act.1 ほんとうの空編
act.2 風と共に去りぬ 前編
act.2 風と共に去りぬ 後編の続きです。
2018年1月3日【フォレストパークあだたら6日目】
元旦の夜に吹き荒れた風は師匠を始めとする多くのキャンパーに撤収を余儀なくされた。
満サイトだった元日も2日には半分になり、3日はそのまた半分になった。
サテライト(ゴミ集積所)に無惨に置かれていたタープや破損した車のルーフボックスが痛々しい。
今日は私達も最後の宿泊日。
風はほぼ止んだが今度はかなりの雪になった。やはり一筋縄とはいかないところがこのフォレストパークの楽しさでもある。
雪は風に乗って安達太良山側から降ってくるのでテント後方から次第に埋もれていく。
ナイロン製のフライシートは初めはサラサラと落ちてくれるが
本格的に降りだすと積もりだす。
それをインナーテントの内側から妻が2時間おきくらいにバンバンと叩いて雪を落とす光景が我が家の冬キャン風物詩。
今年はトヨトミストーブが加わり、わずかな灯油の臭いと温もりの中
トリオドームの窓から見る森の雪景色がなんとも叙情的で
5年先、10年先もこんな正月を過ごせたらいいなと何度も思わせてくれた。
今年は喪中だったので例年のようなおせち料理やタラバ蟹などは控えたが
これだけの期間を気負いなく普段と変わらないような食事を作り食べ続けたのは
時間にもかなり余裕ができたにもかかわらず
風が強くて焚き火もできないし
そば粉も用意はしていたが打つコトもできず
これぞ本気の「ダラダラキャンプ!」笑
まぁ師匠がお帰りになってしまったので用意していた大量の福島牛すき焼きは堪能したが
「昼はなんにしよっか〜?」
「ん〜直売所で買った豆もちでいいよ〜」
前室でストーブにあたりながらポケ〜っとしている私に
インナーでゴロゴロとスマホ見ている妻が答えるような日々だった。
あ、そうそう。今回のキャンプで新たな発見があった。
ジェントス・ランタンの要らない機能だと思っていた「ゆらめきモード」。
強風時にインナーテントへ吊り下げるとものすごい臨場感を味わえる。ぜひお試しいただきたい。
※EX-1000C追加購入
あと1つ。「10,000Km以上走行したスタッドレス(ダンロップ Winter Max)はアテにならない!」笑
フォレストパークは標高約600Mの安達太良山麓にあるキャンプ場だが
途中、安達太良山頂の写真を撮ろうと車を停めたらさあ大変!
シャーベット状の路面から妻に押してもらいながらギリギリで発進!汗
その時はなんとかキャンプ場にたどり着けたが、翌日に郡山のオートバックスでバイアスロン(軽自用21,000円)を購入。
タイヤ4本交換した方が安かったやん・・・。
いいコトもあった。
毎年この時期は売店で何か2,000円以上買うと1枚くじをひけるイベントがある。
昨年はなんと私が1等の「高級シャンプー・リンス・ボディソープセット」をひきあて、売店スタッフ総出で祝っていただいたのだが
今年も元旦にチャレンジ!
1等のスーパードライセットは取れなかったが、なんと3等のネスカフェスティックコーヒーセット、ゲットだぜっ!!!
今年もいいコトありそうだ。
大晦日に紅白見て
元旦に格付けチェック見て
2日・3日は箱根駅伝→スポーツ王見て
1日中ゴロゴロして腹減ったら雑煮食べて
4日もレイトでのんびり撤収。
今年もまたここで新年を迎え師匠やひなこさんにもお会いできた。
最後にいつもの【あだたら】も見られたし
7日間なんてあっという間だったけど、いい年越しキャンプだった。
みなさんと妻とフォレストパークあだたらにありがとう!
また1年頑張ろう!
▼追記
フォレストパークから1度山を下りて「岳(だけ)温泉」方面へ。
温泉街中心部の交差点をさらに土湯方面に車で5分行くと
私が1年に1度訪れる「唯一」と言ってもいいスイーツ店「風花(ふうか)」という店がある。
名物のクリームブリュレと高原プリンは量も少なく(でも高い)サラっといける。
濃厚すぎる味は確かに美味い。甘いもの苦手な私が言うのだから間違いない。
毎年大晦日や元旦に訪れてきたが、いつも必ず営業しているのはありがたく
ここに来ると妻が一気にアガり、キャンプが楽しくなるのでよく利用してきた。笑
敷地内にはカフェ併設。キャンプで使えそうなシャレた木製品の食器なども販売されている。
取り寄せも可能らしいが、東北サファリパークや道の駅「つちゆ」の帰りにはぜひ立ち寄ってみてください。
チーズケーキ工房・カフェ【風花】
■住所
福島県二本松市大関438-7
■TEL
0243-24-2965
■定休日
無休
■営業時間
9:00-18:00
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