ランタンは適材適所と身分相応で。

Suika with C

2017年10月30日 06:33

私が使用しているランタンは3つ。

7年前にキャンプ道具を揃えた時から使っている。

当時の構想はこうだった。



メインランタンでサイト全体を照らし


※UNIFLAME XL-C



テーブルに小さめのランタン。


※UNIFLAME UL-C



そしてテント内に当時は最新だったLEDランタンを置く3台体制。


※Coleman マックスレトロランタンツインLED



余談になるが20年くらい前キャンプに初めて行く時に赤いコールマンのランタンを買った。


燃料はホワイトガソリンを使うタイプ。

ホヤにそれまでの古いコールマンロゴがいろいろ刻まれていてスタイルもとても気に入っていたのだが

加圧するポンプがエア漏れするようになり

「メンテナンスをする」「メーカーに修理依頼をする」なんてコトすら知らなかった私はランタンを買ったホームセンターに持って行き

店員からあっけなく言われた「修理できません」という言葉にそのランタンを諦め捨てたという恥ずかしい過去を持つ。


最近知ったのだがそのランタンの型式はColeman 200B-643J。




コールマン100周年記念の「センテニアルランタン」というプレートに管理番号が刻印されていたやつ。いいランタンだった。

もしまた燃料系のランタン買うならコレがいいなぁ。まぁもうないけど。




話しを戻すが、まぁこの3台で6年間テントのみのキャンプをしてきて特に問題はなかったが

大なり小なり不満に思うコトもあったのでこの機会に整理してみる。



まずメインランタンのUNIFLAME XL-C。

クリヤタイプのホヤを使えばまぁまぁ明るいので十分メインランタンとしての仕事はできる。

収納もフォールディングタイプなのでホヤが割れる心配も無くコンパクトだ。

CB缶のセットも簡単でマントルが装着されていれば、車から降ろして20秒で火がつく。


しかしこのランタンとセットでUNIFLAMEのランタンスタンドを購入したのだが冬しかキャンプしなかった我が家は大失敗だった。


まず第1に氷点下時にテントの外を明るくする必要は無いだろう。テント内にこもるからだ。

私のテントも小さいながら前室があり、真冬はテント入口をクローズして小さなストーブをつけているが

イスとテーブルを置くとスタンドなんて置くスペースは無いし前室はスタンドを入れる高さも無い。




さらに必要無いがテント外にスタンドを立ててランタン吊るしてハイパワーのCB缶を使用しても

氷点下の寒さでは、ぼんやり点いているのかいないかぐらいの明るさでなんだか悲しくなる。

なのでテント内テーブル上に置くのだが燃焼している時にテントには近づけたくないのでテーブル中央に置くけどテーブルも小さいから邪魔になる。しかも目線に来るからかなり眩しい。




次にテーブルランタンのUNIFLAME UL-C(現在廃盤・後継機はUL-T)。


これも手軽で明るく収納面も優秀。テーブルに置くときは明るさを落とせばいい感じだ。

しかし厳冬期のCB缶問題は同じ。ワイヤーがついているのでなにかに吊るすこともできるが冬でなくてもまわり全体を照らすにはチト役不足。




ランタンにセットするCB缶を縦・横向きに変えられる。テーブルに置くとなると横向きにしないと安定しないが小さいテーブルにはスペース的に邪魔になる。

このランタンはテーブル脇のラックなどに明かりを落として置いておき、ぼんやり周囲を照らしているぐらいが1番実力を発揮できると考えている。


そしてテント内で使用するコールマンランタン。これは灯りに関してはなんの問題もない。

Highにすれば本も読めるし寝るときは常夜灯として最小限の灯りにできる。




問題は今までは電源サイト前提だったのでAC電源使用だったが、今年からフリーサイトも多くなり単1電池8本使用、予備で別に8本用意しているのも少々面倒だ。


結局、私の仕事で使う投光器やマキタのハンディLEDライトなどを使ったりしながらこういった諸問題を乗りきってきたが

この先キャンプを続けて行く上で、やっぱりキャンプ道具だけでスタイルを確立させたい。


その想いは今年の夏にタープを購入したコトに拍車がかかり

問題解決に向けて備品もいくつか用意した。


まずは冬のおこもりキャンプで狭い前室対策にパイルドライバーを購入した。

春〜秋ははメインランタンのXL-Cを虫集め用として離れた場所にUNIFLAMEランタンスタンドで設置。




タープのスノーピークポールにはランタンハンガー(L)を購入。UL-Cをワイヤーで吊るしバルブ全開、タープ下はなんとか明るくなる。


そしてテーブル脇にはパイルドライバーを設置して、テーブルの真上からランタンをホヤを外して逆さに吊るす。

これは先日のブログ記事zero21keiさん8ママさんからおすすめいただいたジェントスのSOL-013Cを購入した。

またこのランタンは単1電池3本利用なので予備の電池も少なくて済むし、フリーサイトの場合は食事が終わればテント内ランタンとして使用すればより荷物も減る。


さらに陽が落ちてからの設営や緊急用に登山用のヘッドライト(BlackDiamondのリボルト)を夫婦で2台用意してあるが

暗くてもパイルドライバー打ってSOL-013C吊るすのはワケないだろうしヘッドライトだけよりも作業効率はだいぶよくなるだろう。


このジェントスランタンとパイルドライバーが加わったコトにより我が家の灯り問題点はだいぶ解消された。



これは個人的偏見だが、私が「ジェントス」を知ったのはランタンではなく工事用のマグライトだった。

10年くらい前から職人用の工具店などによく置いてあったが

高いワリには性能イマイチで、あまりいいイメージはなかったのでランタンも購入する気にならなかったのだが

こうしてキャンプ界を席巻し使っている方も多い理由がこうして手にしてみるとわかる。積載も価格も納得だ。





あとは厳冬期のメインランタンにいつか燃料系をもう1台。


さらにテーブルには先日のキャンプで師匠からのプレゼンで魅せられたカンブリアンが置かれたら





我が家のキャンプ灯り問題は無事に終結する。







続くのかな?笑



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