春・海鮮キャンプ act3 2人だけの宴(後編の後編)
2人の絶景BBQはこいつでフィナーレを迎えた。
生きたままの「残酷焼き」は少し心も痛んだが
こんな色に変わった頃には悲しみも薄れていた。
私は寿司屋でもエビに始まりエビに終わる。しかしこんな伊勢エビを豪快に食すことなど10年に1度の大イベントだろう。月並みな表現だがミソの甘さは深く、弾けるような身はこれもまた南伊豆の海そのものだった。
キャンプを始める時こんな日を夢見て買ったユニセラ。ありがとう。最高の仕事をしてくれたな。
夕日は水平線に沈みランタンに火が入った。
なんて楽しい1日だったのだろう。これでまた次のキャンプまで仕事を頑張れる。
明日は朝イチ撤収のため22時には就寝。夜は強い雨が降り続いていた。
最終日午前5時。
相変わらず雲は厚いが雨は止んでいた。
昨日のうちにエビのガラで炊飯に使う出汁をとっておいた。
キャンプのシメはやっぱりコレだ。
河津町産の産みたてたまごに「食べるだし醤油」を用意した。それと大きすぎて食べきれなかった煮付けの残りが少し。「朝メシ最強オールスターズ」とはいかなかったが、エビの風味漂うTKGは私達の「最高の朝食」だった。
初めての春キャンプ・海鮮BBQ。
キャンプの楽しみ方は人それぞれだけど、頑張れば頑張るほど思い出も深く刻まれることを再認識した春・絶景キャンプだった。
このキャンプは一生忘れない。
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