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2017年06月21日

タープ初張りは東北の営地でact.4(最終回)

タープ初張りは東北の営地でact.1act.2act.3の続きです。







タープ初張りを無事に終わらせTATONKAタープ下に入った。







次回は劇団家ご夫妻を私のタープにお招きしてみたいと思った。

それまでに自信をもって差し出せるキャンプ飯を覚えておかねばならないが

ま、とりあえず「肉」出しておけばいいのだろう。笑



そして劇団家奥さまより数々の料理がテーブルに出された。






鶏のハラミ。食べたことないよこんなの。


いやぁ甘辛い味で弾力あって美味いなぁ。






師匠からはグレンフィディックを丸氷で。


あ、これ今までいただいた中で1番好きかも。

味わいあるシングルモルト。廉価らしいが素晴らしい香りだ。


初心者向き?


ならタープ初心者の私にはピッタリのウィスキーだ。

これはタープ下焚火の時には是非とも横に置いておきたい。






ホタテ・ハマグリ・アサリ・シジミ以外の貝は生涯好きにならないと決めていた私に

いきなり殴り込みをかけてきた大将の上で踊るホンビノス貝。

市場などではよく見かけていたが手が伸びることはなかった。


これはバターいらないな。醤油だけで十分最高。CP値を考えれば貝類最強かもしれない。






マスタードチーズ。カリカリした粒が美味しいね。

当たり前だけどお酒にピッタリです。






続いて我が家からの献上肉「福島牛」ステーキ。

スキレットでにひきさんに焼いてもらう。




軽くニンニクを風味づけしたミディアムのサーロイン。

あっさりめの味わいで私達の年代にはバッチリだ。


400gは少し多かったかな?

でも食べた食べた。やっぱ外メシ最高!




気温は19℃。テーブル横の焚火がいい感じでみんなを暖めていた。






エビとブロッコリーペペロン風味〜!

これはまさにプロの味!


肉の後のブロッコリーがとてつもなく美味かったです。



いや〜いろいろごちそうさまでした!





今回は3〜4時間だけの宴会だったが

前回のキャンプよりもリラックスできて会話と笑いは途切れるコトなく・・・









あ、まだあったんですね。汗


アスパラとタラのアクアパッツァ(アンチョビ風味)〜!


いや絶品!思わずレシピを聞いてしまったほどです。


肌寒いところにこのシメのスープ。もう完璧です。今回も参りました!


またいつかご馳走してください。腹苦しい〜!






今回も最高のキャンプだった。

私達は思いっきり楽しませてもらったが、にひきさんは少し疲れていたようだ。

前の日も遅くまで仕事だったのに朝イチで来てくれた。

宴会中も何度かテントに入っていたのでそのまま寝ちゃうのかなとも思ったけど

今回はすぐに席に戻ってきた。


ランタン火入れの儀式では燃料ダダこぼしだったけど




最後までおつきあいしていただいて・・・












まだあんの・・・?



マッシュルームとソーセージ〜・・・。





だからもう食えないってば!



まぁ美味かったけど・・・。





期間限定の氷結スイカ味とメロン味の缶を片手に奥さまは黙々と料理を作り続ける。



琺瑯カップをシングルバーナーに乗せ

クーラーからはきれいにラッピングされた豚バラ肉が取り出された。汗


低温なんちゃらという調理法らしく60℃以上80℃以下のお湯でしゃぶしゃぶすると

お肉がとんでもなく美味くなるらしい。


しかし私達夫婦の興味はソコでなく

1泊でどんだけ食料持ってくるんだろう・・・というコト。





ほどなくしてトドメの豚ごま冷しゃぶ登場。



うまっ!確かに全然違う!

※写真を撮れる状態ではありませんでした。見たい方は後日コチラへどうぞ



クーラーにはまだなんか入っていそうに見えたので(冷蔵庫かっ!?)


お皿に冷しゃぶが無くなったと同時に撤収宣言した。



荷物を運ぶ駐車場までの距離がキツかったのは言うまでもない。


今回も劇団流おもてなしを存分に受けてしまい

キャンプ場から帰宅するまで私達夫婦は何も口にすることはなかった。


またも敗北感・・・。





それがキャンプ。





タープ初張りは東北の営地で・完  続きを読む


2017年06月21日

タープ初張りは東北の営地でact.3 Takibi-Tarp Cotton Hexa

タープ初張りは東北の営地でact.1act.2の続きです。





朝8時。ホットサンドで朝食を済ませのんびりタイム。

土曜日1泊と日曜日のデイも含め3,000円。

2日間貸し切りの価値も含めればとてもいいキャンプ場だ。


【天神岬スポーツ公園】




海側の芝生広場にはたくさんの遊具が置かれ

晴れた土曜日には子供達のはしゃぐ声とサイクリングやウォーキングを楽しむ人達で賑わっていた。

歩5分には立派な温泉施設も整っている。




駐車場からフリーサイトまでは100Mほどの距離はあるが

オートサイトよりも眺めが良く日頃の運動不足も解消される。


フリーサイトの各所に直火ができるスペースがあり

劇団家を待つ間に焚火を楽しむことにした。




今日は曇り空。気温は18℃くらいでこの時期に焚火の暖かさを楽しめるのは想定外の喜びだった。




妻は夢中になって松林の落ちた枝と松ぼっくりを集め


焚火に投げ入れてはまた拾いに行くを繰り返す。


「おいおい、そんなに拾ったらにひきさんの分が無くなっちゃうよ・・・」

と妻に言ってはみたものの、以前なんかの記事

「焚火のスタートには松ぼっくりが5〜6個あれば・・・」

なんて言葉を目にしたことがあり

逆に松林に松ぼっくりが落ちていなかったら彼はどんな反応するのだろうとアホなことを思いついた。


私は躍起になって松ぼっくりを拾い集め

見渡すかぎり落ちているものはなくなった。ヒヒヒ。



そして海を眺めながらのんびり焚火。

そんなに寒くなくてもやっぱり焚火はいいなぁ。



1時間ほど楽しんだろうか。持ってきた薪と拾い集めた松ぼっくりが無くなってきたので

管理棟に薪を買いに行くと劇団家が到着していた。




先月の八幡平GWキャンプ以来の再会だ。






タープの設営はおよそ10分。さすがに手慣れたものだと素直に認めるが

設営後に彼が周辺を見渡しながら

「あれ〜?松ぼっくり落ちてないですねぇ〜」と言った時には小さくガッツポーズ。

なぜかヘンな敵対心みたいなものを持ってしまうのは前回のキャンプから変わっていない。



劇団家の設営もほぼ終わり、いよいよテンマクヘキサタープの設営だ。


しかし先月発売されたにもかかわらず私はまだこのタープを購入したとか設営したとかの記事をナチュログで見たことがない。

テンマクの話題はcircus TCインナーテント発売のコトばかり。

あんまり人気無いのかなぁと若干の不安もあったが

師匠お墨付きのテンマクタープ。そしてその憧れの人が見届けてくれる。


迷うコトなど何もないじゃないか。太平洋の大海原もそう言っている。



さぁ1度はやってみたかった「開封の儀」だ。


滅多に道具を買うことの無い私。ここはブロガーらしく行くぜ!と振り向けば


なんと師匠がもう箱から出して広げているではないか!汗





まあいいや。彼の手で開けていただいたのであればテンマクタープも本望だろう。



気をとりなおして設営に挑んだ。

テンマクヘキサのポールやロープをとめる部分にグロメットは無く全部ループだった。




六角形のメインポールの角(前後)に2ヶ所。

両翼には3ヶ所づつ、計8ヶ所のループが付いている。



これは角では無い部分にあるループ。

強風時にはこれを使ってフルペグダウンになると思うが

通常ならメイン2ヶ所に両翼2ヶ所づつ計6ヶ所だろう。


メインポール部分以外をガイロープを付けたまま直張りしようとしてみたがループが小さすぎてペグ(ソリステ40cm)が入らない。

直張りする度にいちいちロープを外したり結んだりするのも面倒なので次回はカラピナを用意しよう。

メイン用赤2つと両翼用オレンジ6つ。

ロープの長さも微調整が必要だ。

メインポールのロープは標準のまま(3m)でいいと思うが他はあまり両翼を広げず標準(2m)よりも短い方(1.0〜1.5m)がいいと思った。



そして教えてもらいながらなんとか立ち上げる。


人生初のタープ設営。







でかっ!


想像よりも大きすぎて松の木にかかってしまった。


これなら我が家のウェザーマスターブリーズドーム240もらくらく入るな。小川張りにする必要もないだろう。

写真は前方ポールが280cm、後方ポールが240cm。






焚火の上に移動。あたたかい!



2人には大きすぎるような気もするけど、なんかとても気に入ったよ相棒。

これからよろしく頼む!






めろんも振り返る。



そして念願のタープ下からの眺め。




写真ではなかなか伝わらないかもしれないが

これには本当にまいった。


ちょっとだけウルっとしそうになった。笑


ああ、俺もこんな眺めを自分のタープから見ることができた。

この時の感動と感謝の気持ちはこれからも忘れることはないだろう。


「オープンタープ」の素晴らしさを教えてくれた劇団にひきさんと一緒にタープを立ち上げた喜びは大きかった。

もしまたご一緒できる日が来れば

今度はTATONKAと並べて2会場で焚火をしてみたい。


前回のキャンプで感じた一緒にいるのに一緒にキャンプした気がしないあのモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれるような気がする。

つまり「俺はこんなスタイルでいつもキャンプしているんだよ」を見てもらいたいのだ。


それはお洒落でなくても道具がバッチリ揃っていなくても

本物のキャンパーならわかってくれるだろうし、ああじゃないこうじゃないとお互いに指摘しあったり自慢したりバカにされたり・・・


そんな話だけでも酒はとびきり美味くなるだろうし

私もキャンパーとして仲間入りさせてもらえるような気がする。



1人タープ下で海を見ながらそんなコトを考えていたけど

他の3人はTATONKAで早くもビールを開けて盛り上がっていた。笑



それがキャンプ。



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2017年06月20日

タープ初張りは東北の営地でact.2 旅猫にひきデビュー戦

タープ初張りは東北の営地でact.1




17日土曜日。青い空と海。心地よい風。

ある程度の区画が決められているフリーサイトで

1番眺めが良い場所の松林木陰にテントを設営した。





テント前室には新品のTakibi-Tarp Cotton Hexa(tent-Mark DESIGNS)とWingpole Red 280cm/240cm(snowpeak)が並ぶ。

まだ「試し張り」どころか封すら開けていない。


どうしても1番最初にあの人へお披露目したかったから。






天候を問わず1年を通してオープンタープの素晴らしさを見せつけられてきた。


春は西風を警戒しながらもバリエーション豊富な張り方で視界を確保。

新緑を愛でながらタラの芽とコシアブラを食す宴会時には頼りになるレクタングルタープTATONKA 1TC。





夏は赤いギアだらけの暑苦しいサイトでカキーンと冷えたアイスコーヒーが楽しめるのも

濃い日影を作り出すコットンタープの恩恵だ。





秋はタープ下焚き火で暖をとりながらのアイラモルトをかなりしつこく聞かされたが

語るも良し、火のゆらめきと薪の爆ぜる音だけで飲むも良し。

これぞキャンプの醍醐味と言っても過言では無いだろう。





そして圧巻の真冬オープンタープ。しかも東北で。


我慢比べじゃないんだから。

誰かあの2人を止めてあげないと。夫婦揃ってアホなの?




青い空、白い雪、赤い道具。

狙ったかのようなトリコロールは偶然か。

だがあの数々の赤いギア達が、凍てつく空気の中ではとても暖かく見える。

私がテンマクのヘキサタープ購入を決めたきっかけとなったのがこの1枚だ。



1月のオープンタープ本編



「真冬にオープンタープを張るからこそ
見える風景景色がある。」

以前こんな言葉をいただいた。

なんかカッコいいじゃないか。



風の冷たさや焚火の暖かさ。

その「本物」を知るのがオープンタープだと。

悔しいけれど私の心に深く刻まれてしまった言葉。

そんな想いを胸に翌日の設営と劇団家ご夫婦の到着を楽しみに待っていた。






土曜日は夕暮れ時から若干冷えるも、風は無く穏やかなキャンプ日和だった。

そしてこの日は我が家の長女「りんご」が初々しくキャンプデビュー。




慣れない移動や初めてのテントにとまどいや疲れはあったものの

兄貴のめろんがしっかりと面倒を見てくれたので




ごはんも良く食べて翌日の劇団家ご夫婦到着の際には、その可愛さをしっかりとアピールできるだろう。








幸せそうな寝顔だが、この半年後には真冬のオープンタープに彼女も同席することになる。



2日目に続きます。


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2017年06月17日

タープ初張りは東北の営地でact.1

常磐ハイウェイ 午前4時。気温18℃。




6月中旬だというのに日本列島は高気圧に覆われている。

まるで今回のタープ初張りキャンプを祝してくれているかのような空。


朝7時より営業している福島県小名浜漁港前の「さすいち」で朝食。





お。対岸に見えるのは環境水族館「アクアマリンふくしま」ではないか。

浜通りはなかなか来る機会も少ないのでここは寄ってみよう。




土曜日だというのにあまり人はいなかった。




しかしゲートをくぐるとそこは別世界。




早めにキャンプ場へ行きたかったので足早にまわるも1時間半かかった。




館内では妻と私で大はしゃぎ。



本日1番印象に残ったのはコイツ。水カラス。




「鳥羽水族館」にもひけをとらない素晴らしい水族館だった。



アクアマリンふくしまを出て市内で献上品の買い出し。




「常陸牛」と看板に出ているも本日の入荷はナシ。

代わりに「福島牛」を購入しておいた。



正午過ぎ到着。受付で本日「貸し切り」と聞かされる。そうきたか。






ちなみに明日も我々だけらしいので

この広大な営地でマンツーマンのタープ設営特訓。




この価値は計りしれない。




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