【アイミックス自然村南乗鞍AC】(岐阜県高山市)
北アルプス・乗鞍岳。主峰の剣ヶ峰は標高3,026m。
以前はマイカーで山頂付近(畳平)まで行けて(現在は規制中)
小学生の時から何度も訪れている親しみのある山だ。
※キャンプ場手前2Kmクマいるの?
GW後半の3泊はこの乗鞍岳の南麓・標高1.450Mのまさに「自然」しかない林間キャンプ場で過ごすことにした。
昨日はいろいろと寄り道ばかりしたせいで到着が遅くなり
相変わらず荷物は少なくて設営は1時間もかからないが
ゆっくりと落ち着いた頃には周囲もすっかり暗くなっていた。
ムササビウィングをテント前方に被せてあるのは
2日前に発覚したウェザーマスター・ブリーズドーム前室の「雨漏り」対策。汗
朝方に雨がパラつくかもしれないとの予報が出ていたので念には念を・・・。
2018/05/04(金)06:00
「雨」じゃないんかいっ!!
気温0度。服装は薄手の春仕様。もちろんトヨトミストーブはしっかりと倉庫に置いてきた。汗
冬キャンプなら「雪」も歓迎するが
意表をつかれた「雪」ほど厄介なモノはない。
まさかゴールデンウィークに奥義「雪バンバン」を繰り出すコトになろうとは・・・。
南乗鞍のキャンプ場、あなどることなかれ。
幸いにもスタッドレスタイヤを履いていたので無事に下山。
午前中に高山市内の病院で透析を終わらせた。
午後はとりあえず市街に出てみたが
「古い町並み」や中心部はあいかわらずの人混みで車を降りる気にもなれず
少し郊外にあったいい感じの精肉店で「飛騨牛」と「飛騨ポーク」を仕入れてキャンプ場に戻った。
もう10年以上前の話になるが私は高山駅前の「名店」と呼ばれる店でA5ランクの飛騨牛ステーキに舌鼓を打っていた。
それから1ヶ月後の新聞に「飛騨高山の老舗○○、牛肉偽装表示!!」の見出しが社会面に踊る。汗
飛騨牛A5ランクの肉に無ブランドのA3・A4ランク肉を混ぜていた・・・というよりA5ランクなんて入っていなかったのだろう。
その老舗○○でビール片手に「やっぱり飛騨牛のA5って最高だよな〜!」と喜んでいた私。汗
腹ただしい気持ちよりも己の「バカ舌」のなんとも情けないことよ。
そんな経緯もあり今回は同じ飛騨牛でもA3・A4ランクの肉を購入。苦笑
ま、最近は「A5」の脂がちょっとキツくなってきたのもあるけどネ。
林間のキャンプ場は久しぶりだが焚き火が絵になる。
また周囲の小枝を集めての焚き火だったがやっぱりコレが1番楽しい。
しかしこのキャンプ場、設備は最低限だけど自然は最大限。
キャンプ場の奥の方は平らで開放的なオートサイトだけど
今回私が案内されたのは管理棟が近い方の完全プライベートサイトだった。
管理棟(自販機・トイレ)に近くて便利なのにワイルド感に溢れていて
「あ〜山の中でキャンプしてるな〜!」と強く実感できる。
いいキャンプ場だ。
しかしここまで「大自然」のオートキャンプ場は経験したことなくて
狭いテントの中で妻やめろ&りんと一緒にいると
非日常から生まれてくる不思議な「一体感」。
みんないつもありがとうな。こんな俺と居てくれて。
そんなことを思いながらこの日は早目に就寝した。
野麦峠を越えて憧れの奥ホに手が届きそうな奥飛騨温泉郷へ【2018GW旅キャンプ8日目前編】へつづく