今回は新潟市内のイベント参加の為、キャンプらしいコトをする予定は無かった。
テント設営して寝るだけのつもりだったが、キャンプ場に着いてそのあまりの解放感に思わず声をあげた。
【紫雲寺記念公園AC】
新潟市の北側に隣接する新発田(しばた)市にある高規格と言えば高規格のキャンプ場。
写真の入口管理棟を越えると海岸沿いに数100M一直線にサイトが並ぶ。
管理棟で1番人気ですと言われた「D-5」を指定され奥に進めば
なるほど、サニタリーが近く砂浜へ降りる階段は目の前。
サイトの真ん中にカースペースがあるが、両脇にタープ+テントが張れそうなかなり大きめのサイトだ。
天気は良好。
日本海を前にこれだけの眺め。ここはやっぱりオープンタープでしょ!とムササビタープ(一応積んでおいた)を取り出すも
本能的に「キビしいかな?」とも思わせる強い海風。
だが強風タープ設営の経験を積むには絶好の状況だ。
これ以上ちょっとでも強く吹いたらすぐにポールを倒すつもりで設営に挑む。
風に煽られないよう注意しながらあえて妻の手を借りず風上から丁寧にペグダウンして立ち上げた。
ポールは風上側210cm、テント側180cmといつもより低くしてみたが
これはムササビの場合、タープ下で腰を屈めず移動できて特に圧迫感も無い高さ。焚き火するにはちょいキビしそうだが。
私がタープ設営している間に妻が「私も1人でできるようにならないと!」と初めて1人でインナーテントをを立ち上げてくれた。
これは素直に嬉しかった。
テントはひさしぶりにガイロープも含めフルペグダウン。
テントはステークペグ40cm×12本。20cm×5本(ベンチレーション用)、
タープは40cm×8本使用。
【小型タープ+小型ドームテント+ソリステ40cm×20本】
私が今できる最強のディフェンス。これを突破されたら笑うしかない。
タープのロープテンションはバタバタと音が出ない程度に少し緩めにしてみたが
風に煽られても、しなやかに風を流しているようでなんかいい感じ。
よし、日本海に向けて本日一夜を過ごす体制完了!
タープ下からもテント内からも海しか見えない。コレだよコレ。
沖合いにはタンカー級の貨物船が行き交い
白波の飛沫が車のフロントガラスを濡らす。
遠くにライダーのテントがちらほら見えるが
平日ほぼ貸しきりのキャンプフィールド。
夕方になるにつれ雲が多くなってきて
こりゃ今日は夕陽はムリと諦めたけど
備え付けの木製ベンチに座り、もう冬の様相を見せる日本海で過ごす時間はやっぱりプレミアム。
気温12℃。
今年めろん28泊・りんご16泊目の夜。
ホットカーペットの暖かさが嬉しい季節になった。