2018年07月31日
ふたたび夏キャン act.2 これってワイルド系?ブナの森のキャンプ場【休暇村乳頭温泉郷キャンプ場】
2018/07/26(木)
09:00 秋田道横手ICを降りる。
前回のキャンプで平地の酷暑キャンプに懲りた2人とネコ2匹は東北の「涼」を求めて約500Kmを北上してきたが
「でもこの前とは全然違うよね!東北の方がいい!」
車内で果敢に励まし合う2人。「やっぱり夏はキャンプしなくても・・・」とどちらかが言い出せば心は一気に折れてしまうところだが今回は「東北」にわずかな望みをかけてやってきた。スタートから挫けるワケにはいかない。
まずは朝メシから。ご当地グルメは現地で食するのが我が家のしきたり。
市内で唯一朝から営業している横手焼そばの専門店「出端屋」がある「秋田ふるさと館」。地酒など様々な土産品が売っている。
関係ないけど焼けた砂浜で食べる焼そばって最高。私は青のりと紅しょうが多目のシンプルでストレートなソース味が好み。
【横手焼そば】普通に美味く食べられるけど「浪江」や「富士宮」と比べてしまうと・・・ううむ・・・。今後の進化に期待しておこう。
次に向かったのは角館(かくのだて)の武家屋敷通り。かねてから1度訪ねてみたい場所だった。
「桜」の時期が有名だが平日なのに多くの人達が観光している。
いや〜桜は緑色だけどこれはこれでなかなかシブいねぇ。どれ、ここで「一句」詠んでさしあげよう。母さんちょっと歳時記持ってきなさい。
「夏来たる・・・」
「夏は黙っていても来るモンでしょ!これだから「凡人」は・・・」
妻はなぜかキビしかった。
ナチュラル・セブンの中でも最も見映えのするセブンではなかろうか。
しかし私は武家屋敷にあまり興味が無くこれらの写真はみんな車中からの撮影。まぁあと10年も経てばショルダーバッグにガイドブック差して歩いているのかな。いや無いな。w
【結論】「角館」は桜と武家屋敷の風情を感じながら秋田の味を楽しむところである。
いや〜しかし目を引く飲食店の多いこと多いこと。しょっつる鍋やきりたんぽ鍋もいいけど夏は「比内地鶏の親子丼」が美味そうで今夜キャンプ場でのメニューはこれに決定して角館を後にした。
角館街道を30分ほど北上して田沢湖へ。日本一深い湖。
田沢湖は何度か来ていたがここから見る秋田駒ヶ岳を背に湖に浮かぶ「たつこ像」は間違いなく田沢湖1番の眺めだと初めて知る。「たつこ像」の神話は覚えてこなかった。汗
標高約250M。湖畔でキャンプ場をいくつか見たけど標高もあまり無くまだ暑そうだ。これからあの秋田駒ヶ岳中腹にある念願の秘境温泉に向かう。願わくば涼しくあって欲しい。
田沢湖近くの生鮮食料店で本日の食材を仕入れいよいよ山奥へ。たざわ湖スキー場を越えてさらに登り標高1,000M。太陽は眩しいがいつからか暑さは感じなくなりつづら折りの道を期待に胸弾ませ車を進めていくとブナの原生林に囲まれた大自然の中にそのキャンプ場はあった。
【休暇村乳頭温泉郷キャンプ場】(秋田県仙北市)
普通「休暇村のキャンプ場」と言えば近くにどーん!と本館があってきれいに整備された公園やテニスコートなどが併設されている安全・安心な高規格施設。我が家も全国のいろいろな休暇村を利用してきたがこのキャンプ場は他の休暇村とはあきらかに雰囲気が違う。なにか「危険な匂い」が・・・。
確かに地図上では本館は近くにあるが車で急登5分。歩く距離じゃない。周囲はブナの木しか見えず管理棟の前に車を停めて落ち着こうにも頭の中にはもう「クマ」の2文字しか浮かんでこない。
先日休暇村から「手ぶらでキャンプ」プランを楽しむ女の子達のワイワイBBQで盛り上がっている光景が載っているパンフレットが送られてきたが冗談じゃない。どう考えても「手ぶら」じゃムリだ。私は薪割り用の斧と先端の尖ったパイルドライバーが車に積んであるコトをさりげなく確認した。
管理棟には優しそうだけどイザという時にはちょっとムリっぽそうなおじさんが1人。しかも18:00で管理棟は閉まる。汗
「緊急連絡先」に休暇村本館の電話番号が書かれているがアテにはできないだろう。てか携帯電話はまさかの「圏外」だ。大汗
幸いにも管理棟から1つ設営中のテントが見えた。まぁ他にもいるなら・・・と覚悟を決めてチェックイン。
「あ〜どの場所がいいかね?どこでも空いてるけど。ヒヒ。」
料金を聞いたら広めのオートサイト(電源付)3,090円、通常のオートサイト(電源無)が1.030円。まるで消費税が3%のまま時間が止まったような価格設定だなと思ったが迷わず通常のオートサイトを選んだ。
案内図をもらい先ほど見えたキャンパーの高級芝サイト(電源付)からさらに奥に車を進め坂を下ってブナ林に入ると周囲の状況が著しく変わった。
どどど どこからでもクマ来られるじゃん!?
act.3に続きます。
09:00 秋田道横手ICを降りる。
前回のキャンプで平地の酷暑キャンプに懲りた2人とネコ2匹は東北の「涼」を求めて約500Kmを北上してきたが
やっぱ暑いっ!w
「でもこの前とは全然違うよね!東北の方がいい!」
車内で果敢に励まし合う2人。「やっぱり夏はキャンプしなくても・・・」とどちらかが言い出せば心は一気に折れてしまうところだが今回は「東北」にわずかな望みをかけてやってきた。スタートから挫けるワケにはいかない。
まずは朝メシから。ご当地グルメは現地で食するのが我が家のしきたり。
市内で唯一朝から営業している横手焼そばの専門店「出端屋」がある「秋田ふるさと館」。地酒など様々な土産品が売っている。
関係ないけど焼けた砂浜で食べる焼そばって最高。私は青のりと紅しょうが多目のシンプルでストレートなソース味が好み。
【横手焼そば】普通に美味く食べられるけど「浪江」や「富士宮」と比べてしまうと・・・ううむ・・・。今後の進化に期待しておこう。
次に向かったのは角館(かくのだて)の武家屋敷通り。かねてから1度訪ねてみたい場所だった。
「桜」の時期が有名だが平日なのに多くの人達が観光している。
いや〜桜は緑色だけどこれはこれでなかなかシブいねぇ。どれ、ここで「一句」詠んでさしあげよう。母さんちょっと歳時記持ってきなさい。
「夏来たる・・・」
「夏は黙っていても来るモンでしょ!これだから「凡人」は・・・」
妻はなぜかキビしかった。
ナチュラル・セブンの中でも最も見映えのするセブンではなかろうか。
しかし私は武家屋敷にあまり興味が無くこれらの写真はみんな車中からの撮影。まぁあと10年も経てばショルダーバッグにガイドブック差して歩いているのかな。いや無いな。w
【結論】「角館」は桜と武家屋敷の風情を感じながら秋田の味を楽しむところである。
いや〜しかし目を引く飲食店の多いこと多いこと。しょっつる鍋やきりたんぽ鍋もいいけど夏は「比内地鶏の親子丼」が美味そうで今夜キャンプ場でのメニューはこれに決定して角館を後にした。
角館街道を30分ほど北上して田沢湖へ。日本一深い湖。
田沢湖は何度か来ていたがここから見る秋田駒ヶ岳を背に湖に浮かぶ「たつこ像」は間違いなく田沢湖1番の眺めだと初めて知る。「たつこ像」の神話は覚えてこなかった。汗
標高約250M。湖畔でキャンプ場をいくつか見たけど標高もあまり無くまだ暑そうだ。これからあの秋田駒ヶ岳中腹にある念願の秘境温泉に向かう。願わくば涼しくあって欲しい。
田沢湖近くの生鮮食料店で本日の食材を仕入れいよいよ山奥へ。たざわ湖スキー場を越えてさらに登り標高1,000M。太陽は眩しいがいつからか暑さは感じなくなりつづら折りの道を期待に胸弾ませ車を進めていくとブナの原生林に囲まれた大自然の中にそのキャンプ場はあった。
【休暇村乳頭温泉郷キャンプ場】(秋田県仙北市)
普通「休暇村のキャンプ場」と言えば近くにどーん!と本館があってきれいに整備された公園やテニスコートなどが併設されている安全・安心な高規格施設。我が家も全国のいろいろな休暇村を利用してきたがこのキャンプ場は他の休暇村とはあきらかに雰囲気が違う。なにか「危険な匂い」が・・・。
確かに地図上では本館は近くにあるが車で急登5分。歩く距離じゃない。周囲はブナの木しか見えず管理棟の前に車を停めて落ち着こうにも頭の中にはもう「クマ」の2文字しか浮かんでこない。
先日休暇村から「手ぶらでキャンプ」プランを楽しむ女の子達のワイワイBBQで盛り上がっている光景が載っているパンフレットが送られてきたが冗談じゃない。どう考えても「手ぶら」じゃムリだ。私は薪割り用の斧と先端の尖ったパイルドライバーが車に積んであるコトをさりげなく確認した。
管理棟には優しそうだけどイザという時にはちょっとムリっぽそうなおじさんが1人。しかも18:00で管理棟は閉まる。汗
「緊急連絡先」に休暇村本館の電話番号が書かれているがアテにはできないだろう。てか携帯電話はまさかの「圏外」だ。大汗
幸いにも管理棟から1つ設営中のテントが見えた。まぁ他にもいるなら・・・と覚悟を決めてチェックイン。
「あ〜どの場所がいいかね?どこでも空いてるけど。ヒヒ。」
料金を聞いたら広めのオートサイト(電源付)3,090円、通常のオートサイト(電源無)が1.030円。まるで消費税が3%のまま時間が止まったような価格設定だなと思ったが迷わず通常のオートサイトを選んだ。
案内図をもらい先ほど見えたキャンパーの高級芝サイト(電源付)からさらに奥に車を進め坂を下ってブナ林に入ると周囲の状況が著しく変わった。
うわーマジかー!
どどど どこからでもクマ来られるじゃん!?
act.3に続きます。
この記事へのコメント
こんにちは!
乳頭温泉いいですね〜!
温泉湯治キャンプにはもってこいなキャンプ場ですね^^
お盆キャンプに名前が1度上がりましたが
混みそう…そんな理由で却下でした!
Suicaさんの記事で行った気になります笑
乳頭温泉いいですね〜!
温泉湯治キャンプにはもってこいなキャンプ場ですね^^
お盆キャンプに名前が1度上がりましたが
混みそう…そんな理由で却下でした!
Suicaさんの記事で行った気になります笑
Posted by 劇団にひき at 2018年07月31日 16:51
こんにちは。乳頭温泉郷はどこの宿でも立ち寄り湯を営業していますので好みでいろいろな趣の風呂を楽しめますが、師匠却下の1番の理由はキャンプ場からどの風呂も歩いては行けない、つまり炎天下の設営後すぐに「飲めない」ってコトではないでしょうか。笑
イン後1度サイトを見に行って怖じけづいた私は管理棟に戻り料金上がっても管理棟脇のひらけた安全芝サイトに変更しようとしたのですが、妻から「にひきさんならアッチだよ。」とボソッと言われ仕方なくそのまま林間サイトに。汗
設営時ブナ林の中でビクビクしていた私には「なに休暇村のキャンプ場で騒いでいるんだか・・」というどこからか聞こえてくる奥さまの声のような見えない敵とも終始戦っていましたが、終わってみればいいキャンプ場でした。ww
イン後1度サイトを見に行って怖じけづいた私は管理棟に戻り料金上がっても管理棟脇のひらけた安全芝サイトに変更しようとしたのですが、妻から「にひきさんならアッチだよ。」とボソッと言われ仕方なくそのまま林間サイトに。汗
設営時ブナ林の中でビクビクしていた私には「なに休暇村のキャンプ場で騒いでいるんだか・・」というどこからか聞こえてくる奥さまの声のような見えない敵とも終始戦っていましたが、終わってみればいいキャンプ場でした。ww
Posted by Suika with C at 2018年07月31日 17:26
乳頭温泉かー!!
秋田までいく辺りさすがです!
羨ましい~!!
こっちから何時間かかります?
Suikaさん休暇村制覇しそうな気がする(笑)
昨日タイムリーなことにテレビで
角舘出てて、行ってみたーいと思っていたら
行った人がここに(笑)
3ヶ月振りにブログ書いたひなこよりw
秋田までいく辺りさすがです!
羨ましい~!!
こっちから何時間かかります?
Suikaさん休暇村制覇しそうな気がする(笑)
昨日タイムリーなことにテレビで
角舘出てて、行ってみたーいと思っていたら
行った人がここに(笑)
3ヶ月振りにブログ書いたひなこよりw
Posted by ひなこ (noelhina) at 2018年07月31日 19:41
自宅は東北道へのアクセスがすごく楽なので首都高や圏央道経由の東名・中央高速で富士山周辺に行くなら仙台ぐらいまで行くのとあまり変わらないのよ。箱根行くなら高湯の方が楽って言う方がわかりやすいかな。w
だから秋田横手インターまで約500km、安全運転でも休憩1時間含めて6~7時間見ればOKです。
ひなこさんが武家屋敷や新潮社記念文学館などに興味をお持ちなら別ですが、思っていたほど「THE・角館」みたいな町並みは多くなく記事文中でも申しましたが「昼食ついでにぶらっと散策」みたいな感じがベストと思います。その代わり秋田の味覚はほとんど制覇できるくらい飲食店は充実しているトコでした。そういう意味ではひなこさんにピッタリの町ではないでしょうか。ww
遠方の旅なら「困ったときの休暇村!」です。
夏場は特にそうなのですが秘湯を守る会や昔からの湯治場などでは「洗い場」が無い時ありますよね。それだといくら湯が良くても髪はシャンプーで洗わないとなんか納得できなくて・・・。なので遠くのいい湯に入ってきて休暇村は戻ってきてから本館でシャンプーしてサッパリする為のいわば「保険」でもあるのです。
あ、でもまだまだ語りたいので今度「休暇村ノススメ」記事書きますね。ww
蔵王の大露天風呂、ビリビリ楽しんできました。フフフ。
だから秋田横手インターまで約500km、安全運転でも休憩1時間含めて6~7時間見ればOKです。
ひなこさんが武家屋敷や新潮社記念文学館などに興味をお持ちなら別ですが、思っていたほど「THE・角館」みたいな町並みは多くなく記事文中でも申しましたが「昼食ついでにぶらっと散策」みたいな感じがベストと思います。その代わり秋田の味覚はほとんど制覇できるくらい飲食店は充実しているトコでした。そういう意味ではひなこさんにピッタリの町ではないでしょうか。ww
遠方の旅なら「困ったときの休暇村!」です。
夏場は特にそうなのですが秘湯を守る会や昔からの湯治場などでは「洗い場」が無い時ありますよね。それだといくら湯が良くても髪はシャンプーで洗わないとなんか納得できなくて・・・。なので遠くのいい湯に入ってきて休暇村は戻ってきてから本館でシャンプーしてサッパリする為のいわば「保険」でもあるのです。
あ、でもまだまだ語りたいので今度「休暇村ノススメ」記事書きますね。ww
蔵王の大露天風呂、ビリビリ楽しんできました。フフフ。
Posted by Suika with C at 2018年07月31日 22:00
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。