それがキャンプ act.1 CABANON&TATONKA
それがキャンプ act.2 夕暮れのBIALADDIN
それがキャンプ act.3 こんな酒が飲みたかった。
05/06(土)
長いようで短く感じたGWキャンプもとうとう最終日。
晴れ間も見えるが天気は下り坂のようだ。
東北組は本日も泊まりだが私達は夕方に撤収、500Kmの帰り道となる予定。
旅の途中だったらこんな寂しい感じもしなかったのだろうか。
久しぶりに飲んだけど起床05:30。
テントを出たら師匠もカメラ片手に起きてきた。さすがブロガーの朝は早い。昨夜まあまあ飲んでいたのに。
雨が降ってきそうだったのでメロンのテントにもフライシートをかけておいた。
ほどなくしてTATONKAからいいにおい。
仙台名物らしい。栃尾の油揚げみたいだ。
こういうのを一品に選ぶトコにもセンスを感じる。
あっという間に並んだ朝食。
米は師匠が用意してくれたササニシキ。
「炊飯」には一家言を持つ私だがここは師匠の腕前も見てみたい。
奥さんが米と水をシングルバーナーにセット。
師:「で、最初はどうするんだっけ?」
耳を疑った。
いつも上手く炊き上がっているのはフランス製鋳鉄鍋STAUBのおかげということか。
今回も炊き上がりは素晴らしく味もホントに美味かった。
でもなんか納得いかない。笑
しばらくして雨が降りだしてきた。
東北組はキャンプ場に近い「松楓荘」、私達は八幡平アスピーテラインの途中にある「後生掛温泉」に向かった。
後生掛温泉までは、そんなにたいした距離ではないが岩手山にかかる雨雲にやられた。
アスピーテラインの視界はひどい時はおよそ20M。1時間近くかかってようやく到着した。
秋田県鹿角市の標高1,000M位置する後生掛温泉は温泉棟のすぐ横に源泉が湧く湯治場。
アクセスは悪いが強酸性の硫黄泉信者は多くその湯を求めて全国から浸かりに来る名湯だ。
ここも総ブナ造りの浴場、湯の湧出量も豊富で文句のつけようが無いが
ゴールデンウィークにはもう来ないことにした。笑
この温泉は今回で3回目。昼食はきりたんぽ定食。
アスピーテラインは帰りもスゴい濃霧。
キャンプ場に戻ってから悔やんだのが東北組が行った「松楓荘」。
素晴らしい温泉だったと聞いた。
さらに後日
ブログにアップされた写真を見て天を仰ぐ。
広場の横には川が流れていた。雪解けの水で水量が増しているのだろう。
滞在中は常に流れの音が聞こえていたなぁ。
「松川」と言うらしい。ナビの地図でみたら北上川に流れている。
岩手山とこの川の音が今回のキャンプを思い出す時最初に出てくるはずだ。
雨があがったので私達は撤収を始めた。
ここが福島くらいだったら間違いなく「延泊」の申し出をしていただろう。
しかし東北道とはいえゴールデンウィーク最終日。渋滞を考えるとやはり今夜中には帰りたい。
風が吹いていたのでテントは乾いていたが、付いていた桜の花びらを落とすのが名残惜しかった。
たくさんかまってくれてありがとう。byめろん
最終回
それがキャンプ act.5 いつかどこかで野遊びを・・・につづく