【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】act.3「のぞみ700系ラストラン」

Suika with C

2020年03月03日 09:50

なぜか今年は花粉の症状が軽いので、3月はどこかにソメイヨシノでも見に行こうかと思っていたところに昨今のウィルス騒動だ。「まぁそんなに騒がんでも・・・」と楽観的な私に妻は「基礎疾患持ちのあなたは感染したら間違いなく重篤化する。その時めろ&りんと駐車場のネコ達はどうすんの!?」と何度も怒鳴ってくる。仕方なく当分の間はキャンプも行けない日々が続くと思うので、【2020イチゴキャンプ feat.星空の教室】のレポを全10回に分けてダラダラと綴るコトにした。



act.1「春1番」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3309728.html
act.2「星の降る森」
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3311260.html





会社員時代のデスクに置かれたノートパソコンのWindowsXPは、JTBからダウンロードした新幹線の壁紙を10年以上ずっと使用していた。



↑の画像は700系のぞみだが、当時の壁紙は周囲に菜の花咲く富士川橋梁を渡る300系のぞみで、雪の富士山を背に走る青と白の車体は毎朝会社でPCを立ち上げる度に清々しい気持ちにさせてくれていた。


私は電車通勤をしたコトが無い。出張も無い。プライベートの旅行も移動はほとんど車なので「新幹線」に乗ったことがあまり無い。中学・高校の京都への修学旅行で100系の新幹線に初めて乗ってから数えても、今まで遠出の新幹線は10回も無いだろう。その分新幹線への「憧れ」も強く、有楽町に勤務している時は車で帰れない時などに「東京-大宮間」の約30分間を東北・上越新幹線で帰り、束の間の旅を楽しんだりしていた。

今までの新幹線の中で1番好きなのは【300系新幹線】。今から約25年前、長崎の五島列島(福江島)に住むお客さん(小学校の先生)から分譲住宅の購入申込みを受けた。フツーなら1週間後に正式な売買契約書を作成するので、またこちらの事務所にお越しいただくコトになるのだが、どうしても長崎の五島列島に行ってみたい私。この千載一遇のチャンスに「お客様の都合」として長崎に行って契約して来ようと画策。「営業担当が行けばいいのでは?」と本社総務課のヤツからしつこく言われたが「若いヤツに大金持ち歩かせるワケにはいきません!ここは責任者の私が・・・」「それと飛行機が怖いから電車で行かせて〜」と今の時代ではおそらく通用しないであろう要望を押し通し、この最初で最後になるかもしれない出張の為に私はマレリーの革靴とダイヤル式のスーツケースを新調、晴れて早朝の東京駅新幹線ホームに立つコトが出来た。初めて「仕事」で乗った新幹線がその【のぞみ300系】。今でもあの時の高揚した気持ちは忘れていない・・・。


さて本題。この度【700系のぞみ(カモノハシ)】が今月3月8日に引退する発表があった。700系カモノハシは私が最後に利用した東海道新幹線で、サザンのライブの為に妻と福岡ヤフードームへ行った時に東京-博多間のグリーン席を利用した思い出深い新幹線。このまま別れを言わずしてもう会えなくなってしまうのはあまりにツラすぎる。かと言って「東京駅」ではメガネをかけた鉄オタがカメラを構えてホームに溢れているだろう・・・。


「そうだ!8ママとの伊豆キャンプの帰りにどこか寄ろう!やっぱ走っている姿がいいよなぁ。そうか!「小田原駅」ならホームを通過するし、伊豆半島の東海岸側から帰ればすぐに寄れるな、よし、これで行こう!」



※左700系・右300系

・・・と決めてわざわざ一眼カメラも用意してキャンプの準備を終えたのだが、最大風速20m/sec予報を聞いた8ママからのキャンプ場強制変更通達によりこの計画は無情にも夢と散り、加えて本日(03/03)JR東海から「さよなら700系臨時列車ラストラン」や、各種イベントの中止が発表された。(泣)

歴代の新幹線車両が引退する度にいつも「時代の終わり」を強く感じてきた。さようなら【のぞみ700系】。鉄道博物館でまた会おう!



2020/02/22(土)13:30


相変わらず星空家の設営はご主人の6さんが黙々と1人で行っていた。それを遠目に見てのんびりしていた私に8ママから信じられない言葉が投げ掛けられる。

「デミグラスソース忘れたから買ってきて。」





「おいおい・・・、アンタ今、7と凧上げしとるやないかいっ!」



「私はこれから夕食の用意で忙しくなるの!」とでも言いたげな表情をしていたので、仕方なく私はめろ&りんを連れて市街地のスーパーに買い出しへ向かったが、沼田のスーパー(ベイシア)のあまりの品揃えの貧弱さに愕然とした。「上州牛」などは無く、国産の豚肉をやっと見つけられたほど。ピザにのせようと思っていたブロッコリーなども無く、仕方なく翌日朝食のメニューは変更、なんとかデミグラ缶は見つけてキャンプ場へ戻った。

尚、この星の降る森キャンプ場での買い出しは、車10分ほどの距離にある【道の駅・川場田園プラザ】に行くのがベスト。私は翌日に温泉へ行った時に見つけたのだが、こんな山のあまり人通りも無さそうな場所に、こんなスゲー道の駅があるのには驚いた。



1日まるごと楽しめる遊べる食べられる道の駅
【川場田園プラザ】(群馬県川場村)
https://www.denenplaza.co.jp/


産直の品揃えは文句なし。食事処も多い。


ガソリンスタンド併設。灯油も買える。


オートキャンプ場・日帰り温泉施設まである。もうココで良かったんじゃね?ww



2020/02/22(土)16:30


買い出しを終えてキャンプ場に戻り、カマボコテントにデミグラスソースを届けに行った。




ちょおおおおおおおおあったかーーーーーい!!!!


そこにはアホみたいに喜んでいる一家の姿があった。エコファンのデビューだったらしい。確かに暖かい風がブオーンと来るのだが、あまり「見た目」がよろしくない。「ストーブの上にのせるのはナベか餅」という古いオヤジにはどうにも流行りのスタイルはなかなか受け入れられないモノだが、今ドキのキャンパー8ママはこのエコファンとやらをグイグイ推してくる。まぁ良くも悪くもこういうギアを積極的に取り入れようとするスタイルは見習わなくてはならないと思うが、来期は来期で新しいエコファンが発売されて「こっちの方がもっといいっ!」と永遠に「消費」を繰り返していくのだろう。今年の年末はフジカの上に何が乗っているのか楽しみである。ww



大☆感☆動!エコファンって超すごい!
https://hoshizoraroom.naturum.ne.jp/e3311619.html




つづく







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