折れた心を持ち直した1月の【塩原グリーンヴィレッジ】

Suika with C

2019年01月27日 11:01

新幕初張り!心も折れた1月の【塩原グリーンヴィレッジ】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3186041.html



2019/01/19(土)16:00




雪の無い1月の塩原グリーンヴィレッジ。気の緩みで新幕のアースドームのポールは無情にも折れてしまい、テントはガイロープペグダウンのテンションによりかろうじて自立。強風により焚火もできず気持ちはダダ下がりの午後。




テント内でめろ&りんと遊んだ後はゴロゴロ昼寝。夕食は粉末のクラムチャウダーに湯と餅を入れただけのまるで登山泊のようなULメニュー。「新幕初張り&雪中キャンプ」を目論んでやって来たのにまさかの「お茶漬けキャンプ」になってしまった。





そんな重苦しい雰囲気を打破しようとしたのか、妻は「温泉行ってくる!」と立ち上がった。


そうだっ!ココには温泉があるじゃないか!





※野天風呂(2018/01撮影)

宿泊者専用の風呂で男女入れ替え制。
16:00〜17:50女・18:00〜19:50男
20:00〜21:50女・22:00〜23:50男
06:00〜07:50女・08:00〜09:50男



※那須グリーンヴィレッジ4号源泉
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性・中性・高温泉)


成分は1,200mg/Kgと少々控え目だが、まーまさに「冷えた体を温めていってくれ!」と言わんばかりの長湯するには最高の泉質。44.5℃の源泉は温泉棟のすぐ脇から流れ込んでいるので、加温加水無しでも浴槽はちょうどいい温度が保たれている。




サイトからわずか歩いて1分で脱衣所、3分あれば湯に入れる手軽さは他に例を見ない。私は誰もいないのを見越して22:00に入湯。今年は「雪の華」を歌えなかったが、オーバーフローして流れていく湯の音だけしか聞こえないこの時間は「やっぱりこのキャンプ場スゲーなぁ」と改めて思うと同時に「ポール折れの悲劇」もキレイにかけ流してくれていた。




これだから冬の【塩原GV】はやめられない!





火照った体に冷えた【スカイベリー】もやめられない。w





2019/01/20(日)06:30




翌朝妻はまたしても野天風呂でホヘ〜としていた。でもなんだかココに来たらコレでいいんじゃね?という気もしてくる。なーんにもしないでゴロゴロ食っちゃ寝して気が向いたら3分で源泉かけながし!風呂上がりには旬を迎えた栃木の救世主「スカイベリー」!(ビールでも可)

しかし今期のスカイベリーはスーパーや産直で見る限り価格もついに「あまおう」に並んでしまったようだが、この爽やかな甘味と瑞々しさはこの時期の栃木キャンプには大きく彩りを添えるマストフルーツ!今後も1人1パック体制でキャンプにのぞみたい。




ま、そんなコトはどうでもいいのだが、やっぱり【塩原グリーンヴィレッジ】で雪の無い時はあえて「お茶漬けキャンプ」にしてしまう考えの方が我が家の充実度はあがるコトがわかった。妻がのんびりできればそれが1番なのだ。


冬季料金で1泊100平米電源付4,000円。天気のいい週末に混んでいないだけでもまた来たいと思わせるキャンプ場だが、繰り返して言う。「この温泉はやめられない」。









11:00撤収。野天風呂では頭や体を洗えなかったので場内別温泉の「福の湯」へ。



宿泊翌日の12:00までならチェックイン時の領収書を見せれば何度でも無料だが、キャンプ場以外の人も来る日帰り入浴施設だから12:00過ぎての入館は700円/大人かかるので注意。



※内湯

内湯も外湯も加温加水無しの源泉かけながし。成分表を確認していないが野天風呂とは違う源泉らしく、自噴毎時20トンもあるここの源泉は那須塩原最大級の湧出量。日曜の昼間なのに誰もいないのが素晴らしい!




ちょいぬるめの外湯で那須塩原の風景を楽しんで内湯でしっかりあたたまる。なんだこりゃ?これじゃパーフェクトな「湯治キャンプ」じゃないか!w




妻は売店のある入浴施設で納得のいった風呂だった時は必ずなにかしら買って出てくる。とてもわかりやすい。





近場にこんなキャンプ場があるのを嬉しく思いながら2019年初キャンプ終了。また来年!今度は「雪の華」見せてください。w



1月の【塩原グリーンヴィレッジ】終了。







帰りはちょい寄り道。東北新幹線「西那須野駅」近くの「かどや」へ。


※そば・うどん かどや11:00〜15:00
(店前に大きな駐車場あり)


たまたま先週(01/12(土))のテレビ東京「アド街ック天国」でとりあげられたエリアが「那須塩原」だったので食い入るように見ていたが、地元で大人気の蕎麦屋と紹介されていた。

栃木県は蕎麦の生産量が実は全国3位。中でも那須塩原は蕎麦屋が多く名店も多い。昨年の記事で紹介した会津山都十割そば「ふくろう」に寄るつもりだったが、テレビ画面の蕎麦を見て俄然こちらに行きたくなる。





約30席ほどの小さめな店内。14:00過ぎなのに満席。たまたま待たずに座れたが注文時には店外に並ぶ人がいた。







メニューはいたってシンプル。妻も私ももちろん「つけそば冷やしたぬき600円」。




濃い目の熱々つけ汁にキリッとシメた田舎そば。味は「たぬきそば」だが、フツーの「冷やしたぬき」でもなくこんな風に食べるのは新鮮、「讃岐うどん」で言うところの「ひやあつ」ってヤツだ。そばのコシが素晴らしい。最後に蕎麦湯でつけ汁を割って大満足。人気店なのは頷ける。

地元の人は「中盛(+50)」や「大盛(+100)」ばかり。私も次回は「大盛」いってみよう。安くてガッツリそば食べたい人にはおすすめ。味は保証します。








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