野麦峠を越えて憧れの奥ホに手が届きそうな奥飛騨温泉郷へ【2018GW旅キャンプ8日目前編】

Suika with C

2018年05月15日 07:28

2018/05/05(土)06:00




森の中で食べる朝カレー。


以前に湾岸線市川PA(千葉県)で販売されているのを見たことがあった「松井家のカレー」。





先日行った「松井秀喜ベースボールミュージアム」で買ってきた。


写真左の青い箱が「練習中」、右の赤い箱が「試合前」。


「試合前」の方がニンニクが効いていて朝からパワー全開!






よ〜し行くゼ「奥飛騨温泉郷」!ココからほんの80Kmだ。





キャンプ場から出ると目の前に木曽の御嶽山(標高3,067M)が見えた。

2014年9月大噴火の犠牲者にご冥福を祈る。



奥飛騨温泉郷は乗鞍岳の反対側(北側)にあるので乗鞍岳をぐる〜っとまわりこまなければならない。


高山市街を抜けていくルートの方が若干近いのはわかっちゃいるが


野麦峠を越えて安房トンネル側から行く気分アゲアゲのルートを選択。


安房峠のトンネルが開通したコトにより交通路の役目を終えたこの道は対向車などまったく来ない。あゝ野麦峠よ。






しかし私には乗鞍岳と御嶽山を眺めるコトの他にどうしてもここに来たい理由があった。


標高約1,600Mの最高地点を越えて長野県松本市に入るとすぐに出てくるのが


【ながわ野麦峠オートキャンプ場】(長野県松本市)




いや〜気持ちよさそうなキャンプ場だ。

オートキャンプ場ガイドを眺めてはぜひ来てみたいと常々思っていたキャンプ場。





入口には立派な管理棟があり





芝のキレイなサイトが並ぶ。


周囲の環境も申し分なく次回上高地方面に来たときは是非とも利用したいキャンプ場となった。



さらに車を少し走らせると出てくるのが


【高ソメキャンプ場】(長野県松本市)




今、私の「行ってみたいキャンプ場」5本指のうち「2本」が同じ道沿いでこんなに近い距離にあるなんて!


いやいやそれにしてもこのキャンプ場もホント素晴らしい!





管理棟もしっかりしてそうだし





場内の池も素晴らしいけど






やっぱこの「白樺」が最高だよなぁ。





近いうち絶対来てやる・・・。



野麦峠→奈川ダム→安房トンネル→平湯と爽やかな新緑の中を走り奥飛騨温泉郷へ。


【奥飛騨温泉郷オートキャンプ場】(岐阜県高山市)




「道の駅」も併設しているこのキャンプ場。

20年くらい前に利用した時はまだ「道の駅」なんて無く

夏休みはすべてコールマンの緑テントで埋め尽くされていた。

東に噴煙を上げてくすぶっている「焼岳(標高2,455M)」の姿が素晴らしい。



そして奥飛騨温泉郷・新穂高温泉へ。


5年前に妻と新穂高ロープウェイに乗った時は曇っていて西穂高岳も見ることができなかったけど





温泉街に入れば「西ホ」どころか

今日は国内3位の標高を誇る「奥ホ(奥穂高岳:標高3,190M)」の山頂まで見える!


涙モンの景色だ。私にとっては富士山が見える見えないどころの話ではなく


5年前、奥穂高岳山頂を目指して涸沢まで辿り着くも


台風18号の通過により登頂断念。


涸沢のテン場から奥ホ山頂は見えないので

山頂までの登山道となる雨に濡れたザイティングラートを1日中妻と眺めていた。


肉眼で見るのは6年前「北ホ(北穂高岳:標高3,106M)」に登頂できた時以来2度目。


「岳(ガク)」のオープニング曲が聴こえた気がしていた。



新穂高温泉では先日ひなこさんが紹介していた「佳留萱(かるかや)山荘」の大露天風呂が人気だが


今回私が行ったのは「佳留萱山荘」よりももう少し奥。





【槍見館(新穂高温泉)】

泉質は佳留萱山荘と同じ単純温泉/炭酸水素塩泉(自家源泉1本、共同源泉1本)。

無色無臭・加温加水などない100%源泉のかけ流し。


まぁ素晴らしい温泉だが私の狙いはそれだけではない。


宿の名前は「槍見館」!

私は受付で開口一番

「ホントにヤリ、見えるんすか!?」


「見えますよ〜」

受付のおねえさんにドヤ顔で返される。





500円/大人1名を払い「槍見の湯」への階段をワクワクで降りていく。






しかし柵の横からチラっと覗いてみたら、そんなに大きくはない「槍見の湯(混浴)」にペチャクチャ話し合っているじいさんばあさんが7〜8人。


こりゃダメだと受付に戻り追加で1,000円を払いそこから少し奥にある貸切りの「播隆の湯」へ。






「離れ」みたいな感じでこれなら落ち着いて入れる。妻とだけど。w





目の前を流れる蒲田川の音は清々しく





見る角度が悪かったのか「槍」を見ることはできなかったけど目の前は雪の穂高岳連峰どーん!





40〜42℃くらいと思われる丁度いい湯加減の中で


足を伸ばして清流の青、山の緑、雪山の白、そして快晴の青空とゆっくりと順に見上げていけば


この旅キャンプの疲れも全部忘れてしまう最高の温泉となった。







さて今日で実質「2018GWキャンプ」も終わり。


温泉の後は早目にキャンプ場へ戻りのんびり過ごそうと決めた。



キャンプ場への帰り道。高山市街を抜けて小さな町の田舎道をトコトコと走っていたが


道が高台にさしかかった時ふと目にした風景にこの旅1番のサプライズが私達に訪れた。







「えええ〜っ!!?





飛騨高山と乗鞍岳にさようなら。最高の景色をありがとう!【2018GW旅キャンプ8日目後編と最終日】へ続きます。



▼追記

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