それがキャンプ act.2 夕暮れのBIALADDIN

Suika with C

2017年05月16日 07:11

それがキャンプ act.1 CABANON&TATONKA






こんな日が来ようとは。

八幡平の空の下にColeman WeatherMaster、OgawaCampal Milford23(めろん待機用)、Cabanon Neptune3が並んだ。

感無量の夕日。生涯忘れないだろう。


少しして「今日もどこかで野遊びを・・・」に度々出演されている東北キャンパーOriさんとKim君が加わり東北4vs関東2といささか不利な形勢となった。



手前Oriさん 奥Kim君(窓付きSOUTH FIELD・新幕)


そして初めてのタープ下乾杯。



※「今日もどこかで野遊びを・・・」より無断借用


フレッシュミントのモヒートが爽やかな香りを横に座る妻にも伝えた。




口当たりもよく何杯でもいけそうだ。


ハイランダーのテーブルには近くの産直で仕入れたタラの芽が置かれた。




味もさることながらキャンプでサクっと天ぷら揚げてしまうところがカッコいい。

ふと気が付けば師匠と奥さまが2人並んで座りバーテンダー&シェフのスタイルになっていた。



こんなもてなし他にあるまい。

会社員時代に「接待」を受けた事は何度もあるが

それは金を使って更なる利益を出そうとする「ビジネス」だ。

このお2人とはなんの利害関係もない。

なのになぜこんな事してくれるのだ。


なんでも損得で考えてしまっていたマイロンリーハート。

2人は純粋にキャンプを楽しむ為にこんなスタイルを用意してくれた。

もうそれだけで胸がいっぱいだ。



夕日が沈みかける頃、彼がおもむろに席を立った。



来たか・・・。





それは「今日も〜」を愛読されているなら知っているあの「儀式」の始まり。



初めて見る灯油ランタンBIALADDINの着火。

私は彼がいつも楽しみにしているこのプレッシャーランタン着火を邪魔してはなるまいと席を離れずに見ていた。


アルコールでプレヒート。その姿はさすがにサマになっている。


しかしたかが明かり1つ灯すのにこんな手間のかかるアクト。

まぁわからないでもないが本人が好きでやっているのならそれがキャンプ。



さあ、この宴を盛大に照らしてくれメイドインイングランドよ。


彼は慣れた手つきでポンピング。

からの・・・





大炎上!!!w



あ〜あ、これだからヴィンテージってヤツは・・・


とは言わなかったが私は自分のUNIFLAME UL-X(CB缶)をボタンひと押しでポン!と着火させ、これみよがしにテーブルに置いてから彼に近寄った。



めろんも心配なようだ。



BIALADDINを覗きこむ師匠。ブログではサラッとカッコよくまとめていた。




再ポンピングで着火。静かな音を出しながら灯りはゆっくりと強くなっていく。

その時発生したわずかな煙りは少年時代を思い出させる懐かしいストーブのあのにおい。

それは少しだけケロシンランタンもいいなぁと私に思わせた。






つづく

それがキャンプ act.3 こんな酒が飲みたかった。へつづく

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