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2017年08月31日

夏キャン(北海道編)act.10(最終回)さよなら夏の日。

8月19日(土)9日目




【星に手がとどく丘キャンプ場】

2日目の朝は気持ちのいい晴れ。




本日はいよいよ北海道撤収日。

クーラーバッグに残っている野菜を全部片づけた朝食。



野菜生活。





めろんは最後のスリスリで北海道との別れを惜しむ。





スゴく荷物になるけどキャンプ中は意外と使えたオレンジカー。北海道キャンプには必需品となった。






まわりの人達も撤収を始めている。ひつじがサイトに遊びに来ていた。レストランの前なのでちょっと微妙だ。笑






太陽は出ているけどもう秋を感じさせるような涼しい風。

タープをたたんでしまうとホントにお仕舞い。なかなかたためずにいた。








帰るの〜?





さびしいなぁ。




今度は本当に星に手がとどく日に・・・。






ありがとう。また来るから!





さて帰るよ!




・・・と気合いを入れたら「↑富良野チーズ工房」の案内板が!


これはさすがにスルーできない。




朝から賑わっていた。



あ、コレ、ヤバいやつじゃん。朝食の「野菜生活」がぶっ飛ぶよ。




試食チーズ食べまくり。



裏にはチーズレストランとアイス工房。

2回目の朝食。笑




ふらのチーズスペシャル&赤コーラ!

1番やっちゃダメなやつだ。


妻はピザが焼き上がるのを待たずして「濃厚ミルクアイス」を食べていた。

まっいいか。笑






帰りはスイカ&メロンのオブジェ達が私を誘う「直売街道」。



あと1日いたら大変なコトになっていただろう。





でも道東のワイルド感も良かったけど、富良野のの〜んびりした感じも良かったなぁ。


年取ったせいか?笑





さあ函館まで400Km、一気に行くよ!



と言いながらも長万部ICで降りて北海道上陸初日のリベンジ。




これよ!コレコレ!

20年近く前に札幌行きの特急電車の中でワゴンサービスのお姉さんに勧められた駅弁。




森のイカめしと並んで妻に良く話していたが、ようやく食べさせることができた。スッキリ!笑




大雨の中、一夜を過ごさせてもらった長万部セブン。ありがとね!





函館駒ヶ岳が見えてきた。もうすぐ北海道も終わり。

そして最後にやり残していたコト。リベンジ2!


【北斗市きじひき高原キャンプ場】




入口の管理棟。函館からの避暑地公園。




テント場は駐車場に隣接しているので荷物搬入は問題なさそう。300円は安いね。




右奥にうっすら見えているのが函館山。こりゃ確かに見事な裏夜景だろう。

南西側の角に設営できるかがポイント。駐車場に設営して夜景を楽しむ人もいた。

あースッキリした。笑






少し早めにフェリーターミナルに着いて旅を振り返る。


楽しかったなぁ。

美味かったなぁ。

感動したなぁ。



こんなに充実した北海道は初めてだった。

もちろん今までの北海道旅もよかったが、「キャンプ」を入れるとこんなにも違う北海道になった。

妻やこのブログを通してキャンプを教えてくれた皆様、旅行中やレポにコメントくださった皆様、本当にありがとうございました。最高の夏になりました。

そしてまたいつの日か妻とめろんとりんごを連れてこの地を訪ねます。





最後までご高覧いただきましてありがとうございました。


夏キャン(北海道編)・完



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2017年08月31日

夏キャン(北海道編)act.9 旭岳の恵みとパッチワークの丘に酔いしれた夕暮れ。

8月18日(金)8日目




起床05:00。アラームかけてないのに毎日この時間に起きる。

今日は朝イチで100Km先の旭川の病院で透析。

向かう車中でLAWSONおにぎりの朝食。妻はまたもや甘納豆赤飯を見つけて食べていた。




北海道ではこれがデフォなのね。






13:00旭川駅前で透析終了。今日はドライブしてキャンプ場に戻るだけと決めていたのだが

とりあえず昼食で「あさひかわラーメン村」へ。


あまりご当地ラーメンを食べたことがないので楽しみだった。

「青葉」や「山頭火」は埼玉でも食べられるので旭川でしか食べられない店を選ぶ。

私の1番の好みは鶏ガラのすっきりした醤油ラーメン。

ゴチャゴチャ・ギトギトはパス。外の看板写真を頼りに「梅光軒」という店に入った。




お試しのハーフサイズ。普通に美味い。

次に駐車場裏側に回って「天金」。




あ、こっちの方が好きだな。スッキリしてる。こちらもハーフサイズ。でも腹一杯。




店を出たら「準備中」の立て看板。どの店も14:30〜17:00頃まで休憩時間になるようなので要確認。

旭川駅から歩いて行けない距離です。



しかしずっと道東を旅してきたので、旭川の街並みには少し現実に戻されたような気がしていた。

旭川の郊外に出ればすごくいい街だけど中心部は浦和・大宮と変わらない。


そんなちょっと落ちかけた気分を取り戻すには「温泉」(またか)しかなかった。

ここはやっぱり北海道の屋根、大雪山旭岳の温泉でしょ!笑


3年前に旭岳登頂の計画を練っていた。
その計画は私の病気のため頓挫してしまったが、ここに来たら「ラビスタ大雪山」の湯に入ろうと決めていた。

登山はまだできないが温泉で大雪山を感じることができる。







また温泉行くの〜?








旭岳に向かう道の途中にある「大雪旭岳源水」。

水温は約6℃。硬度約125・ph値約7.2弱アルカリ性の中硬水、とびきりのスーパー天然水だ。




湧出量は1分間に約4600リットル。スケールが違う。最高!

水筒やペットボトルに汲めるだけ汲んだ。キャンプ場帰ったらこの天然水でとうもろこし茹でてやる!






ロープウェイ乗り場のちょい手前、ラビスタ大雪山到着。日帰り入浴は1,500円とチト高めだが

檜風呂のゴージャスな内風呂。岩の露天もある。清潔感も全く問題なし。




泉質は硫酸塩泉の源泉かけながし。

無色・無臭でph6.5弱酸性のやさしい湯だ。

本当は透析日の入浴は控えなければならないのだが、ここに来てそんなコト言っていられない。

湯船では左腕をあげ続けながらの姿にまわりは困惑していただろう。笑





風呂上がりのアイス食べ放題は函館のラビスタと同じ。

ヨーロッパのホテルにいるようなモダンな館内。ヨーロッパ行ったことないけど。

旭岳温泉、これもまた記憶に残る名湯だった。





帰りは少し寄り道。





尾張名古屋は城でもつなら、富良野・美瑛は丘でもつ。(名言集より)





夕焼けのパッチワーク。ほえ〜。




何回か来たことはあったけど、何回見てもいいねぇ・・・。










さあキャンプ場帰るよ。2017夏キャンプ最後の夜。






茹でます。12分。




美味いよ〜!




美味かったよ〜!



【星に手がとどく丘キャンプ場】

「手がとどく」までとはいかなかったが、雲の切れ間切れ間に星を見ることができた。

このキャンプ場はランタンを消してから真の実力を感じられる。

高規格でもなんでもないキャンプ場だが、BE-PAL認定「ほんとうに気持ちいいキャンプ場」掲載はダテではなかった。

またいつか来るだろう。


詳しくはzero21keiさんのレポにて。笑



act.10(最終回)に続きます。


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2017年08月30日

夏キャン(北海道編)act.8 焚き火タープ二刀流・星に手がとどく丘キャンプ場

8月17日(木)7日目




4泊お世話になった虹別オートキャンプ場をチェックアウト。

朝イチ出発の際(7時前)にはゲートを開けておいてくれるなど繁忙期中なのに親切な管理人さんだった。

オートサイトは管理棟から近いのに林で区切られていて特に「激混み」を感じられず

高規格ファミリーキャンプ場なのにのんびり気持ちよく過ごせた。ほとんど居なかったけど。汗

ありがとう。いつかまた!



本日は移動日。妻に富良野・美瑛を案内する。

層雲峡を通って旭川から行くルートも考えたが、これは次回「道北ツアー」にとっておく。

帯広から道東に来た時の道を戻ることにした。

摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖・阿寒富士やオンネトーにさようなら。また来るから!


道東道足寄ICから帯広市街を抜けてトマムICで降りる。




トマム駅。駅前は何も無い。


かの有名な「星野リゾート」のタワー群が見えた。

10年前ならココだったかも知れないが

妻と笑いながら「ココは無いね。」とあっさり言い切れる。

私達はいつしか高級リゾート露天付客室よりも次のキャンプ場の方が胸踊る「キャンパー」に成長していた。笑


何ヵ所か土砂災害復旧中の国道38号線を通り富良野町へ。

途中「道の駅南ふらの」で赤肉の富良野メロンを食べてから少し道を間違えて林道へ。汗





「ぜっーたいクマは俺達を見ているだろうな!」


強くハンドルを握りながらこんな道案内するカロッツェリア・ナビを恨んでいたが

樹林帯を抜けたら目の前に百名山・憧れの十勝岳どーん!

ココか!?




【星に手がとどく丘キャンプ場】

ジンギスカン専門のレストラン併設超人気キャンプ場。

お盆期間後半だと言うのに本日・明日と満サイト。

しかしレストランは食事だけのお客さんでごった返していたが




キャンプ場はそんなに混んでいます感は無い。




どこからどこまでがこのサイトみたいな区切りが無く、案内されたサイトも芝がキレイでえらく広かった。


ここはもちろん大型のテンマク・ヘキサだ!




高知キャンプ後半からずっとムササビタープだったのでやたら大きく感じられたが



tent-Mark DESIGNS Cotton Hexa


tent-Mark DESIGNS 13ft.Cotton“焚き火”version(※虹別AC)


この2枚の焚き火タープでの二刀流。ずっと思い描いていたスタイルが出来ている喜びは色褪せるコトはないだろう。

北海道の空の下で設営できたこの時、この2枚のフルコットンタープと一生付き合う覚悟を決めた。



さあ、今夜はゆっくりジンギスカンを楽しもう。

レストランでの食事は手っ取り早くて楽そうだけど、ここはやっぱりタープ下で。

ちなみにジンギスカンの注文・受取は18:00終了なので早めに受付で申込みしておいた方がいい。




到着遅れて18:00過ぎてしまったキャンパーが受付で「そんなの聞いていない!」とモンスター化していた。ま、ここに来てコレ食べられない気持ちはわかるが貴女が悪い。出直せ。






何種類かある中で1番おすすめのラム肉2人前を受取り準備完了!結構な量あります。




見りゃわかるでしょ。ええ「絶品」です。

キャンプ場のレストランなんて・・・という先入観ぶっ飛び!

スゲーいい牛肉食べているみたい!1人前900円だったかな。





網走で買えなかった「北海シマエビ」を根室の鮮魚店で発見!(冷凍だけどね)

羅臼で買った「オホーツク海の塩」を軽く振って・・・




たまらねぇ〜!




北海タコを追加投入。ビールおかわり!


満腹になって明日も早いので21:00にはテントイン。

やっぱりBBQはいいね。気温15℃で肌寒かったけどキャンプが充実する!



しかしこのジンギスカンはイチオシです。




キャンプ場利用しなくても食べに来る価値あります。ミシュラン掲載の正統店です。

富良野に来たら是非寄ってみてください。





act.9に続きます。



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2017年08月30日

夏キャン(北海道編)act.7 見渡す限りの地平線と究極の源泉かけ流し

8月16日(水)

ようやく天候回復。




朝メシも気合いが入ったTKG。笑





朝07:00にはキャンプ場を出発。中標津町経由・国道244号線を通り斜里岳を望みながら知床を目指す。





燃料補給の為ちょっと寄ってみた道東の玄関口「中標津空港」。写真は管制塔。

空港前はガソリンスタンド・コンビニ等何も無く閑散とした感じ。

仕方なく中標津町の市街へ。ついでに見つけたキャンプ場。


【緑ヶ丘森林公園キャンプ場】




市街地に接した広大な自然林に囲まれたキャンプ場。テント場はほとんどが木陰になっているが圧迫感はなくいい感じ。




テント+タープでも500円でお釣りがくる。ここも道東の拠点にするにはもってこいのキャンプ場だと感じた。






市街地を抜けて道東の象徴となるミルキーロードを走る。




気分爽快!北海道最高!





地球が丸く見える「開陽台」。日本でこれほど四方が開けた場所に来たことは無い。




いや〜地平線いいなぁ!




こんな眺めでキャンプできたら最高だなぁ・・・。





って、できんのかーいっ!?


【開陽台キャンプ場】(名称未確認)

サイト脇の展望台に水・トイレはあるが詳細不明。

展望台には小さなレストランがあって名前は忘れたが東京駅にも出店している有名店らしい。スイーツ系もたくさん販売されていた。




そんなことよりこのスーパーロケーションだけで十分価値はあるのだが、真骨頂は満天の星空らしい。

これなら営地の設備なんてどうでもいい。夜になれば星空しか見えるものはないハズだ。

明かりなど何ひとつ見えない丘の上で視界を遮るものも何もない。

すげぇなぁ・・・。ちょい怖そうだけど。






斜里町からはオホーツク沿岸の国道344号線を北上。




運転しながら口ずさむ「知床旅情」。


「知床の岬にハマナスの咲く頃〜♪」


「思い出しておくれ〜俺達のコトを〜♪


「ラララララララ〜ラ〜♪」


妻:「知らんのかいっ!」


しっかり教えてもらい何度も何度も歌い続けた。


「知床旅情」 作詞作曲:森繁久彌

知床の岬にハマナスの咲くころ
思い出しておくれ俺たちのことを
飲んで騒いで丘にのぼれば
遥か国後に白夜は明ける



【国設知床野営場】




ウトロの高台にある人気のキャンプ場。でもココはないな。笑



知床観光は一般的に海からヒグマや先端の岬を眺める観光船とネイチャーガイドと一緒に原生林の中を歩くトレッキングがある。

我が家はめろんとりんごが車で待っているのでそんなに時間はかけられない。

めろんとりんごは自然センター駐車場で待っていてもらい私達はバスに乗って知床五湖方面へプチ観光。(8月はマイカー規制中)





エゾシカや




キタキツネに見送られながら大型の観光バスは未舗装の細い道を進んで行く。






終点「カムイワッカ湯の滝」。

熊鈴鳴らしながら5分くらい歩くと見えてきた。




さぁここから沢登り!

1番手前の滝は脇の岩を登るがそこからは川の中を歩く。




この川は知床連山の1つ「硫黄岳」から大量に涌出した硫黄成分が流れていて「湯」になっている。

上流に行けば行くほど熱くなっていくらしい。

川底は結構滑るが5分くらいで1の滝に到着。私も妻も運動靴のまま。




滝壺はぬるいけど立派な温泉。しかも究極の「源泉かけ流し」だ。


観光客の子供達は飛び込んでとても気持ち良さそうだが大人は誰も入らない。

写真には写っていないがまわりには4〜50人はいるだろう。


うう!入りたい!

後ろから妻の視線を感じここはグッとこらえて足湯のみを楽しんだ。

残念だったのは今は落石の危険があるらしくこの1の滝までしか通行できない。監視員まで立っている。

3の滝まで比較的楽に行けるらしく湯温もバッチリだそうでいつかまた訪れてみたい。




少しだけだが知床の自然に触れることができたことが嬉しくて

帰りの道から見えたオホーツク海がとても美しく見えた。






復路で知床五湖の木道を少しだけ歩いた。




十分高さがあるのでクマの襲撃に会うことは無いがフチには電線が張られている。




そろそろめろん達も心配なので最初の湖が見えてきたところで引き返した。


世界遺産「知床」とオホーツク海。妻に見せたくてはるばる埼玉からやって来たが

生涯忘れられない思い出になった。






知床峠を越えて裏側の羅臼町で良さげな店を見つける。




ここはやっぱりホッケしかない。




ホッケは食べやすくて美味いねぇ。笑


帰りは国道335号線を南下。海の向こうにはうっすらと国後島。

今日もキャンプらしいことなんも無し!汗




あっという間に虹別キャンプ場最後の夜。





act.8に続きます。




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Posted by Suika with C at 07:14Comments(6)■旅日記◆北海道虹別AC(標茶町)

2017年08月29日

夏キャン(北海道編)act.6 絶景の岬にルパン?浜中町で待ってるぜ!

8月15日(火) 5日目





本日から2日間かけて知床方面へ向かう予定だったが天気は朝から弱い雨。




真夏なのに朝はホットコーヒーなんて想定外。気温は16℃。


しかし明日からは回復するとの予報だったので本日は私が北海道でまだ行ったことのない本土最東端の町・根室をドライブメインで目指すことにした。




ま、特別なにか目的があったわけではなかったのだが最近になって自分は「半島好き」ということに気づいた。

「半島」とは3方を海に囲まれた地のこと。

いつも先端に行けば海しかないのに、なぜだか無性に行きたくなる。

これは自分でもよく理由がわからない。景色だけではない何かが私を誘うのだ。





根室市街を抜ければオホーツク海を見ながら草原の一本道。

たくさんの牛や馬がのんびり放たれているが周囲に管理するような厩舎などが見当たらない。

野性なの?と思えるような光景。短い夏を楽しんでいるかのようだ。





大きな灯台が見えてくればそこが納沙布(のさっぷ)岬。

数件の食事処しかない辺境の地はライダー達で賑わっていた。




トキシラズとウニは別注で




「根室カニづくし」

見た目がイヤで食べられなかったカニ味噌。

根室まで来て食べられなかったら一生食べられない!

覚悟を決め思いきって口に運んだが


今までずっと妻に食べてもらっていたコトを悔やんだ。





特別な景勝地って感じではなく、なんとなく寂しい色に見えるオホーツク海と、霞んで見える島は異国となる北方領土。

カニと哀愁と望郷の街「根室」。楽しいところとは思わなかったが来てよかった。






復路は北太平洋側の道を厚岸(あっけし)に向かって進む。


妻からのリクエスト「厚岸の牡蠣」が今夜の夕食になる予定だ。

厚岸まで一直線のバイパス的で楽な国道を通るルートもあったが、こういうところは多少時間がかかっても我が家は市街地の生活道路を通る。

ほとんどの店は閉まっていたりつぶれていたりしているが、助手席に座っている妻は、地元の商店や飲食店、看板などで祭りの案内やちょっとした町情報などを見つけるのが楽しいらしい。




納沙布岬から海沿いを快調に車を走らせていると「←霧多布(きりたっぷ)岬」の案内表示が出てきた。

名前は聞いたことあるけどガイドブックには載っていない。


もう来ることないかも知れないし寄ってみるか・・・。とハンドルを切ったがここにプチサプライズが待っていた。



【霧多布岬キャンプ場】

うおお!

思わず声をあげた。

なんだこりゃ。こんなキャンプ場あんのかい!


岩壁の上のゆるやかな傾斜がついた台地に鮮やかな緑が広がっている。


スゴいなぁ。こういうのが本物の「絶景」って言うんだよな。(テントサイト無料)


私が見た海キャンプ場のなかで1番のスーパーウルトラロケーション!これだから北海道の魅力は計り知れない。



キャンプ場から歩いて行けそうなところに「ふれあい交流センター霧多布温泉ゆうゆ」があった。

ちょうどいいや、ここで風呂入っていこうと小高い丘をのぼった。




駐車場も広くて新しく近代的な入浴施設。







なにぃ!?


正面玄関にはバニーの不二子が立っている。


もう風呂なんてどうでもよくなりココだけのオリジナルグッズを長々と吟味。

ステッカーやらキーホルダーやら。



「また余計な買い物をしてしまった・・・。」





街のメインストリートには五右衛門や銭形警部の姿も見られた。

かのモンキー・パンチ氏はここ浜中町の漁師の家に生まれたことだけは覚えておいていただきたい。



夜は厚岸港を見下ろす高台にある「厚岸グルメパーク味覚ターミナル・コンキリエ」。




牡蠣料理ならなんでも食べられる道の駅。





私達は炭火焼きの店を選んで入ったが、牡蠣だけは煮ても焼いてもムリな私。

厚岸まで来てカキ食べられないなら本物だ。




妻は特大カキ4枚も食べてご満悦。

私は根室のサンマ。






キャンプ場に戻ったのは20:30頃。明日はいよいよ知床方面へ。




でもなんだかよかったな、根室半島。





act.7に続きます。(あと3回)  続きを読む


Posted by Suika with C at 06:25Comments(6)■旅日記◆北海道虹別AC(標茶町)

2017年08月24日

夏キャン(北海道編)act.5 霧の摩周湖は見られたのか!

8月14日(月)4日目




今日は朝イチから網走厚生病院で透析のため6時にはキャンプ場を出発。ほんの100Km程度のドライブだ。





20年近く前になるが宗谷岬からオホーツク海沿岸を南下して網走市に向かう途中、サロマ湖のほとりで「北海シマエビ」、市街で「アブラガニ」に舌鼓を打ったコトが忘れられず

市内でどこに行けば買えそうか病院の漁師の嫁さんだという看護士に聞いたら7月で終わりと聞いてガックリ。

妻に食べさせたかったのだが、ならばここは寿司しかない。

観光用ではなく網走の地元の人が行く回転寿司を聞けば

キーワードは「月と太陽」だった。(?)笑



お洒落でデート向けなら「月」。ファミリー向けなら「太陽」。

私は「月」を選択。寿司の値段は変わらないらしい。かなりの繁盛ぶりだ。




寿司は廻っておらず注文シートに書いてから渡すシステム。




いやぁ食べた。2人で15皿(エビ汁・アラ汁付)。5000円弱。




私が1番だったのはウニでも炙り中トロでもなく「エビ3種盛り」!(×2)


真アジも夫婦で顔を見合わせてうなずくだけ。笑





その後は妻に網走監獄を案内。本気で見てまわれば半日かかるがこの日は天気も良く少し暑かった。




園内は奥に進むにつれ坂を登っていくのだがこれがなかなかしんどい。

ようやく1番奥の木造監獄にたどり着いた時にはヘロヘロ。1時間ほどで観光を終わらせた。





実際の網走刑務所は森に囲まれていて建物すら見えない。

小さな川の橋を渡るのだが「観光お断り」の立看板。意外と市街地のいいところにある。



今日は早めにキャンプ場帰ってゆっくりしようと、復路に向かった途中で網走湖畔キャンプ場の眺めに驚いた。




【呼人浦(よびとうら)キャンプ場】

網走市管理で利用料はなんと無料。車の乗り入れはできないがすぐ近くに駐車場がある。

当初はここも候補にあげていたが「無料」に不安があった。

オートキャンパーにライダーやチャリダー。みんな思い思いにキャンプを楽しんでいる。

北海道すげぇな・・・。


帰路は国道391号線を通って昨夜の川湯温泉方面へ。




途中、妻に「夕陽の摩周湖」を拝ませてやろうと目論んでいたのだが

標高があがるにつれ「霧」が・・・。笑


で、展望台(道の駅ましゅう)に到着。






なんも見えねぇ・・・。


ま、これも「期待どおりの摩周湖」と言うことで。汗





キャンプ場に戻って北海道来てから初めての料理!(TKG除く)



帯広の道の駅で買って来たもち豚!




豚丼フォーエバー!





今夜も21:00就寝。








act.6に続きます。



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Posted by Suika with C at 14:46Comments(2)■旅日記◆北海道虹別AC(標茶町)

2017年08月23日

夏キャン(北海道編)act.4 濃すぎるオンネトー温泉・快適すぎる虹別オートキャンプ場・夜は川湯温泉!

8月13日(日)

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドの朝は鳥の鳴き声しか聞こえない。

就寝が早かったので朝5時前に目が覚める。




撤収はテントとイスとシュラフだけの楽々撤収。

妻は朝から北海道セブン限定の甘納豆赤飯にハマっていた。北海道来たばかりなのに3つ目。





着いて寝ただけのキャンプ場だったけど立地も含めて私の「本当に気持ちのいいキャンプ場」認定。帯広方面に来るときにはまた利用したい。





キャンプ場から出ると広大な畑群に囲まれた道の駅「なかさつない」に立ち寄りまずは店頭で販売されているとうもろこし。



茹でてもらうこともできるがまずは「生」で1本。

初めて食べたがその自然味溢れる甘さは最高級の「とれたてもぎたて」を感じられた。

煮て良し焼いて良しなのだろうが、この「生」にはシビれたなぁ。




新鮮たまごを購入。

その他じゃがイモやピーマン・レタスに花畑ラクレットチーズなども購入。

どれも朝イチ新鮮十勝ブランド!これは贅沢な食材達だ。



さて今日は道東方面の拠点となる標茶(しべちゃ)町にある【虹別オートキャンプ場】を目指す。

十勝・帯広だけでも見どころ遊びどころはたくさんあるが今回はまだ距離もあるので先を急いだ。



帯広市街から道東道を走り最終ICになる足寄(あしょろ)で降りる。

足寄町では道の駅「あしょろ銀河ホール21」に寄ったがそこは千春ワールド。


「果てしない〜大空と〜♪」


正面入口ではエンドレスで流れている。

建物内に入るとすぐに「松山千春コーナー」!



パンフレットには実家案内図まで!笑

初めてギターを買った時「旅立ち」と「季節の中で」譜面の音符を一生懸命追っていた。


これは見るしかないと道の駅から5分くらいの住宅街にあるデカい肖像画が飾られている実家へ。

表札も「松山」ではなく「松山千春」。

他県ナンバーの車もチラホラ。私はちょっと恥ずかしくて車を降りることはできなかった。笑



そこからは国道241号線で阿寒湖方面へ。

大自然の中の軽快なドライブだったがフロントガラスに阿寒富士と雌阿寒岳の神々しくも雄大な姿が見えてきた。




わずかに漂う硫黄臭。周囲のエゾ松原生林から見える蒸気はまるで狼煙のようだ。

道路の古い看板には「オンネトー湯→」の表示。

もう「秘湯」のにおいプンプン!

ハンドルを切らずにはいられなかった。





むせるような硫化水素の臭い。硫黄泉も強すぎると灯油と同じような臭いになる。


内湯は窓全開だったが少しクラクラした感じがしてきたので外の露天風呂に出た。

こんな大自然の中の温泉も滅多にお目にかかれなくて源泉かけ流しをゆっくり楽しみたかったのだが

そのあまりの濃さにものの10〜15分程度で退散。いや〜スゴかった。




泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。


成分総計4,226(mg/kg)!!


詳しいことはよくわからないが私がよく見るのはだいたい1,000(mg/kg)前後。

コレってたぶんスゴい数字なのだろう。


車に戻るといつもは私が待たされるのに珍しく妻が先に戻っていた。

聞けばあまりの臭いに5分で出てきてしまったらしい。露天風呂は男性側から見えるので仕方なく退散してきてふてくされていた。笑


こんなコトもいい思い出になるハズだ。

調べたら昨年10月に中毒事故もあったらしいが雰囲気も泉質も素晴らしい。命がけで入浴する北海道の秘湯温泉はエキサイティング。



阿寒湖の横を通り弟子屈(てしかが)町を抜け標茶(しべちゃ)町の【虹別オートキャンプ場】へ到着。




いや〜安心の高規格。すみません攻められなくて。笑




受付を済ませおすすめと言われたA-20へ。電気使わないけど電源付サイト3,240円。




本日は1番の繁忙期。フリーサイト(大人2名740円)は魅力的だが区画サイトにして正解だった。




フリーサイト用の駐車場は満車。




芝生広場もザコ寝状態・・・。


その他ツーリングテントやファミリーテントを問わず芝のあるとこ争奪戦だ。

もう人の目なんか気にしていられない。

入口ゲート脇のちょっとしたスペースやゴミ集積所の横・・・。

ここテント張っていいの???というトコまで!

ひさしぶりに見た激混みキャンプ。


費用を抑えて道東巡り。狭くて窮屈でもワイワイガヤガヤでそれもまた楽しいしいい思い出になるだろう。

しかし私にそれを楽しめる「若さ」は残されていない。笑





余裕の区画サイト。申し訳ないくらい広い。笑

設営時にポツポツ降ってきたので小型のムササビタープにした。




管理棟や炊事場などもとてもキレイでガイドブックに書かれていた「道東1快適なキャンプ場」に嘘偽りはなかった。




設営後、オンネトー温泉5分あがりに納得のいかない妻から再度の温泉を要求され

噴煙あがる硫黄岳のふもとにある「川湯温泉」をチョイス。




車で1時間ほどかかる「お宿欣喜湯」のかけ流しは妻の不満もキレイに流してくれたようだ。




浴場が2階建の珍しい造りになっていた。

酸性硫化水素泉と酸性硫黄泉。どちらも強酸性で「源泉かけながし宣言」を発信している正統な温泉街だった。






キャンプ場に戻ればもう夜。この期間は満サイトで場内はとてもにぎやかだが夏のキャンプはこんな感じが楽しいものだ。

目の前では子供達が花火ではしゃぎまわり他のテントからは遅くまでBBQの煙りがあがっている。

イスに座りこれを眺めながら道東の夜を過ごした。


気温は18℃。ひとあし早く秋のキャンプをしているみたい。







act.5に続きます。
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Posted by Suika with C at 07:07Comments(6)■旅日記◆北海道虹別AC(標茶町)

2017年08月21日

夏キャン(北海道編)act.3 暴風の襟裳岬・こんなトコまでスノーピーク!?

8月12日(土)

長万部セブンイレブン駐車場で朝を迎えた。曇り空だが雨は止んでいる。

さあいよいよ北海道キャンプの始まりだ。


最初の目的地は日高地方の先端・襟裳岬。

朝イチの誰もいない洞爺湖・昭和新山経由で日高道へ。





先日、今年種牡馬生活を終え生まれ故郷の日高太陽牧場に帰った第65代ダービー馬スペシャルウィークの記事を目にした。


初めての重賞制覇となった京都競馬場のきさらぎ賞ではたまたま居合わせたのだが

大観衆の中山競馬場・有馬記念では私のいたゴール前を駆け抜けた。

勝利を疑わないユタカはウィニングランをするも確定着順はハナ差2着。

そして惜しまれつつそのまま4歳で競争馬を引退。

北海道の社台スタリオンステーションの放牧時にはその姿を見ているだけでG1ファンファーレが聞こえてきた。




今回、日高太陽牧場に行ってはみたが予約もなにもしていないので会うことはできなかったが

どこか厩舎の中にいるのだろう。ゆっくりと余生を過ごしてくれることを祈る。熱い時代をありがとう。





新冠(にいかっぷ)のサラブレッド銀座や静内の二十間道路。

私は何度も来ているが札幌・小樽・函館の街並みしか知らない妻に見せたかった場所の1つだ。




数えきれないほど並ぶ牧場に北海道らしさを思いきり感じる風景。ゆっくりとした時間が流れる。




セイコーマートのゆでとうもろこしを食べながらさらに太平洋沿いの道路を南下。






念願の襟裳岬。

しかし車から出るとそこはかつて経験したことのない凄まじい風!立っていることもままならずしかも寒いっ!






「襟裳の春は〜何も・・・ない・・・」




あまりの風に息がしづらくて歌えない。

岬の先端には数頭のアザラシが岩に乗って休息していたが、私達は早々に退散した。


ホントに何もないところ。でも断崖絶壁から見下ろす岬は少し怖さを感じるくらい迫力の大パノラマ。

レコード大賞の受賞曲をこの曲と予想して信じて疑わなかった小学生時代。

歌の良さなどわかっているハズもないのに胸に響いていた。




あれから何十年という時間が経ってしまったが来てよかった。

これからはこの情景を思いながら気持ちを込めて歌えます。笑






進行方向を帯広方面にとり妻は助手席でガイドブックを見ながら今夜の営地探し。




なんやかんや協議の上決めたのは【ポロシリ自然公園オートキャンプ場】。

電源は無いが区画されたキャンプ場で利用料1,800円。

あれ?北海道にしてはチト高いかな?なんて疑問もあったが

セブン駐車場泊明けの今日は早めに安住の場所が欲しかったのですぐにキャンプ場へ空きがあることを確認して1区画おさえた。



キャンプ場は帯広の市街地からおよそ30Km。中札内(なかさつない)村の雄大すぎる畑が広がる地域に隣接していた。




とうもろこし畑が延々と数キロも続くような光景。見える道はどこまでもまっすぐだ。

そのエリアを抜けた日高山脈・十勝幌尻岳山麓の林の中にキャンプ場はあった。クマ出没注意。



周囲はワイルドだが場内はなんとも小綺麗でサイトには芝がビッシリ。





何かおかしい。





こんな高規格のにおいがするキャンプ場とはガイドブックに一切書かれていない。




受付を済ませようとこれまた洒落た管理棟の扉を開けるとそこにはなんとスノーピークの直営店!!!






なにぃ???


「北の国から」のオヤジのように無骨な管理人の登場を期待していたが

店内は若く洗練されたスタッフ達が事務的に業務していた。



キャンプ場の名前も【ポロシリ自然公園オートキャンプ場】から

【スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド】に変わっている!






聞いてないって・・・


これじゃ中はトルテュやランドロックがウジャウジャで・・・まさに「アウェイ」!

なんでこんな大自然の中、ウェザーマスターで肩身の狭い思いをしなければならないのか!


サイトを指定されておそるおそる車を奥に進めると

中は意外にも緑コールマンとホームセンターテントばかりでファミリー中心。スノーピークなんてちょこっとだけ。笑




そうかそうか、いいところじゃないか!とホッと胸をなでおろしながらA-19番に設営。



利用することはなかったがシャワーや洗濯機も無料らしく、これなら1,800円も納得だ。



スノーピーク以外はこれといった特色の無いキャンプ場だが、それが1番の魅力と感じる気持ちのいいキャンプ場だ。

フリーサイト(800円)でも問題無かったがやはり時期が時期なので区画サイトにしたがタープ+テントは問題なく張れる広さ。施設の清潔さも最高レベル。


周囲の日本有数の畑群はガイドブックにはあまり載らないが一見の価値はある。

ホントに見えなくなるまで続くまっすぐな道と地平線を感じる無数の畑と農作物。

ガイドブックには管理が「帯広市役所」となっていたが、こんな場所に目をつけるスノーピーク、さすがだ。

キャンプ場の脇を流れる川でニジマス釣りが楽しめる広大な自然公園の一角。迷ったらココ!と言える安心のキャンプ場だった。



この日はサイトでお湯を沸かすことすらせずに夜は帯広市内の「はげ天」で名物の豚丼。




おそらく今まで食べたこのテの丼の中で1番美味いと感じた。




初日から手抜きキャンプ全開だがこんな夏を過ごせるコトに妻へ感謝しつつ21:00に就寝。

芝の絨毯で寝心地はとても良い。

いいな〜北海道!笑










夏キャン(北海道編)act.4 濃すぎるオンネトー温泉・快適すぎる虹別オートキャンプ場・夜は川湯温泉!に続きます。





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2017年08月17日

夏キャン(北海道編)act.2 はるばる来たぜ函館へ


※津軽海峡フェリーからの函館山。





11日(土)19:00 約90分の船旅を終え函館上陸。


さてまずはイカ刺しを・・・と行きたかったが初めに今夜の宿泊場所を決めないとならなかった。

2017北海道キャンプ場ガイドから函館市の隣にある北斗市【きじひき高原キャンプ場】を見つけナビにセット。

北斗市公営で利用料300円ながらもキレイな芝生と函館の裏夜景も楽しめる高原のキャンプ場と書かれている。



しかし今夜の道南地方は北海道側の寒気を伴う高気圧と本州側の低気圧により津軽海峡が気圧の谷間になり雨が降っていた。


フェリー乗り場ではシトシトだったがやがて本降りに。


さらにキャンプ場に近づき標高が上がるとすごい風と濃霧が・・・。

加えて気温は16℃。

夏全開の服装だった私。かなり寒い。


キャンプ場のゲート前まで来るもこの最悪のコンディションに妻からの提言。


「今夜は寝るだけだからテントだけだし雨設営でもいいけど

車は横付けできないしかなり寒いよ。

視界も悪くてアレどこにあった?とかなんだかんだでイライラして必ず喧嘩になると思う・・・。」



妻は服装に関してはいつも用意周到だ。

自宅出発時にミレーのダウンジャケットを車に積んできた時、

「いくら北海道でも夏にそりゃないだろ!アホか。」

と笑っていた私はTシャツに薄手のウィンドブレーカーだけで震えている。笑


ここは妻からのもっともだと思える提言を受け入れざるをえなかった。



じゃぁまさかの車中連泊?泣



無念の中【きじひき高原キャンプ場】の山を下る。

函館市街まで30分程度だが戻る気にはなれず温かい食事を探して長万部に向かった。

これにより予定していた翌朝の森駅「いかめし」と長万部「かなやのかにめし」が消えた。泣


さらに1時間半ほどかけて長万部駅前に着くも21:00にして開いている店は無し。涙


昨夜から走り続けてロクな睡眠もとっておらずもう気力も体力も限界。

唯一の灯りが国道沿いの「セブンイレブン」。泣


北海道上陸後、最初の食事がいつものセブンイレブンおにぎり!?

イカ刺しや名物駅弁無くなったのにセブンおにぎり!?



しかしなんとか関東のセブンイレブンには無い商品をさがして

私は「函館塩ラーメン」妻は「甘納豆赤飯」で北海道ならではの味をセブンイレブン駐車場にてささやかに楽しんだ。


あまりの失意とドタバタに撮った写真は【きじひき高原キャンプ場】の山を走行中これだけ。



濃霧の中チラっと函館の裏夜景見えたけど確かにキレイだったね。





そして降りしきる雨の中。内浦湾に面したセブンイレブンの駐車場。


荷物満載の狭い車で2人とネコ2匹。


みんな疲れ果て眠りについた・・・。





act.3に続きます。



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Posted by Suika with C at 05:55Comments(4)■旅日記◆北海道

2017年08月14日

夏キャン(北海道編)act.1津軽海峡フェリー

本州最北端の地、青森県大間町。

言わずと知れた「マグロの街」。




と言いたいところだが、街中はそんなにマグロマグロしている印象はなく

少し寂しい港町。



フェリー出港まで3時間あったので市街にある保養センターで入浴(380円)。

唯一の観光場所であろう「大間崎」に立ち寄った。


ああ、ここに来ればマグロ一色なのね。

直売店と屋台村が並びそこそこ賑わっている。




じゃぁせっかく大間なんだから、たまにはマグロ食べるかと




とりあえず店に入ってマグロ丼を頼んでみた。





マグロ丼(1,800円)。まぁ普通に美味い中トロ。


しかし「美味い!」と唸ったのは道沿いで焼いているマグロのカマ(500円)。




少しだけ大間の雰囲気を味わった。



※屋台村隣接の無料キャンプ地



フェリー乗り場は岬から車で5分。




津軽海峡フェリー大間支店。こじんまりとしているが中はピカピカで

2階にはレストランを供え「貝焼き味噌定食」など青森の味が並んでいた。


波止場の駐車場で函館行きのフェリーを待つ。

すると「ゴオオオ」と轟音で港に大函丸。めろんとりんごもびっくりの目で見つめている。








さあいよいよ北海道に向けて出港。

めろん達は車中。1時間ちょっとの船旅。




函館山が見えたあたりから霧のような雨が降りだした。



act.2に続きます。  続きを読む


Posted by Suika with C at 12:14Comments(2)■旅日記◆北海道