夜明け間近北の海は波も荒く〜能登半島【2018GW旅キャンプ2日目前編】

Suika with C

2018年05月07日 14:26

2018/04/29(日)


08:00 「日本三大朝市」の1つ輪島の朝市。平安時代から千年以上も続いてきた歴史のある朝市らしい。キャンプ場からは車で15分。あえて朝食はとらずに来た。



200の露店のうち半分くらいが一夜干しや鮮魚・カニ・海苔などの海鮮土産店。その他野菜・雑貨などに紛れてちょこっと食べられる焼き物店がある。


今回私の狙いはその「ちょこっと」で



まずはホタテの串焼きから。うめー。



タコの甘辛煮。くーっ。



焼きたてイカの塩辛パン。なんだそりゃ?塩辛食べられないが妻が大好物。その他にちくわがクルクル焼かれていたので1本できたてをたいらげて朝食終了。

最後に「2,000円ののどぐろを1,500円に!さらにアジも1匹サービス!」というおばちゃんの口車に乗りお買い上げ。朝市を後にした。





能登半島の先端を目指して海沿いの道を進む。



輪島の市街地から10分くらいで【道の駅白米千枚田】に到着。



もうライダーやら観光バスで大賑わい!なにかと思って建物の横に行くと



日本海を前にした世界農業遺産・千枚田のこの景色!1,004枚にもなる田は能登の里山里海を代表するにふさわしい景観でこの混み様も納得だ。

さらに嬉しいのはこの棚田でとれた無農薬米アツアツおにぎりが食べられるコト。


基本はコシヒカリだが無農薬自然米ってここまで美味いのか。迷わず「塩にぎり」を頬張るも輪島の朝市で食べてきたので1つしか食べられない。「これは明日の朝もう1度来るしかないな!」キャンプでも食べたくて2合500円の米を購入。

信じられないくらい美味い米がココにある。輪島に来たらぜひお試しいただきたい。





さらに海沿いの国道249号線を進むと出てきたのが【塩の駅】。




敷地内では日本で唯一残る揚げ浜式製塩が行われていた。海水を砂地の塩田に撒き天日で蒸発させ砂を濾過することにより濃い塩水ができそれを煮詰めて塩を取り出す古来の技法。



※樽の水は海水

なるほど!来るときになんか通り沿いに田んぼでも畑でもない、きれいに区画された用地をたくさん見かけて来たけどあれは「塩田」だったのか!

輪島港では新鮮な日本海の魚があがり、白米(しろよね)町ではとんでもなく美味い米が作られ、珠洲(すず)市では独特な味わいを持つ大粒の塩があちらこちらで作られている。



観光施設では「能登丼」なんて豪華な海鮮をウリにしたものもあったけど、とびきりの「魚・米・塩」があればキャンパーにはもうこれだけで最高のウマ飯!奥能登最高。

さんざん食べてきたくせに妻は塩ソフトクリームを買っていた。揚げ浜式製法の塩の違いなんか解っていないだろうが喜んでいるからいいだろう。

振り返ってみればここまで綴ってきて前記事から食べているコトしか書いていない気がする。

次回はキャンプ場も紹介したい。








里山里海の風景に癒されまくり北陸の味「8番ラーメン」へ。【2018GW旅キャンプ2日目後編】
https://seasonbest.naturum.ne.jp/e3074034.html


あなたにおススメの記事
関連記事