好きにならずにいられない

Suika with C

2017年02月24日 07:45

めろんは日に日に運動能力が付いてきて、キャリーバッグの中だけで生活するのが難しくなってきた。




ちょっとコンビニに行くなど車から出るとそのスキにキャリーバッグのネットファスナーを開けて隙間から出てきてしまう。




出てくるのはかまわないのだが、車両後方の荷台には仕事の道具などがあり、工具には刃のついているものもあるから、そこに行かれると大変危険だ。

仕事面でもめろんを置いて安心して車を離れられる「ケージ」が早急に必要になった。




都市計画区域内の住宅建築には建築基準法に基づき各自治体の許認可を要するが

車中に建築するめろんの住居には陸運局の検査を受けなければならなかった。



計画したのは木造在来工法3階建居宅。

60cm×35cm×3の床面積を持ち、軒下の高さは90cm。

屋根は陸屋根とし、ウェットシートやトイレシートを保管する物置兼用になる。

前面を格子窓にして24時間換気システムを採用した。

電気工事はLED照明を使用、環境にも配慮した。

トイレは簡易水洗を計画するも排水の許可がおりずやもなく汲取式とした。


潔く後部座席を取り外し乗車定員を(2)人にして

コンパネ・角材・釘等を購入。車内整理のため後部荷台に棚を設置した。




組み上げたら早速車検場へ行き順番待ち。




ひと通りのテスターに通し検査されて




最後の構造変更検査で若干、是正を指示されたが現地で修正。




無事に合格。登記済証(車検証)も発行された。

これで陸運局公認めろん邸の完成だ!





1階に食卓とトイレ




2階は寝室。(後にねこ鍋ベッドをセット。)




3階をリビングとした。

夜間の食事とトイレにはオート照明で対応する。




これで安心して仕事で車を離れることができるようになり

仕事中はめろんもぐっすり寝ていてくれるようになった。




私も日中の食事が安心してとれるようにもなった。






これなら一緒に旅行やキャンプに行けるじゃないかっ!!!(笑)





こうしてめろんは「キャンプ猫」の道を歩み出した。





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