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Posted by naturum at

2017年10月21日

焚き火と安納芋で笑顔になれたタープ下。【雨の紫雲寺記念公園】

秋の海を眺めながら思うコト。【強風の紫雲寺記念公園】

少し寒いけどやっぱりオープンタープでしょ。【強風の紫雲寺記念公園】








2日目朝06:00。

テント内は波と雨の音。

気温は9℃。12月中旬並みらしい。

しかしなぜか風は止んでいる。




1泊で朝食とコーヒーだけなら焚き火テーブルとフィールドラックだけで十分だ。






朝食が終わればいつもならさっさと撤収してどこかに出掛けるのだが

昨夜のイベントで燃え尽きた夫婦。

なにかするでもなくただ海を見ながらボーっと過ごすが本日はやけに寒い。



低く張ったテンマクタープが「焚き火してみろよ、俺は大丈夫だゼ」と言っている。





チェックアウトまでは2〜3時間しかなかったが、この時期に火を見ずして帰るのは間違いなく消化不良。


「よし、風もおさまっているし焚き火やるぞ!」



そうと決まれば妻は防風林の松林に向かい、私は安納芋を新聞紙とアルミホイルで包む。






松ぼっくりと小枝で焚き火スタート。薪が熾火になったところで安納芋投入!





人生初の焼きイモ!


田舎モノの妻は慣れたモンだ。

悔しいが仕方なく言われるがままに30分ほどアルミホイルの安納芋を見つめ続け今か今かと焼きあがるのを待つ。






きたあああ!!!


ただ放り投げただけなのに、なんというこの満足感!

甘い!美味すぎる!


真ん中に少し固い部分があるのはご愛敬で済むレベル。

結構な火力だったがあと10分待てば完璧だったか。






2つ目はきっちり40分焼いてバッチリ。帰りの車の中で美味しくいただいた。








いや〜しかし焚き火1つでこの充実感!

この時期の「焼きイモ」は最高のオプション。


いつしか気温9℃の肌寒さも忘れ

tent-Mark DESIGNS 13ft.Cotton“焚き火”タープはそこそこの高さに燃え上がる炎でもまったく問題なく

これは「真冬のオープンタープ」に大きく前進したような気がした。



秋の日本海と小さな白いウィングタープ。

焼きイモほお張る夫婦は最高の笑顔になっていた。








チェックアウト11:00ギリギリまで楽しんで撤収。


帰りはまた新潟市内に戻りいつもの「弁慶」。




「のどぐろ」が前回来た時よりも倍の価格(520円)になっていたのは納得できないが




佐渡産の南蛮エビやアジ・カワハギなどはどれも美味く





とても満足のいく新潟キャンプとなった。





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2017年10月20日

少し寒いけどやっぱりオープンタープでしょ。【強風の紫雲寺記念公園】

今回は新潟市内のイベント参加の為、キャンプらしいコトをする予定は無かった。

テント設営して寝るだけのつもりだったが、キャンプ場に着いてそのあまりの解放感に思わず声をあげた。





【紫雲寺記念公園AC】

新潟市の北側に隣接する新発田(しばた)市にある高規格と言えば高規格のキャンプ場。

写真の入口管理棟を越えると海岸沿いに数100M一直線にサイトが並ぶ。


管理棟で1番人気ですと言われた「D-5」を指定され奥に進めば

なるほど、サニタリーが近く砂浜へ降りる階段は目の前。


サイトの真ん中にカースペースがあるが、両脇にタープ+テントが張れそうなかなり大きめのサイトだ。






天気は良好。

日本海を前にこれだけの眺め。ここはやっぱりオープンタープでしょ!とムササビタープ(一応積んでおいた)を取り出すも

本能的に「キビしいかな?」とも思わせる強い海風。





だが強風タープ設営の経験を積むには絶好の状況だ。

これ以上ちょっとでも強く吹いたらすぐにポールを倒すつもりで設営に挑む。


風に煽られないよう注意しながらあえて妻の手を借りず風上から丁寧にペグダウンして立ち上げた。





ポールは風上側210cm、テント側180cmといつもより低くしてみたが

これはムササビの場合、タープ下で腰を屈めず移動できて特に圧迫感も無い高さ。焚き火するにはちょいキビしそうだが。






私がタープ設営している間に妻が「私も1人でできるようにならないと!」と初めて1人でインナーテントをを立ち上げてくれた。

これは素直に嬉しかった。



テントはひさしぶりにガイロープも含めフルペグダウン。




テントはステークペグ40cm×12本。20cm×5本(ベンチレーション用)、

タープは40cm×8本使用。





【小型タープ+小型ドームテント+ソリステ40cm×20本】


私が今できる最強のディフェンス。これを突破されたら笑うしかない。






タープのロープテンションはバタバタと音が出ない程度に少し緩めにしてみたが

風に煽られても、しなやかに風を流しているようでなんかいい感じ。


よし、日本海に向けて本日一夜を過ごす体制完了!

タープ下からもテント内からも海しか見えない。コレだよコレ。






沖合いにはタンカー級の貨物船が行き交い

白波の飛沫が車のフロントガラスを濡らす。


遠くにライダーのテントがちらほら見えるが

平日ほぼ貸しきりのキャンプフィールド。







夕方になるにつれ雲が多くなってきて




こりゃ今日は夕陽はムリと諦めたけど


備え付けの木製ベンチに座り、もう冬の様相を見せる日本海で過ごす時間はやっぱりプレミアム。








気温12℃。





今年めろん28泊・りんご16泊目の夜。


ホットカーペットの暖かさが嬉しい季節になった。


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2017年10月18日

秋の海を眺めながら思うコト。【強風の紫雲寺記念公園】

10月18日(水)

先週、宮城県の気仙沼大島で太平洋から昇る朝日を堪能したが

それなら日本海に沈む夕陽も見たくなるのが旅キャンパー。


雨予報が続く東日本でこの日雨マークがつかなかった新潟県。





「島ロス」を少しでも癒せるかと海沿いのキャンプ地を選び

北の「サンマのつみれ汁」に対抗すべく、海風で冷えた体を温める「絶品いわしのつみれ生姜汁」に挑戦。





出汁は昆布とカツオ。塩と薄口醤油で透き通ったアツアツのすまし汁にして

秋の日本海を目の前に波の音を聴きながらズズズ。







新潟は5年近く前に出張で3週間ほど滞在した。


信濃川にかかる万代橋の横にあるホテルを拠点にして北は村上市から南は長岡市まで

どこまでも続く田園風景の中を上越新幹線と並走しながら何度も往復した。






仕事を終え居酒屋で栃尾のあぶらげをつまみに「八海山」をちびちび飲んだり


炎天下で食べるヤスダヨーグルトのソフトクリームが美味すぎたり


江戸庄の村上牛レアステーキ丼や弁慶の佐渡産のどぐろの握りなど


出張中に繰り広げられる数々のグルメレポートに妻はたまらず週末に新幹線へ飛び乗り新潟駅までやってきたのはいい思い出だ。






ホテル日航から見下ろす日本海と、よりどり並べられたビュッフェスタイルの朝食も良かったけれど


今、こうして妻と猫2匹連れてタープ下。

波の音を聴きながらいわし汁をすすっている方が遥かに素敵な時間に感じるのは


年齢に逆行しているかもしれないけど、幸せを感じた時間の1つとして心に刻まれるような気がした。





キャンプやっていて良かったなぁ。







かつてない強い海風にビビり中。笑