ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2018年03月21日

今日は「富士の麓」で野遊びを・・・プロローグ

2018/03/17(土)05:00





早朝にさいたま市の橋梁から見える美しいグラデーションは


本日の「好天キャンプ」を約束してくれる見事な空。



先日の丹沢・春キャンプ帰りに富士山周辺へ寄ってきたばかりなのに


向かうはまたも富士山方面。しかしそれには特別な理由があった。



09:00【新富士オートキャンプ場(静岡県富士宮市)】






「ココ大丈夫か?」と思ってしまうような森の中の荒れた細い坂道を登って行き


富士山の南側山麓にありながら富士山はまったく見えないキャンプ場。



だが今日の私は「サイトから見える富士山」には用が無く


とりあえず電源付(※最重要)で4,000円(冬期)」。


この界隈では非常に「リーズナブル」ということだけがこのキャンプ地を選んだ理由だったが






チャッチャと寝床のみの設営を済ませてキャンプ場を後にした時


私はまだココの「隠れた良さ」に気づいていなかった。








今回のキャンプの目的は「キャンプ」のみにあらず


それは2週前の丹沢・春キャンプ2日目の朝に妻のスマホに入ったラインメッセージから始まる。





妻:「すわっ!来襲!!」


私:「な、なんだって!?」



それは2週間後に富士山周辺へお忍びでお越しになられるとの急報。





私は丹沢キャンプの帰りは鎌倉か小田原に寄って海鮮でも食べて帰ろうと思っていたが


そんな呑気なコト言ってはいられなくなり急遽予定変更、


先週弊ブログに投稿した富士山周辺の下調べへと急いで向かわなければならなくなった。



送られてきた「御触れ」には「ほったらかし温泉」など2〜3ヶ所のキャンプ候補地が記されていたが


そこは天下の東北野良キャンパー、その時の気分しだいで場所がコロコロ変わるコトくらいは知っている。


ならば彼が行きたがりそうなキャンプ場をこちらで見当をつけて片っ端からリサーチしておかなければならない。あ〜面倒くさい。



【キャンピカ富士ぐりんぱ】?


【PICA富士吉田】?



いやいやそれは無い。



【ふもとっぱら】




【田貫湖キャンプ場】




【浩庵キャンプ場】





彼が焚き火を前にウィスキーグラスを傾け悦に入りたい場所ならばこの3つのうちのどれかに間違いない。


しかしどれも「電源無し」のフリーサイト。

3月とはいえ夜は間違いなく「氷点下」だろう。


キャンプ猫「めろんとりんご」を抱える我が家は今回は同じフィールドにテントを並べるコトができない。





ならば彼がどのキャンプ場を選んでも私達が夜にすぐ帰れて翌朝も早めに復帰することができる場所にある「電源付ペット可」のキャンプ場をリサーチ、


1番近くの【朝霧ジャンボリー】は03/17電源付きサイトの空きが無く

車で10分ちょいかかるが今回の【新富士オートキャンプ場】を選ぶコトになった。





しかし初日からアウェイの地に師匠1組だけ残してキャンプ場を離れるワケにもいかず


ここは関東のグルキャン女王に応援要請。


当日はご主人が来られそうにないので


「MSRエリクサー」で1人鼻息荒く駆けつけるという。汗





今回のメンバーの中で唯一「ふもとっぱら」を経験している女王。


昨秋に自分のブログ記事「秋のふもとっぱら。致命的なミスをした〜。」の中で「7℃でも寒かった」と書かれているが


少し「学習能力」に欠けているのだろうか


それとも命がけの「ネタ」作りなのか。



まぁいい。放っておいても勝手に何かしらパクパク食べているだろうし


どちらにしても遠方から来られて疲れた師匠に彼女の「癒し効果」は絶大だ。


女王は仕事を終え次第、夕方には到着するとの事だった。



11:00頃私は【ふもとっぱら】の近くにオープンしたばかりのセブンイレブンで簡単な買い出しを済ませ


※店頭で薪も販売している。


【ふもとっぱら】の管理棟前で師匠の到着を待っていた。


目の前の草原に師匠のテントやタープは見えず


何時頃来るのか、いやそれよりもホントにココへ来るのだろうか。


師匠から2週間前の通達から一切連絡は来ていない。汗



そりゃ1度連絡取りあえば済む話しだが


久しぶりの長期休暇中に急かすようなコトはしたくなかったし


とことん彼らの「野良っぷり」に付き合う覚悟と決めていたので


とにかくこちらは「待つ」のみだったが


そもそも「待つ」ということが大の苦手な私。汗


「ま、どこか着いたらさすがに連絡来るっしょ。師匠も着いたら少し寝たいんじゃないかな?」と


1度【新富士オートキャンプ場】に戻りコーヒーの用意でもしようとしたら妻のラインが鳴った。




「ふもとっぱら着きました。寝ます。」汗




彼とは昨年元旦のフォレストパークあだたらから始まり何度も共に時間を過ごさせていただいてきたが


わかってはいてもやはり「自由すぎる東北キャンパー」。


多少翻弄されつつもこうして初の「接待キャンプ」が幕を開けた。

(まだ会ってねえっ!)






本編へつづく