フライパンでベーコンとクレソン炒め・私のキャンプ原点
2018/04/07(土)
週末は雨・風の予報が出ていたがそんなコトは現地に着いてから考えればいい。
またいつものテキトーな覚悟で南アルプス方面に向かうが現地に近づくにつれ天候回復。いいなコレ理想のパターンだ。
甲府南インターを降りて国道140号線沿いの【道の駅とよとみ】へ
あったあった。1束130円を2束。
道の駅では珍しく精肉コーナーもあったが今回は迷わず「ベーコン」をチョイス。
他はタマゴとトマトだけ。
「原点キャンプ」にはこれだけで十分だ。
国道52号線を富士川沿いに南下。上沢交差点を右折すればあとはキャンプ場まで1本道。
早川沿いの【南アルプス街道(県道37号線)】は富士山の西側で本栖湖などにも近い場所だが雰囲気はまったく異なり
仙丈ヶ岳(3,033m)や北岳(3,193m)、間ノ岳など「南アルプスオールスターズ」へ続く山間の道。
その憧れの峰々に向かい今度は北上すること20分。キャンプ場入口の看板があり細い道に入っていく。
キャンプ場前には以前に合宿をした家屋がまだ残っていた。
もう築70年くらい経っているだろう。でもなんだか嬉しい。
当時はこの家屋の裏の鬱蒼とした森林の枝をかきわけながら「早川」に出ていたが
今はゴルフ場のクラブハウスに続く道のような立派な道路が出来ていた。
お〜ココよココ!
手前の細い川になっているところにクレソンたくさん生えていたんだよ〜!
私は嬉しくて声を張り上げ妻に説明した。
【早川町オートキャンプ場】(山梨県早川町)
さいたま市から休憩・買い出しを含めて約3時間。
とんでもない田舎なのに「洗練された雰囲気のキャンプ場だなぁ」と感じる。
この看板の右側は切り立った崖になっていてその上は先ほどの合宿場所となった家が建っているが
木立が多くキャンプ場から建物は見えない。
なるほど、川に出るまでの森部分をごっそり切り取って造成されたんだな。
キャンプ場内は起伏がまったく無く、端から端まで緑の芝が敷かれ開放的でやたらと気持ち良さを感じる。
管理棟で受付を済ませサイトは好きな場所をどうぞとのコトなので川沿いの7番(電源付)を選んだ。
これは広い!ひさしぶりにテンマクヘキサ登場。
気温はぐんぐん上がり直射のテント内は暑いくらいだが
タープ下に入ると川からの風が涼しく感じる。やはりコットンタープの恩恵はスゴい。
夏のような日射しに爽やかな南アルプスの風。
広々サイトには早川のせせらぎと鳥の鳴き声が聞こえてきて
これは「ほんとうに気持ちいいキャンプ」になると確信。
私はこんなプレミアムな休日を過ごせる嬉しさを抑えるように
静かに妻の焚き火台へ火を入れた。
本当に気持ちいいキャンプ場【早川町AC】動かざること山の如しに続きます。