季節外れのオープンタープ(後編)

Suika with C

2017年05月27日 00:03

季節外れのオープンタープ(前編)の続きです。




タープが追加されたことによりキャンプ妄想の枠は凄まじく拡がった。



狭いテント前室に荷物並べなくていいんだ!


タープ内に収まる山岳テント(エアライズやMSRなど)買うかっ!?


等々、仕事で運転中も渋滞が苦にならないほどいろいろシミュレーションは尽きない。



たまたま探し始めたと同時に発売予告を目にしたTakibi-Tarp Cotton Hexaに運命を感じた。




コットン100%にはなんのこだわりも無かったが

ある記事のコメントで師匠から「影の濃さはテンマクに軍配が上がる」と肩を押され

翌日にはWILD-1に向かっていた。



後日「おしゃれキャンプの必需品TATONKAバリエーション 春だからこそのウィンタースタイル編」の記事を見てハっとする。

もし私がTATONKA 1TCを購入して2つ並べて設営した時

師匠の悔しがる姿は容易に想像できる。



いやいや、そうじゃなくて。ちょっと待て。


確かにTATONKAレクタは多様なスタイルをとることができるが

それには様々な経験が必要だ。見よう見まねで設営することはできたとしても

基本ができていない私はあっという間にダメにしてしまうだろう。使いこなすにはまだまだ修行が必要と感じた。


「お前にTATONKA 1TCはまだ早い」と言われはしなかったが

あの時テンマクを薦めていただいたのは良かったと思う。



前回のキャンプでTATONKAのポールを下げる「風」を経験した。

初めは「このくらいの風で下げる?」と内心思っていたが1時間後には強風になった。

たったそれだけのコトだが私にとっては初めてタープについて知ったコトだ。

その後タープ下の焚き火を見せてもらった。

ただ焚き火台に薪を投げ入れ高々と炎を上げ楽しんでいた私の焚き火とは違う。


今思えば初心者向けと言われるヘキサタープにして本当によかった。

それにヘキサだっていくつか張り方のバリエーションはあるハズだ。



風が吹くからタープは出さない、穴が空くから焚き火はやらないではなく

破けてもいいから穴が空いてもいいからいろいろ挑戦して自分のキャンプスタイルを探していきたい。





最近あのTATONKAの補修跡が「勲章」に思えるようになってきた。

私もあんな風になるまでこのヘキサタープを使えるようになるだろうか。


そしてあの雪のフィールドでオープンタープの下、焚き火ができるようになることが私の目標となった。





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