今日は「富士の麓」で野遊びを・・・【ふもとっぱら】それがキャンプだよっ!編

Suika with C

2018年03月24日 09:33

プロローグ【新富士オートキャンプ場】

【ふもとっぱら】彼の苛立ち私の遭難編の続きです。





2018/03/18(日)2日目 早朝





それでも彼は待っていた。




「その時」を信じて。




東北からわざわざ【ふもとっぱら】まで来て「手ぶら」じゃ帰れない。




東の空が白々となる頃・・・(女王は爆睡中)


ほぼ無風だった昨日とは違い今日は雲が風に流されている。









そして2時間後ついに誰もが待ちわびたその姿が彼の前に現れた!








富士山どーん!








昨日はいつもの赤いカーミットチェアとは別の「富士眺望用」のように置かれたイスに深く座り込み


タメ息まじりであまり動かなかったように見えていたが






「おはよ〜!ひなちゃ〜ん起きたぁ〜?」



足取りも軽い。





さらにこの後彼にしては珍しく


「周辺観光」に出たいと言う。


私はこんな時くらいしか彼の役に立つコトができないので「どうぞどうぞ」と留守番役を買って出たが


富士山がちょっと顔を出しただけでこうも違うのかと


「富士山パワー」をまざまざと見せつけられ素直に感心していた。






師匠がお出かけの間に東南側からの風が少し強かったのでムササビタープを張って焚き火を楽しんでいたら

2時間も経っていないのに師匠と奥さまが帰ってきた。

はぁ?







師匠:「私達「観光」はムリみたいでした。」笑



「え〜?すぐ近くに「白糸の滝」とかあるのに!?」







奥さま:「滝は〜・・・。」汗




聞けば【田貫湖キャンプ場】見て「富士宮焼きそば」食べただけで帰ってきたらしい。


根っからの「キャンプバカ」が垣間見えた気がした。







昼食は女王からまたピザが振る舞われたが


今度はゴルゴンゾーラではなく普通のやつ。最初からこっち出せ!と文句を言ったけど無視される。



劇団家奥さまからは特製ナポリタン!






カレー粉が軽く降られているスパイシー感が新鮮な味でウマいウマいと完食。


しかし隣に座っている女王に渡されたナポリタンの量が私と妻の分と比べてちょっとおかしい。





ココは触れてはならないような気がして私は見て見ぬフリを貫き通した。




その後ひなこ家は撤収。






女王がイスに座ってくつろいでいる間にご主人が手際よく車に積み込んで


女王はお約束のように白いデジカメをテーブルに残して【ふもとっぱら】を後にした。w




TATONKAタープ下は雄大な富士を前にしてゆるやかな時間が流れていた。


劇団家奥さまは明日以降のキャンプ地をスマホで探している。



奥さま:「あ〜スイートグラスとかいいな〜!」


師匠:「あいかわらずミーハーだなぁ」


師匠の眉間にシワが寄る。



確かに「今日もどこかで〜」の世界に「スイートグラス」は無いだろう。


しかし劇団家のキャンプ地選びの時間に居合わせるコトなんて貴重な体験。ここは私も加勢するコトにした。



「スイートグラス」もいいけど「キャンプアンドキャビンズ」とかいいじゃないですか?w



師匠:「う〜ん・・・それもちょっとなぁ。あ、陣馬形山とか。」



(それじゃいつもと変わんねぇじゃん・・・。)



私は「今日も〜」の1ファンとしていつものワイルドなキャンプ場で焚き火とウィスキーも好きだけど


たまにはバリバリの高規格キャンプ場でチビっ子達に囲まれビンゴカードを握りしめているような「劇団にひき」も見てみたい。



「今日もどこかで野遊びを…」にほのぼのとした「笑い」を!w



「グリンヴィラ」がいいですよ!「グリンヴィラ」最高!www



師匠:「それは・・・。」



「サンタヒルズ」なんてお洒落なトコもあるみたいで・・・。w



私はかれこれ小1時間かけて読者もたまには違う師匠を見てみたいんだよ!と力説したが

最後まで彼の首が縦に振られるコトはなかった。







私と妻は明日も休みで今夜も【新富士オートキャンプ場】に泊まることにしているが


名残惜しかったけど夕方で【ふもとっぱら】を撤収することにした。



昨夜とは違って草原のテントの数もまばらになり

うっすらと見える富士の稜線の前で


師匠には夫婦2人で静かな夜を過ごして欲しかったから。




せっかくの休暇中に私と女王でドタバタとおしかけてしまい


はじめはいつになく不機嫌だったけど


最後は「今度は東北遊びに来て!」と笑顔で私達の撤収を見送っていただいた。



この先、天気はやや下り坂のようだが

まだ2〜3日は関東にいるらしいので


あとは「今日もどこかで野遊びを…」の投稿記事を楽しみに待つとしよう。






「うさぎさんサイト」で寛ぐ師匠の姿を夢見て・・・。w








【新富士オートキャンプ場】に戻るとイスの上に差し入れがおかれていた。


そうそう。昨日気づかなかったこのキャンプ場の魅力とは「電源付4,000円」の料金面だけではなく



屋外にある炊事場も兼ねた受付に老夫婦の管理人が座っていて


舗装などされてなく周囲が森に囲まれたこじんまりとした場内は


まるでじいちゃんばあちゃんがいる田舎の家に遊びに来て


庭先にテント張らせてもらっているような


そんな気になれるようなキャンプ場だというコト。






お皿にはイチゴ、みかん、トマト、干し柿、干しイモ、せんべいがのっていて


統一感はまるで無いけど「食ってけ〜」みたいな感じが


なんだか暖かい気持ちになった。



強風時には避難先にもなりそうで

またいつか利用する時があるだろう。







2018/03/19(月)12:00





撤収後は3年ぶりに富士宮市の宮町で「富士宮焼きそば」と「静岡おでん」。





ここは数件の店が集まっているので「食べくらべ」ができる。(ハーフサイズあり)





奥方、これがダシ粉かけた「黒はんぺん」です。





目の前の浅間大社で最高の富士山キャンプができたコトにお礼とお参り。







帰りは山中湖経由で「忍野八海」に寄ったり





「道志みち」をちらほらキャンプ場眺めながらのドライブとなった。





結局なんの「接待」もできなかったキャンプだったけど


せっかくの遠征キャンプに私などにお声がけしていただいたコトは本当に嬉しかった。



女王が「キャンパー」しているところもしっかり確認できたし



念願だった「めろん VS ノエル」も実現できた。





ノエルよ、元気がいいのはいいが先に吠えた方の「負け」だ。笑





また思い出深いキャンプができたコトに劇団にひきご夫妻とひなこさんご夫妻に感謝します。


またいつかやりましょう!








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