントあるんじゃない?と進言されたが、そりゃあるだろうし、まわりはスゲーキレイなキャビンも無数に建っている。金さえ出せば解決するコトくらい百も承知だ。


しかしあの8ママさんだって「初張り」ではないにしろ2回目のカマボコテント設営でご主人の制止を振り切り強引にテントを立ち上げて痛恨の「ポール折れ」。急遽フレーム1本少ない「ミニカマ仕様」に変更、しでかした罪悪感も忘れ笑って立派に1泊してきたではないか。キャンプ歴10年をゆうに越えている私がこんなコトで挫けてどうする。

仕方ない、フライシート保護でポールにタオル巻いてこのまま建てよう。







そしてなんとか自立式ドームテントは「自立」できた。さあ初公開!新春・我が家のニューフェイス第2弾!

これが【Whole Earth アースドーム300】だ!!






よれよれ〜ww




まさか初公開をこんな情けない姿でお披露目するコトになろうとは・・・。

「夏幕」なのでスカートも無く風もじゃんじゃん入ってくる。気温3℃。マイナス5℃の雪中キャンプでも小型ストーブ1つで何年も乗りきってきたが、この時ほど身も心も寒かったコトはない。サイトは堂々と場内中央のベストポジション。周囲には4〜5組のキャンパーがいたが、この姿をどう見ていたのだろう。





まだ風も強いので風上側をガイロープ設置。嫌がるテントへ無理矢理テンションかけているように見えるのは悲しかったが、読者のみなさんは笑ってもらって構わない。






しかしテント前室は広かった。インナーテントの寸法ばかり気にして全体の寸法などまったく見ていなかったことは信じられないと思うが、こりゃ我が家のウェザーマスター・トリオドームより広い!



「うん、うん、いいねぇ!」と前室で自らを鼓舞するように励まし合う2人。めろんとりんごは広いインナーテントを狂ったように走り回っていた。








広いな〜♪





  


2019年01月19日

2018年越しキャンプ〜最終日【四国三郎の郷】

2019/01/05(土)08:00【四国三郎の郷】(徳島県)

7泊8日の2018年越しキャンプもとうとう最終日。毎年正月休みはギリギリまでキャンプ場にいたけれど、今年は1日早い土曜日撤収。帰路はのんびり休憩しながら翌日の朝に自宅到着すればいいやの計画はいよいよ「歳のせい」なのか。


※奥に見えるのが我が家の新幕


キャンプ場のキャンパー数は大晦日の夜をピークに1日経つごとに減っていき、昨夜(4日)は10組程度。私のサイトの並びは私を含めて3組だけだったが、偶然にも「ピルツ」「ツインピルツフォーク」「ロッジシェルター」とみんな同じ色のオガワT/C幕3兄弟が適度な間隔で並び、なんだか嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。




ずっと好天が続いてきた年末年始の徳島県だったが撤収時には狙っていたかのように小雨も降って、知らないモノ同士みんなでT/C幕の洗礼を受けるコトができた。(苦笑)


いつものすばやい撤収はムリ。片付け方法と積載の順を考えながらチェックアウト11:00ギリギリまで時間をかけて撤収。今年1年で慣れていこう。




お世話になったA31サイト。管理棟やトイレには若干距離があるが大型タープも問題なさそうな広くていいサイトだった。(約120平米)




いいキャンプ場だったな。管理もしっかりしていて滞在していたキャンパー達のマナーも良く、外出の多い私達も安心してサイトを離れる事ができた。

ゴミ捨場がサニタリー棟とかではなく場内入り口の駐車場脇で車の停めやすい場所に設置してあるところもGOOD。出かける際に車に載せて気軽にポイッと捨てていけるので滞在中は幕内にゴミを置かずに過ごせた。





まるで四国版【出会いの森総合公園AC】(栃木県)との印象が最後まで拭えなかったけど、さいたま市から車にキャンプ道具満載にして狭い車内で仮眠して食事して雪降られて大渋滞に苦しめられながら遥々やってきた価値は大きい。

数ヵ月前から計画をして持っていく道具を選んで大晦日に年越し蕎麦食べながら紅白歌合戦を見て「ゆく年くる年」で新年を迎える。




場所は変われどやるコトはいつも同じ。でも毎年少しづつ快適に過ごせるように計画して頑張って仕事して実現させてきた。

それが我が家の「年越しキャンプ」






今年も旅とキャンプを楽しんで行こう。

良い年にするもしないも自分次第だけど、今年の年末も同じようなキャンプが出来ていればそれは幸せな1年だったというコトなのだろう。

さあ、今年も頑張って行くゼ!ありがとう徳島・高知。またいつの日か来るから!








帰路は淡路島を通るなら寄らなきゃならない【道の駅うずしお】(兵庫県南あわじ市)。




全国ご当地バーガーグランプリで1位と2位になったハンバーガーが1度に食べられる店【淡路島オニオンキッチン】がある。同店は少し離れたところに「絶景レストランうずの丘」もあるがこちらはハンバーガーのみの店。

http://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html




もう何度も来ていて普段は食事で並ぶコトなど絶対しない私が20分近く待ってオニオンビーフとオニオングラタンを購入。淡路島の玉ねぎの甘さを実感したいならばてっとり早く味わえるが、この道の駅は併設のレストランもスゴい。ここも十分「絶景」でメニューはどれも地産地消のこだわりを感じられる。



※淡路島側から見る鳴門大橋と徳島。橋の下は「うず潮」だらけ。



最後に淡路島で風呂入ってくか~と島北端の入浴施設へ。


※明石海峡大橋・世界最長の吊り橋

たいした風呂ではなかったが瀬戸内海と橋を眺めながらの露天はなかなかの非日常気分。




風呂を出たらもう陽は落ちていて神戸の夜景はキレイだったけど、徳島から出て久しぶりに見た光の集合体からは「これで今年の年越しキャンプはおしまい!」と告げられたようで現実に戻される寂しさを感じた。


さて、今年も頑張ろう。





2018年越しキャンプ・終了。






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2019年01月18日

2018年越しキャンプ〜冬の四万十川・沈下橋

2019/01/03(木)




冬の四万十川を見たくて【四国三郎の郷】を08:00に出発。キャンプ場からは片道約200Kmの距離のあるドライブだ。

古いカーナビなので高知道が四万十町中央ICまで延伸されていることを知らずだいぶ手前の「中土佐IC」で降りてしまったが、どうせ下道で向かうなら以前近くまで来たのに行けなかった土佐湾の「久礼(くれ)港」に立寄った。




藁焼きカツオの塩タタキで有名な高知だが、中土佐・久礼は本家本元カツオ一本釣り漁師の町。





1月3日だと言うのに食べ歩きができる【久礼大正市場】は大盛況。この先の道の駅で行かねばならぬ店があるのでここは堪えたが、朝採れの新鮮な刺身が食べたければおすすめ。買ってすぐに食べられるスペースも用意されている。店舗は10軒ぐらいで規模は小さいがほっこりできる場所だ。


※近隣に無料駐車場有り






※太平洋(黒潮町)


久礼港から四万十川下流域に向かって車で小1時間。3年前になるが、出来たばかりのキレイな道の駅を見つけて何気なく寄ってみたら、なんとカツオ漁獲高日本一の「明神丸」がこんな田舎の道の駅に店舗を構えているコトを発見!即座に「No.1道の駅」認定。




【ひろめ市場】みたいに席取りに苦労するコトもなく注文で並ぶコトも無い。



ゴオオオオオ




よっきゃあ!うまいちゃ!


【道の駅・なぶら土佐佐賀】高知県幡多郡黒潮町
明神丸09:00〜14:00(土日祝は18:00迄)

我が家は四万十方面に向かうときは必ず寄らなければならない道の駅。以前は客もまばらだったけど今回はかなり賑わっていた。ビールを頼めなかったのは残念だったが、お口直しはミレーのビスケットとアイスクリンでOKだ。





四万十川は全長200Km近くあり四国では最長の一級河川。台風や大雨時に沈下する橋が本流に22本、支流を含めると47本もある。




1番下流になる四万十市河口から国道441号線を上流に向かって走る。最初は広く快適な道だけど、しばらく進むと対向車とすれちがう事ができない幅員の川岸道を何度も通るので、運転に自信の無い人は要注意だ。



※最下流の佐田沈下橋


いやぁビックリした。水はもちろん底まで見えるが、夏に来た時と水量が全然違う。









少し上流に移動。やはり水量はめちゃくちゃ少ないが少し幅が狭くなったのでようやく四万十川らしくなった。



※勝間沈下橋




渡るときの目線。欄干が無いので脱輪したら死ぬ。歩行者を追抜くときは案外怖い。




渡っている最中にりんが跳び乗ってくるともっと怖い。ハンドルの持つ手を10時10分にして狭路走行時の基本スタイルで対処する。




沈下橋は「観光用」ではなくフツーの「生活道路」。郵便配達の車はありえないスピードで走る。渡る時は対岸に車が来ないことを真剣に確認しよう。





※岩間沈下橋

えっ!?折れてるやん・・・。急いでネットで調べたら一昨年の11月に陥没したらしく昨年の4月に陥没部分を撤去、現在はふるさと納税や寄付金などで本復旧の計画を進めているとの事。




岩間沈下橋の目の前の河川敷は水道・トイレ・ゴミ捨場もある無料のキャンプ場。夏はテントで賑わっていた。沈下橋では1番人気のある場所だけに少しショックだったけど、今度来る時には復旧されていてまた素晴らしい四万十原風景の眺めを見せてくれることを願う。





でも見に来てよかったな。冬の四万十川・沈下橋。昨年JR東日本が「大人の休日倶楽部」で青森の「鶴の舞橋」を紹介した時の宣伝文句を思い出した。

「知らなかったのに、ずっと見ていたい景色」

ずっと見ていたいしなんだか「懐かしさ」までこみ上げてきた。こんな手付かずの自然溢れる場所なんて私の幼少期の思い出には出てこない。ならば今見ている景色を無理矢理なにかの思い出に結び付けようとするがそれは「願望」なのだと気づく。


「俺もこんな場所での思い出が欲しかったな・・・。」



それは小さい頃からこんな素晴らしい場所を知っていたかったという今となってはどうしようも無いコトなんだけど、そんな想いにさせてくれる場所ってそうは無い。





この場にいられたコトに感謝。また来るよ。





2018年越しキャンプ〜最終日につづく





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2019年01月16日

2018年越しキャンプ〜キャンプ場「周辺」紹介【四国三郎の郷】

ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html
価値ある外気温プラス16℃!これがT/C幕の実力【ロッジシェルター】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3182052.html



2019/01/01(火)




詳しい数はわからないが全体的に50サイトぐらいだろうか。元旦の朝はほぼ満サイトだった。


徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】

目の前には吉野川が流れ、川の向こう側にはJR徳島線の線路があり1〜2時間おきに電車が走り警笛を鳴らす。滞在中何回聞いたのだろう。周囲は山間だが徳島道美馬ICから近くGS・スーパー・コンビニ・コメリなども車で5分。滞在中の買い出しには全く不便さは感じない。近くには【道の駅】も多くあり鳴門金時や和三盆を使ったお菓子や徳島ラーメン・すだち・地元半田そうめんを始めとする数多くの土産品が並ぶ。


※うだつの街並み・道の駅隣接


午前中はせっかく来たのだからとキャンプ場から1番近くて有名だけどとても地味な場所の「うだつの街並み」や「寺町」などに行ってみたり、1つ山を越えて香川県に入り通年営業のキャンプ場を有する【国立讃岐まんのう公園】などを見学、予想はしていたが金比羅宮周辺は大渋滞だし好きな【山越うどん】は三が日で閉店しているので昼過ぎにはキャンプ場に戻りのんびり過ごした。


※讃岐富士(丸亀市)








外気温12℃幕内20℃。雪も風も無い場内中央の遊具で子供達が元気に遊んでいるここはまるで関東屈指の高規格キャンプ場【出会いの森総合公園AC】をパワーアップしたようなスーパーウルトラ高規格キャンプ場。


なんか「緊張感」ねぇな・・・。w



夕方には妻とネコ2匹と共に全員で昼寝。腹が減ったと妻が起きたのが19:00。大晦日に急な年越し蕎麦の差し入れにより食べられなくなってしまったゴマ豆乳鍋をテキトーに用意。







ところが高知産の豚肉と刻んだ生姜をたっぷり入れたらコレがまーとんでもない美味さ!ミツカンの「ゴマ豆乳鍋スープ」も最高。




元日の夜に妻とロッジシェルターでアツアツの鍋。野営の緊張感は皆無だったけどキャンパーとしてはこれ以上ない最高の年明けとなった。





2019/01/02(水)

キャンプ場のある美馬市の隣町は「つるぎ町」。標高1.955M四国第2位の高さを誇る「剣山」へ向かう国道438号線のある町だ。3年、いや4年ぶりになるのか、冬の剣山も見てみたくなり14:00頃町から峠に入るが、もうこの時点で緊張感に欠けたアホキャンパーの思考は鈍っていた。


※酷道438号線


小一時間ほど狭い峠道を走り標高800Mにさしかかった頃、道路には雪が見え出し坂の傾斜もキツくなってきた。

なんかヤバそうだな・・・と思い始めたトコには進めなくなった車が方向転換をしている。パトカーも停まっていて引き返しを促される。





しかし履き替えたばかりのスタッドレスタイヤに荷台にはチェーンも積んでいる。剣山を見たい一心の私は「もう引き返した方が・・・」と隣でつぶやく妻も無視して車を進めたが、完全に真っ白になった急坂で車はストップ。進まなくなった。汗


前方から下ってきた地元ナンバーの軽四駆に乗った白髪のおっちゃんが大宮ナンバーの私の車を見て窓越しに話しかけてきた。


「冬タイヤか?どこまで行く?」


「剣山見にきたけど、もう引き返そうかなって・・・」


「ああ、そのほうがええな。」



50M先には進めなくなって方向転換さえ難しそうな車もいたし、地元のおっちゃんにそう言われたら素直に従うしか無い。私はギアをバックに入れ坂道の傾斜を利用して方向転換。あのまま進んで動けなくなって日が暮れたら「遭難」してたかもな・・・と帰りの道で妻と話していた。




やはり四国とはいえ標高あるところをナメてはいけない。





戻ってからの「生姜讃岐うどん」が美味かった。近隣スーパーでなんと1玉30円!



※高知AEONフルーツ盛合せ



つづく
  


2019年01月10日

2018年越しキャンプ〜価値ある外気温プラス16℃!これがT/C幕の実力【ロッジシェルター】

ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html
コレが我が家のニューフェイス!part2
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181792.html



2018/12/31(月)22:00 NHK紅白歌合戦視聴中

滞在中の四国三郎の郷(徳島県)はとても温暖だった。平均して日中は10〜12℃、夜は1番冷えた日にマイナス4℃をマークしたがその他は0℃前後で、毎年過ごしてきた【フォレストパークあだたら(福島県)】とは5℃くらい違う印象。元旦の夜に少し雨が降ったが雪になることはなかった。




今年の代表曲は「U.S.A.」になるのかねぇなんて会話をしながら温度計を見ると外気温2℃で幕内は18℃を表示していた。


※まるで計ってきたかのようにぴったり収まったインナー


熱源はトヨトミRS-H29WとUNIFLAMEワーム2、インナー内には日立製小型ヒーター(布団乾燥機)とパナソニック3帖用のホットカーペット。毎度同じ冬装備だったが、驚いたのはPU幕のトリオドームと同じ温度をキープできていたコト。

ロッジシェルターの全長460cmに300cmのインナーを入れているので前室となる部分は約150cmとなり、これはトリオドームと同じか少し広いくらいなのだが高さと幅が全然違う。体感的にはトリオドームの前室より3倍以上広いくらいだ。それでいて同じ温度(外気温+16℃)を保てているのは、いくら初張りでスカートをきっちりペグダウンしたとは言え、これは「T/Cの恩恵だな」としか説明ができない。

出撃前に妻へ「もう1台トヨトミストーブ買っとこうか?」と案じていたのだが、その話しも杞憂に終わり私は温度計を眺めてはニヤニヤと顔をほころばせていた。




ちなみにトヨトミストーブだけだと外気温+12〜14℃。あだたらのマイナス5℃単独使用で屁の役にも立たず蹴飛ばしてくれようかと思っていた7年前に安売りで買った我が家ではずっと唯一の熱源だった「ワーム2」は、ストーブの反対側に置いて使用すると全体的に暖まる様な感じがして初めてコイツに感謝するコトができた。w

さらに参考記録だが、シングルバーナーで飯を炊いたり湯を沸かそうと火を付けると幕内20℃をマーク!寒くて当たり前が真冬のキャンプ、「御の字」だ。





徳島は「四国八十八箇所霊場巡り(お遍路)」のスタート地・第1番霊山寺をはじめとして数々のお寺があり、気が付けばキャンプ場にはさまざまな音色の除夜の鐘が聞こえてくる。





「いい年だったなぁ・・・。」

2018キャンプ50泊目の夜。生きているコトに感謝しながら静かに新年を迎えた。





2019/01/01(火) 07:00




元旦は雑煮で始まるのが我が家のしきたり。今回の年越しキャンプは日程が厳しくてなんのおせちも作れなかったけど、大晦日に鶏ガラ出汁だけはとっておいた。



※徳島の餅は基本「丸もち」


一昨年は親父が亡くなり2018年は出撃も自粛してきたが、ようやく「喪」も明けてこれで北海道でも九州でも堂々と行けるようになった。w

2019年は何回キャンプへけるだろう。




楽しみで仕方ない。





毎年、妻は3社の伊達巻を買ってきて食べ比べをする。(写真は一部)

私はそんなに好きではない。汗





つづく
  


2019年01月09日

2018年越しキャンプ〜コレが我が家のニューフェイス!part2【四国三郎の郷】

2018年越しキャンプ〜ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3181494.html



2018/12/30(日)




この徳島県西部にある【四国三郎の郷】は四国の中央寄りに位置しており徳島道美馬ICからも車で10分かからないので、高知の四万十川や足摺岬、愛媛の宇和島方面以外ならどこにでも比較的楽に行ける好立地にある。

今回年越しに四国を選んだのは、夏の眩しいくらい魅力溢れる緑と青だった山・川・海と里山の冬景色も1度見てみたかったから。四国は剣山(1,955m)登山や讃岐うどん屋巡りなどで若い頃から何度も訪ねて来たが、今回の目的は日本三大秘境のひとつ「奥祖谷(おくいや)」と、少し距離はあるが日本最後の清流と呼ばれる「四万十川」の冬景色を見ることだ。


昨日のキャンプ場到着遅れにより風呂に行けなかったのでこの日は朝イチで温泉に向かった。

【2017夏キャンact.4 日本三大秘境・孤高の源泉かけ流し祖谷温泉】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e2957381.html

↑昨年の記事にも記述したが、四国で私が納得できる温泉は今のところアルカリ性単純硫黄泉の「祖谷温泉」しか無い。四国全体の火山活動が弱く他の温泉はほとんどが冷鉱泉で源泉の湧出量も少ないらしいからだ。




祖谷地方は確かに秘境だが道路はしっかり整備されているので(とは言っても結構な山道だが)、雪さえ降っていなければキャンプ場(四国三郎の郷)から車で約1時間(約40Km)で行ける。




昔、祖谷地方の子供達が200mの絶壁から度胸試しをする姿の像のすぐ近くにある一軒家の温泉宿。


【ホテル祖谷温泉】
日帰り入浴利用時間:07:30〜18:00(受付17:00迄)
露天風呂と内湯:大人1,700円子供900円
展望大浴場(内湯)のみ:大人600円子供300円






※2017/07撮影


今回は1,700円のケーブルカーで谷底まで降りていく露天風呂はパス。夏に入った時はちょうど良い湯加減、今だと湯冷めしそうだったから風情にはチト欠けるが内湯のみで済ませた。



秘境温泉は誰もいないのがいいねぇ。






底まで澄みわたる祖谷川の流れに癒されて、温泉入ってさっぱりして




少しだけ雪化粧の里山集落にまた来るよ〜!と別れを告げたら





さあ、藁焼きカツオの待つ高知までひとっ走りぜよっ!w









まだ生カツオが食べられなかった3年前が懐かしい。今は高知に来たらまず向かうのは出来立てのスノーピーク【おち仁淀川キャンプフィールド】でも桂浜でも無く・・・



【ひろめ市場】やき〜!そうそう「たっすいがは、いかん!」やね。(ビールはキレ味ないとダメ!の意味・土佐弁)




年末だから盛り上がってるちや〜(←正しいかは不明)




相変わらず「明神丸」は大人気ですね〜(標準語)




俺、藁焼きカツオ(塩)!




ゴオオオオオ!





もっさりしたカツオを口に入れると藁焼きの香りと爽やかなゆずの風味、新鮮なカツオの旨味がいっぱいに広がってそこにビールを一気に流し込む!

た、たまらんぜよっ!w



高知に仕事があるなら本気で移住してもいいかもな・・・と考えつつ、はりまや橋を後にした。






2018/12/31(月)




大晦日は午前中に徳島市内の病院で透析を済ませ、病院のすぐ近くにあった徳島ラーメンの代表格「いのたに」で昼食。店内は14:00なのに満席。とんこつは好みでは無いが見た目よりあっさりしていた。中央に落とした卵はトッピング。雑誌やテレビで見た徳島ラーメンには必ず乗っているのでこれもあまり好みでは無かったが「郷に入れば郷に従え」で頼んだ。


※妻はタマゴ無し

徳島ラーメンには「赤」と「白」があってここ徳島市内は主に「赤」、少し南下した地域は「白」と住み分けされているらしい。「白」はまたいつか。



夕方キャンプ場に戻ると管理人さんが「年越しそば」を持ってきてくれた。私たちは朝イチから出かけてしまうので年越しそばの振る舞いは遠慮させていただくコトは伝えていたのだが、ちゃんと七味まで添えて届けてくれた。




ラーメン食べてきたばかりからの年越しそば。せっかくいただいたのだからと夕食に予定していた「ごま豆乳鍋」をキャンセル。「蕎麦」なら遅い時間になれば夕食とれるかなと期待していたが紅白が後半戦に入っても私達2人の腹は全く減らず、結果的にこの蕎麦が2018年最後の食事となった。








夜は広いインナーテントでのんびり紅白歌合戦。

前記事のコメントにも書いた通りロッジシェルターの純正インナーを買おうと思っていたがグランドロッジ柏の葉店員さんから3月にT/Cインナーが発売されると聞かされた。ま、インナーはT/Cじゃなくても良かったのだが現在販売されているインナーがちょっと疲れたような「黄色」でT/C版はフライシートと同じ白。これは待つしか他に選択肢は無かった。

ではインナーはどうするか。我が家はネコの「めろ&りん」が主役。「お座敷スタイル」とか「コット寝」は出来ない。何処かへ行ってしまわないようにインナーテントなどで完全に囲わないとならないから。ウェザーマスター・トリオドームのインナーは吊り下げ式だから、やろうと思えばロッジシェルターのフレームに引っ掛けて使えるのかもしれないが四国まで来てぶっつけ本番でやってみたら「使えませんでした」ではシャレにならない。

夏にフライシート破損で引退したウェザーマスター・ブリーズドーム240のT/Cインナーは使えるが、夏ならまだしも完全冬装備で240×240cmはかなり狭い。

実は半年間、冬幕(ロッジシェルター)を探していたが、夏にブリーズドームの引退が決まってからは3シーズン用のテントの方に重点を置いて探していた。条件は3つ。

★前室のあるドームテントであること。ロッジシェルターではカンガルースタイルにするのでインナーテントが「自立」すること。

これはインナーにいる「めろ&りん」が焚火や料理をしていてもいつでも外から見える状態でいられるテントであることを意味する。

★インナー入り口が「D型」であること。

最近のウェザーマスターはみんな入り口のファスナーが2方向に開くようになっていてファスナーの持つ所が1番下に来るようになっている。2017年クリスマスの「めろ&りん大脱走劇」もこの形状をしたトリオドームで 起きた。チャックが手が届く位置にあると開けてしまうのだ。それ以降トリオドームで寝る時は首輪にリードを着けてランタンぶらさげるフックにカラピナとめしているのだが、それでも私達は就寝時には不安だし、リードを付けられてる「めろ&りん」も鬱陶しいだろう。実は昨年からできればトリオドームは使いたくないなぁなんて思うようになっていた。

ちなみにブリーズドーム240はD型。入り口のファスナー2つを任意の位置、つまりネコ達の届かない位置に持っていくコトができる。これだけの理由でもう1度旧型のブリーズドームを買い直そうと思っていたくらいだ。

★仔猫の時は240×240cmのインナーでなんとか過ごせたけど、できれば今より大きいインナーテントが欲しい。

ネコのトイレやごはん置場は寝る時に顔の真横にくるし、私達がシュラフに入るとめろ&りんは歩くスペースも無いくらいになっていた。キャンプ中はほとんどインナーテントの中にしかいられないのだから、のびのびできるスペースを作ってあげたい。






しかしロッジシェルターやイスを購入して残された予算も乏しい。すべてを充たすテントなんてもう無いよ・・・となかばあきらめかけてネット検索していたところにそのテントは突如として現れた!





ゴゴゴゴゴゴ・・・







EARTH DOME 300-2/Whole Earth


ねだん:29,799ギル(他にTポイント18倍)
うりば:SuperSports XEBIO Yahoo!店
そうび:Lv.3以上のキャンパー





つづく  


2019年01月07日

2018年越しキャンプ〜ギリギリ間に合ったコレが我が家のニューフェイス!

2018/12/29(土)




坂東太郎(利根川)、筑紫二郎(筑後川)に並び「日本三大暴れ川」のひとつである吉野川の目の前にある徳島県立美馬交流の郷【四国三郎の郷】に12月29日から1月5日迄の7泊8日でお世話になった。

前日(28日)の夜にさいたま市を出発したので、まぁ翌日(29日)昼前には着くだろうと思っていたが、朝方の道路情報で早くも東名阪道(第2名神方面)渋滞中の表示。急いで伊勢湾岸道から名古屋高速に乗り名神高速に移るも予報通りの寒波到来で関ヶ原にドカ雪が降りあっという間に一宮JCTから関ヶ原ICまでまったく動かない大渋滞。




渋滞のアタマは関ヶ原。次の岐阜羽島ICからは大した距離でもないから下道で行けばなんとかなるさとインターを降りたがこれが大失敗。





長良川や揖斐川の橋で大渋滞、市街地を抜けて渋滞をクリアしても山に近づけば雪も増えてきて結局ノロノロ。





このロスでキャンプ場に着いたのは日も暮れ始めた16:30。年間50泊のテント泊をしてきた夫婦だが、この時間からの設営は大きな問題だ。





なぜならまだ封も開けておらず説明書すら見ていないピッカピカ新幕をぶっつけ本番だから。(汗)







Lodge Shelter T/C


ねだん:170,640ギル
うりば:かしわのは
そうび:Lv.21以上のキャンパー



思えば2018/04に宮ケ瀬湖にテント展示会を見に行った時に初めて出会ったロッジシェルター。
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3063377.html
Kさんには「各社が気合い入れて夏幕展示してるのにひとり冬幕探してアホじゃない?」とまで言われたが、私の耳に残っていたのはロッジシェルターを眺めている時にオガワのスタッフが投げかけてきた一撃必殺の殺し文句。


「このテントは弊社50年の集大成です!」




「このテントは・・・」


「このテントは・・・」




それからというものの、スノーピークやコールマンのカタログを見ていても、メシを食べていても、仕事中でも、半年以上に渡りその時の声が脳裏に響き続けた。そりゃそうだ、ワンタッチテント買うのとはワケが違う。これから10年、いやもしかしたら一生使うかもしれない楽しい楽しい年越しを過ごす我が家の「冬幕」。そんなモン簡単に決められるかっ!とちゃぶ台をひっくり返そうとした時、妻からの言葉は「1年間仕事大変だったけどロッジシェルター買えたら頑張ってよかったねって思えると思う・・・。」

私は妻を抱きしめて決意した。


よし、これが我が家のニューフェイスだ!







クリスマスの日に僕は走り閉店間際、君の欲しがったイスも買った。



そして真っ暗な四国三郎の郷でランタンの灯りを頼りになんとかロッジシェルターを立ち上げた。

それはまるで産まれたての小鹿のように弱々しい張り姿だったが、妻と2人で何度も何度も触れては眺め触れては眺め・・・。





初めて撮った写真がコレ。まだシワの取り方もわからずヨレヨレだけど、ずっと使っていくつもりなのでどうぞよろしくお願いします。



つづく