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2018年09月05日

2018夏キャン最終回act.8 さよなら妻の涙とブリーズドーム編

2018/08/18(土)19:00





2018夏キャンプ最後の夜。そしてドキドキの「前沢牛ローストビーフ」は劇団家秘伝のタレと共に器に並べられた。。





ちょ〜っと火入れすぎたかな?って感じで切り方も下手くそだったけど、前沢牛のポテンシャルに助けられた我が家のロービー。




ミニローストビーフ丼はわさび醤油で。これは美味かったなぁ。


もちろんあのロービーには遠く及ばなかったけど2018夏キャンプの〆を飾る思い出深い一品となった。やはりキャンプで何かに挑戦するのはホントに楽しい。

「失敗してもいいや」なんていう気持ちを持たないように高い肉を用意したが、約2時間も1歩として肉の前から離れず本気で集中できた時間の価値は計り知れない。結果美味くても美味くなくても時を忘れて楽しめて最後には笑いあえる。やっぱりキャンプ飯って最高!


高原の素晴らしいキャンプ場と岩手の星空の下。「これぞキャンプ」と思えるような忘れられない夜を過ごせたことは「感謝」しかなかった。






今年のGWに雨漏りが始まり先日の集中豪雨にフライシートを引き裂かれながらも使い続けてきた【ウェザーマスター・ブリーズドーム240】。いよいよこれで最後の夜。





食事が終わっていつもなら早々にテントインなんだけど、ガラにもなく感傷的になってタバコを消したらまたすぐに火をつけてブリーズドームを眺めるの繰り返し。いろいろあったけど本当にありがとう。








めろ&りんもこのテントで大きくなった。





2018/08/19(日)08:00




最終日の朝を迎えた。






青森で買ってきたとうもろこしと



クーラーに残っていた食材を全部炒めて卵のせてケチャップかけたなんだかわからない料理で朝食を済ませ、いつもなら「さぁ撤収!」なんだけど





名残惜しくてなかなかブリーズドームをたためなかった。







最後にめろとりんにもブリーズドームを見てほしくて




タープ下で小1時間のささやかなお別れ会。ラストがこんな素敵なキャンプ場で良かったね。






「さ、ホントに撤収するよ。中のモノ全部出して。」


めろ&りんが遊ぶひも(ロープ)などインナーテントのポケットにいつも入れっぱなしのモノもあったので中にいる妻にこう言って私はまわりのベグを抜き出そうとしたら


「なんだかすごく寂しくなってきた。」

とインナーテントの中にいる妻がポロポロ涙を流してこう言った。。


「あだたらで一緒に戦ってきたから・・・」

そうだよな。最初は何も知らない君をいきなり冬のフォレストパークに連れていき「コレに寝るから」と言われて私が勝手に買ってきたこのテントを半信半疑で見てたよな。
あだたら吹き下ろしの風にテントは歪み「大丈夫なの?大丈夫なの?」と何度も寝られない夜を過ごしたけど毎年このテントの中で除夜の鐘を聞いてきたね。

最初は見ているだけだったけど、ここ数年は1人でも立ち上げられるようになって君にとって1番頼りにしていたギアだったのだろう。最期にこんなにこのテントを愛してくれていたコトを知って本当に嬉しかった。ありがとう。





この写真が私のウェザーマスター・ブリーズドーム最後の1枚となった。








管理棟に滞在のカードを返して【種山高原星座の森】にもさようなら。ホントにこんなキャンプ場が関東にあったら毎月来てもおかしくない最高のキャンプ場。絶対また来るから!ありがとう。






以上で2018夏キャンプ5泊6日の旅は終わり。

今年の夏は青森・岩手・秋田・宮城・山形で幕営することができて本当に楽しく快適に最高の夏キャンプをすることができた。東北は来れば来るほど新たな魅力が見つけられこの先も夏は何度も訪れることだろう。
また我が家のエーステントとして何年も頑張ってくれたウェザーマスターブリーズドーム/240。7年間の楽しい思い出をありがとう。キミのコトは生涯忘れない。

そしてこんな我が家のキャンプ記事にコメントいただいた劇団にひきさん、ハチママさん、ひなこさん、zero21keiさん、ご高覧いただいたみなさんに感謝します。ありがとうございました。


Suika with めろん&りんご










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2018年08月31日

2018夏キャン最終戦act.7 キャンパーの威信をかけたローストビーフ 編

2018/08/18(土)17:00

実は無類の肉好きだった。やはり「肉」は塩コショウのみのステーキに限る。バブル時代にまだミシュランの星などついていなかった御成門の「轟皮(あらがわ)」に通い本物のステーキを知り、その後は神戸三宮・近江・松阪にある但馬牛関係の名店は片っ端からコンプリート。晩年は宮崎牛や佐賀牛が好きだった。

悲しいかな年齢と共に食は細くなり「量→質」「サーロイン→ヒレ」「A5→A4」と変わっていき最終的に現在はスーパーの「豚小間切れ」だけで満足できるようになってしまった。泣





そんな私の前に置かれた前沢牛400g。この旅のラストを飾るにふさわしい北の王様牛だ。(あえてA4を購入)

今宵は実に5年ぶりとなる「ローストビーフ」に挑戦する。駅弁やらコッペパンの絵だけで最高だったこの夏の旅キャンプを終わらせるワケにはいかない。汗


2012年の3月まだ雪の残る【フォレストパークあだたら】で初めて妻にローストビーフを振る舞った。その時はダッチオーブンを使い上蓋に炭を乗せて「初心者でもできる〜」の本を真剣に見ながら作ったのだが、なぜだか出来映えも良く妻もビックリしながら食べてくれた。

「ローストビーフ」は鎌倉山の上で庭園眺めながら食べるコトしか知らなかった最後のバブル世代になる私だったが、見よう見まねで作ったのにこんなに美味いなんて・・・。俺のローストビーフは日本一だ!w


しかし2017年の秋、とあるグルキャンに意気揚々と参加。そこでそんな小さな自信は木端微塵に打ち砕かれた。我が家は気仙沼の獲れたてカツオを用意、藁焼きカツオのタタキを出して「勝負あった!」と思っていたところに師匠奥さまの手からテーブルにゆっくりとコレ。



グル宴後半で出してくるなんて「卑怯」とも思えてしまうほどの「完ペキ」なロービー。私はそのあまりの美味さに言葉を失っていたが他にいた師匠のキャンプ仲間は1枚ポイっと口に入れて酒を流し込みまた会話に戻っていく。私は「キミ達はアホですか?」と疑念を抱く。歓声をあげるとか仰け反るとかなんかしないの?。これ酒のツマミで終わっちゃうレベルじゃないよ!?もう何度もコレ食べてるからなの???


その3ヶ月後になる「年越しキャンプ」では我が家にこのロービーを置かれて師匠は撤収していった。私と妻は1枚1枚味をかみしめながら幸せな元旦を過ごしたが、逆にこんなにスゴいローストビーフを食べてしまったコトがその後の私の「ローストビーフ作り」意欲を失わせていたコトは間違いなかった。


しかし今年の3月に転機が訪れた。ふもとっぱらへ師匠君臨時に「肉の女王」も参戦。その時の鼻息荒く師匠のロービー頬張る女王の顔を見て「あぁこれは本物だ。俺もこんなに人を喜ばせるメニューが作れたらなぁ・・・」という意識が芽生えた。「記憶に残る」ではなく「記憶に残らせる」ようなある意味「爆弾級」とも言える宴の主役を一気に奪うロービー・・・。






さぁ塩とニンニクはすりこんだ。




表面も焼き上げた。今回はあえて師匠のブログで見たやり方でいく!




沸騰させないところで25分。これは肉の厚さに応じて臨機応変に決めるしかないだろう。



そしてこの間に「ソース(タレ)作り」だ。1つはオーソドックスにわさび醤油を用意したが、今回どうしても成功を納めたかった私は妻のスマホを奪い師匠奥さまに禁断のラインメッセージ!!

あれだけ完ペキなタレだ。当然、試行錯誤して出来たモノだろう。それを簡単に「教えてくれ」とはなんたる失礼。しかし今回の挑戦にはどうしても欲しい「味」。カネで済むならホントに払いたいくらいだ。時候の挨拶から始まり考えられるすべての謙譲語を使って恐る恐るラインを送信。


Suika:「(中略)どうかこのヘタレに何卒ご教授願えませんでしょうか・・・。」


なかなか「既読」にならなかったが10分くらいして返信があった。


奥方:「(前略)私の一存では決めかねますので主人に伺ってから改めてご連絡さしあげます。」


怒らせてしまったかもしれないと不安な日々が過ぎたが、数日後奥さまからメッセージが届きなんとご主人の許可が下ったとのこと!メッセージには「劇団家秘伝のタレ」レシピが細かく書かれていて、私は狂喜乱舞しながらぶっつけ本番になってしまったが書かれていた通りにあの「幻のタレ」を完成させた。



※画像はお見せできません。





act.8 さよなら夏の日とブリーズドーム編(今度こそ)最終回 に続きます。



  


2018年08月29日

2018夏キャン最終戦act.6 イーハトーブの大自然を走る RAILWAY TO THE STARS編

2018/08/18(土)06:00




よく晴れた岩手県。朝食はもちろんコッペパン(福田パン)だがどんなに美味くてもさすがに昼・夜・朝と食べれば少々飽きる。よし、今夜は腕の見せどころだな。コールマン・ソフトクーラーの中にはキンキンに冷やした前沢牛400gが眠っている。楽しみだ。


今日は2018夏キャンプの最終日。この日は少し周辺を見て温泉行って早めにキャンプ場に戻りゆっくりと最後の夜を楽しもうと思った。



【種山高原星座の森】(岩手県奥州市)

しかしここもいいキャンプ場だ。管理棟の近くはキャビンやオートサイトもあるけれどそこから少し離れたところにあるフリーサイトがいい。

1泊300円/大人。デイキャンなら無料。いったいどう試算すればこのような料金設定になるのか。登山ならば山頂近くの山荘でボンカレー1杯1,000円と言われても荷上げの苦労を考えれば納得して食べられるが、管理棟で「2泊だと1,200円ですね〜」と笑顔で言われた時は逆に「ココ大丈夫?」と少し疑ってしまった。




炊事棟・トイレは1ヵ所だがどこに張っても苦にならない距離にあり管理もしっかりされている。





キャンプ場の良さもさることながら私が1番良かったと思えたのはやはり周囲の大自然だ。
キャンプ場前で見えた展望は素晴らしく、ひらけた高原の奥に北上山地の連なる山々と青い空。岩手は三陸沿岸の景色もスゴいけど山間部もまた素晴らしいトコだなと改めて思わされた。





タープ設営後、キャンプ場入口にある【道の駅種山ヶ原】に寄ってみると資料展示コーナーで1枚のパンフレットを見つけた。



なにぃ!?ホントに999号走ってんのかっ!


よく見たらパンフレットは2017年のものだったが運行日を見ると8月の土日は花巻〜釜石間を運行している。つまり今年も走っているなら今日(08/18)は運行日だ。

妻がスマホで調べて本日の運行を確認。土曜日は花巻10:37発釜石15:07着の1本のみ。いかんっ!もう花巻駅を出てるしゃないかっ!

時刻表を詳しく見ると途中の「遠野駅」12:13着13:31発と1時間ちょい停車するらしい。おそらく駅弁購入&トイレ休憩だろう。この時間に遠野駅に行けば間違いなく「SL銀河」を見ることはできる。

しかし私は停まっているSLにはそんなに興味がない。やっぱりSLは力強く煙りを吐きながら列車を牽引する姿に惹かれるのだ。しかもココは岩手・釜石線。遠野の山・川・田んぼはまさに日本の原風景!
これを背景に走る「SL銀河」。これ以上ない最高の雄姿だろうし、汽笛鳴らしてくれたらたぶん涙出る。うだうだ考えてるヒマは無い。遠野まではまだ下りの峠道を約40kmある。急げっ!

この旅の直前に新品のダンロップタイヤに履き替えていたのが幸いした。激しいコーナリングを繰り返しながらカーナビで撮影場所を探す。ロケハンなどしている時間など無いからだ。すると遠野駅ひとつ前の無人駅「綾織駅」に国道が近寄る部分「日影」という名前の交差点があった。カーナビ縮尺を拡大しても民家なども建っていない。私はココにナビをセットして妻にカメラを用意してもらいまだ見ぬ撮影場所に期待を寄せた。




思ったより早く山を降りて来られたので遠野駅に寄ってみた。右側の火の見櫓みたいな建物は超絶キレイなトイレで観光客を迎える姿勢がうかがえる。食事処も多い。

遠野駅から市街地を抜ければすぐに田舎の風景。どこでも絵になりそうな場所ばかりだが、私は写真撮影より実際に目で見ていられる時間が多くとれる「直線」の場所を選んだ。




SL通過予定時刻の10分前到着。なんか「どうぞここでSL撮ってください」と言っているかのような線路に向かってドン突きの道に車を停めた。昨年秋・磐越西線のように動画撮影しているような撮り鉄ライバルもいない。声出せる!泣ける!w


待つコト10分。もう昨年のようなミスは許されない。今回は私が一眼カメラを手に持つ。18-400mmレンズで1番奥に見える踏み切りが下がるのを確認、来るぞっ!






シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ・・・





来たーーーっ!





素晴らしい!宮沢賢治先生はコレを見て何を想うか。









やっぱり山が見えるといいな!最高だ。



大きく手を振る妻に運転手が汽笛でこたえてくれた。

フォォォオオオーーー!




※本日のベストショット


シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!(感涙)シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!(涙でファインダーからは見られない!)




あ、あぁ行かないで・・・




行っちゃった・・・。さようなら!
人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの〜♪




リアル「999号」のこの汽車。1号車はなんとプラネタリウムになっていて乗車座席の雰囲気も999号そのもの。いつか乗れるだろうか。




車中で最後のコッペパンを食べてまだ昼だけど温泉へ。


花巻温泉【紅葉館】



中性の単純温泉(循環)は雰囲気を楽しむに限る。ちなみに「単純温泉」とは含有成分が1,000mg/Kg未満の温泉のこと。岩露天風呂には源泉が注がれていた。たまにはこんなホテルの大浴場もいいね。





「さぁローストビーフの仕込みだ!」と意気揚々とキャンプ場に戻ると結構な賑わい。やっぱり週末はこうなんだなと少し安心していたらマイサイト横に突如として「最強のデイキャンパー」達が現れた。




そこに来るか?と思わせるようなところに設営。若い女性5人組の彼女らはロープを「ひも」ペグを「棒」と呼ぶ。元気すぎる会話とBBQの進め方はブログ等でよく聞く集団のお手本のような振る舞いを見せてくれたが、静かに焚き火に興じるソロキャンパー達の視線と殺気を一斉に浴びていた。

男が1人でもいれば「厳重注意」のところだがまぁいいや。これも夏の風物詩、のんびり行こう。しかし真横にいたあのソロキャンパー、キツかったろうなぁ。w





雲が赤く染まり出した。今夜もまた星空が見えるだろう。
【種山高原星座の森】のネーミングに嘘偽りナシ。いいキャンプ場だなぁ・・・。





act.7(最終回) 2018夏キャンプ・さよなら夏の日とブリーズドーム/240編へ続きます。
  


2018年08月26日

2018夏キャン最終戦act.5 第2部・盛岡福田パンと【種山高原星座の森】編

2018/08/17(金)15:00

3泊の青森キャンプを満喫して後半は好天の岩手を目指した。候補地は2つ。【岩洞湖家族旅行村】の「白樺」か【種山高原星座の森】の「天の川」だ。

この日は南に行けば行くほど天候は良く、加えて私自身岩手南部は落ち着いて訪ねたコトがなかったので少し距離はあるが奥州市の【種山高原星座の森】に決定、カーナビを東北道【水沢IC】にセットした。








【種山高原星座の森】に予約は要らないが時間的に到着が遅くなりそうだったので連絡を入れてみたら21:00迄に来てくれればOKとのコトなので安心して【盛岡IC】で降りて寄り道。




【福田パン】(岩手県盛岡市)

いや、コッペパンなんて・・・て思いながらもこれだけ関東のテレビで紹介されていたら1度は寄ってみたくなるもんだ。



ずらりと並ぶメニュー。まぁどれも普通っぽい。1番人気は「あんバター」?それはいいや。でも1つ1つが安いね。(130円〜)




しかしコッペパン好きなメニューを見上げる妻の目のがあきらかに違う。それはもはや数多くのメニューからいったいどれを選べばいいのかまとまらず放っておけば明後日の夜まででも食べきれないほど大量に買ってしまいそうな気配。汗

私は2人で2個くらい買って車の中でちょこちょこっと食べるくらいの感じだったのに妻がボソボソと何か言いながらメニューを指差している数はあきらかに5つ以上。どんだけ注文する気でいるのだ?

仕方ない、明日の朝食もコッペパンだなと諦め「じゃ3つ選んでいいよ」と許可したが行列に並んでいるあいだずっとメニューを見続けていたのに注文時までに絞りきれず、ずっしり重い袋になった特大コッペパン6個を手にして店を出た。滝汗



私は「バターのみ」「野菜サンドにチキンミートトッピング」。妻は「黒豆きなこと何かのトッピング」やらいろいろ・・・。

しかし車の中でちょっと食べたら

うまっ!美味いじゃないか!w



結局本日キャンプ場での夕食もこの「福田パン」となり、もはや「キャンプの品格」などと言う言葉は我が家には存在していない。昨夜は「駅弁」今夜は「コッペパン」・・・。大汗





しかしこのまま何もキャンプらしい料理をせずに2018夏キャンプを終わらせるワケにもいかず【水沢IC】を降りて水沢市内の【岩木精肉店】で前沢牛400gを購入。価格は電源サイト1区画分だ。



水沢市内から国道397号線で北上川を渡る橋の上から左前方の山と山の間に夕日を受けるひときわ雄大で神々しい山が見えた。あの山はなんだとカーナビの縮尺を上げると「早池峰山(はやちねさん)」と表示された。昨年2月に「おでんせ岩手弾丸バスツアー」に参加した時、岩手山と早池峰山は仲が悪くて姫神山を取り合っていたという話をバスガイドが話していたコトを思い出した。他にも神話や伝説の多いこの山、見た目のインパクトが山形の「鳥海山」に似た感じがする北上山地の主峰。登山のコースタイムは約6時間で登るのはちょいキツそうだけど近いうちに訪ねてみたいと静かに思った。






【種山高原星座の森】(岩手県奥州市)

水沢市内から車で約30分、北上山地のなだらかな高原。内陸と三陸沿岸の境界にあるため気象の移り変わりが多くまた風も強いと聞く。師匠のTATONKA 1TCが破られた惨劇も記憶に新しい。だが我がウェザーマスター・ブリーズドーム/240の有終の美を飾るにはふさわしい自然溢れる素晴らしい営地だ。






到着が18:00を越えていたのでテントのみの設営として場内の風呂を利用した。先ほど買った大量のコッペパンは夕食だけでは食べきれず翌朝に持ち越し。結局丸1日コッペパンという大失態を招いてしまったが、なんと夜になると一気に雲は晴れこれ以上ないほどの天の川と夏の大三角形。この地で「銀河鉄道の夜」が見られたコトを誰に感謝すればいいのかわからなくなってしまうほどそれはそれは素晴らしい夏の夜空が広がっていた。








act.6 イーハトーブの大自然に走る RAILWAY TO THE STARSとキャンパーの威信をかけた前沢牛ロービー編へ続きます。